新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

超古代の奇跡の光が、今再び輝く(雑記 2021.4.15)

 

 

 

www.youtube.com

 

 ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』7月10日の「ウルトラマンの日」に放送決定!!

 ということで今年度の新ウルトラマンがついに発表されました。タロウの息子、ゼロの弟子に続く今回のウルトラマンはあの『ティガ』の系譜を受け継ぐ者、という驚きの設定を引っ提げてきました。ウルクロZの時点でティガに関連した作品が来るのではないか?と予想はされていましたが、ドンピシャで来るとテンションが上がりますね。タイトルにもある「NEW GENERATION TIGA」をはじめ、タイトルデザインのオマージュっぷりやトリガーのタイプチェンジがそれぞれ「マルチ」「パワー」「スカイ」という呼称である点など、至る所にティガを意識した要素が見られます。

 

 

 本作に登場するウルトラマントリガーは前述の通りマルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプとティガと同じ呼称のタイプチェンジを使う模様。また最近のウルトラマンとしては珍しく「先輩ウルトラマンの力をお借りする要素」が見られません。この辺りはこれまでのニュージェネウルトラマンの流れを大きく変えようとしている、と同時にかつてのウルトラマンの流れを復活させようとしているように思えます。ニュージェネのあの新しい雰囲気も好きですが、古き良きウルトラマンと防衛隊などの空気も好きなので古参ファンとしてもこれは嬉しい情報です。

 あと個人的に変形武器がやたら丸いのが目に焼き付きましたね。剣、ハサミ(!?)、弓の3形態に変形するようですが、そのために持ち手の部分を大きな円形にしたデザインがとても気になってしまいます。(剣の状態とか完全にオーブカリバーです)近年のウルトラマンは定期的に丸い形状の武器が出てきますが、ここまで丸くしてくるとかえって潔いと思えますね。

 

 

 また監督に関してはみんな大好き坂本浩一監督が抜擢されました。『ジード』をはじめとしてド派手なアクションが印象的な監督なので、目まぐるしいバトルが期待出来ますね。あとはやはり生身の人間の戦闘シーンや『Z』の時のような等身大変身もやってほしいところ。それはそれとしてこの人のことだから女性のアクションマシマシで入れてくるんだろうなぁ。

 

 ここまで楽しみになる要素満載のトリガーですが、気になるのはやはり本作の世界観がどうなっているのか、ですね。ティガやダイナと同じ「ネオフロンティアスペース」の地球が物語の舞台となるのは容易に想像がつきますが、果たしてティガ&ダイナと地続きの世界なのか、それとも最近のシリーズで見られる平行宇宙の物語なのかと考えてしまいます。

 同じ時間軸の話ならそれはそれで面白そうなんですが、あの世界でまた争いが起きてしまうことに面倒くさいオタク心を抱いてしまう自分がいます。(『サーガ』を見る限りあの世界未だにスフィアの脅威が残っているらしいし)個人的には別次元の話でも十分にアリだと思うのでそちらでやってほしいところですね。

 

 

 さてウルトラマントリガーについて様々な情報が公開された中、当ブログ的に見逃せない情報がもう1つあります。それがこちら。

 

 

 

 何と「祭nine.」のメンバーの1人「寺坂頼我(てらさか・らいが)」さんが本作の主人公役に抜擢されました。祭nine.と言えば主に東海を中心に活動している男性ユニットグループ。名前の通りお祭りのような賑やかで爽やかな曲が特徴的なグループです。

 そしてアニメ『デュエル・マスターズ』シリーズでOPやEDを何度も担当したことでも有名で、僕もグループのデビュー曲である『嗚呼、夢神輿』をきっかけに知り、密かに推し続けていたグループだったりします。(当ブログでも「てっぺんニューデイズ」について書いたりしましたね)

 そんな祭nine.のリーダーである頼我さんが新ウルトラマンを演じるという情報は僕にとって青天の霹靂でした。まさかここまで来るとは・・・・・・!と動揺を隠せません。と同時に彼らがそこまでメジャーな存在になりつつあることに喜びを感じます。ここまで来たらOPも是非祭nine.に歌ってほしいところです。

 また本作をきっかけに祭nine.がもっと人気になればいいなとつい考えてしまいます。本当に名曲が多いのでトリガーを通じて色んな人に彼らの曲を聴いてほしいですね。(個人的には「HARE晴れカーニバル」「有超天シューター」辺りがおすすめです)

 

 また頼我さんが今回の件について祭nine.のオフィシャルブログでコメントを残していますが、これがまた泣けます。「“特撮ヒーロー”になる」ことが1番の夢であったこと、かつてブログの冒頭に「シュワッチ!」と書いていたことなど、以前からウルトラマンに対する熱意があったことが書かれていました。そして巡り巡って受けたウルトラマンのオーディションにて合格し、夢を叶えることが出来た・・・・・・この文章の流れに涙が止まりませんでした。本当によく頑張った!すごい!と称賛の言葉を送りたい気分です。

 

 

 というわけでウルトラマントリガーの情報解禁に関しての感想でした。ウルトラマンティガ25周年、そして円谷プロ55周年という節目の年にこんな気合が入った作品を出してくれることに感極まってしまいます。現実は未だ苦しい状況が続きますが、それでもこうして新しい作品を作り続けてくれる円谷プロには感謝してもしきれません。またあまりの嬉しさに情報公開直後に特設サイトに入ろうとしたものの、同じようにサイトに訪れた人たちが殺到しているのかページが開けなかったのがちょっとした衝撃でした。それだけ多くの人が本作に注目していると思うとよりテンションが上がってきます。

 まだ気が早いと思われますが、祭nine.のファン、そしてウルトラマンのファンとして最初から最後まで見届ける所存です。放送が始まったらブログにも感想を毎週あげていきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

仮面ライダーセイバー 第30話「絆、切り裂かれても。」感想

無力を責める者たち

徹底した倫太郎曇らせ展開に歪んだ愛を感じる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 初めてのエクレアの味はしょっぱかった

 前回の戦いを経て無事倫太郎が飛羽真たちの元に戻り、ソフィアもノーザンベースの守護に復帰と嬉しいことづくめの場面から始まった今回のセイバー。歓迎ムードの中頭を下げて謝罪する倫太郎に初っ端から驚きつつも、彼らしい愚直な態度にどこか顔がニヤけてしまいました。本作の登場人物の中でも一際真面目で優しい倫太郎は相変わらずなのだと実感します。それに対して飛羽真たちが責めることなく優しく励ましてくれるのがまた素晴らしいです。

 何よりこれまで食べられなかったエクレアを食べるパートが良かったですね。前回芽依が「エクレアを用意して待ってる」と言っていましたがまさか本当に用意してくれるのはちょっと意外でした。みんなに半ば強引にエクレアを食べさせられ、涙を流しながら「しょっぱいです」と食べた感想を述べる倫太郎のシーンに心が暖かくなりました。念願のエクレア実食と同時に、本当の意味で飛羽真たちと打ち解けた、とも取れる名シーンでした。

