新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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2026年春アニメ&特撮簡易感想 その27

 

 

 

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 「figma」「ねんどろいど」といったシリーズで有名なフィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー」が25周年を迎えるにあたって、新たなプロジェクトを始動させました。メカ中心のメカスマがお送りする「合体神シリーズ」、その第1弾としてテレビアニメ獣王武神ダンデヴァインを放送するとのこと。如何にも一昔前どろか二昔も前のスーパーロボット然としたビジュアルからして、いわゆる勇者シリーズを意識しているのが伝わってきますね。令和の時代にこうしたゴテゴテの合体ロボを出そうとする姿勢は、中々に気になるところです。

 またそんなダンデヴァインのシリーズ構成・脚本を務めるのがあの井上敏樹氏ということで、特撮ファンなど氏の手掛けた作品を知っている人は驚愕する羽目に。あの大ベテランの井上敏樹がロボットアニメを作る!?(ちなみに調べたところ井上氏は過去に『超特急ヒカリアン』の脚本を担当していますね)という事実から、どんな作品が出来上がるのか期待と不安を抱いている方も多いでしょう。しかし様々な特撮やアニメ・小説で「ヒーローとは?正義とは?」を大真面目に描いてきた井上氏だからこそ楽しみ、というのが個人的な感想でもあります。

 上の公式ホームページにて玩具メーカーのろくでもないあらすじに肩の力が抜けますが、全力でスーパーロボットのパロディをしつつヒロイックな作品を生み出してくれそうでもあります。何より現代の子どもたちのメカ&ロボ需要がタカラトミー作品によって満たされているからこそ、過去を懐かしむ大人たちに向けたロボットとして始動していくであろう合体神シリーズにも注目していく所存です。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

とんがり帽子のアトリエ

第9話「黒に沈む悪夢」

 平和そうな日々の裏で、登場人物の様々な内面が描かれた今回。キーフリーは前回に続いてつばあり帽への執着を見せており、魔墨を使おうとしてつばあり帽を呼び出しかけるくだりには終始ハラハラさせられました。未だに向こうとの因縁が明かされていないのでひたすら不穏であり、彼の危うさがモロに出エピソードだったと言えます。何よりつばあり帽がここまで近くまで出てきた様子から、ずっと監視されている事実に気付いた時は鳥肌が立ちましたね……それはそれとして水も滴るイイ男なキーフリー先生にニヤリときてしまったり……

 危ういのはキーフリーだけでなく、ココに関しても同様。いつものように明るく楽しそうに魔法を学んでいると見せかけて、内心では母を巻き込んでしまった罪悪感に苛まれていることがわかり胸が締め付けられました。寝る間も惜しんで勉強し倒れてしまった件も、焦り以上に自らを罰しているようであまりにも痛々しかったです。アガットから受けたことを誰にも話していないにも自分が全て悪いと責めているのではないか?とすら思えるほどで、幼い身に多くを抱えすぎているココのことが心配で仕方ありません。

(そして本筋とは別にタータが案の定爺ちゃんの変化を不審がっており、これまた不穏なフラグが立っているのを感じました。キーフリーと出会った矢先で下手なことを聞きそうであまりにも怖い……)

 

 

LIAR GAME(ライアーゲーム)

第9話「光と闇」

 票の争奪戦も出し抜かれ、冒頭のトランプゲームでもフクナガに負け散々だったナオの元にようやく秋山が参上!彼の入れ知恵によって逆にフクナガを騙し、票すら独占する逆転っぷりは見ていて非常に気持ちが良かったです。中でも後者は勝ち残れると踏んだ男たちが揃いも揃ってナオに言いくるめられているので、してやった感が非常に強いですね。打算的ながら善意も少しばかりあるのでやや胸が痛みますが、勝利を確信した連中の裏をかいていく展開もこの作品の醍醐味なのでまぁ仕方ありません。

 また良くも悪くも秋山のおかげなのでナオはいらないのでは?という疑問もわいてきそうですが、実際見てみると彼女が表に出ているからこその効果が強烈に発揮されていました。フクナガも秋山相手だったらゲームでイカサマを警戒していたでしょうし、他の参加者たちもそれは同様。「神崎ナオにこんな腹芸が出来るわけがない」と舐めてかかっていたが故に、こちらが足元を掬う隙が生まれたのは明白です。秋山というブレーンあってこそなのはもちろんとして、ナオの無害そうな雰囲気が今回の勝利のカギになっていたと考えられるでしょう。

 

 

左ききのエレン

第9話「私は光を放って消え去る」

 美大時代のエレンと光一、そして視聴者にトンデモインパクトをもたらした岸あかりにスポットが当たった今回。母親の「岸アンナ(きし・アンナ)」の口から語られた彼女の半生は、予想していた以上に衝撃的なモノとなっていました。体型を保つための必要最低限の食事と節制を理解していた、なんていう幼少期の話は特に人間とは思えなかったですね。そんな彼女の生き様が「服を魅せるための人形」なのも、まさにモデルとしての狂気を感じます。前回の柳がデザイナーとして不必要なモノを切り捨てた怪物なら、あかりは生まれながらモデルに必要ないモノを持たずに育った怪物と言えるでしょう。

