#勇者アバンと獄炎の魔王
— 『ダイの大冒険』 『勇者アバンと獄炎の魔王』 公式 (@dqdai_official) 2025年11月13日
連載5周年記念キャンペーン!
//#勇者アバンの名シーン人気投票
✨TOP10を結果発表!!✨
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1位はライバル同士の戦いを描いたあのシーン⁉
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今もなお語り継がれる名作漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。その外伝作品である『勇者アバンと獄炎の魔王』が連載5周年を迎えました。ダイたちの師匠であるアバンを主人公に、若い頃の彼と仲間たちによる魔王ハドラーとの戦いに触れていく前日譚も、とうとうここまで続いたのかと思うと驚かされるばかり。ハドラー討伐後も少年時代のヒュンケルとの修行編まで描かれており、このまま本編開始時までガッツリ進んでいきそうな勢いで読者としても楽しみでなりません。
そして5周年企画である「名シーン人気投票」が先日発表されました。つい最近まで開催していたという本作の特殊な人気投票であり、言うなればベストバウト傑作選といったところ。個人的にも結果はかなり気になるので、早速確認してきました。
そんなわけで結果発表を見た感想ですが、上位3位全てがマトリフ関連のシーンということで驚かずにはいられなかったです。しかし同時に選ばれたトップ3はいずれも名シーンであり、選ばれたのも納得がいくものばかり。ダイ大本編でも魅力的なマトリフですが、その人間臭くもカッコいいキャラクターは本作では天元突破していたと言えるでしょう。(そんなマトリフの戦闘スタイルについては、後の弟子であるポップを彷彿とさせるのがまた良き)
中でも第1位を飾った「マトリフVSガンガディア」に関してはなるほど当然となる結果です。マトリフを尊敬しながらも最大の敵として迎え撃つガンガディアの味わい深いキャラクターは、僕自身当時から大好きでした。そしてドラゴンと化した強敵に知恵と勇気で立ち向かうマトリフの何と勇ましいことか。大魔導士としての矜持を見せた名勝負であり、ここまで文句のつけどころのない1位は中々ありません。4位以下もロカの最後の戦いやミストバーンのコンプレックスなどこれまた頷かされるチョイスとなっており、個人的にも最高の投票結果でしたね。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
3年Z組銀八先生
第6話「お父さんの仕事の都合で転校とか、ちょっとだけ憧れる」
今回は新八とお妙さんの転校という、まだ6話なのにちょっと最終回っぽい出だしからスタート。1人感傷に浸る新八といつも通りのZ組メンバーの温度差に早くも胸が痛みましたが、お別れ会が始まったところで少々ホッとしました。桂のラップなど懐かしいネタを挟みつつ、周囲が全力でふざけて新八が全力でツッコむ構図に安心感を覚えます。本作のクラスメイトとしてはまだ馴染めた感覚はないものの、原作を含めた仲間たちの信頼関係込みでしんみりさせつつも明るい別れを演出していたと思います。
それはそれとして今回あの八郎の母ちゃんが出てきた時は仰天しましたね。ただの一発キャラで終わるかと思いきや、冒頭から話に出ていた志村兄弟を援助していたおばさんだと判明する流れも中々に驚きです。というか原作では短いエピソードでのみ登場しているマイナーキャラということもあり、こんな形で本作にも姿を見せるとは良い意味で予想外でした。前回のね、おじさん!な強盗といい、マニアックなチョイスがちょくちょく出てくるので結構ニヤリとさせられます。
忍者と極道
第6話「第三章 情愛大暴葬 3rd」
今回の前半、忍者(しのは)VS殺島はしのはが色姉から教わった「受け流す」生き方が活かされていて中々に痺れました。どうしようもならない現実には逆らうのではなく諦め、されど心折れずに次善を目指す姿勢は生き方・戦闘共に使える膝を打つ考えと言えます。何かを諦めきれずに逃げ出した聖華天の連中との対比にもなっており、しのはの目的のために愚直に進み続ける性格とマッチしているのも見事。第三章の「大人になれるかどうか?」のアンサーとして実に申し分なかったです。
対する殺島はかつて最愛の娘を忍者VS極道の争いの最中で失った、というこれまた強烈な過去で攻めてきたのが印象的。忍者を憎まなければやっていけないほどに壊れてしまった境遇でありつつも、結局身勝手な極道の性分もあるので絶妙な塩梅となっていました。そんな殺島も死後娘のいる天国ではなく地獄に行ったので、犯してしまった罪に対してケジメを付ける大人になれたのではないでしょうか。(舎弟たちと楽しそうに地獄で爆走しているのはどうかと思いますが)