 

 

  • 己の無力を嘆く者

 そんなほんわかムードで終わるなんてことはあるはずもなく。冒頭のドタバタを経てからは芽依がメギドに変えられるというハードな展開が待っていたことにちょっと面食らいました。予告の時点でわかっていましたが、実際に見てみるとかなりエグかったです。大切な仲間がメギドに変えられ、元に戻さなければと焦る飛羽真と倫太郎の様子はかなり鬼気迫っていました。

 今回恐ろしかったのは何と言っても実質芽依を人質に取られたことによる、倫太郎に激しい動揺を促す展開が徹底していたことですね。芽依を助けなければならないと躍起になるものの、メギドに変えられた人を元に戻すには烈火か最光が必要。最光であるユーリはタッセルの所在を探しに出ていったので現在芽依を助けられるのは飛羽真だけ、という状況に自身の無力さを痛感する倫太郎の姿は見ていて辛いものがありました。上記でも語った真面目な性格がかえって自分を追い詰めてしまう、という生々しさに精神がやられそうです。流水を光らせようとしても上手くいかず叫ぶ様子などは見ていられませんでした。

 しかも自分はどうなってもいいからと自暴自棄になっているところでズオスに倒されそうになるのを飛羽真に助けられ、そのことで彼を責める展開も辛かったです。飛羽真としてはまだ余裕がある芽依よりも目の前で殺される寸前だった倫太郎を助けるのは至極当然のことなんですが、それがかえって倫太郎のことを追い詰めてしまうのが可哀想でした。誰も悪くないのにこうして傷つけあってしまう絵面に心が締め付けられる思いです。

 

 そんな倫太郎を周囲が精神的にどんどん追い詰めているのもまたある意味で秀逸。芽依をメギドに変えたズオスはもちろん、彼女が変貌した「ネコメギド」の煽りがどれも彼を苛むのに効果てきめんのものばかりでした。“芽依が本心で思っていること”と称して倫太郎にとって耳が痛い言葉ばかりを浴びせる手腕には恐れおののきます。(CVが朴路美さんということもあって言葉の棘が凄まじく刺さる刺さる)しかも人間に戻っている間に倫太郎にひたすら助けを求めるほどに弱っている芽依を見せつけられたので嘘だと断定しがたいのがタチが悪いです。この一連のやり取りを見せられただけに倫太郎がどんどん曇らされていくことにも納得させられてしまいました。

 またこういう時こそ精神的面で頼りになってくれそうな尾上さん、どんなに悪い状況もどうにかしてくれそうなユーリがそれぞれ別行動である点も徹底しています。ありとあらゆる手で倫太郎をイジメぬき、逃げ場すら用意させない今回のエピソード、倫太郎への歪んだ愛を感じずにはいられませんでした。公式による圧倒的な曇らせ展開を前にして、果たして倫太郎はどうなってしまうのでしょうか。あと個人的な話ですが実際倫太郎の泣き顔はそそられるものがあるので正直こういうのも悪くないとおm(ry

 

 

  • RTA走者と化した賢人&今日のデザさんぽ

 倫太郎の曇らせの他にも気になったのが賢人と蓮のパート。前者は例の自暴自棄になっている倫太郎を静かに見つめる賢人とソフィアが印象的です。このシーンでは賢人が倫太郎と芽依の命をどうでもいいと思っているかのような発言をしたことがショックでしたね。あの賢人が仲間を見捨てるというのは信じられないことでしたが、破滅の未来を見すぎたせいか周囲の人間の命に実感が湧かないのかもしれない、とも思えました。何度も仲間の死を見ていく内にゲームの駒のようにしか思えなくなったのかもしれません。そんなRTA走者のような思考に陥りつつある賢人の今後や如何に。

 対照的に蓮のシーンはどこかフフッっとくるものでした。というのもデザストがぴょこぴょことついてきて勧誘してくる絵面がやたらシュールだったからですね。後ろから囁きかける様子はさながらライトに話しかけてくるリュークのようです。蓮本人にとっては尾上さんからの説得も含め、どうしていいかわからず心がぐちゃぐちゃになってしまっている辛いシーンなのですが、やたらフレンドリーに接してくるデザストのせいでどうにもその辺りのシリアスさが薄れてしまったように感じます。(まぁ今回はメインの本筋が凄まじい惨状だったのでこの辺りの笑いはかえって清涼剤になりましたが)ともあれ倫太郎や賢人とは別に蓮がこの先どうなってしまうのかも心配になってきますね。

 

 

 というわけで倫太郎曇らせ回でした。信じていた組織に裏切られるも仲間と共に戦い何とか持ち直してきたところにこの展開は本当にエゲつないと思います。製作スタッフの面々、「倫太郎はいくら曇らせても良い」とか思っていますよ多分。

 あとは今回賢人や蓮たちも迷走している様子が描かれるなど、全体的に若い剣士の心の弱さが露わになった印象でしたね。有望な世代だからこそくる心の未熟さ、不安定さをここまで描いていたように思えます。(対して尾上さんや大秦寺などベテラン剣士は安定したメンタルを貫いています)彼らのそんな若さがどのように昇華されていくのかが今後のキモになっていくように思えます。とにかく次回は倫太郎と芽依の行方に目が離せませんね!

 

 

 ではまた、次の機会に。

2021年春アニメ&特撮簡易感想 その3

 

 

www.youtube.com

 

 先日デュエチューブのチャンネルにて「デュエマの漫画のセリフを当てるゲーム」を撮影した動画が公開されたんですが・・・・・・とにかくカオスで笑ってしまいました。基本的には真面目に答えているのですが、クイズというよりもただの大喜利大会と化していきかなり滅茶苦茶な様相を呈しているので笑いが止まりません。

 特にザキラのセリフの問題が「九九」だの「昨日のご飯」だのとやりたい放題だったのはとんでもない衝撃でしたね。あまりのネタっぷりに当時のコロコロの読者投稿ページで募集していた「漫画のセリフを差し替えてギャグにする」コーナーでザキラのコマばかりがネタにされていた思い出が甦ってきました。(「チ○コが抜けねぇ」とか「ザキラ様、おもらしです!」「かまわん」とか強烈なセリフばかりだったなぁ・・・・・・)こういったカードだけでなく、漫画やアニメを扱った動画は大好きなので今後もやってほしいですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第61話「まるっとおまかせ!プラスルマイナン便利屋さん!!」