 ただ柳とは明確に異なる点として、エレンや光一といった第三者に強い影響を受けているのがあかりの面白いところ。同類を求めてエレンに執着するのはもちろんのこと、光一と過ごすうちに彼と年老いていく自分を想像するシーンには驚かされました。若いうちに一生を終える以外の生き方を考えるくらい、光一に惹かれていっているということでしょうか。(またエレンも光一に目が離せない理由を明かしていましたが、ここまでくると天才を挽きつけるフェロモンでも持っているのか?とまで疑ってしまったり)

 生まれながらに完璧だったが故にないものねだりし、結果自分の生き方を曲げかけてしまう……とはいえこれくらい人間臭い方が個人的には好みでありますね。それだけにエレンに見捨てられてからは完全に吹っ切れて、モデルとしての人生を極めてしまっているのが複雑なところ。若くして「晩年の輝き」を出せるのは間違いなく天才なだけに、あかりの今後に目が離せません。

 

 

ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ

第19話「超決戦! ウルトラ10勇士!! 時空の章

 今回からニュージェネの先駆けともいえる映画『ウルトラ10勇士』の分割放送がスタート。ティガからギンガ&ビクトリーまでの、この時点での平成ウルトラマン10人が揃うお祭り映画として大いに盛り上がっていた記憶があります。個人的には最推しであるウルトラマンコスモスと、彼に変身する春野ムサシがメインキャラの中に混じって出演してくれたのが当時嬉しかったですね。

 序盤に関してはメビウスまでを捕らえたエタルガーによる襲撃に立ち向かうUPGメンバーの激闘がメイン。等身大のアクションからギンガとビクトリーのタッグコンビネーションが披露されるなど、坂本監督の代名詞である激しいアクションが目白押しでした。そしてエタルガーに騙され、ウルトラマンを悪だと信じ込んでいるアレーナを救い出すくだりも印象に残りますね。彼女に関しては洗脳状態と解放後の違いも大きな見どころと言えるでしょう。

 そして冒頭のコントでは今回のエピソードを勧めた際のゼットの態度が見逃せません。ここぞとばかりにゼロ師匠を推し、オメガに彼の強さをアピールしていく様子は弟子というよりファンそのものでした。表情が変わらないのに身振り手振りだけでニヤニヤしているのが伝わってくるので、ゼットのオタクな一面を端的に表現しているなぁと感心した次第です。

 

 

 つい先日の春アニメ簡易感想その25でも書きましたが、現在のロボット需要はトランスフォーマーをはじめとして快調に乗り出している印象を受けています。今の時代の子どもたちは幼児向けアニメ屈指の人気を誇る『パウパトロール』から始まり、少し成長したところで『シンカリオン』に『ジョブレイバー』などのタカラトミーブランドが待ち構えているという盤石な体制。以前レクスブレイドについて触れた時と似たような結論になるものの、子ども向けロボットはかなり力を入れているのが伝わってきますね

 その分大人向けのロボット作品はあまり注目されない傾向にあるのが悲しい話。現在放送中の『スノウボールアース』のような良作が定期的に表れているので、こうした作品にももっと話題になってほしいと願うばかりです。それだけにダンデヴァインひいては合体神シリーズの行く末についても、今の時点でだいぶ注目しています。ロボットアニメもこの調子で広まってほしいモノところですが果たして……

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

仮面ライダーゼッツ 第37話「竄(あらた)める」感想

意外な助太刀と共に

ファイブさん、今からでもこっち側についてもええんやで……?

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  • 仲間の力と番犬の衝撃

 美浪とゼロを救出したところで、今度は富士見さんたちの元に向かう莫のシーンから始まった今回のゼッツ。公安を辞めた結果陰謀論者が如く動画配信する富士見さんと、それを止めに来たなすかの絵面に早速じわじわきました。そこから莫が合流しナイトメアをはじめとした情報を共有するくだりは、最早見慣れた流れである種の安定感すら出ていたと思います。(ただまぁこの人たちに説明するのはこれで三度目なので、流石にマンネリが否めませんが)怪事課2人の定番コントも相まって、ちょっとした癒しになっていたかもしれません。

 そして今回のメインとなったのが洗脳ノクスとの対決。最初こそ変身出来ずに追い詰められていた莫ですが、ゼロがゼッツドライバーを新たに開発したことで再びゼッツに変身する瞬間は予想してもなお興奮しました。また富士見さんたちがわけがわからないなりに小鷹(ノクス)を止めようとして、結果ゼロが間に合ったとも取れるシチュエーションもどこか胸熱。ノクスを解放後はわずか数秒で良い感じに収まってやや困惑したものの、そこに至るまでの流れはシンプルに仲間たちとの協力がキモとなっています。ここ数話はCODEに振り回されていた分、良い具合に反撃の兆しが見られたのも大きかったですね。

