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2025年秋アニメ簡易感想 その21

 

 

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 東洋水産の「赤いきつね」と「緑のたぬき」がガンダムシリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』とまさかのコラボ。しかも赤いきつねをシャア・アズナブルが、緑のたぬきをシャリア・ブルが担当するという組み合わせでファンの腹筋を破壊してきました。この2つのカップ麺は以前も『水星の魔女』とコラボしたことがあるのですが、あの時はスレッタ&ミオリネという主人公2人組。それだけにマチュでもニャアンでもシュウジでもない、オッサン2人が担当する事実に僕自身変な笑いが出てきてしまいます

 ただまぁ、“赤い”彗星のシャアと映画公開時“緑”のおじさんと呼ばれていたシャリアがこのコラボに抜擢されること自体は納得がいきますね。この2人はいずれもジークアクスの物語を支えていた影の主人公たちと言えますし、彼らがマヴであることを強調する際にもきつねとたぬきを汲みわせるのは持ってこいと言えます。実際それぞれの限定パッケージを並べると「M.A.V.」の文字が出てくる粋なデザインに仕上がっている辺り、公式もそれらの需要をしっかり理解しているようで感心しました。

 そして問題のコラボ記念のスペシャルムービー(上の動画)ですが、本編映像の声優差し替えながら実に愉快な映像となっていましたね。シャアがシャリアにコラボの仕事が舞い込んできたことを自慢げに語っていたら、実はシャリアも同じ話が来ていると知った時の気まずさたるや……「んんっ?」「……ん?」といったセリフだけでも両者の何とも言えない心境が伝わってきて、見ているだけで笑いが止まりません。本編のムーディーな空気が途端にシュールギャグに変わる、今回のコラボの妙を楽しんだ次第です。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

3年Z組銀八先生

第7話「昔のジャンプを読みふけっていたせいで大掃除がはかどりませんでした

 学園モノではあまり見られない大掃除回。多くの生徒がふざけ倒しており、掃除よりも学校に眠っているかもしれない埋蔵金目当てな様子にじわじわきました。しかし不発弾と思われる物体が掘り出されてからの急展開によって、ここまでフワフワしていた空気感に謎の危機溢れるモノとなりましたね。結局2つ目の不発弾が爆発するものの、ギャグ作品であることを利用して生き残る無法さにはこれまた軽快なオチが付いた印象です。(他にもハタ校長が意外とロマンチストな側面を持っているのが何故か面白かったり)

 また自称ハードボイルドの小銭形平次が予想通り警察官として登場したのも見どころ。爆発物解体のプロというこれまた強烈な肩書きを引っ提げてきましたが、案の定ポンコツっぷりを見せてきたので正直安心してしまいました。実際爆発物の扱いそのものは慎重だったものの、それ以外の全てのツメが甘いのでさっさとフェードアウトする流れには爆笑しましたねハイ。(ドMなのも相変わらずでニッコリ)ただまぁ予告でフィーチャーされていた割には出番が少なかったので、もう少し小銭形の活躍を見てみたかったかもしれません

 

 

忍者と極道

第7話「第四章 幼狂死亡遊戯 STAGE1」

 次なる極道側の刺客は度々存在感を見せていた殺し屋・ガムテ。彼に関しては忍者(しのは)だけでなく父親である極道(きわみ)の命も狙っており、どちらかというと第3勢力のような形で2人に牙を剥いてきた印象です。これまでイカれた言動の多いサイコ野郎のイメージが強かったのですが、この辺りから計算高い一面を覗かせてくるのが面白いですね。しのはとも正面から真っ向勝負出来る実力といい、狂っているようでいてその実冷静沈着に目標を殺害する「殺しのプロ」としての説得力が出ていました。

 そんなガムテが率いる「割れた子供たち(グラスチルドレン)」は少年少女の殺し屋集団。いわゆる反社が無学の子どもを下っ端としてこき使う問題を象徴するような存在であり、本当に悪い大人は悪い子どもを利用するものであると否が応でも認識させられます。ただこの集団の場合は童謡のような鼻歌交じりに、ゲーム感覚でターゲットを殺していく様子が中々にグロテスク。そのうえガムテとの結束力で総理官邸まで狙ってくるので、同情以上に恐怖と嫌悪感が優る連中になっていました。

