新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2026年冬アニメ簡易感想 その17

 

 

 

 先週発売されたコロコロコミック3月号にて、漫画『デュエル・マスターズWIN』が完結。別冊付録による57ページという大ボリュームで、斬札ウィンとジャシン帝の物語の最終話が描かれました。2022年秋に始まったウィン編ですが、ここで1つの区切りがついたことにどこか感慨深いものを覚えます。新主人公が闇文明使いなんて珍しいな~などと思っていたのも束の間、あっという間にウィンのことが馴染んできましたね。

 さてそんな漫画WIN最終回の感想(ネタバレ無し)ですが、何といってもジャシン帝の覚醒が大いに盛り上がりました。昨年のVSサバト戦の時と同様ウィンを想う気持ちが新たな力を授ける流れは、初期の邪悪なアビスの王を知っているほど胸が熱くなってくるというもの。そのうえでジャシン帝は最後に取った選択は切なかったですし、その行動がウィンにとって単なる邪神ではない存在になったことを示していることに涙が溢れてきました。

 それもこれもジャシンがウィンへの「愛」を覚えたからこそ。大切な誰かを慮り、そのために自ら体を張れる様子は実に愛に満ちていました。ウィンもジャシン帝もはじめこそ邪悪な存在として生まれてきたのですが、仲間たちと過ごした日々は彼らの本質すらも変えてみせたということですね。総じてデュエマWINは他者と通じ合っていく愛の物語だった……と改めて考えさせられることとなりました。今もなおこれほど真っ直ぐなストーリーを描いてみせた松本しげのぶ大先生への尊敬の念を込めながら、WINの素敵な物語を胸に刻みたいと思います

来年度のデュエマの展開についての小話は下に続く

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター ライジングアゲイン

第127話「大特訓!それぞれの想い」

 18テラスタイプのポケモンに選ばれるための特訓が描かれた今回。これまで知り合ってきた人たちの力を総動員していく過程も1つの見どころとなっていました。オモダカさんのおかげでリーグ用のバトルルームまで貸し出してもらえる辺り、リコたちの行動にどれだけの期待がかかっているかが伝わってきますね。(個人的にはハッサク先生がウルトの父親と知り合いっぽい描写が気になるところ)

 そうして始まったバトルでは、アンやネモそれぞれの意気込みが描かれていたのが印象的。特にアンはリコたちのような激戦を潜り抜けてきたわけではないことは重々承知、そのうえで彼女たちの力になろうとする姿勢に胸打たれました。アンのダイケンキ(まさかの地面テラスタルだったのでびっくり)の強さもさることながら、リコたちを下すくらいの実力と覚悟を示してくれたことにグッときた次第です。

 一方でドットはまさかのボタンによる番外戦術に敗北。実際相手が情け無用のバトルを仕掛けてくる可能性があるのものの、中々にキツいお灸を据えられた印象です。こんな外道な作戦を仕掛けて来るなんて流石はスター団のマジボスだぜ!ドットも力不足を痛感し、サポートに徹しようとするなどどこか苦々しいものを残してしまいましたね。ここから彼女が自分に自信が持てるのか、実に注目のポイントとなりそうです

 

 

【推しの子】(3期)

第29話「営業」

 有馬かな、役者復帰のためにあの手この手で営業していくの巻。アイドルとしての自分に展望を見出せず、有名監督との飲みの席でチャンスを掴もうとする光景が淡々と描かれました。同じ土俵でルビーに勝てないままなのもあって、自分の力を活かせる場所に戻りたいと考えるかなの必死さは結構迫真に迫っていましたね。事務所で監督に迫られた際もある程度覚悟していたりと、業界の闇を汲んでいる点はルビー以上かもしれません。

 それでもなおアクアへの恋心が勝る瞬間は中々に印象的。諦めかけた恋にやりきれず泣き出し、コーラで酔って愚痴を曝け出しまくるかなに笑いが止まらなかったです。プロになりきれず中途半端な部分が目立ちますが、恋する乙女としてはこれ以上ないくらい魅力的に映っていました。そんな重曹ちゃんことかなの様子に、個人的にも結構応援したくなった次第です。

(そして今回かなに迫ったシマカンこと島監督ですが、彼女の恋バナに付き合っておもしれー女判定する切り替えの早さには変な笑いが出てきましたね。倫理観もモラルもへったくれもないプレイボーイのくせに、女の子の恋路を見届けようとするくらいの粋は持っている妙な人間臭さが印象に残ります)