 

 何よりコードナンバー:ファイブが意外な形で力を貸してくれたのが見逃せないポイント。ゼロの前に立ちはだかった時はどうなるのかと手に汗握りましたが、スリーの命令よりもゼロの言葉を優先してくれてホッとしました。いきなり明かされた父親を失いゼロの教育を受けてエージェントになった過去を踏まえると、ファイブにとってゼロは父代わりの人物であることも間接的に読み取れてきます。前回の莫の啖呵も相まって、彼を信じるゼロを信じることを選んだファイブの人情味にまたもや好感度が上がった次第です。

 そんなファイブ経由でショックカプセムをノクス戦で使用する場面がこれまた印象に残りました。いわゆる物理的な衝撃でノクスの洗脳を解く理屈は結構な力技ですが、上述のくだりもあってそれ以上にグッとくる構図になっていたと思います。また前回ノクスがパニックカプセムで操られた事実のおかげで、ショックを使う文脈がより強くなったように見えますね。スリーがシックスから奪ったパニックでノクスを意のままにしたのに対して、莫はファイブより託されたショックでノクスを助ける……こうした対比は個人的にも大好物なので、あとから大いに味わった次第です。

 

 

  • 役に立つ悪夢の男

 さて莫が再び変身するために必要な新ゼッツドライバー制作までの出来事も大きな見どころ満載のパートとなっていました。久々のゼロイダーのロボット形態で活動していたゼロが、特殊なゴーグルで無理やり夢から覚まさせられて大ピンチ。そこをジークの手によって難を逃れるまでの流れが、あまりにもハイテンポで進むので目が離せなかったです。一方で謎ゲーミングゴーグルのデザインの時点でシュールなのに、(美浪視点で)アニメイラストのジークが大暴れする絵面は余計に変な笑いを誘ってきました。

 そんなわけで前回の時点で愉快な一面を覗かせていたジークですが、今回は実際に助けてくれたりと結構頼もしかったです。あくまで「莫に悪夢を見せたいから」と言っていますが、CODEに一泡吹かせたい気持ちもあったように見えるのが絶妙。最終的にゼロイダーに乗れず消されてしまうので、コミカルな面も含めて隙の無いキャラクターになってきたとつくづく思いました。あくまで今だけ利害が一致しているに過ぎないのでしょうが、ねむの「夢は叶う」に思うところがありそうですし、改めてジークから目が離せません

 余談ですが新ゼッツドライバーの開発シーンの、中々に手際が良い流れが印象に残りました。開発したゼロ自身が手掛けているのもあるのでしょうが、33話で莫が20年かけて直した時と比べてあまりにもスマート。机の上も必要最低限の道具で綺麗に整っており、既に完成図が存在する代物の複製として納得のいく順調さだったと言えます。同じベルト開発ですが開発者の違いでこれだけ違いが出るようになっている点が、実にわかりやすく表現されていましたね。

 

 

 ところで今回ゼロがコード:ソムニアについて言及していましたが、本来のソムニアがどのようなモノだったのかをそれとなく読み取れるようなくだりになっていたと考えています。ゼロ曰く「コード:ソムニアとゼッツの2つを正しく運用することで、ナイトメアから世界を守る」ことを目指していたとのこと。どうやらゼッツも合わせてセットの計画だったらしく、だからこそゼロがゼッツの完成を夢見ていたのでしょう。

 ここからはあくまでメタレドの個人的な妄想。本来のコード:ソムニアは人々の夢の行き来と監視をスムーズにするためのモノで、ナイトメアを逐一観察し発生時にはゼッツが処理する流れになっていたのではなかろうか?という可能性を思い浮かべました。それなら今の運用方法が間違っているのがわかりやすいですね。何より悪夢そのものを夢ごと無かったことにするスリーに対して、悪夢を適宜排除するゼロの考えが対立するとすれば納得。夢との付き合い方はこの作品最大のテーマになりうるので、ここら辺を深く掘り下げていってほしいところです。

 

 

 そして次回はノクスの反撃回。洗脳が解けた矢先にまたもや夢に潜入する気の早さですが、その先でレディのナイトメアと己の「闇」について向き合っていく模様。ノクスは果たしてノクスは自身の深層心理で答えを掴めるのか?新フォームでスリーへの逆襲を果たす瞬間まで、今から気になって仕方ありません。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

2026年春アニメ簡易感想 その26

 

探求アナライズ

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 今年の冬に放送されたオリジナル特撮作品『BEAT RUNNERS(ビートランナーズ)』のYouTube配信が先日ついにスタートしました。歌とダンスを戦いの中で融合させたアクションを見どころとした「新時代特撮」を銘打っており、加えて生身の人間が登場しない全編仮面劇という特徴を引っ提げた作品となっています。短い中でシンプルなストーリーをしっかり進めていくのもあって、メタレド的には毎週感想を書くのが楽しかった記憶がありますね

