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仮面ライダーゴースト 第3話 「必中!正義の弓矢!」 感想

真の悪を射抜け
大分話の方向性が見えてきました






















・謎の怪盗
 今回は政治家が不当に隠し持っていた金を盗んだりする義賊のような怪盗が話題になってる中、前回結成された不可思議研究所に解答から宝を守ってほしいという依頼が早速入りました。しかしタケルは怪盗についての調査に、アカリはタケルの父の資料からゴーストについて調べ始めたので御成1人だけでその依頼を受けることに。ムキになってタケルを追い出すなどわりかし大人げないww
 そしてタケルは怪盗の事件を追うため、事件をレポートしていた女性の白瀬さんに話を伺うことに。ロビンフッドをリスペクトしている彼女はやけに怪盗を支持して権力者を非難する様子を見ていると怪盗の正体を大体察してしまいますね。
 そして依頼者の自宅に現れた怪盗に憑いていた眼魔相手に早速戦闘開始。今回の眼魔のデカい斧を振り回したり小さい斧を投げてくる戦闘スタイルは何となく某獣身騎士を思い出す。ゴーストもムサシにゴーストチェンジして対抗しますが敵が逃げていったためにそのまま戦闘は終了。1話以降見せ場がないなぁムサシ……。


・不知火
 一方アカリはタケル父の資料からゴーストが見えるようになる「不知火」という薬の存在を見つけ、早速生成を始めます。なるほど彼女の理系設定はこのためだったんですね。生成に難航する中、仙人が置いた謎の薬品を使ってみたところ見事完成!これで一時的ですがアカリ達一般人にもゴーストや眼魔の存在が視認できるようになったわけです。これでタケルも誰にも見られない中でむなしく変身ポーズすることがなくなるね!


・眼魔の目的、タケルの選択
 さてお宝の「ロビンフッドの弓矢」を盗んだ怪盗を追っていた御成は捕まってしまい、タケルたちは黒電話が変形した本作のガジェット「コンドルデンワー」で居場所を突き止めます。そして怪盗の正体は案の定白瀬さんでタケルは眼魔に憑りつかれた彼女の説得を開始します。そこで白瀬さんの体が光り出しますが、ユルセンによると眼魔は憑りついた人間を暴走させ、その命を差し出させることで眼魂を手に入れようとしているとのこと。前回から何故人間に憑りついているのか疑問だったのですがそれがわかってすっきりしました。
 眼魔の目的を知ったタケルはノリノリのユルセンをよそに人の命を引き換えに眼魂を手に入れることに反対し、白瀬さんに抱き着いて命を感じるという謎の方法で彼女を正気に戻します。ここでユルセンが「お前はそうするのか」といった風な態度を取っているのを見ていると、こいつらも決して善良な存在ではないんだな、と改めて思います。


・必中の名手
 弓矢からロビン魂を取り出し、さらに不知火でタケルや眼魔がアカリたちにも見えるようになった状態でタケルはゴーストに変身。ここでアカリや御成が変身したタケルに驚いていますが、3話に入ってようやくこういう反応をされるのも中々新鮮ですね。
 そして眼魔との戦闘シーン。エジソンで攻撃をしのぎつつ、早速新たな眼魂で、

 カイガン!ロビンフッド

 ハロー!

 アロー!

 森で会おう!!

 ロビン魂は今までのフォームに比べると若干スマートでフェイスのデザインもいいのでカッコイイですね。色合いも含めて個人的にはかなり好みです。
 コンドルデンワーと合体したアローモードで眼魔と射撃勝負を開始。流れ弾の斧から逃げるアカリたちには笑えましたが、少し長くないかとも思いました。しかしバリアを張ったまま斧を投げてくるという攻防一体の眼魔に対して攻撃の瞬間だけバリアに斧を通すための穴を開けることに気付いた御成のアドバイスを聞き、小さな穴を必殺技で狙い打って倒します。敵が攻撃してくる中で冷静に一撃で倒す姿がカッコイイ!やっぱりクウガペガサスフォームのような一撃必中のバトルスタイルはスマートでカッコイイですね。


 というわけで事件も解決。白瀬さんも改心して無事に終わりました。しかし影で様子を見ていた男2人と謎の青年がかなり気になりますね……。そして勝手な行動をしたことを謝る御成を責めず、戦闘中にアドバイスしてくれたことに感謝するタケルは見ていて気持ちいですね。

 今回は眼魔の目的や不知火の存在、それを開発したアカリや戦闘の手助けをした御成など、様々な重要な要素が一気に出てきました。特にこれまでは賑やかしに過ぎなかったアカリや御成の役割がはっきりしてきたのはいいですね。大分話の方向性もまとまったかと思います。

 そして次回の英雄は何と織田信長。でも予告にニュートンが出てきいるのは何故?

 ではまた、次の機会に。