 

 

呪術廻戦(3期)

第54話「東京第1結界①」

 ここまで長いこと準備に明け暮れていた印象でしたが、今回からいよいよ虎杖たちが死滅回游に本格参戦!初っ端から結界内にランダムに跳ばされるといった予想外の展開に面食らいつつ、虎杖と伏黒それぞれが冷静に対処する様子に惚れ惚れさせられることとなりました。特に虎杖は謎の頭部ジェット機&ヘリの連中との戦いでクレバーな一面を見せており、向こうの術式の特徴を把握していたのが見事でしたね。それでいて脳筋戦術も多かったですし、初戦としては悪くない始まりだったと思います。

 また死滅回游のプレイヤーの内、あまり積極的ではない一般術師の事情も語られたのが印象的。いきなり参加させられて生き残りを賭けた殺し合いをさせられるのですから、殺気立つのも仕方がないのでしょう。そのうえで100点を持っている日車のことを知っているという奴の証言が、それぞれ異なっているラストに鳥肌が立ちましたね。生き残るための騙し合いも繰り広げられているであろうことから、どちらかが(あるいはどちらも)嘘を付いている可能性にゾクゾクさせられます

 他には冒頭でオカ研の2人が出てきた時は驚きました。(最初誰かわからなかったですけど)1話の虎杖の友人とも言える彼女らを久々に見れて嬉しかったですし、結界内から脱出出来たことにホッとさせられます。というか羂索が一般人を1人1人連れ出してくれたという事実があまりにも面白いですね。若干気持ち悪いトーンで親面しているシーンといい、妙なところで律義な彼にシュールなモノを覚えたところです。

 

 

葬送のフリーレン(2期)

第33話「北部高原の物流」

 前半は珍しくフリーレンがさっさと次に行こうとしていて様子がおかしかったのですが、ドワーフの「ファス」の酒探しに付き合わされる展開に納得。幻とされる皇帝酒を探しているほどの酒好きで、そのために200年坑道を掘り続けているという事実に驚くこととなりました。結局見つかった酒はびっくりするくらい不味かったものの、そのうえでみんなに振る舞って楽しむファスの姿にはどこかほっこりしましたね。前々回の秘湯探しのエピソードの、みんなと探した過程に何よりの充実感を覚える話に通じるものがあったと言えます。

(またフリーレンと同じエルフの「ミリアルデ」との回想シーンも印象的。これまたとんでもない飲んだくれですが、過去に見つけたモノに価値を見出せなかったなどどこか憂いを秘めているのが気になってきました。彼女の虚無感の正体について、その内知ってみたいところです)

 そして後半はまさかのフリーレンの労働回。80年もの間借金をしていた時点で面白かったのに、全然足りないので300年地下行き……!ザワザワ…となったところで爆笑してしまいましたよえぇ。しかしフリーレンの魔法を利用して銀鉱を掘り当てさせるという、商会長たちの策略だと判明した時は膝を打ちました。魔族によって過酷な生活を強いられながらも、金を生み出せればいくらでもチャンスを掴もうとする商人たちの逞しさには舌を巻くばかりです。こういった点でも人間は侮れない強さを秘めているのかもしれませんね。

 

 

 さてカードの方でも王道Wが完結し、来年度から新たな展開を見せるデュエマ。次なるシリーズ「逆札篇(エクスドリームシリーズ)」はデュエマ25周年本当は24周年なんだけどねを記念した特別エキスパンションになるとのことで、歴代デュエマキャラや過去の人気クリーチャーたちをフィーチャーした内容になることが予想されます。実際来月のコロコロ付録でボルメテウスの新バージョンと思わしきイラストが確認出来ますね。(この新ボルメテウスについて詳しく知りたい人は今すぐコロコロコミック3月号を買ってチェックしよう!!

 何よりデュエマ漫画の新シリーズの方も大きな楽しみとなっています。一応タイトルは伏せておきますが、25周年の相応しいお祭りエピソードになることはほぼ確定。どんな物語が展開されるのか?そして“彼”の新たな切り札もといキリフダは一体?全ては来月のデュエチューブ生配信で明かされることでしょうから、その時まで期待しながら待つ所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。