 それだけに今回ようやくYouTubeで見られる機会が出来たのは大いに嬉しいところです。放送時はTOKYO MXでの放送に加え、TVerでの1週間配信のみと視聴手段が限られていたのがネックでした。しかしYouTubeでなら気軽に見やすいですし、視聴済みのメタレドも他の人におすすめ出来るので非常に助かります。これをきっかけに視聴しようと思ったけど追えなかった人や、初めて本作を知った人にもビートランナーズの魅力を知れると思うと、ファンとしてはワクワクが止まりません

 

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 加えて本編以外にも対談パートとメイキングパートもそれぞれ毎週水曜&金曜に配信されるという豪華っぷり。本日早速主人公のプレストを演じる小野賢章さん&橋渡竜馬さんの対談が配信されており、声優やスーツアクターのファンにもたまらない仕様となっています。(しかし本編最終回にようやく放送されたこの対談を最初に持ってくるとは……

 個人的にはメイキングパートの配信が特に楽しみですね。特撮を生み出すのにどれだけの熱意と労力がかかっているのかを知ることが出来ますし、何より撮影の裏側から作品を見られる興奮は何物にも代えがたいモノだと自負しています。そういった背景を見たい人には最も注目してほしいパートと言えるでしょう。そして本編に限らずこちらのパートも見ていくことで、是非ともビートランナーズの魅力を味わい尽くしていってほしいです

 

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↑ビートランナーズの第1話と最終話感想はそれぞれ上の記事を参照。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

夜桜さんちの大作戦(2期)

第35話「アイさんのおつかい」「六美ダイエット大作戦」

 ここ最近激動の展開続きだったからか、比較的平和な日常回が描かれました。前半は夜桜兄弟を労いたいアイさんのおつかい……と見せかけて狩りが始まったので驚愕と笑いが止まらなかったです。トンカツのためにわざわざブタそのものを探しに出る行動力にはじわじわきますが、弱気なところを見せず気遣ってくれるみんなの力になりたいアイさんの言葉にウルっときますね。子どもは大人が思っているよりも多くを感じ取っている点に加え、それに応えたいひたむきさも描いてくれているので劇中の六美同様に後方保護者目線で応援したくなってきました

 続く後半は六美のダイエットが繰り広げられましたが、協力する兄弟たちのスペックについていけない様子に何ともいえないほろ苦さを感じてしまった次第。生まれつき超人なだけに六美の素朴な悩みにも付き合うことが出来ないのは切ないですが、だからこそ太陽という夫の存在が重要になっていくのが読み取れました。下手に何かを言わずとも察してあげて、六美の望むように力になってくれるのはあまりにもイケメンすぎて惚れ惚れしますね。前半のアイさんへのフォローもそうですが、今回の太陽はスパダリ成分が強くてかつてない安心感を得られた気分です。

 

 

黒猫と魔女の教室

第8話「冬期合宿スタート!!」

 ミドル・トライアルでの失敗を取り返すため、今回から合宿の様子が描かれることに。スピカらクロードカヴンのメンバーの半数が各教師たちの専門的指導を受け、振り回されながらこなしていく光景は愉快ながら胸熱でした。そして何といっても教師陣が揃いも揃ってアクが強く、見ているだけで笑いが込み上げてきて楽しかったですね。中でもペガサスに乗って現れた「ペガスス・ヤマダ」のインパクトは半端ではなかったです。CV杉田智和さんの中二病的セリフがどっかで聞いたような……

 そんな見た目こそ意味不明なペガスス先生がスピカのクロスマジックへの興味を引き出させてくれたのがグッド。彼に限らず視聴越しではためになっているのかわかり辛いものの、指導を乗り越えたスピカたちが徐々に逞しくなっているのも感じ取れました。変人ばかりですが、間違いなく彼らも立派な教師ということなのでしょう。1人自分のドMプレイに生徒たちを突き合わせただけな人がいるって?それはまぁはい……

 そして合宿の最中でカペラが幼馴染の「ユゥ・アリーズ」と衝突したのも注目ポイント。ユゥは事あるごとに眠ってはサボる面倒くさがり屋であり、真面目なカペラの言葉を鬱陶しがるのも仕方ないのかもしれません。しかしカペラは誰よりもユゥの才能を信じているからこそ、彼女に本気を出してほしいといういじらしさもあるので双方の気持ちが理解出来て複雑な気分になってきますね。今回はカペラを拒絶していたものの、ユゥにとっても彼女の存在は大きいのでここからが見ものとなるでしょう

 

 

