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2024年夏アニメ簡易感想 その25

 

 

 

 今年の1月に公開され、SEEDファンの間で大きな話題と感動を呼んだ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。そんな本作が新規カットなどを追加したアップデート版として、特別上映されることが先日発表されました。ここにきてまさかの追加版が来るとは思ってもみなかったので、これには度肝を抜かれましたね。公開後に描き直したりするほどに、本作が人気を獲得したことを実感させられる情報だったと言えます。(『ゲゲゲの謎』も同じように追加カット付きが特別上映されるようですし、この方式は今後の人気アニメ映画の定番になるかもしれませんね

 

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 また上の特報映像で新規作画などがチラリと確認出来ましたが、一目でクオリティが劇的に上がっているのがわかったのも大きいです。各機体の細やかなディテールなども鮮明になっており、アマプラで何度も本作を見返した身としても見直したいと思えてくるほどに仕上がっていました。(あと余談ですが、動画内で平和にイチャイチャしているキラとラクスにほっこりしたり)ED後に挿入されるエピローグカットが1弾と2弾で異なっていたり、それらが円盤で収録されないなど不穏な情報もありますが、ひとまずは映画館で進化した映像を体感したいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

第21話「異端の村と司祭の契約」

 何かと怪しかったテレオの村についての現状がある程度判明。前回の時点ではよそ者を警戒する空気を感じていましたが、それはエンベルクとの契約あってのことだったとわかり一気に腑に落ちるパートになっていました。教会からしたら異端となる「蛇の神」を祀っているために重税を課されれていたものの、フランツ司祭のおかげで何とかやってきた村人たちなりに戦っていたことには大いに納得がいきます。またエルサもエヴァンの口ぶりからして、あの時ピリピリしていただけで本来は気の優しい少女であることが伺えました。(とはいえロレンスとの酒を明かす村人の様子は、割とフランクで村そのものにそこまで悪い印象は抱かなかったです

 とまぁそんな村の事情を知ったうえで、敢えて踏み込もうとするロレンスとホロのやり取りも印象に残りました。首を突っ込むのは危険とわかっていながらも、ホロの故郷を知るためにも、というロレンスの姿勢は相変わらず。しかしホロに適宜確認する辺り、以前の失敗から反省しているのがわかります。ホロもそんなロレンスの態度にまんざらでもなさそうですし、2人の結束力が固くなってきたのを感じますね。共に危険な橋を渡るという意味で「甘えたい」と口にするホロのシーンなどは、この2人ならではの洒脱な言い回しで聞いているこちらがこそばゆくなってきます。

 

 

かつて魔法少女と悪は敵対していた。

第8話「クリスマスの前に」

 本作のメニアック枠「ベラトリックス」の妄想が爆発!!同僚たちの言葉に翻弄され、あれよあれよという間に脳内でピンク色の世界を構築していく様には笑いが止まらなかったです。ミラに少なからず気があるものの、表向きのキャラのせいでイマイチ一方通行になっているのが何ともおかしいですね。そのうえ妄想の内容からも読み取れるように、結構ドMのケがあってドンドン明後日の方向に話が進んでいくのも腹筋に悪かったです。(また何かとミラに絡む「アルキオネ」と「スピカ」のコンビも結構お気に入り)

 そして現実の季節感は無視してクリスマスの時期に移行していましたが、白夜がミラをクリスマスの食事に誘うシーンでこれまた悶えてしまいました。火花の「料理は愛情」理論に触発されたのもあって、自分の作ったもので彼を迎えたいと考える様子がいじらしくてたまらなかったです。5話でミラにわがままなところを引き出された反動でしょうか、彼に対する好意を隠さずグイグイくるようになったヒロイン度にニヤニヤが止まらなかったです。

 

 

【推しの子】(2期)