 3週間ぶりのアニポケは便利屋さんのエピソード。プラスルマイナンをマスコットとして配置するスタイルはポケモン世界ならではで面白いですね。ただ水場の仕事に電気タイプのポケモンを連れていくのは感電しそうで怖いな・・・・・・今回のゲストである「マルプリ」はすぐにパニックで動けなくなる欠点を持っていましたが、その問題と向き合って少しずつ克服していく過程が描かれておりスタンダードな内容に仕上がっていて楽しめました。最初はマルプリをジト目で睨んでいたマイナンも最終的には認めてくれてホッとしました。(OPを歌っているからあげ姉妹のアフレコも中々上手でしたね)

 また今回はケンタロスがやたら目立っていたことも印象に残りましたね。こんなにたくさん出す意味があるのか、と思っていたら工事中の穴に落ちてからの救出という展開になったことにも納得。ロケット団ニャースを救うために自然と救出に協力していたのも面白かったです。

 

 

灼熱カバディ

第2話「繋がる男たち」

 宵越のキャラクターについて大きく理解出来た回。カバディ部には無理矢理入部させられたものの、練習にはきちんと参加するなど真面目な面がどんどん明らかになっていきました。次第にカバディにのめり込んでいき、カバディのことを馬鹿にする相手に静かに怒るくらいには理解を寄せるようになったことにちょっとした感動を覚えます。口が悪いところもありますが、畦道をはじめとしてカバディ部の他メンバーの人の良さもあってそこまで不快には感じなかったですね。あとサッカー部監督がアッチ♂の方向で勘違いする展開には爆笑してしまいましたよ・・・・・・

 前半の練習シーンでは「チェーン」なる防御手段が明かされたことが記憶に残りました。文字通りの「肉壁」とも言えるコンビネーションが防御の要であるのは面白いです。1話でカバディの基本的なルールを教えたのに対して、今回はそこからさらに発展したテクニックを披露する内容だったので見応えがありました。宵越がサッカーの経験を活かした戦法を披露するシーンも唸りましたね。

 

 

ましろのおと

第2話「林檎の花」

 前回ラストに登場した母親のインパクトが強すぎる。雪の母である「梅子」の半ば強引な教育的指導と兄の「若菜」との再会など主人公の家族周りを描いたエピソードでしたが、説明がほとんどないまま割と唐突に登場したので少々混乱してしまいました。とはいえ家族との触れ合いは中々に面白かったです。特に序盤はぎこちなかった若菜との関係がだべり合いなどで徐々に解消されていき、ラストの連奏で完全に解決する流れは前回に引き続きお見事でしたね。

 また雪の人格的問題も少しだけ明らかになりました。小学生時代のトラブルや高校でのあいさつなど、他人との関わりにとことん興味を持てないことがわかりこれは由々しき事態だと思いました。祖父の音しか聞きたくない、と耳をふさいでばかりの彼が今後どのように外の世界の音に耳を傾けていくのか気になるところです。あと三味線同好会の「前田朱利(まえだ・しゅり)」ちゃんが可愛い!

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第27話「陸戦騎ラーハルト」

 ガルダンディーどころかボラホーンの戦闘シーンまでもがあっさりと終わって唖然。原作でもあっという間に倒されていた気がしますが、ここまでハイテンポに処理されるとちょっとギョッとしてしまいます。こうして見るとお手本のようなやられ役だったと再認識しますね。

 一方最後の竜騎衆「ラーハルト」は他2人とは比べ物にならないほど強くて別の意味で唖然となりました。ヒュンケルの鎧と同格の「鎧の魔槍」の存在も去ることながら、あのヒュンケルが手も足も出せず一方的にやられる様子は何度見てもショッキングです。同じ竜騎衆なのにここまでの力の差があるのは一体・・・・・・

 あとはポップとヒュンケルのやり取りが良かったですね。憎まれ口を叩きながらもお互いの実力を信頼している関係が素敵です。1人でガルダンディーを打ち破ったポップを内心嬉しそうに誉めるヒュンケルには思わずニヤニヤしてしまいました。(それはそれとしてちゃんと口に出そうよ、とか思ってしまったり)

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第14話「超時空の大決戦・中編」

 ガイアの劇場版中編は「子どもたちの感情」がメインとなった内容でした。我夢を呼び寄せた勉くんはずっと会いたかったヒーローとの出会いに心躍らせるなど、年相応の無邪気さに心が癒されます。しかし一方で我夢の事情お構いなしに元の世界に帰さんとする態度は少々身勝手なようにも見えました。この良くも悪くも自分の欲求に正直なところは実に少年らしいと思えますね。

 いじめっ子の鹿嶋田くんが赤い玉の力で怪獣を実体化させようとする一連の流れも印象的。仲間と一緒に粘土で怪獣を作る辺りは微笑ましいものの(取り巻きの子もそうですがデザインのセンスが飛び抜けていてビビる)、屋上での叫びは特撮オタクたちの鬱屈とした感情をそのまま代弁していてかなりのインパクトを誇っていました。言っていることには同意を覚えますが、どうにも恥ずかしく思えてしまいます。勉くんのシーンも含めて、「子どものストレートな感情表現」が突き刺さりましたね。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第43話「開幕!チームバトルロイヤル」

 前回は大会に参加しないという選択を取った遊我でしたが、今回オーティスとのデュエルを経て自らも戦う決意を固める過程が描かれました。デュエル中「ラッシュデュエルが愛されるようになっただけで満足するな」とばかりに叱咤してくるオーティスに触発され、傍観者を止めると覚悟をきめる遊我の姿はカッコよかったですね。歩みを止めずに高みを目指し続けるというのも「自分自身のロードを突き進むこと」という本作のテーマに即していて実に気持ちがいいです。

 デュエルパートでは何と言ってもデーモンの召喚が出てきたことが注目ポイントですね。オーティスはこれまで青眼に真紅眼と懐かしのモンスターを出してきましたが今度はデーモンが来たか!と興奮しました。また有名なネタである「「デーモンの召喚」を召喚!」というセリフをアニメで発した時はかなりびっくりしました。他にもオーティスも遊我も専用カードを連発してくるので中々に楽しいデュエルでした。

 そんな中ラストで登場した謎の集団「ダブルシックス」、というかその首領っぽいCV中田譲二キャラが気になりました。ジョージボイスからしてシリアスっぽい雰囲気を放っていますが、本作はギャグアニメなのでどうなるのか予想が尽きませんね・・・・・・

 

 

 個人的な話ですが、YouTubeにおける「投稿者たちの生の声が入った動画」というのは僕はあまり見ないことが多いです。(かつてニコニコ動画を見ていた頃にゆっくりボイスに慣れてしまったのが大きいのではないかとも考えています)しかしデュエチューブの動画などをはじめとして最近はそういった生の声もキチンと聞くようになってきました。YouTubeなどの新しい文化を取り入れていくためにも少しずつ慣れていく所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。