メイドさんは食べるだけ

第9話「味噌汁」「銀杏」「ハロウィン」

 劇中世界では夏も終わって秋が訪れてきたので、それに因んだエピソードがいくつもやってきました。目玉はやはりスズメ渾身のハロウィン。現地と違って子どもたちがお菓子を貰いに来ない日本のハロウィンにショックを受けていましたが、杏さんと一緒にお菓子を食べる機会が得られてほっこりきました。他にも銀杏の木が恐竜が生きていた時代から存在することを知り、恐竜さんたちも同じ景色を見ていたのかと想いを馳せるシーンが印象的。黄金色の景色にスズメたちとティラノサウルスが同居するイメージ映像は、奇抜ながらどこかオシャレにも見えてきますね

 そして今回は全編を通してリコッタが目立っていたのが最大の特徴と言えるでしょう。散髪に失敗したスズメの髪を整えてあげるところから始まり、一緒に銀杏を味わったりとこれまで以上に2人の幼馴染のやり取りが映えていました。それでいて上述のハロウィン回では不参加となってしまいましたが、代わりに後日ネコミミスズメの写真を手荷れてご満悦のようなので良しとしましょう。ありとあらゆる場面でスズメの可愛さを「イイッ……!(迫真のボイス)」で表現してくれるので、視聴者としても笑いながら癒された次第です。

 

 

DIGIMON BEATBREAK(デジモン ビートブレイク)

第33話「真夏の亡霊」

 

ランフォモン!

進化!!

 

AZHDARMON

アズダルモン!!

AZHDARMON

 

 久々に登場した元タクティクス・チームセブンのメンバー、特にライトに感激させられた今回。タクティクスの残党であるチームワンの襲撃に遭ったトモロウたちを見捨てたように見せかけて、最適な場面で活躍してみせたので興奮が止まらなかったです。何よりトモロウへのいけすかない態度は相変わらずですが、彼を超えてみせようとする決意を露にしていたのもあって真っ当になれたのが伝わってきます。あの初対面からよくぞここまで立派なライバルキャラに成長してみせたモノだと、個人的にも胸熱の一言ですね。(また五行星のカイト&ホノカの元で活動しているようで一安心)

 そんなライトとかつての仲間たちとの信頼関係が描かれていたのも大きな見どころ。まず相棒のモノドラモンとは普段のやり取りに加え、アズダルモンへの正統進化を果たせた様子からその成長を感じ取れます。(パートナーを暴走させずに進化させられることで変化がわかるのはデジモンならではですね)加えてホタルコとグラニットに関してもライトが救出に来たことを特に不思議がっていない辺りに、3人がチームで築いてきた阿吽の呼吸といったものが伝わってきました。別々の道を進んでいても、かつて仲間だった経験はしっかり活かされているということなのでしょう。

 他には敵として立ち塞がったチームワンですが、思った以上に難敵だったのが印象に残りました。薬で眠らせてくるやり口然り、進化の直前にサポタマを奪う妨害然り、卑怯ですが効果的な作戦をきっちりやってくるところに恐ろしさを感じます。そしてバルチャモンの狙撃で徐々に追い詰めていく作戦も容赦がなく、慢心してしまわなければそのまま負けていたかもしれないほどの危機感を煽られた気分です。

 

 

 BEAT RUNNERSと言えば劇中のサポートチームにして現実でも活動しているロボットユニット「Tear.Drop.4」の新作MV「探求アナライズ」も先日公開されました。本編でも度々流れている挿入歌の1つですが、今になってMVが制作されるとは思わなかったですね

 

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 上の動画から確認出来るのですが、TD4の人間バージョンが描かれるまさかの映像に度肝を抜かれました。詳細な説明が無いので何とも言えないのですが、いわゆる中の人を見せているのでしょうかね。ここまでロボットとしての彼らを応援してきたこともあり困惑も大きいものの、ここにきて新たなビジュアルを用意してきたのは面白いかもしれません。この調子で新曲やライブ映像などもドンドン公開していってほしいところ。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

2026年春アニメ&特撮簡易感想 その24

 

 

 

 60周年記念を迎え様々な企画を始動させているウルトラマン。その次なる一手として、何とあの『デジモン』とのコラボが決定しました。デジモンといえばかつてゴジラやモンスターハンターともコラボしており、そちらをイメージしたオリジナルデジモンを出したことが記憶に新しいです。そのため詳細は現在不明ですが、ウルトラマンの怪獣に因んだオリジナルデジモン入り育成ゲームが発売されるのは確実でしょう。実際ウルトラマンに準じて長い歴史を持つデジモンは特撮怪獣のテイストを強く残したデザインが数多く存在するので、ウルトラ怪獣との相性がバッチリなのは目に見えていますね。

 そのため今の時点でどんな怪獣とデジモンの組み合わせが見られるのかでつい妄想してしまいます。ウルトラ怪獣で有名なものといえばやはりゴモラ、そこにバルタン星人やらゼットンやらも加えれば、おおよそウルトラマンのパブリックイメージに沿ったチョイスとなるでしょう。片やデジモンですが、まぁ十中八九シリーズのグレイモンは選ばれる可能性が高いですね。(実際上述のゴジラコラボやモンハンコラボでもグレイモンの亜種として出ていましたし)あくまで想像でしかありませんが、ゴモラグレイモンとかが出そうかなとか考えてしまうくらいには魅力があると思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

