新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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2026年夏アニメ簡易感想 その26

 

 

 

 先日8月26日より『ウソツキ!ゴクオーくん』と『カシバトル』のコラボカフェが池袋にて開催中。いずれも吉もと誠氏が手掛けた人気作品で、月刊と週刊それぞれのコロコロコミックの代表作でもあります。密かながら高い人気を誇る2作がこうしてコラボカフェをやるようになったというのは、それぞれのファンである身としてもかなり嬉しい話ですね。特にゴクオーくんは当ブログで何度か触れており、多くの人に薦めたい作品なので話題になるだけでテンションが上がります

 

metared19.hatenablog.com

↑以前ゴクオーくんに触れた際の話は上の記事を参照。

 

 

 と思っていたらコラボカフェ開催記念でゴクオーくんの無料公開が期間限定で始まっていました。無料範囲も単行本10巻分とかなり多めで、月刊誌連載故1話1話が濃密なので読み応えも抜群。(メタレドの推しキャラの1人、ユーリィのエピソード範囲なのもグッド)まだ読んだことのない人にも、是非ともこの機会にゴクオーくんを読んでほしいですね

 そしてカシバトルの方は残念ながら大量無料公開はしていないものの、毎週3話無料になっているので今から追っていけば十分間に合うでしょう。こちらはお菓子をテーマとしたバトル漫画と一見ほんわかしそうですが、その実ハードな世界観とイカれたキャラクターが織りなす意外と硬派な作品。劇中世界が閉塞した空気感で支配されているからこそ、ひと時の幸せを与えてくれるお菓子の存在の重要さが伝わってくるので中々重めなのが面白いんですよね。ゴクオーくんと並んで吉もと氏の完成した理念が込められたカシバトル、こちらも是非ともおすすめしたいです

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

天幕のジャードゥーガル

第10話「知恵」

 モンゴル帝国を盛り立てた炉の主・トルイ死す────

 さながら神話の英雄が如く、オゴタイの身代わりとなってあの世に残ることを選んだトルイに涙がボロボロ零れてしまいました。オゴタイが悲しみソルコクタニですら意気消沈する様子から、トルイがどれだけ慕われていたかが伝わってきます。そしていつの間にかトルイのことをここまで好きになっていることに驚きつつ、トルイ亡き後のトルイ家の凋落に愕然とすることに。ここまで思い通りに事を運ばせたであろう、ボラクチンの笑みにも恐怖を感じましたね。

 他にも肝心のシタラの復讐が宙ぶらりんになってしまったのがこれまた強烈。奥様を殺した仇は死に取り返したかった原論も戻ってきたものの、全て本人の蚊帳の外で起こった出来事なのでやるせなさの方が残ってしまいます。そのうえボラクチンの話術に圧倒されるシタラを見て、向こうの方が一枚上手だと視聴者としても思い知らされましたね。シタラ本人は盤面をかき乱す魔女を演じていたつもりですが、実際はボラクチンらそれ以上の悪女たちによって利用される駒に過ぎなかったということでしょうか。

 そのうえで復讐に再び身を燃やすシタラを見て、嬉しいような悲しいような複雑な胸中も抱きました。負けたままでいられないとばかりに立ち上がる姿はカッコいい反面、復讐を捨てきれず幸せになる道を遠ざけたのは何とも切なかったですね。ムハンマド坊ちゃんたちとのトゥースとの思い出も、今となってはシタラを修羅の道に駆り立てる呪いになってきているとすら思えてきます。一方で未だ行方が知れないドレゲネを仲間として認め、彼女を探す姿は素直に応援出来るのですが……

 

 

鉄鍋のジャン!

第9話「未来への独創」

 中華料理人選手権もいよいよ決勝戦。ジャンとキリコともう1人「セレーヌ楊(セレーヌ・やん)」の3人で繰り広げられる決勝の模様は、調理工程の時点で見どころ満載でした。まず注目すべきジャンは今となっては有名な刀削麺(ダオシャオミェン)の技を披露していましたが、高速回転しながら全ての鍋に麺を入れていく絵面に笑いが止まらなかったです。しかし回想シーンもあって祖父と築き上げてきた技術の集大成を見せつけるかのようで、シュールながら胸が熱くなってきましたね。(また連載当時日本では知られていなかった刀削麺を広めた原作を褒めるナレーションもここすきポイント)

 そして楊は父親が目指したヌーベルシノワ(新しい中華料理)を目指そうとする姿勢が印象的。餃子のような作り方で韓国のコチュジャンを使ったりと、中華の枠組みに囚われない光景はこの場の誰よりも近未来感に溢れていましたね。何より楊本人のあっけらかんとしたキャラクターのおかげで、見ていて爽快感を覚えるのもポイントでしょう。主人公のスタンスを否定しない数少ないキャラということもあってか、ここまでの大会でも屈指の強者としてのイメージが定着してきたかもしれません

(キリコに関しては次回その実力が明らかになるのでお楽しみに。個人的にはこの時のキリコの料理が特に気に入っているので……

 

 