デュエル・マスターズ キング! 第2話「時空を飛び越えろっ!ボルシャック・ドラゴンとスター進化!」感想

大いなる力を受け継ぐとき

自分を労ってくれる子供が出来て良かったねデッキー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ピョコン!ペタン!ピッタンコ!な新ジョーカーズ

 冒頭のナレーションで映された手描きのクリーチャーがやたらカッコよかった今回。巻き物から聞こえる謎の声に従い、《ボルシャック・ドラゴン》を探すことにしたジョーとその仲間たちからスタートしていました。過去に遡ろうとして『ドラえもん』よろしく机の引き出しに入り込もうとするのは序の口で、ボルツとダチッコが「時速140キロを超えれば過去に飛べる」という『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ネタを披露した時は大笑いしてしまいました。(ボルツがマーティ、ダチッコがドクっぽい格好にそれぞれ扮していた点がパロディポイント高いです)

 当然そんな方法では過去にはいけないのでジョーが過去に飛べるクリーチャーを創作することに。いつものデッキーのダンス余談ですが本作のダンスは何だかトレンディ風味を経て誕生した「タイムピョンキチ」はこれまでのジョーカーズとは少々趣きが異なっていて驚きました。何というか真っ当に可愛いマスコット然としているビジュアルが良くも悪くもジョーカーズらしくないのでかなり意外です。放送開始前に公開されたキービジュアルに描かれていたことは確認していたのですが、正直ジョーカーズだとは思っていなかったので意表を突かれた気分です。

 しかしそれ以上にこのピョンキチ、デッキーを「父上」と呼んで生んでくれたことを感謝してきたので心底驚きました。思えばこれまで出てきたジョーカーズはジョーのことを慕うことはあれどデッキーに対してはそれほどではない態度を取る者がほとんどだった記憶があるので、純粋にデッキーを尊敬してくれる相手はかなり貴重な気がします。まぁ直後にデッキーを投げ捨てたり鼻の穴が大きく開いた顔芸を披露してきたので、あぁ、やっぱりこいつもジョーカーズなんだな・・・・・・と思いましたが。どこか抜けている点もジョーカーズ的だと思えるので、ピョンキチが今後どんな活躍を見せていくのか期待したいです。(あとカード化はされるのかどうかも気になるところ)

 

 

  • 切札の穴と伝説の龍の力

 ピョンキチに案内される形である山に辿り着いたシーン、そこで「切札の穴」なる洞窟が登場した時は衝撃を受けました。ジョー曰く勝太や勝舞、勝利に勝三といった切札家のデュエリストがここでデュエマの腕を鍛えていたとのことです。唐突に出てきたので最初は困惑してしまいましたが、時間が経つにつれて「切札家ならこういう洞窟で修業していてもおかしくない」と思えてきました。なんたって遊び人の家系だからな!それはともかく最奥に勝舞のデッキケースが置かれているなど、切札家の物語を感じさせる要素満載で興奮させられましたね。

 また今回は徹底してボルシャックが“伝説のクリーチャー”であることを強調していた点が印象的でした。勝舞の切り札であることに加え、白亜紀にタイムスリップしたジョーたちの前に現れ恐竜を追い払うなど威厳溢れる存在として描かれています。ボルシャックは今もなおヒーロー性の高い存在なのでそれを尊重した扱いを見せてくれるのはファンとしても嬉しいです。コッコ・ルピア》を連れて姿を見せるシーンでは変わらぬカッコよさに思わず見とれてしまいます。(加えてCGに関しても同様。当時作られたものであろうCGが最新クリーチャーのCGと遜色ない出来であるのは地味にとんでもないことだと思います)ボルシャックがあっさり力を渡してくれたことには驚きましたが、伝説の存在としてのボルシャックが現代の主人公に力を貸してくれるシチュエーションにはテンションが上がりました。今後もこういった力の継承がなされていくと思うとワクワクしてきますね。

 

 

  • 善悪を極めし神をも超えた大天使

極世接続(きょくせいせつぞく) G.O.D.Z.A.(ゴッズァ) 光/闇/自然文明 (9)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ゴッド
パワー10500
▪️EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
▪️ブロッカー
▪️W・ブレイカ
▪️このクリーチャーがタップした時、コスト6以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。

 マスオ部長が繰り出してきた切り札。「革命編」にて登場した侵略者《極まる侵略 G.O.D.》と「極神編(バイオレンス・ヘブン)」にて姿を見せた《超絶神ゼン》&《究極神アク》のゴッド1組を合成したディスペクターです。奇しくも名前に“神”を持ったもの同士の合体で、名前も“G.O.D.”に“Z(ゼン)”と“A(アク)”、それぞれのアルファベットが加わっているのが特徴的です。また非常に数が少ない光&闇&自然の3色カードだったりします。*1

 コスト9のブロッカーということで【九極侵略】でも無理なく採用されそうなスペックをしています。ディスペクターらしくEXライフも備えているので防御面でも強気で出られそうです。コストの重さは《ヘブンズ・ゲート》などのブロッカー踏み倒しでいくらでもカバー出来るでしょう。(もちろんディスタスのササゲール能力で軽減するのもいいですね)

 そして注目したいのがタップ時に発動するリアニメイト能力。コスト6以下という範囲の優秀さから様々なカードとの組み合わせが考えられます。劇中で行われたように《浄黒接続 ウルガーン》などの中型ディスペクターやディスタスを展開させるのはもちろん、《清浄の精霊ウル》や《ジョバート・デ・ルーノ》をリアニメイトして自身をアンタップし、再度タップして発動するといった芸当が可能です。意外なところでは《ガチャンコ・ガチロボ》を墓地から出せばさらなる展開も狙えます。後者はその特性から【9軸ガチロボ】での活躍が期待出来るでしょう。

 またこの「タップした時」というテキストが便利で、無理にアタックしなくても展開可能な点は地味に嬉しいところ。ブロックするだけで後続を呼び出せるので相手に攻撃するのを躊躇わせられますし、《ドンドン打つべしナウ》のようなカードでタップさせても発動させるのも十分にありですね。

 

 

  • 王が来たる道を作る猛き英雄龍

王来英雄(オーライヒーロー) モモキングRX(レックス) 火/自然文明 (5)
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ
パワー6000
▪️スピードアタッカー
▪️W・ブレイカ
▪️このクリーチャーが出た時、手札を1枚捨て、カードを2枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
▪️シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーがバトルに勝つたびアンタップする。

 強くなるための修業に出ていたモモキングが、「レクスターズ」という新種族の力を得てパワーアップした新たな姿。ジョーカーズの新キングマスターカードです。角が大型化し巨大になった頭部の他、鎧を脱いで軽装になっている点が野武士然とした雰囲気を漂わせています。何より左目に傷が出来て隻眼になっている点がカッコいいですね。厳しい修業を乗り越えた証のように感じられるのでとても惹かれます。(勝利父ちゃんが持つ「片目のボルシャック」を彷彿とさせますね)