とんがり帽子のアトリエ

第8話「魔警団の疑念」

 キーフリー先生が怖すぎる……!!5話の時点でつばあり帽への異常な執着を見せていましたが、証拠である魔墨を独占し出すほどの行動に出るとは思いもしなかったです。そのために親しい「ノルノア」爺さんの記憶まで改竄したようですし、なりふり構わないところにこれまで見てきた優しい印象が吹っ飛んでしまいました。ここまでくるとココを擁しているのも本当に彼女を想ってのことなのか、つばあり帽の貴重な手がかりとして扱っているだけなのか疑惑を向けずにはいられません。

 前回ラストに登場した魔警団の「イースヒース」に関しても、秩序を重んじるあまり前が見えなくなっている節があってやや不安といったところ。魔法使いの禁忌については何よりも恐ろしいことだと理解出来る反面、部下も含めて一般人に対する冷たい態度など厳格すぎるが故の問題も滲み出ていましたね。真面目なのがわかるだけに、良くも悪くも融通が利かない人物ばかりだなぁ……とちょっとため息が出てしまいます。

 またノルノア爺さんの孫である「タータ」についても掘り下げられましたが、彼が抱える「銀彩症(ぎんだみしょう)」が明かされて何とも言えない苦々しさを覚えました。直前の描写から彼が色が認識出来ていないのは察せたものの、そのせいで魔法使いになれない事実はあまりにも無慈悲に思えてならなかったです。劇中でキーフリーが言っていたように、例外を許さない魔法使いの文化の歪みが出ていると感じる絶妙なラストでした。

 

 

LIAR GAME(ライアーゲーム)

第8話「リストラゲーム」

 秋山の力になるためにライアーゲームの敗者復活戦に参加したナオ。秋山なしで勝ち上がれるのかと多くの視聴者が不安がっていたであろう状況で、案の定フクナガに嵌められる様子に呆れずにはいられなかったです。一度目の自己アピール時ならまだしも、直後にフクナガとの同盟関係を結んですぐさま切り捨てられるスピード感には一周回って笑みが零れてしまいます。1話の内に二度も裏切られるナオのバカ正直ですが、ここまでくると人を疑うことを知らなさすぎて思考停止に陥っているという評価になってしまいそうですね。

 そして肝心の敗者復活戦「リストラゲーム」ですが、目玉は何といっても専用のチケットを使った売買要素でしょう。純粋に形のある物の売り買いに留まらず、戦略といった見えない価値ある物を買い取って両者の行動を縛っていくフクナガのやり口には素直に感心させられます。何よりリストラゲームの必勝法を理解したうえで全てのプレイヤーの一歩先を行く行動力は、実にライアーゲームに向いた精神性をしていると言えるでしょう。2回戦では秋山に敗北したものの、フクナガは決して油断してはならない難敵であることに変わりはないここにきて再認識させられた次第です。

 

 

左ききのエレン

第8話「この仕事をなめるな」

 まさかの光一闇堕ち展開に唖然とするしかなかった件。新たな上司「柳一(やなぎ・はじめ)」の元でパワハラの日々を送った結果、1人で結果を出すことに拘り続けるすり切れた人物になってしまったのはかなりショックでした。リスペクトしていた神谷にもケンカを売るようになってしまって、少年漫画的な対決構図ながら危機感を覚えずにはいられません。何より視聴している僕自身があの頃の無鉄砲ながら青臭い夢に邁進する光一が好きだったんだと、ここにきて個人的な主人公への想いに気付かされてちょっと寂しさを感じてきました。

 そんな光一を後戻り出来ないレベルにまで追い詰めた原因、柳については狂気のクリエイターといった印象を受けました。自分の手柄のためには貪欲に仕事をこなし、それ以外の不要なモノを全て切り捨てる生き方はおよそ人間らしさというものが感じられません。(実際当人も自分を「人間じゃない」と言い切っていますし)親が死のうが関係ないとまで言い切れる辺り、デザイナー業の成果しか欲しない本物の狂いっぷりが見えてきます。そりゃあ光一がこんな人外の真似をしたらやっていけるわけありませんし、どんな人生を送ったらこんな怪物が生まれるのかと慄きつつも柳への関心を抱いてしまいますね。

 

 

ちびゴジラの逆襲

第109話「ちびヘドラは眠らない」

 昨日の夜活で朝までゴミ拾いしてしまうほど眠れていないヘドさん。中々心配になってくる中、ヘドさんを眠らせようとするちびゴジラたちにこれまたじわじわと笑いを引き出されました。超高速催眠術だけでも面白いのに(過去一アニメーションが激しかったのも愉快)、ちびゴジラたちのASMRのセリフが物騒すぎるのがまた爆笑モノ。中でもCV江口拓也さんで「通帳の隠し場所わかっちゃった♪」とか言われたら、鳥肌と興奮がいっぺんに襲い掛かってきそうです。

