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仮面ライダーゴースト 第1話 「開眼!俺!」 感想

命、燃やすぜ!
アクション盛りだくさんの新ライダー






















 平成仮面ライダーも早いもので17作目に突入。ゴーストの活躍自体はドライブの映画などで先に見ましたが本格的にスタートしたので感想を書いていきたいと思います。

・天空寺タケル
 本作の主人公はゴーストハンターの父を持つ偉人マニアの模様。登場時点でヘナチョコ感がありますが、演じている人の演技力もあってその拙さがどこか可愛くていいですね。予告の時点で死ぬことは既に分かっていたのですが、まさか10分も経たずに死ぬとは思いませんでした。しかも割と生き返るのも意外とあっさりしており、良くも悪くも死んだことがあまり重く描かれていませんね。序盤からそんな暗い展開にされても困惑するのでこれくらいがちょうどいいのでしょう。(というか”死んで生き返る”って展開自体平成ライダーではお馴染みな気がする)


・眼魂<アイコン>
 本作のキーアイテムとなるおもちゃ目玉。英雄の魂が宿っており、15個集めると何か強力な力を得るとかなんとか。タケルは生き返るために99日までに15個集めないといけないようですが、1年やる作品にそんなタイムリミットを設定して大丈夫なんでしょうか。それまでに15個全部出しておかなきゃいけないでしょうし、もしそうしたら今年のおもちゃの数と値段がとんでもないことになりそう……。何はともあれ、この先どんな英雄の眼魂が出てくるか気になるところです。


仮面ライダーゴースト

 バッチリミナー! バッチリミナー!

 カイガン!オレ!

 レッツゴー!覚悟!

 ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!

 というわけでタケルが変身した仮面ライダーゴースト。のっぺらぼうのような素体から浮遊するジャケットを纏うような形で変身するシステムは電王や鎧武で既に似たようなものがあったものの面白いと思いました。戦闘スタイルは普通に立って戦うだけかと思ったらフワフワ浮いたりしたりと結構トリッキーです。そしていきなりキック技で怪人を撃破するのですが、もうちょっとカッコよく飛び蹴りすることは出来なかったのかな…?直立姿勢でやると妙にダサく見えてしまいました。
 しかし今回はそれだけに留まらず、バイクに乗って再び変身したり、さらに……

 カイガン!ムサシ!

 決闘!


 超剣豪!!

 基本形態のオレ魂からムサシ魂にいきなりフォームチェンジしたのには驚きました。ムサシは2話になってようやく出てくるとばかり思っていたので。見た目はオレ魂よりもカッコよく見えて結構好みなんですが、ちょんまげのつもりなのか頭に刀が刺さっているのには笑ってしまいました。武器のガンガンセイバーを2刀流にして戦うのもカッコよかったです。そして最後に2体目の怪人を撃破。何気に1話から複数体の怪人(戦闘員除く)を倒すのは今回が初めてでしたね。


・眼魔
 さて今回の敵役となる眼魔ですが、いきなり登場してきたのでどういった存在なのかはまだつかめません。しかしゴーストが使うのと同じ形状の眼魂を使って現れたことから、「何かの魂」といった存在なのかもしれませんね。そして彼らを作り出した黒服の男や謎の青年についても気になるところです。オーズのメダルみたいに争奪戦になるのでしょうか?
 またこいつらは普通の人間には見えない特徴から好き勝手暴れまわる映像を見てこれならドライブと連動させることが出来るなと思いました。


・仙人
 竹中直人演じる仙人と悠木碧が声をつとめるユルセンは2人の異なる演技力の高さに改めて大ろ過されました。特に仙人の真面目な時とふざけている時のギャップが凄い。まだまだ謎が多いですが、とりあえずは今のところギャグキャラのポジションでしょう。しかし仮にも大物を起用してきたので何かしら重要な立ち位置になりそうですね。


 とまぁ、今回の仮面ライダーはすぐに死んで生き返ったり、初変身、バイクに乗って変身、フォームチェンジ、怪人2体撃破など序盤から盛りだくさんの内容でした。気になる疑問や伏線もいくつか見られたので、この先もどうなるか見ものですね。これからもゴーストの感想を書いていきます。

 ではまた、次の機会に。