 コスト5ながらパワー6000、スピードアタッカーにW・ブレイカーとこの時点でかなりの高スペックカードであることが伺えますが、その他の能力がまた強力です。それは登場時に手札を交換し、その後コスト7以下の進化可能なクリーチャーをこのカードの上に重ねるというもの。進化クリーチャーを手札に確保し、そこから踏み倒すのにうってつけの能力です。何気にテキストに「進化できるクリーチャー」と書かれているのでNEOクリーチャーを重ねることも可能と出せる進化クリーチャーの範囲が非常に広いのが特徴。コスト7以下というのも絶妙でその範囲の優れた進化クリーチャーを速攻で出せるのは非常に魅力的です。

 またレクスターズの固有能力として「シンカパワー」を備えている点にも注目したいです。この能力を持っているクリーチャーが進化する際に得られる誘発型能力で、これまた進化クリーチャーのサポートに最適な能力です。このモモキングRXのシンカパワーは《無限掌》と同じ効果を付与するもので、基本的にパワーの高い進化クリーチャーとの相性は抜群と言えるでしょう。アタックトリガーを何度も発動させるなんて芸当も可能です。

 以上の点から非常に優秀な進化クリーチャーのサポートカードに仕上がっています。サポート出来る進化クリーチャーも強力で相性の良いカードが揃っており、パッと思いつくだけでも、

 

  • バトルに勝つたびアタックトリガーで2枚ランデスする《超竜バジュラ
  • 効果バトルによる無限アタックが期待出来る《ボルシャック・ドギラゴン
  • 大型呪文の踏み倒しを行える《聖竜ボルシャック・ウルフェウス
  • 単色カードや踏み倒しをロックする《闇鎧亜キングアルカディア
  • 革命チェンジクリーチャーをサーチして革命チェンジさせられる《凰翔竜機バルキリー・ルピア

 

 といった感じに選択肢が非常に多いです。上記の組み合わせ以外にもまだまだ相性のいい進化クリーチャーは存在しますし、今後強力な進化クリーチャーが出てくることにも期待が持てます。ジョーカーズのキングマスターに相応しい無限の可能性を持った新切り札として今後の活躍を大いに楽しみたいところです。

 

 

  • 勇敢なる龍の魂を受け継ぐ熱き絆の星

ボルシャック・モモキングNEX(ネックス) 火文明 (6)
スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/アーマード・ドラゴン/レクスターズ 
パワー9000+
▪️スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
▪️パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
▪️このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがレクスターズまたは火のクリーチャーなら出す。それ以外なら墓地に置く。
▪️攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+2000する。

 モモキングがボルシャックより与えられた力を手に入れ、進化した姿。本作におけるジョーカーズもう1枚のキングマスターカードです。「神化編(エボリューション・サーガ)」の看板クリーチャーである《ボルシャック・NEX》の力をその身に纏ったようで、ボルシャックらしい巨大な両腕に加えて胸部にNEXの顔がついているデザインが特徴的です。(「英雄の力を身に纏う」という点から個人的には『仮面ライダーゴースト』が連想されましたね)

 カードとしてもこれまでの進化クリーチャーとは一味違った「スター進化クリーチャー」。(進化マークが従来のものとは異なる“星型”である点が目を引きます)彼らが持つ「スター進化」は何らかの理由で場を離れる際、1番上のカードを墓地に置くだけでよい特徴を備えています。置換効果によって進化元が残るので、従来の進化クリーチャーが抱えていた「除去された場合、進化元含めて失うので大きなディスアドバンテージになる」弱点を見事に解消した能力と言えます。またスター進化クリーチャーの上にオレガ・オーラなどのカードが乗っている場合、そのカードを墓地に置けるのでさらなる耐性を得られます。進化クリーチャーに新たなる可能性を見出してくれる面白い新能力です。(ただし進化元が残る都合上、革命チェンジが失敗する難点も抱えているので、カードの組み合わせには注意が必要です)

 このカード自身の個別の能力はまずボルシャック一族伝統とも言える墓地の火のカードを参照したパンプアップがあげられます。何気に従来のボルシャックよりも上がるパワーの量が多いのが嬉しいところ。さらにパワード・ブレイカーも持っているので、上がったパワーを相手クリーチャーとのバトルだけでなくシールドブレイク数増加にも役立てられます。

 そして目玉は何と言っても登場時と攻撃時に発動する山札から踏み倒す能力。驚くべきはその範囲で、レクスターズか火のクリーチャー以外の制限が存在せずかなりの種類のカードを呼び出せます。《龍世界 ドラゴ大王》のような大型でもよし、《極仙龍バイオレンス・サンダー》のような巨大進化クリーチャーを重ねるのもよしと踏み倒す対象に様々な可能性を秘めています。登場時と攻撃時の最低2回は行えるので構築によっては確実に2回踏み倒せる点が強力。もし墓地に置かれたとしてもそれが火のカードであるのならパンプアップの手助けに繋がるので無駄も少ないです。能力が全て強制である点がネックですが、それを差し引いても魅力的な能力だと言えるでしょう。

 《ボルシャック》&《NEX》と名称カテゴリを2つも持っている点も見逃せません。前者は《ボルシャック英雄譚》や《ボルシャック・ファイアー》、後者は《マッハ・ルピア》や《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》などの名称サポートカードと組み合わせられるのでそれらと特化した構築にするのも面白そうです。単体でも非常に強力な切り札として使っていきたいですね。

 

 

 というわけでボルシャックの力を無事手に入れることが出来た回でした。一件落着かと思いきや、終盤ガットルズの面々が《聖霊アルカディア》のカードを既に確保していたことが明かされ驚きました。敵側も伝説のクリーチャーを手に入れている辺り、今後はカード争奪戦が展開されていくのであろうことが予想出来ますね。一体どのカードがどちら側に渡るのか、といった予想をするのも楽しそうです。

 

 さて次回はガットルズの新たな幹部「ジェレミー」が登場。“破壊王”という仰々しい二つ名を持っていますが、予告を見てみる限りこれまたイロモノっぽいです。加えて暑苦しそうなキャラクターであることが読み取れますがジョーたちとどんな絡みを見せるのか気になるところです。またしばらく姿を見せていなかったモモダチたちも再登場するようなのでそのことも含めて楽しみですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:この組み合わせのカードは他には《天罪堕将 アルカクラウン》を含め4種類しか存在しない。