 そして今回ヘドさんの自宅が初公開されましたが、ビックリするくらい何もなかったのが印象的。それどころかベッド代わりにコントラバスのケースを使っており、ぎゅうぎゅうに詰め込まれている就寝ポーズがシュールな笑いを生み出していました。というかここまでくると眠れない原因はそのケースにあるのではないか……?とすら思えてきたり。

 

 

ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ

第18話「炎の中で ハードボイルドリバー

 オメガのメテオカイジュウの一角、ヴァルジェネスが4属性の力を操るということで、属性使いのウルトラマンオーブの話にシフト???「カツ兄、俺たちも属性攻撃使うのにハブられたぞ!」???「落ち着けイサミ!」オーブのエピソードを取り上げるのに大分強引な繋げで変な笑いが出てきますが、自分の知らないウルトラマンの話を聞けてウキウキなオメガを見ているとまぁいいかともなりますね。ジードが風来坊なオーブはオメガと気が合うと言っていましたが、実際この2人が出会った時のことを想像したくなる魅力があると思います。

 そして今回のエピソードは『オーブ』本編のいぶし銀的な人物・渋川一徹のメイン回。娘・テツコとの付き合い方に悩む1人の父親として、何より人々の平和を守るビートル隊の隊員として体を張る渋川さんはやはりカッコよかったですね。終始脇役だったガイさんが誰よりも渋川さんのことを高く評価していて、それをキャサリンテツコに教える場面もニクいの一言。それぞれがシャプレー星人ツノ付きベムラーを同時に撃破する場面が重なるクールな演出も見逃せません。(満を持して演者の定番ネタである「あばよっ!」が挿入されたのも芸コマ)昼行燈なようでいて、その実誰よりも熱い男の活躍回として今見ても唸らされます。

 

 

 近年デジモンシリーズはかなり好調なイメージがありますが、アニメに限らずゲームやカードも人気を博している模様。特に「デジモンカードゲーム」は漫画やアニメのネタを回収しつつ、忠実に再現している(マサルダイモンこと大門大兄貴のカードが実際にデジモンと戦えるとか)という話を聞いて驚きましたね。これにはシリーズファンの願望を深く理解している人たちが、こうしたカードゲームを作ってくれているからこそなのかもとつい考えてしまいます。

 上述のウルトラマンコラボも、そうした快調ぶりがあってこそでしょう。この調子で他のコンテンツとは別の道を行く、デジモンならではの需要を形成し続けていってほしいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

仮面ライダーゼッツ 第36話「統べる」感想

夢の自由

闇の秩序

ジークサン、ナズェフッカツシティルンディス!?アンタトオレハ、テキジャナカッタンデスヴェ!?

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  • 歪んだ秩序を目指すCODEの闇

 一般人を人質に変身アイテムを奪われ大ピンチ、という状況でノクスに救助され事なきを得た莫たち。今回のゼッツはそこからCODEの本拠地に乗り込むまでが描かれましたが、ノクスとは別行動になっていたのが意外でしたね。先にノクスが襲撃する中莫は拉致された美浪を救い出すために突撃と、時間も目的もバラバラで共闘とはいかなかったです。前回の時点ではようやく2人で戦うのかと期待していた分肩透かしですが、2人の主張の違いなどを踏まえると違和感がないのでまぁ納得はいきました。

 問題はスリーによってノクスが洗脳され、コードナンバー:フォーに戻ってしまった件。ラストにCODEユニフォーム姿のノクスが映った時の衝撃たるや、組織を忌み嫌っていた当人の心情を考えると屈辱もいいところでしょう。ノクスへの尊厳破壊としての完成度の高さに絶句すると同時に、またもや莫が彼と戦う羽目になることに脅威を覚えました。敵味方があやふやながら味方寄りになりかけていたので、そんなノクスと本気で戦う展開に膝を打たずにはいられなかったです

 他にも一般莫をおびき寄せるために美浪を攫うなど、スリーが手段を選ばなくなってきたのも恐ろしかったですね。(結局莫は美浪とついでにゼロを助け出すのに成功しましたが、これもまたスリーの目論見通りかもしれないので油断なりません*1)何よりコード:ソムニアの存続を何よりも重視しているのはわかるものの、ここまでするスリーには秩序以上に野心めいたものを感じます。実際VSノクス時に「頂に立つ」とハッキリ口にしていましたし、平和のために行動するエージェント組織からかけ離れていくのが読み取れる回でもありました。

 

 

