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デュエル・マスターズ キング! 特別編「勝太の時代再びっ!?取り残されし切札勝舞っ!」感想

後輩の軌跡を追って

今回は説明の流れが割と自然!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • あの人(ジョー)は今

 今回のデュエマキング!は特別編という名の総集編。以前の総集編から大分経ちましたが、通算3回目ともなると少々辟易してしまいますね。正直特別編は今回が最後であってほしいです。

 

 それはともかく、今回は29話で集合した勝舞や勝太、そしてその仲間たちのその後に触れていく辺りが良かったです。29話ではハイドとの決着後いつの間にかジョーが現代に帰っていた状態で終わっていたので、勝舞たちがどうなったのかしっかりフォローしてくれてホッとしました。

 しかも予告通り勝舞たちが勝太の時代に取り残されたという展開には笑ってしまいました。薄々予感はしていたものの、ジョーたちが勝舞を元の時代に帰すことをうっかり忘れてしまっていたことにはちょっと変な笑いが込み上げてきます。(元はと言えば勝舞が勝手についてきたのもあるのですが)

 そんな勝舞たちを迎えに来てくれたスマホンがこれまでとその後の経緯を説明してくれる形で総集編に入る方式も好印象。これまではジョーたち自身が自分たちの身に起きた出来事を振り返っていましたが、今回のような他の人物に説明するというやり方は前者よりも話の流れが自然に感じられます。「当事者以外に知ってもらう」形はある意味で総集編の在り方に沿っていると個人的には考えますね。

 

 

  • 強敵との激戦、先達たちの激励

 そんな総集編は27話から32話までのエピソードを振り返る形に。主に「切札家大集合」と「ハイド暴走、そして伝説のドラゴン復活」の2つに分けられていました。前者は勝舞たちの前でわざわざ説明する意味があるのだろうか?と少しだけ思ったものの、楽しかった思い出を見返す気分に浸れました。今見ても賑やかなオールスター回だったと思います。

 そして後者、特に31話に関してはこれまた強烈な印象を思い出しました。これまでのコミカルな内容とは大きく異なる意外な展開の連続を見て、当時の衝撃が再び蘇ってきたようです。思い返せばたった3話ながら、恐ろしく濃密な内容でしたね・・・・・・

 

  そうしてここまでの経緯を説明し終え、未来が絶体絶命の状況であることを知った勝舞と勝太たちがジョーを信じてくれる展開にちょっと感動しました。ジョーを「切札家最強の男」と言ってくれる点も、彼の力に信頼を寄せていることの表れであることがよくわかります。伝説のカードが無くても頼もしいジョーカーズがいるジョーを応援する前作主人公にまたもや胸が熱くなりましたね。最後の最後にいいものを見れた気分です。

 

 

 さて次回は本編再開。最強のディスペクターを誕生させたジェンドルを止めるためジョーたちが奮起する中、何やらモモキングの身に異変が起こる模様。前回のデュエマでも苦しそうにしてましたが、モモキングがこのまま暴走してしまうのではないか?と心配になってきます。というか次回のサブタイに「禁断の代償」とある辺りからして嫌な予感がしますね・・・・・・モモキングは果たしてどうなってしまうのでしょうか。

 

 

 ではまた、次の機会に。