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2025年映画簡易感想 その3

 

 

 2026年に入って今年の映画も楽しみにしている今日この頃。しかしその前に当ブログでやるべきこととして、昨年2025年に鑑賞した映画の感想を今回書いていこうと思います。

 情けないことにほぼ毎年のことですが、他の感想で中々かけないまま年を越してしまっていますね。とはいえ作品について何を思ったか、何を感じたかについてはしっかりと覚えているつもりです。まずは夏頃に観に行ったスティッチスーパーマンをやっていくので、よろしくお願いします。

 

 

※ここから先は映画の内容に触れているのでネタバレ注意!!

 

 

 

 というわけで以下、今回の映画感想です。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


リロ&スティッチ

 2003年に上映されたアニメ映画『リロ・アンド・スティッチ』の実写映画版。昨今のディズニーの実写化の流れを汲んだ本作ですが、驚くほど現実感のあるスティッチの質感もあって以前から結構期待していました。私事になりますがスティッチはメタレド自身はもちろんのこと、メタレド姉も大ファンということもあり家族みんなで楽しみにしていたのが鑑賞するうえでかなり大きな要因となりましたね。(やはり身近に作品について語り合える人がいるというのはイイものです)

 さてそうして観に行った実写版スティッチですが、思いのほか原作に忠実で懐かしさを覚えつつ、スティッチの成長物語を改めて堪能することが出来ました。はじめは打算込みでリロの家庭に潜り込んだものの、リロとの交流を経て彼女を守る意識を強めていく過程が丁寧に綴られていたと思います。またリロの家庭事情が実写になったことでよりリアルかつ克明に描かれており、その寂しさや切なさを補うためのオハナ(家族)の要素も重要に。大切な家族の存在がスティッチとリロの心の充足に繋がっていき、ひいては彼らが少しずつ学び変わっていく物語としての説得力を感じた次第です。

 一方原作アニメとは大きく異なる要素もいくつか存在しており、それらに興味深いモノを覚えました。何といってもリロの姉・ナニの描写が原作以上に増えており、彼女の進路について描かれたのは驚きでしたね。家族を大切に思うのは大事だけれど、自分の夢はどうするのか?そういった二者択一に迫られるナニの葛藤は、ある意味で本作の裏主人公と言える仕上がりとなっています。最終的に遠くの大学に通い出したものの、ゲートポータルでいつでもリロに会いに行けるという塩梅も素敵。「オハナはいつも側に居る」という原作の言葉を、家族を縛り付けない一歩先を行くモノとして昇華していたことに感動を覚えました。

 他にもジャンバ博士が本作のヴィランとして立ち塞がったのは意外かつショッキングでしたね。ガントゥが登場しなかった都合もあってかその役をあてがわれた感覚がありますが、元々が悪の科学者で原作でも特に改心とかしていないので悪役的ムーブもそこまで違和感がなかったかなと感じています。身勝手な自分だけの都合で他人を虐げる姿勢も、誰かを傷付けるのではなく寄り添う本作のテーマ性と相反するものだったのでその辺りのストーリーもしっかりしていました。(無論多くのファンの方々同様ジャンバが味方でなくなったのは非常に残念。なので実写版の続編があった場合は彼が更生してオハナの一員になる展開を強く希望しています

 

 

スーパーマン(2025)

 続いてはスーパーマンの映画。これまで幾度となく映画化されているスーパーヒーローですが、実はメタレドが映画館でスーパーマンを観たのはこれが初めてだったりしますそれどころかDCコミックスのヒーロー映画自体ほとんど観たことがないのですが……事前知識はアニメくらいしか持ち合わせていないので不安でしたが、いざ鑑賞開始したらそういった準備が無くとも十二分に楽しめる作品に仕上がっていました。スーパーマンが如何にしてヒーローになったのかというオリジンも冒頭の説明で全力省略されており、言わずと知れたヒーローだからこそ敢えて説明せずとも成り立っていることに感心したほどです。

 ストーリーもクラーク・ケント/スーパーマンが悩めるヒーローとして戦っていくものとなっており、その苦悩を通じてヒーローの在り方を説いていく点に見入りました。世間から非難されたり、外交問題が立ち塞がるなど定番の問題ばかりだったのでヒーロー作品好きほどわかりやすさが身に沁みてきます。それらに対する答えの1つに「自分だけで解決しようとせず、頼れる仲間に力を貸してもらうことも肝要」を持ってきたことにもグッときましたね。ちなみに本作ではジャスティスギャングという別のヒーローチームが活躍しているので、彼らの頼もしさがより深く刺さりました

 ヒーローに限らずクラークの恋人ロイスも報道者としてしっかり成果を出している辺り、本作の登場人物の活躍ぶりは「誰もが誰かのヒーローになれる」というテーマを感じ取った次第です。みんな自分に出来ることを精一杯やってみせるからこそ、そんな人間をスーパーマンは守るのだという強い納得感が生まれていました。最終的に「現地人を支配しろ」というメッセージを残したクリプトン人の実親でなく、自分に優しさなどを教えてくれた育ての親のケント夫妻の映像で締めるのも素晴らしかったですね。クラークがヒーローとして何を守るのか、シンプルな話なだけにのめり込みやすかったですそれはそれとして、実父たちのメッセージが本物だったのは衝撃的でしたが。

 あとは本作のヴィランであるレックス・ルーサーの存在が印象的。打倒スーパーマンのためにあの手この手で彼を追い詰めていく悪辣さは強烈でしたが、同時に超人に対するコンプレックスが見え隠れしておりどこかいじらしく見えました。ルーサー自身も類まれなる天才なものの、自分が持ち得ぬ才能へと嫉妬に溢れている人間臭さは味わうほどに好きになってきますね。(とはいえサンドイッチ屋の彼を射殺したくだりは普通に許せません)スーパーマンへの対抗策も数多く用意しており、ユーモアあふれるモノから本当に厄介な代物までバラエティ豊か。最後に犬にやりたい放題されるオチでスッキリするところ含めて、理想的な悪役だったと思います。

 

 

 昨年の映画を振り返りながら感想を書いていると、やはり今年観る映画への楽しみも湧いてきますね。今年も『アベンジャーズ』の新作を筆頭に期待の新作が揃っており、映画好きにはたまらない年になることでしょう。今月中に映画を観るかはまだ未定ですが、2026年の映画ライフも満喫していく所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。