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牙狼<GARO>-紅蓮ノ月- 第3話 「呪詛」 感想

なお深い呪い
堀内さんの声は道長のような奴にはぴったりだなぁ






















 今回からOPが影山ヒロノブさんからきただにひろしさんのVer.に。影山さんよりちょっと高いくらいで他はあまり変わっていない気がします。
・呪詛騒ぎと嘘つき女
 冒頭道長とその部下たちの前に陰陽師安倍晴明<あべのはるあき>(普通の晴明出ちゃったよ)が警告しに現れ、その警告の通り庭で呪詛が発見され、その疑いが様々な陰陽師にかけられることになりました。その中に星明も入っていたのですが、雷吼が捕まった星明を助けるのかと思ったらそうではなく、それどころか明らかに信じていない態度には笑ってしまいました。元々嘘が多いとはいえ流石にちょっとは信じてやれよwwしかし数分前の星明の嘘泣きに引っかかって謝る雷吼を見る限り、何だかんだでいいコンビのように思えますね。


・星明の生まれ
 事件の話を情報屋(?)の「和泉ちゃん」こと和泉式部から聞いた雷吼は何故魔戒法師である星明が囚われたのかを尋ねると、なんと星明は陰陽師の家系の人間であることが明かされました。(しかも晴明の孫で本名は「きよめ」だとか)当代きっての才能の持ち主だったらしく何故魔戒法師になったのか謎らしいのですが、そもそも陰陽師と魔戒法師って違うものなんですかね?そのあたりの扱いがいまいちわからない……。
 そんなことを思っていたら今度は稲荷の説明によって陰陽師の術の殆どはまやかしだということがわかりました。不思議な術って言ってもそれほどでもないってことですかね。何にせよ陰陽師は魔戒法師とはまた違った存在のようです・


・怪しい道長
 多くの陰陽師が囚われの身となり、蘆屋道満もあっさり連れてこられた中、晴明の言葉から今の道満が前の道満の名を継いだ者であることが明かされます。道満って世襲制だったのか。
 雷吼と金時が星明を助け、源頼信と取っ組み合いを繰り広げる中、道満の口から今回の呪詛事件の真実が明かされました。実は呪物はあらかじめ道長側が仕込んだことであり、それを使って邪魔な親戚の仕業だと罪を被せるという道長の策略だったのです。初登場から怪しいと思っていた道長ですがやっぱり悪どかった。

 しかし道満はその呪物を迎門<ゲート>にして大量の火羅を呼び寄せます。そこからの生身の戦闘シーンは何気に勢いが良くて中々見ごたえがあったのですが、相変わらず鎧を召喚してからは全然動かない……。せめて棒立ちは何とかしてほしいですね。

 ともあれ火羅を片付けて無罪放免になった星明。帰り際に孫として星明を気にかけてくれる晴明は普通にいい人っぽいですね。しかしその後源家に帰った頼信が父に鎧のことを聞き出します。何と黄金の鎧は源家のものだったとのことですが、前回の雷吼の本名と言い、源家は色々ドロドロがありそうです。というか冴島家以外の家系は大体鎧によるいざこざが起こっているような…………。


 というわけで今回は星明や道満の過去や秘密などを明かしつつ、平安の権力争いを描いた内容でした。先程も言いましたが道長は結構悪役っぽい雰囲気が出てますね。権力を手にするために平気で他人を蹴落とす非情さと火羅に囲まれても全く動じない冷静さは底知れぬ恐ろしさを感じました。やっぱりこいつがラスボスになりそうだなぁ……。
 さて次回はかぐや姫らしき美女の登場。EDでもすでに出てきているのでヒロインになりそうですがララの件もあるし何だか不安だなぁ…………。


 ではまた、次の機会に。