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2026年春アニメ簡易感想 その25

 

 

勇気爆発バーンブレイバーン

スノウボールアース

 

鉄男&イサミ((「対」とは一体……?))

ユキオ&ブレイバーン「「そういうものなんでス!」だ!」

 

 

 というわけで現在放送中のアニメ『スノウボールアース』とあの『勇気爆発バーンブレイバーン』がまさかのコラボ。色んな意味で伝説を残したブレイバーンから現行ロボットアニメであるスノウボールアースに擦り寄ってくる(?)形で組み合わさるとは思いもしませんでした。後者の監督である大張正己氏の描きおろしイラストまで公開され、両作品のファンなら思わず胸熱になることでしょう……いやでもブレイバーン気持ち悪いから色々と……

 

 

 さらにスノウボールアースの原作者・辻次夕日郎氏によるコラボ漫画も掲載。これまた作者の描き下ろしでかなりの力の入れようが伺えます。漫画の内容も怪獣軍団に苦戦する鉄男&ユキオの前に突如イサミ&ブレイバーンが助太刀に来る唐突さですが、向こうの無法ぶりを知っているとあまり違和感がないのがまた面白いですね。(イサミが鉄男を変人扱いしていますが、お前も大概だからね?)

 何よりユキオがブレイバーンのファンというのが面白ポイント。自我を持ちパイロットへの深い愛情を注ぐロボットとして強くリスペクトしているとのことで、アニメもしっかり視聴している重度のオタクっぷりには変な笑いが出てきます。ラストに出てきたタイトルの「対」に関してもブレイバーンと一緒に「そういうものだから」で流すなど、意外と波長が合っているのが余計にじわじわきますね。新旧ロボットアニメとしてある種理想的な共演を果たしており、大いに楽しませてくれました

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター ワンダーボヤージュ

第138話「偽ライジングボルテッカーズ登場!?」

 新たな旅が始まった矢先にライジングボルテッカーズを名乗る何者かが出現。しかしふたを開けてみればリコたちの大ファンで、家族全員で彼女たちのコスプレをして人助けをしている事実にほっこりきました。個人的に本物と間違われて迷惑をかけてしまっているとはいえ、やっていることは悪くないですし彼らの熱烈な強火ファンムーブのおかげで毒気が抜かれてきますね。(キャンピングカーをブレイブアサギ号風に改造したりと熱意が感じられるのがグッド)

 何よりこれまでライジングボルテッカーズが悪者として吹聴されてきた過去を思えばこそ、純粋に憧れてくれるファンが現れたのは嬉しいところ。劇中でも言われていたように、リコやロイたちの冒険が誰かの心を動かしていると思うと胸が熱くなってきます。そのうえロイが子どもたちの背中を押してくれるシーンでさらにウルっときますね。はじめはフリードたちに導かれていた少年少女たちが、すっかり新しい世代を導く側に回っており感慨深くなって仕方ありませんでした。

 そんなコスプレ一家とのバトルも描かれましたが、全員ピカチュウ系列を揃えたパーティーで連携も抜群と強かったのが印象的。中でもママとパパそれぞれのライチュウがメガシンカした時は、予告でわかっていても度肝を抜かれましたね。ちゅうちゃ(メガライチュウX)ライお(メガライチュウY)を使いこなす両親の実力を体感した後で、2人が元エリートトレーナーだと明かされても大いに納得がいった次第です。そのうえでこの2匹を打ち破ったマスカーニャとラウドボーンのコンビネーションも高く評価したいところ。

 

 

Dr.STONE(4期)

第33話「全てが欲しくて」

 月面行きロケットの完成を目指し、次は杜仲茶(とちゅうちゃ)確保に行くぞ!と一見関係なさそうなお茶摘みパートから、あれよあれよという間にインターネットが開通。世界中のエンジニアと繋がってロケットの設計図を構想していく過程は、これまで以上にスムーズなやり取りとして目に留まりました。やはり専門家ばかりが揃っているので、千空とゼノの話題にしっかりついてこれるのが大きいですね。CADシステムを駆使しリアルタイムで支え合う絵面に、プロならではの軽やかさが感じられます。

 そして今回のメインとも言えるロケットに乗る宇宙飛行士選抜試験もスタート。こちらは対ホワイマンを想定した未知の戦略が必要なため、適性のある人物に宇宙飛行士の訓練を受けさせる……即ち本作のメインキャラから選ばれる流れとして違和感が無かったのが良かったですね。中でも千空は最大の欠点である体力のなさを克服するため、かつてないほど疲弊しているのが愉快でした。それでも父・百夜と同じトレーニングを重ねていることに想いを馳せつつ、嬉しそうに努力する姿を見せてくれるので応援したくなってきたところです。