 他にも今回は以前も登場していた内閣総理大臣「愛多間七(あいだ・かんしち)」が本格的に物語に関わってきた場面が印象に残りました。プリンセスシリーズをきっかけにしのはと知り合う一連のシーンは、全部同じじゃないですか!パロまで含めてコミカルで息抜きにちょうど良かったです。同時に愛多総理のどこかズレているものの明朗快活なキャラクターには、先を知っていても楽しみになってきましたねただレジーの存在がアニメではカットされたっぽいのが残念……

(他にも本作の劇中劇である『フラッシュ☆プリンセス!』のPVが公開された*1のだとか……しれっと本編よりもぬるぬる動いていて笑いつつも感心しましたね)

 

 

ワンダンス

第7話「湾田さんの入学前」

 サブタイにもあるように今回は高校入学前、春休みバイト中の湾田さんの過去エピソードがメインに。以前登場したバイト先の店長とのどこかゆる~いやり取りに早速ほっこりさせられました。何よりバイトの合間やその後の時間でも練習に励む湾田さんと、彼女にかつての自分の青春を見て応援する店長の関係性にほろ苦くも素敵な味わいを覚えます。特に店長はマイケルの真似を披露して失敗する、何とも愉快で親しみの持てるキャラクターなので早速好きになりましたね。

 そして仄めかされていた湾田さんの家庭事情と、彼女が目指すダンスの方向性について判明。父が難聴であるという事実はこれまでの描写、特にカボへの出来た気遣いの理由として中々に納得のいくものとなっていました。続く後者に関しては、湾田さんが口にした「見る音楽」というのが興味深かったですね。優れたダンサーは動きで魅せると言いますが、まさにそれが湾田さんにとっての音に繋がっているのでしょう。聞こえづらい父に送るモノとして始めたであろう湾田さんのダンスは、実に芸術的な志向なので個人的にも大いに共感を覚えます

 そんな湾田さんが入った一凛高校がコンペティションで優勝、彼女自身が特別賞に選ばれるのも納得の冒頭展開。しかし周囲にチヤホヤされた湾田さんが遠く見えてくる、カボのささやかな焦燥にはどこか不穏なモノを感じました。(カボ自身も着実に認められているのがわかるだけに余計に切ない……)実際同じ方向性では湾田さんに並ぶのは非常に難しいと思うので、伊折の誘いに乗って特異なダンスバトルの道に進むのも悪くないと思いますね。それだけにカボがどこまで割り切れるのか、今後に注目せずにはいられなかったです。

 

 

ちびゴジラの逆襲

第86話「怪獣島サイファー

 お久しぶりのちびチタノ回は札付きのワルを目指してギャングスタ(ラップバトル)を開催。例によって悪ぶっているけどその実優しいちびチタノに癒されました。また彼ら独自のラップが披露されましたが、CV木村昴ということもあって割と本格的なモノになっていたのが注目ポイントでしたね。ラップをあまり知らない身でも軽快だとわかる韻の踏み方は、流石は本職といったところです。

 ちびチタノ以外のメンバーのラップも披露されていましたが、個人的に印象に残ったのはちびモスラでしょうか。他と比べても煽りの攻撃力が高く、密かに毒を吐くちびモスラのキャラクターにピッタリだと感じられましたね。しかしいざ自分が言われる側になると泣き出すので、防御力の弱さに少しフフッとさせられます。(この辺りはメンタル弱ると毒鱗粉を出す設定に通じるものがあります)

 

 

 ちなみに上述のコラボに呼ばれなかったマチュたち主人公グループですが、こちらは「すき家」とのコラボに選ばれていました。マチュとニャアン、シュウジがすき家で牛丼を食べている新規イラストも公開され、若者たちの仲睦まじい光景に微笑ましい気持ちが溢れてきましたね

 

 

 個人的にはシュウジの横に空のどんぶりが2個も乗っかっているのが目に留まります。これが全て彼の食べた跡だとするならば、既に3杯目にも手を付けているシュウジは結構な大食いキャラの可能性が出てきます。ここにきて彼が意外と食べる子だとわかり、3話での「お腹空いた」の意味合いなどについても色々考えてしまったところです

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:リンク先(https://www.youtube.com/watch?v=4yfmcT-vrS0)を参照。