ゴジラ S.P<シンギュラ・ポイント> 第2話「まなつおにまつり」感想

膨らむ関心

萎まぬ不穏

ラドンがこんなに人気になる世界とか初めて見たぞ

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ラドン

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ラドン

  • 発売日: 2018/09/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前回のラストで突如出現したラドンに対し、おやっさんがジェット・ジャガーを駆って立ち向かうシーンから始まった今回のゴジラSP。ここでジェットジャガーが思いのほか善戦していたことに驚きましたね。ただのハリボテかと思いきや巨大生物を押し返すくらいの馬力を持ち合わせている辺り真面目に作ったのであろうことがよくわかります。その後おやっさんがコックピットから離れてからユンの遠隔操作で戦う様子も面白かったです。(デフォルト操作でU.S.A.踊っていたシーンには笑ってしまいましたが)

 何よりユンたちオオキタファクトリーの面々がラドンに立ち向かうためにあの手この手で研究、対策としての装備を開発する過程が印象的でした。ゴジラシリーズでは基本的に自衛隊などが怪獣に立ち向かうのが普通となっているので、彼らのような民間人が自力で戦おうとするのは珍しく、新鮮な気持ちで見れました。中でもユンがラドンの電波を感知する性質を利用する辺りは科学オタクらしくて良き。またジェットジャガーのプログラム再設計の時間を稼ぐためにユン自ら体を張ってラドンの注意を引くシーンは嬉しかったですね。前回彼に抱いた内気なイメージを払拭してくれました。パンクな見た目の「金原さとみ(かねはら・さとみ)」お姉さんも加わりこれからのオオキタファクトリーの活躍に期待がかかります。

 

 

 そして今回他にも印象的だったのがラドン関連ですね。前半ジェットジャガーと戦いを繰り広げ、空を飛んだと思ったら突如死亡して落下する衝撃の最期を見せたラドンまさかのアイドル扱いされる展開は中々に鮮烈でした。ニュースや特集番組で取り上げられ、ネットなどで「電波怪獣 ラドン」としてのイメージが出来上がって話題になっていく様子にはどこか変な笑いが出てしまいます。ここぞばかりに人形やまんじゅうを売り出す辺りも人間のブームに乗っかりたい心理が働いていて面白いですね。というかラドンがここまで民衆に愛される存在と化すとか全く予想していませんでしたよ。(まぁ今回のラドンは何か可愛らしいシーンが多いので納得ではあります。動かなくなったジェットジャガーをくちばしでつついて首を傾げる姿とか思わず萌えてしまいましたよ)

 ただこの一連のシーンで「体内に放射性物質ラドンが検出された」「胃に相当する内臓が存在しない」など様々な情報が次々と明かされましたが、肝心のラドンの正体に関してまるで明らかになっていないことにはゾッとしました。2体目以降の死体が発見されるもののこの翼竜たちはどこから来たのか、そもそもこいつらは一体何なのかといった謎が何一つ解明されていません。それなのに世間はそんな正体不明の存在を持てはやし、楽しんでいる様子に恐怖を感じます。朗らかな日常の中に混じって、不穏な非日常が蠢き始めている・・・・・・そんな感覚を今回覚えましたね。

 さらにラストの海から大量のラドンが出現するシーンには衝撃を受けました。前述のどこから来たのかという問題に関する答えが早速きたのですが、まさかの海から出現するというのは思いもしませんでした。空の怪獣=空から来たのであろう、という先入観をいつの間にか抱いていたので、予想外の方向から意表を突かれた気分です。どこまでもこちらの予想を大きく覆してくる本作のラドン、次回は果たしてどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

 

 

  • 伏線がありそうなOP&ファンサたっぷりのED

 1話では尺の都合か演出のためかカットされたOPとEDでしたが、今回からようやく流れて一安心。1話分待たせてくれた分中々聴きごたえ&見応えがあるものに仕上がっていました。

 まずOPのBiSHさんによる「in case...」。理解不能な存在に対して戦うことを促すような意味深な歌詞が特徴的な曲です。映像の方も様々な一枚絵が目まぐるしいスピードで連続で映されていくので、この辺りに何か重大な伏線が隠されているのではないか?と見まがえてしまいます。個人的にはユンや銘などの登場人物に左半身がシルエットで隠されている人物とされていない人物に分かれている点が気になりました。この演出の違いには何か意味が隠されているのでしょうか・・・・・・

 そしてED、ポルカドットスティングレイさんの「青い」も良かったですね。こちらは謎に対する興味・探求心を肯定するような歌詞とリズムに元気づけられます。何より過去のゴジラ作品に登場した怪獣や人々が続々登場する映像には興奮しっぱなしでした。本作のアニメイラストで実写の怪獣たちを忠実に描いたらこうなる、というのを見せてくれる演出は見ていて本当に楽しいです。*1過去作を見てきた人たちにとって素晴らしいファンサービスだと思います。(ちなみに個人的に嬉しかったのは三式機龍が初代メカゴジラのように首をグルンと回転させて口からビームを放つシーンですね。メカゴジラ好きとしてはそれらの要素を合わせるネタは見逃せません)ちょこちょこ動く銘も可愛らしいですし、どんどんシリアスに突入していくであろう本編に対する貴重な癒し要素になってくれそうです。

 

 

 ファンサービスといえば本編にて銘が恐竜の語源云々を調べている中、パソコンに『原子怪獣現る*2を思わせるイラストが映った時はびっくりしました。ゴジラのルーツの1つであるこの映画を出してくる辺りに製作側によるゴジラ作品への凄まじい熱意を感じましたね。

 

 

 というわけで2話は1話の不穏な雰囲気をさらに拡大させたような内容でした。上記のエピソード以外にも銘とペロ2の和やかに見えて何かしら重大な秘密に触れそうなやり取り(ペロ2は優秀なAIではあるけど論文をほぼ勝手に公開するのは頂けないな・・・・・・)やミサキオクの局長たちのぐだぐだしたやり取りなども特徴的でした。彼らもまたオオキタファクトリーの面々とは別に何かしらに立ち向かっている様子が見て取れるので今後の動向にワクワクしてきますね。特に銘に関しては会いたいとメッセージを送ってきた李博士との対面で何かした重要な情報を手に入れそうな予感がします。次回も楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:同時にこれは「EDに出てくるような怪獣を本編では決して描かない」という意思表示のようにも思えました。

*2:レイ・ブラッドベリ原作の小説『霧笛』(原題『The Fog Horn』)を原作として1953年にアメリカで製作された特撮怪獣映画。(原題『The Beast from 20,000 Fathoms』)監督はユージーン・ルーリー。「核実験で現代に甦った恐竜が都市で暴れまわり、人間たちと決死の攻防を繰り広げる」というストーリーで、これらの設定は後の初代『ゴジラ』などに大きな影響を与えたとされる。

2021年春アニメ簡易感想 その2

 

 

 4月に入ってから1週間が過ぎ、今季のアニメもほとんどが出揃ってきました。僕自身見るアニメを大体決めて何とか簡易感想の方も執筆の順番を決めたところです。中でも3か月前に一旦お休みした『憂国のモリアーティ』が楽しみで楽しみで・・・・・・待ってましたと言わんばかりでしたね。そんなわけで今回はそのモリアーティを含めたアニメ作品の感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