一方で色姉VSガムテはしのはに勘付かれる前に極道(きわみ)を片付けようとした、色姉が感情的な行動で敗北という形に。私情に走って勝負を見誤ったと言えばそれまでですが、色姉にとってしのはは全てを投げ出すほどに守りたかった相手なのも伝わってきました。何より妥協と諦めの中で唯一捨てきれなかった恋心を持って、最期に愛しい人に抱かれて逝った色姉の死に様は十二分に美しかったですね。
ワンダンス
第6話「コンテスト」
高校ダンス部における重要なコンテスト「ハイスクールダンスコンベンション」がついに開催。如何にも強豪といった高校の生徒たちが次々出てきましたが、物語のメインはやはりカボを中心とした心情描写となっていました。相変わらず人の目を気にしてしまう序盤のカボにハラハラしたものの、それでも少しずつ前を向いているのがわかる描写のおかげで安心感も得たところです。湾田さんのフォローや伊折の助言など、周囲の暖かな空間も彼をここまで昇らせてくれた大切な要因であることが伝わってきます。
そしていざ一凛高校ダンス部の出番では恩ちゃんの「フリを忘れてもソロで踊っちゃえ」といった教えが胸にきました。音を忘れて立ち尽くすよりは、どんなに拙くても自信をもって踊れることが何よりも重要。ダンス経験者ほど身に沁みて理解出来るアドバイスを、本番直前という場面でやってくれるのはダンス作品としてポイントが高いですね。実際劇中のカボの動きが止まりそうになったところを、湾田さんがナイスアシストしてくれましたしダンスにおける即興・アドリブ力の大切さが伝わってきます。
あとは審査員の描写が印象に残りましたね。ダンスをわかっていない人物と実際のプロの温度差の違いなど、この辺りも妙な生々しさがあって不思議と頷いてしまいます。何より「アッセイ」さんは“パッション”を重視するという、ダンサーにおける内面を伺える姿勢に好感が持てました。カボの底力を理解している辺り、個人的にもかなり高感度が高かったです。
ちびゴジラの逆襲
第85話「人間界の名作」
漫画雑誌など変なモノが流れ着くことが多い怪獣島ですが、今回は何と子ども向けの絵本が漂着。「浦島太郎」をはじめとした多くの人が知る昔話を、ちびゴジラたちが読むシチュエーションが何とも新鮮に感じられます。ちびギドラが「ヤマタノオロチ」にビビるなど、昔話のチョイスが絶妙に狙っているのがまずクスっときましたね。(関係のない話ですがVSシリーズのキングギドラの造形を担当した故・村瀬継蔵氏は後に『カミノフデ』でヤマタノオロチを作ったんですよね……)
今回のキモは何といっても昔話に対するみんなの反応。浦島太郎のオチを「恩を仇で返してない?」だとか、桃太郎について「金品強奪犯の話?」とか言ってしまうくだりは実におかしかったです。これらの昔話に関して誰もが一度は思うであろうツッコミどころを、ちび怪獣がストレートに口にしてくれるので笑いながらも大いに頷かされますね。これらが子ども向けである事実に対して人間は怖い!という結論に達するのも、怪獣ならではと言えるので何とも愉快でした。
トランスフォーマー ワイルドキング
第12話「第2の形態」
前回に続いて、オプティマスが参戦した激戦はまたもやワールドドラグナスの独壇場となっていました。ロボットモードを披露しただけでなく、「ドラグナイトソルジャー」と分離して攻撃回避&反撃。果てはメガトロンを洗脳してからのワールドッキングで「ドラグナイズシャドウメガトロン」と化すなど、あまりの大暴れっぷりにかえって興奮すら覚えます。自分のポテンシャルを完全に把握しており、相手の技すら学んでパワーアップする絶望感は大ボスに相応しいと言えるでしょう。何よりクリスマス商戦に向け、玩具としての自分の魅力を最大限販促していて偉いぞワールドドラグナス!
されどもワールドドラグナスに負けじとオプティマスたちもしっかり活躍していたのが好印象。圧倒的な実力を持つ相手にも怯まず、仲間たちとの絆の力で対抗する姿はシンプルにカッコよくて惚れ惚れします。メガトロンも上述のようにラストで洗脳されてしまったものの、直前までは身を挺してオプティマスをサポートしていたのが見事でしたね。個人的にはオプティマスがメガトロンを「私の友」と明言し、対するメガトロンが彼を信じて敵を拘束する辺りに2人の友情が感じられて最高に胸が熱くなりましたよえぇ。
さて勇者アバンですが現在も連載中であり、ハドラーを倒した後も見逃せない展開ばかりで毎回読み込まされています。特に最新55話までのヒュンケル周りのエピソードは、何故アバンがヒュンケルを助けられなかったのかを補完していて膝を打ちましたね。本編の疑問点も的確に解消してくれる点も魅力的な前日譚なので、今後も期待しながら読み続けていく所存です。
ではまた、次の機会に。