 科学者は千空、戦闘員はコハクと決まっていく中で、1人怪訝な表情を浮かべていたのが龍水。パイロット候補として仲間たちから最有力と持て囃されている傍ら、自分以上に相応しい人物としてスタンリーのことを思い浮かべるラストに胸打たれました。いつも自分が自分がと我の強い龍水にしては珍しいものの、欲しいもののために決して妥協しない彼のポリシーを思えばある意味当然。自分のことでも決して妥協しない龍水の潔さに、カッコよさと切なさを感じずにはいられません

 

 

スノウボールアース

第9話「怪獣大戦争」

 ついに始まった怪獣VS怪獣の大決戦。蒼&人間の大地のコンビが一見数的不利に見えましたが、ものともせず3体を次々と撃破していく光景に凄まじい爽快感を得ました。炎を操る能力に加えて機動力も高めと隙が無く、敵から「大怪獣レベル」と称されるのも納得の強さでしたね。中でも捕食形態“太陽の子”を発動した時の蒼の迫力(大地は炎が消えて貧相になっているのがややネック)も相まって、ある種惚れ惚れとする美しさを何度も感じ取った次第です。

 また今回の怪獣プロレスで本作の怪獣の特徴である「捕食形態」が描かれたのが、個人的には興味深いポイントですね。各怪獣ごとに攻撃的な戦闘形態を所有しており、いざという時の切り札として開放する流れは少年漫画の文脈としても見事。(卍解とかそういうテイストに近いです)他の怪獣たちにもこうした個性を出していくようですし、今後出てくる怪獣たちの捕食形態が楽しみになってきました

 そして鉄男&ユキオも見ているだけでは終わらず、ラストにスノウボール・ランパートなる新形態をお披露目した時はテンションが爆上がりしました。何よりこの新ボディを作るためにモール内の男たち総出で自転車発電に勤しむシーンが、暖かくて不思議と感激を覚えてきます。心を開いて他人を知る勇気を得られた鉄男が、今度こそ!と立ち上がるシチュエーションも相まって胸が熱くなる復活劇でしたね。

 

 

黄泉のツガイ

第9話「抱擁(エンブレイス)と囁き(ウィスパー)」

 デラさんとの帰宅中にさらなる追跡犯との戦闘、そして謎のツガイ出現と息つく暇もなく激動の展開が待っていました。何といってもラストに姿を見せた「手長」と「足長」は不気味な異形と邪悪な笑みで、如何にも凶悪そうな印象を与えてきます。そのうえ左右様が身構えるほどの事態ということで、これだけで強敵であることが読み取れてきますね。ここまでは影森家ばかりに警戒してきただけに、いよいよさらなる脅威への緊張感が解き放たれてきたと言えるでしょう。

 そんな終盤以外ではユルの社会勉強、もとい現代日本に馴染んでいく過程が見どころの1つ。左右様と一緒に文明の利器に驚いたり大興奮したりと、初々しい反応を久々に魅せてくれたので癒されましたね。それでいて弓矢の調達を真っ先に考えていたりと、根がハンターなので言動がいちいち物騒なのがじわじわきます。デラさんに関してはまぁ……社会勉強と称してギャンブルに付き合わせるのはどうかと思うよ!(ちょうどギャンブルで借金した奴も判明するのが余計にアレ)

 一方影森家パートではアットホームに見せかけた非情な当主の場面に鳥肌が立ちました。襲撃者を雇ってくれる一見好々爺のような立ち振る舞いをしながら、体のいい鉄砲玉を調達した程度の扱いなのが恐ろしいです。ツガイ経由で契約者の個人情報を探れる「黒谷フユキ(くろたに・フユキ)」を使い、実質家族を人質に取っているとも取れるのがまたゾッとするポイント。結局真っ黒なアウトローに違いなかったということもあって、前回ユルが影森の庇護を断ったのは正解だと言わざるを得ませんね

 

 

 ロボットアニメを好きな身としては、上述の2作のコラボは非常に嬉しい話でした。 何より最近始まった『トランスフォーマー ワイルドキングW』を筆頭としたタカラトミーのロボットアニメ作品、それらも加えてロボットに触れる機会がドンドン増えているのが喜ばしい限り。ブレイバーンを通じてスノウボールアースも話題になっていましたし、この調子でロボット人気も高まっていけばと1ファンとして願ってやまないですね

 

 

 ではまた、次の機会に。