  • 自由を縛る者から守るために……

 そんなスリーの本性が段々と明らかになってきたことで、ノクスとは別においたわしくなってきていたといえば今回のコードナンバー:ファイブは外せません。莫との生身での対決時にエージェントたちの犠牲を無駄にしたくない心情が吐露された時は思わずほろりときましたね。前回のシックスについてはやはり思うところがあるかもしれまいものの、だからこそ犠牲の原因であるCODEに属し続けているのでしょう。手段はともあれ彼もまた仲間を想っていたことがわかり、そのいじらしさに胸打たれずにはいられません

 そしてこのまま犠牲を出し続ける現状を踏まえればこそ今のファイブは止めなければならない、と直感で理解出来る構成にもなっていました。それだけに莫が「この世界全部俺が守ってやる」と言い切るシーンは、本作のテーマ性を感じさせるものであったと思います。夢を繋げて管理するCODEの秩序に対して、夢を見ることの可能性や自由を何よりも重んじる莫たちの対比が見事に出来上がっていました。高橋悠也氏が手掛けるライダーは得てして「人間の自由を縛る存在」が敵になりがちですが、ゼッツもまたそのテイストを踏襲していたということですね。

(また夢の自由さについて後述のジークが口にしていたのが何とも面白いところ。正直悪夢を見ることも自由なのはその通りだと思うので、今後は彼の一貫性がカギになりそうな予感がしますね)

 

 

  • “加速”する力を治め、暗き秩序を支配せよ

 

ブースター
BOOSTER.

 

On your mark.

On your mark.

 

エ ン フ ォ ー ス ロ ー ド シ ス テ ム
ENFORCE LORD SYSTEM.

 

ブースター

 

 ノクスの反抗心を吸収することでエクストラカプセムから生み出した「ロードブースターカプセム」をロードインヴォーカーセット、回転させて擬装した姿「ロードスリーブースター」。まさかまさかの疑似ライダー枠であるロードスリーの強化フォームです。変身に使用しているカプセムもゼッツ プラズマブースターのものと同じで、主人公とほぼ同一の強化アイテムを敵が使用する例は珍しいのでつい驚かずにはいられません。

 ビジュアルの方もプラズマブースターと酷似した形状を持つ両腕&両足の装甲など、類似点が多め。一方独自天として元のロードスリーから赤いラインがいくつか追加され、特に複眼は血走っているかのような風貌に変化しているのが目に留まります。そして最大の特徴が左肩に装備された「スプレッドケープブースト」。スプレッドケープに複数のローブ状の物体が伸びており、先端が矢じりのように鋭いためより攻撃的に変化した印象を受けますね。(何より変身エフェクトが血が飛び散っているようで非常におどろおどろしいです)

 ブースターを使用しているだけあって戦闘能力はかつてないほど増大している模様。スプレッドケープブーストのロープ部分を触手のように操り、それだけでノクスを一方的にいたぶってみせました。敵の攻撃を防ぎ、拘束してしまえるケープの汎用性は中々のモノと言えるでしょう。さらに前回シックスから奪ったパニックカプセムの力で、ノクスを改竄し配下にしてしまったのは衝撃的です。パニックにそんな力があったとは驚きですが、恐らくはブースターの能力増強効果あってこそ。まさに敵サイドの強化形態に相応しいインパクトを魅せてくれました

 

 

  • 悪夢を愉しむ男復活!!

 さて今回最大の衝撃、もとい笑撃をもたらしたのがジークの復活。消滅したかと思いきや、夢の中で莫とねむが考えることで出現出来るようになったのは驚きでしたね。あまりにも無法ですがこれまでのやりたい放題を考えれば違和感はありませんし、何より演者のノリノリな演技も相まって不思議と納得させられます。あとは莫たちが必要ないと思ったらすぐに消滅させられる塩梅が絶妙の一言。他人の夢を歪めてきたジークへの報いとして、夢の中で好き勝手されるのは割と妥当かもしれません。

 というわけで散々好き勝手してきた敵が特に改心することなく味方側に付く展開に、某自称神を思い出したり。同脚本家特有のどの面感溢れる敵を引き入れる構図故、これまた高橋悠也氏の手癖を感じましたね。ただ個人的にジークの楽しそうなキャラクターはかなり好きなので、再登場して何だかんだ嬉しくはあります。むしろここからジークを如何にして扱い、味方として説得力のある活躍をさせられるか……ジークの今後に期待を抱きながら見守っていこうと思った次第です。

 

 

 そして次回は洗脳ノクスとの対決が勃発。コードナンバー:フォーに戻ってしまった彼を救い出すために、富士見さんと協力していく莫が見られそうです。ぶっちゃけコード:ソムニア発動中にどうやって富士見さんたちを引き入れるのかが真っ先に気になりますが、そこは何とか上手くやるかもしれません。他にも新ゼッツドライバー開発中のゼロがスリーに捕らえられてしまう展開に目が離せなくなる予感がします。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:余談だが美浪がゼロのことを覚えていた点について、コード:ソムニアが改竄したのはナイトメアやゼッツに関する記憶なのでそれらと関わっていないCODEの記憶は保持しているものと思われる