憂国のモリアーティ

第12話「大英帝国の醜聞 第一幕」

 三か月の休息期間を得てようやく開始されたモリーアティ第2クール。今回はホームズコンビが主役のエピソードでした。冒頭からシャーロックの兄マイクロフト卿が早くも登場した時はちょっと意表を突かれましたね。ホームズ兄弟の仲は一見良さそうに思えますが、水面下では凄まじい腹の探り合いが行われていそうでドキドキします。

 そしてついに登場した大女優「アイリーン・アドラ」。持ち前の美貌と演技力でホームズたちを一方的に翻弄する強キャラぶりは流石です。男たちを振り回す自由奔放ぶりを発揮する一方、女優を目指す平民の少女に厳しい言葉をぶつけながらも激励する気高さには惚れ惚れします。こういう芯の通った女傑キャラ大好き!ホームズとのやり取りにもニヤニヤしてしまいますが、ラストの手紙のシーンで一気に不穏な雰囲気が立ち込めてきましたね・・・・・・

 

 

ドラゴン、家を買う。

第1話「いろんな家」

 森本レオのナレーションが炸裂して思わず吹き出してしまった本作。声の抑揚とか喋り方とか完全にきかんしゃトーマスです本当にありがとうございました。様々なモンスターや亜人が暮らすファンタジー世界(というよりはゲーム世界)での「家探し」というジャンルに惹かれました。ハーピーやゴブリン、サハギンなどの種族が暮らす家はそれぞれの特性を活かした生活様式になっていてどこか魅力的に感じます。また本作における家は「安全の象徴」として描かれており、親から勘当されたドラゴンが安住の地を求めるというストーリーに仕上がっている点が興味深いですね。

 主人公の「レティ」は最強種であるドラゴンの子ながら弱くて臆病というちょっとありがちなキャラクター。(ステータス表示に関しては見るからに貧弱なのが伝わってきますが、出来ればドラゴンの平均ステータスを出して比べてほしかったところ立派な翼を持っているのに飛べないというのが情けなさを助長しています。今のところドワーフに捕まるわ勇者に襲われるわいいとこなしですが、ラストに出会ったエルフ(勇者のセリフからして魔王らしいけど)とどのように家を探していくのか気になるところです。

 

 

戦闘員、派遣します!

第1話「工作員、派遣します!」

 このすば作者原作のアニメ化ということで早速視聴。現実世界の悪の秘密結社が異世界(というよりは別の惑星ということらしいですね)を侵略していくという設定が非常に新鮮でそそられます。「悪行ポイント」なるものを貯めて使うことで様々な道具を取り寄せられるというシステムも面白いです。どうせならこの秘密結社が現実世界でどのように侵略活動を繰り広げてきたかも見てみたい、と個人的には思いましたね。

 登場人物もこのすば作者らしく一癖も二癖もある奴らばかり。主人公の「戦闘員六号」は今時珍しいエロいことに正直なキャラで親しみが持てますし、ヒロインも毒舌アンドロイド「アリス」に金と出世に目がない「スノウ」とロクな面子ではない辺りが実に面白いです。ギャグもキャラ同士の掛け合いが中心の軽快なもので見やすく、すぐにクスッと笑えます。ギャグアニメとして早くも期待出来ますね。

 

 

ひげを剃る、そして女子高生を拾う。

第1話「電柱の下の女子高生」

 家出少女を拾う、という社会的にも倫理的にもヤバいテーマを扱った作品ということで戦々恐々の思いで視聴しましたが、想像していたものよりもずっとプラトニックな内容で驚きました。主人公の「吉田」はモラルがしっかりとしていて、少女の誘惑に一切乗らずに彼女を更生させようとする辺りに感心しました。憧れの先輩にフラれたことを引きずる女々しさはあるものの、ぶっきらぼうな優しさにキュンときますね。(少女を「甘えさせている」自分自身にも苛立ちを覚えるところにも好感が持てます)

 一方家出少女の「沙優」は北海道から東京まで転々としてきた中々に度胸のあるJK。一見天真爛漫のようでいてその内にから覗く不穏さに少々たじろいでしまいます。1話の時点で度々見られた歪んだ価値観や考え方は今まで体を引き換えに泊まらせてもらった男だけでなく、実家にも問題がありそうに思えますね。この闇の深さの正体がどのようなものなのか興味が湧いてきます。

 

 

聖女の魔力は万能です

第1話「召喚」

 女性向けの異世界召喚もの原作のアニメ化。冒頭から仕事帰りの主人公が強制的に異世界に召喚される展開に思わず笑ってしまいました。しかも相手側はもう1人召喚した女性が目的だったというのもひどすぎます。まぁこの序盤の理不尽さもこの手の異世界ものの醍醐味と言えますが・・・・・・

 そんなわけで衣食住が保証されている環境で暇を持て余しているセイこと「小鳥遊聖(たかなし・せい)」が植物研究員になる過程が描かれましたが、トントン拍子で進むのでかなり見やすかったですね。研究員になるためにこの世界のことを勉強しなくていいのか、とも思いましたが、テンポの良さを考えるとこれで無理に描写しなくても良いのかもしれません。

 何より終盤のシーンでセイが作ったポーションが人を救い、感謝される展開が良かったですね。召喚しておいて放置されたままだった前半のことを考えると、彼女がこの世界に来て初めて誰かに「必要とされた」のだという実感が湧くのでどこかウルウルしてしまいました。

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第1話「落ちてきた運命」

 『三国創傑伝』が完結して2週間、その続編であるヒーローズもいよいよスタート!1話は最初から最後までアクションたっぷりの内容でした。前作の時点で高いクオリティを誇っていたCGアクションは前作以上にスピーディーになっていて見ごたえがありましたね。劉備ユニコーンガンダム」をはじめとした三国創傑伝のキャラクターたちも変わらず登場し、パワーアップ形態などを披露してくれて大興奮します。個人的には「趙雲ダブルオーガンダム」が前半ド派手なバイクアクションを披露してくれた点と、新キャラの「サージェントヴェルデバスターガンダム」も機械的で冷静なキャラとネイティブ巻き舌な発音のギャップがたまりませんでした。

 そして本作の鍵を握る「悟空インパルスガンダム」は1話の時点では完全に暴走したモンスター扱いでした。特に巨大化してからはキングコングよろしく高層ビルによじ登るなど完全に怪獣そのものです。正気を取り戻してからの声は可愛いですが、どんな性格なのでしょうか。他にも彼が隕石のように落ちてきたのも気になるところ。(ラストに登場した三蔵が送り込んだ可能性が高いですが)

 

 