黒猫と魔女の教室

第20話「スピカVSアリア」

 100ポイントのダイヤを巡り、いよいよアリアとの直接対決が開始!!長いこと辛酸を舐めさせられてきたスピカの回想を交えつつ、これまでとは違うことをアリアと視聴者双方に見せつけてくれた感覚を覚えます。圧倒的な魔力と物量で水と氷を操るアリアに対して、バーバリウムブックでコレクションした様々な植物を使って対抗していくのも見事。天才との実力に対し培ってきた知識と小技を総動員していくスタイルは、絵面が毎回華やかで楽しいのもあって見応え抜群でしたね。

 そしてかつてないほど本気のスピカにアリアも少なからず本気になりつつあるのが面白いところ。これまでのエピソードでも描かれていましたが、スピカの決して諦めない根性を誰よりも理解しているのがアリアなのでしょう。そんな彼女に何度も突っかかってきて打ち負かすメスガキ性根は問題なものの、スピカへの好意が隠しきれていないので何とも微笑ましくなってきますね。だからこそそんなアリアが本気でスピカを認めようとしている、この状況がどれだけすごいことかがそれとなく読み取れてきました。

 

 

BLEACH 千年血戦篇ー禍進譚ー

第46話「THE END

 あの衝撃のアニオリ展開からどうなるのかと思った矢先、ユーハバッハの真なる力で一気に絶望させられることに。未来を改変する全知全能の本領が発揮され、原作通り天鎖斬月が折られる展開に変な笑いと共に衝撃を受けました。そのうえでアニメではユーハバッハがルキアたちをボコボコにして、一護の心を念入りに折ってきたのが恐ろしかったですね。一護にとって仲間を傷付けられることが何よりも堪えることだと理解しており、最も効果的な手段だったので説得力が段違いに上がっていたと思います。それはそれとして織姫を生き返らせてくれてありがとう陛下!!

 一方で石田VSハッシュヴァルトの方は、事象を移し替える完全反立(アンチサーシス)と不運という名のダメージを相手にも与える世界調和(ザ・バランス)によるインチキ能力合戦。しかし能力バトル以上に、石田の言葉がハッシュヴァルトのメンタルに大ダメージを与えてきたのがメインでした。石田本人からすれば友達のために迷いを振り切ったことを語っているだけですが、バズビーを殺してしまった向こうからすれば特大の地雷になっているのがおかしかったですね。親友と陛下のどちらかを選ぶことから逃げていたハッシュヴァルトの情けなさは、ある意味アニメでずっと見たかった場面だったので興奮が止まらなかったですよえぇ

 とはいえ聖別を受けたこと(アニメでハッシュヴァルトが一護の卍解を破壊するための保険だった事実が判明したことにはびっくり)で最後の最後に満足し、吹っ切れたのはハッシュヴァルトにとっては幸福だったことでしょう。自分は出来なかったことを果たそうとする石田の背中を押してくれたりと、スピード展開ながら自分なりのケジメは付けられたと思います。死に際の「B」のバッジがまた涙を誘いましたね。

 

 

DIGIMON BEATBREAK(デジモン ビートブレイク)

第45話「兄と弟」

 

 キョウの腕がぁぁぁぁぁぁぁ!!

 ムラサメモンがぁぁぁぁぁぁ!!

 

 いやぁ追い詰められるトモロウだけでも辛かったのに、キョウとムラサメモンにさらなる悲劇が訪れたことに絶句せずにはいられませんでした。デジモンアニメでは珍しい手足欠損描写が盛り込まれたうえ、パートナーがデリートされる喪失が襲い掛かってきたのは衝撃的。特にムラサメモンが消滅する様は、あまりにも無情でこれまでになくショッキングでしたね。(本作のデジモンに転生要素がないからこそデリート=完全なる死は確定なのが……)消えてしまう寸前にキョウとのささやかな思い出を噛みしめるムラサメモンの嬉しそうな表情に、余計に涙がボロボロ溢れてしまったほどです。

 キョウたちの苦難にばかり目を向けてしまいますが、前半のトモロウの黒いe-パルスが奪われる展開もエグいの一言。兄を操られた挙句、尊厳を破壊することでこちらの怒りを誘うところまでゲンジョウの作戦だったので憤らずにはいられません。そうしてヘリオスボアモンが進化した究極体・アルバタスモンの災害のような能力も、物語の絶望感を引き出すのに一役買っていたと思います。終盤に入ってかつてないほど大ピンチがやってきましたが、容赦のないフルスロットルなところが実にこのアニメらしかったですね

 

 

 ゴクオーくん&カシバトルの話から転じて週刊コロコロコミックの話に入りますが、こちらでは現在様々な連載作品が無料公開されています。『ベイブレードX』や『ソニックと勇気のつるぎ』のような本家月刊コロコロの作品から、『ダウナーお姉さんは遊びたい』『ゾンちゅう~ゾンビJKはゲーム配信中~』といった週コロオリジナル作品も対象と結構多め。これを機に週コロ作品に触れていくのもアリだと思うので、興味がある方は是非とも下のリンク先をチェックです!!

 

www.corocoro.jp

 

 

 ではまた、次の機会に。