第20話「夢」

 アクアの痛烈な演技に胸が痛くなって仕方がない前半。「演技を楽しむな」という監督の言葉通りだけでなく、あの日の後悔や慚愧の念までも糧にするまさに愛憎の感情演技にはひたすら圧倒されました。鞘姫(あかね)が蘇るシーンの演技も、アイが生きていたら……という叶わない可能性を想像しながらのモノだったので見ていられなかったです。恐らく読者や視聴者が何度も妄想したであろうアイ生存ルートを、アクアは何度も思い描いてきたのでしょうね。そう考えたくなるほど迫真だったアクアに対し、もう何度目かわからないくらい哀しい気持ちにさせられます。

 そして後半はようやくアクアの復讐劇が再開。金田一さんの口を割るために姫川と協力したかと思ったら、本命は姫川自身だったという衝撃のラストで持っていく流れにはゾクゾクしました。アクアと姫川は父親が同じ、という驚くべき事実は何度見ても面食らいますね。共に「欠けた者の演技」と評されるなど、何かと共通点が多かった両者に実際の繋がりが判明し、物語が一気に動いたことを実感させられます

(そして「東京ブレイドの舞台」の演出はエンドロールまで気合いが入っていて見応えがありましたね。最後まで1つの別の作品を体感した気分です。)

 

 

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

第9話「ラブコメのち催眠術」

 この姉妹、催眠術チョロすぎである。前半沙也加の名誉回復を想うアーリャに好感を抱いていた矢先、マーシャと共にあっさり催眠術にかかる後半には困惑が止まらなかったです。定番の脱衣ハプニングまでやってくるので、結構ドギマギさせられましたね。(気が付いたら半裸になっていた当人たちはたまったものではないでしょうが)有希がこれまで以上に暴走しているのがポイントで、ほぼほぼ彼女の悪ノリでここまでの事態に発展していたのがおかしかったです。そのうえアーリャたちが催眠術にかかったとわかった途端本性を出すなど、変わり身の早さがいつも以上に際立っていたのでギョッとすることもありました。

 あとは上述の沙也加の件について、乃々亜の活躍が見られたのも今回の見どころでしょうか。サクラの件をバラして泥を被るやり方には驚きましたが、そこまでして友人の方を取ったというのは中々にエモいですね。そのうえ沙也加との回想で、乃々亜なりに彼女への感謝と友愛を感じているのがわかったのも大きいです。チャラいギャルと生真面目女子の組み合わせは少々ベタですが、本気で怒ってくれた友人の力になろうとした少女の一面をしっかり描いてくれたのは好印象といったところ。

 

 

ちびゴジラの逆襲

第35話「アイドルになりたいの

 「あんたの推しの子になってやる」とばかりに小美人姉妹がアイドルを目指し始めた回。(なおCV高橋李依さんのちびモスラはマネージャの模様)それ自体はまぁいいとして、小美人のアイドルへの偏見に満ちた言動には苦笑いせずにはいられなかったです。せっかく上田麗奈さん&鬼頭明里さんの歌声を聞けるのかと期待していたのに、口パクで押し通した時には割とガッカリしてしまいましたねハイ。

 ただ「モスラの歌」が原曲でちょろっと流れたのはゴジラファンとしては見逃せないポイント。モスラと小美人といえばこの曲なので、しっかりと言及してくれたことにはニヤリときましたね。結局は流れなかったものの、ザ・ピーナッツのオリジナルバージョンにまで触れる小ネタも嬉しかったです。

 

 

 SEED FREEDOM、というかガンダムといえばガンプラの情報も忘れてはいけないもの。特に映画内でアスランが操縦したズゴックがついにキット化される情報には、思わず興奮するほどの衝撃がありました。

 

 

 さて映画の空気を良い意味で一変させたこのズゴック、ガンプラの気合いの入りように慄いてしまいます。充実したオプションパーツも魅力的ですが、それ以上に内部にインフィニットジャスティスガンダム弐式の胴体が入るギミックがとんでもないです。多くのモデラーたちが実現のために奮闘していた劇中の再現を、難なくこなすバンダイ驚異の技術力には舌を巻くばかり。ファンが最も望んでいるであろうことを実装してくれたことも、大いに評価したいところです。

 

 

 ではまた、次の機会に。