 こうしてアニメの感想をまとめると、本作も個性豊かなアニメが揃っているなぁ、と感じます。色んなジャンルの作品があって、各作品の特色を読み取っていくのは毎回のことながら大変ですがその分楽しいです。今季はどんなことになっていくのか今からワクワクしてきますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

仮面ライダーセイバー 第29話「その時、剣士が動いた。」感想

己が本当にやりたいこと

【悲報】賢神の皆さん、出番がないまま退場させられる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 信じたものを正す時

 冒頭から倫太郎が飛羽真たちと共に戦うこと決意を固めたことを話してくれた今回のセイバー。紆余曲折ありましたがようやく彼が飛羽真たちの元に戻ってくれると思うと初っ端からテンションが上がりましたね。(それにしてもそのことを芽依に話す辺り、倫芽依はやはりキテるな・・・・・・)しかしその前に「ケジメをつける」と言って組織の中の敵を探り始める姿を見せたので相変わらず真面目だなぁ、とちょっとため息が出てきます。

 そのままソフィアがサウザンベースに捕らわれていることを知り、マスターロゴスに直訴しに行くもそのマスターが本性が表してから割と散々な目に遭ってかなり可哀想でした。中でもデュランダルに人質にされている際に「家族だと思っていたものが幻想だった」と悲しむシーンは見ていられませんでしたね。自分にとっての家、即ち“居場所”だったものが歪んでしまっていたという事実は真面目で一途な倫太郎だからこそ受け止めきれないものがあると考えられます。

 だからこそ倫太郎がそれを正したいとはっきり口にするシーンに心が震えました。今まで組織の使命のために戦っていた倫太郎が、それらに縛られずに「本当に自分がやりたいこと」を見つけ出したという事実は感動的で、胸にこみ上げてくるものがあります。また飛羽真が共に戦ってくれることを約束してくれたのも良いですね。仲間のためにライドブックすら差し出せる(一応ユーリとの作戦だったみたいですが)度胸といい、飛羽真も倫太郎のことを深く想ってくれていることが改めてわかって嬉しかったです。そしてこの一連のやり取りに割り込まず黙って待っていてくれた凌牙さんもちょっと好き。

 

 

  • 駆け巡る時を刻む浅葱の断罪者

 

オーシャンヒストリー!

『この群青に沈んだ命が、今をも紡ぐ刻まれた歴史・・・・・・』

 

界時逆回!

 

時は・・・・・・

時は・・・・・・

時は!

時は!

時は!

時は!

我なり!

オーシャンヒストリー!!

 

『オーシャン!バッシャーン!

バッシャーン!!』

 

 凌牙が「時国剣界時(ジコクケンカイジ)」に「オーシャンヒストリー」ワンダーライドブックを装填、持ち手と剣先を入れ替えて差し込むことで変身した「仮面ライダーデュランダル オーシャンヒストリー」。黒と白、淡い青色のボディカラーをしたライダーです。胸部のサメのような意匠の他、ボディのいたるところに時計のメモリのような模様が入っているのが特徴的。膝のプロテクターは魚のヒレのようにも見えますし、時計の針のようにも思えます。“海”と“時”の2つのモチーフを上手く組み合わせたデザインと言えますね。

 武器が長大な槍というのも本作のライダーの中では珍しいです。剣(ソード)の形態からモードチェンジした槍(スピア)形態の先が三叉であること、前述の海のデザインからギリシャ神話の海神「ポセイドン」を彷彿とさせますね。

 そして戦闘では何と時間操作を駆使した瞬間移動能力を披露してきました。界時を一旦分離させることで一瞬で相手の背後に回るなど、まるでこの世界から消えたかのように錯覚させる恐るべき能力です。ブレイズとの戦闘時に能力を使用する度、別の場所にいる飛羽真のいる位置も変化した(移動中に移動先にいつの間にか着いていた)かのような描写があったことから、『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に登場したキング・クリムゾンのような「数秒先の時間に自分以外を飛ばす能力」であることが予想出来ます。

 さすがにエレメンタルドラゴンの形態変化相手にはダメージを与えられないなど強すぎるというわけではありませんが、即座に人質を取る作戦を取る凌牙自身の切り替えの良さもあってサーベラに並ぶ強敵であることは間違いありませんね。

 

 

  • 守護者ソフィアの復帰

 さて今回は他にもこれまでずっと捕らわれていたソフィアがようやく解放され、ノーザンベースに戻ってきたことも取り上げておきたいです。11話で突如姿を消してから実に18話ぶりの帰還となります。倫太郎の件も含めて実にめでたい!

 それにしても今回の彼女が解放されるまでの流れは興味深い要素満載。玲花に捕らわれてからこれまで度々彼女に尋問されてきましたが、今回は「人間を創造する秘術が書かれた本」について聞かれていたのが印象に残りました。人間を作り出すという恐るべき方法が書かれた本があったことにも驚きましたが、ソフィアが何故それを知っているのかという疑問も湧いてきました。本から生み出された存在であることが25話で明かされたことを考えると、もしやソフィアはその本で作られたのではないか?と考えられますね。また玲花はどういった目的でその本を探しているのかも知りたいところ。

 そんな捕らわれのソフィアの元に訪れて助け出した賢人の真意も気になります。てっきり玲花と同じようにその本を目的として彼女を連れだす、のかと思っていたら普通に解放されていた時はちょっとズッコケました。賢人がソフィアを助けたのはかつての仲間故か、それとも別の目的があるのか。本の件を考えると賢人は目的の本の在り処をソフィアに聞き出してからノーザンベースに戻してあげたようにも思えるので判断が付きにくいです。この辺りの謎はその内明かされると思うので、その時を楽しみにしておきたいと思います。

 

 

 というわけで倫太郎とソフィアが再び仲間になってくれた回でした。特に倫太郎がようやく組織から解放されて自分を解き放てたと思うと嬉しい限り。

 しかし組織自体の問題は別に解決していないのも気がかりです。今回自ら目的を明かして喜々とするマスターの様子には狂気すら感じられましたね。そのうえ賢神を既に排除したことと明かした時は唖然となりました。前回存在が判明したばかりだったというのに登場することもないまま出番が終わるとは哀れ・・・・・・(しかしこの辺りの描写は「賢神というストッパーを失ってマスターのいい様に歪められた組織の現状」を端的に表しているとも言えます)マスターの道具となり果てたソードオブロゴスの行方や如何に。

 

 次回は何と芽依がメギドになるという驚きの展開に。この手の「主人公の仲間が怪人に変えられる」展開は最近なかったので再び見れたことは嬉しいですが、それ以上に芽依のことが心配になってきます。何より倫太郎が戻ってきてくれた矢先にこれです。久々に仲間の元に戻れたと思ったらその1人をメギドに変えられた倫太郎のことを想うと少々可哀想です。ともあれ頑張れ倫太郎!芽依を救い出してくれ!

 

 

 ではまた、次の機会に。