新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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2022年春アニメ簡易感想 その13

 

 

 

dm.takaratomy.co.jp

 

 何とタカラトミーのデュエマ公式ホームページにて、「強化して欲しい種族アンケート」なるものが開催されました。読んで字の如く、デュエマに登場した既存種族の中から、強化して欲しいものを選んで応募する企画のようです。これはかなり珍しい事態で、デュエマの公式がユーザーの意見を求めてきたことに少々驚いてしまいます。

 何より強化して欲しい種族がいる方にとってはまさに朗報とも言えます。デュエマには現在まで様々な種族が存在していますが、種族全体で大きな格差が生まれている問題も抱えています。新規種族や公式がプッシュしている種族ばかりが優遇される一方で、過去に登場した種族は放っておかれる話をいくらか聞いたことがあります。しかしどの種族にも確実に誰かファンがいると思われますし、そういった人たちの声が確実に届けられるのはかなり喜ばしい話です。公式にどの種族が人気なのかを知ってもらういい機会なので、僕も応募してみようと思います。(下に続く)

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第108話「ルカリオゲッコウガ!運命の波導!!」

 カロス地方におけるサトシのエース・ゲッコウガがついに再登場。クールな姿勢やサトシを心を通わせる演出など、『XY』の頃を思い起こさせてくれる姿に早くも感動させられました。久々にサトシとの再会でもいつも通りな辺りが嬉しいですね。

 そんなゲッコウガが師匠を務め、ルカリオを成長させていく展開がまた素敵でした。サトシと心を合わせるという共通点を持った2人だからこそ通じ合う修行を経て、ルカリオが大きく変わっていく過程は見ているだけでワクワクさせられます。ルカリオ波導のコントロールを水の波紋によって上達させていく修行内容がまたオシャレで興味深いです。

 他にも次回サトシと対決するキバナの描写も印象的。ファンにはノリのいい性格を見せる一方で、常日頃ダンデに勝つための努力を欠かさない泥臭さにギャップを覚えます。何よりそんな自分も受け入れて自撮りするスタイルに好感が持てますね。ここにきてキバナのことが一気に好きになってきました。

 

 

まちカドまぞく 2丁目

第4話「新種発見! 町の喫茶はまぞくの巣窟!」

 ご注文はまぞくですか?な今回は、シャミ子が喫茶店でバイトを始めた結果色々とおかしなことになっていく様子が淡々と描かれていました。働きつつまかないも豪華と、生活に潤いが生まれ始めてきて良いことづくめ・・・・・・そんな良い話なだけではなく。むしろ桃との関係に大きなメスが入れられていました。特に喫茶店の「白澤」マスターの指摘でシャミ子を無理に働かせていたかもしれないと内心ショックを受けたような桃が印象に残りましたね。(しかしシャミ子が無意識化で桃を笑顔にすることを第1目標にしていることが判明するシーンがあったおかげで幾分かほっこりさせられます)

 また白澤さんと同じく新登場の狐娘「リコ」は可愛い見た目でエゲつない発言や行動をしてくるとんでもないキャラで驚かされました。間違いなく周囲を振り回すタイプのキャラなので、今後どのように活躍してくれるのか期待大です。

 

 

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

第4話「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編①」「石上優はこたえたい」「藤原千花は泊まりたい」

 かぐやと石上の師弟関係(あるいは姉弟のような関係)が本格的に始動。前半は告白出来ない負い目でダメージを受けるかぐやと告白のセンスが狂っている石上の愉快なコントがメインでしたが、そんな中で石上の恋をかぐやが強引に後押ししていく様子は一転して大真面目でした。自分に自信が持てずにいる石上に、厳しいながらも真剣に向き合ってくれるかぐやの厳格さには思わず惚れ惚れしてしまいます。テストの件で彼を奮い立たせるシーンとその後の会長に負けたことに対する地団太のギャップも微笑ましかったですね。

 テスト回の「嘘である」連打も印象的ですが(テストの結果に悔しがる石上のくだりで「嘘」の意味が変わるのが良き)、インパクトが強かったのはやはり後半のハーサカ関連のカミングアウト。会長と藤原書記とでキャラを変えていった結果、とんでもない勘違いを引き起こしてしまう展開には大笑いしてしまいました。いつになく兄の恋バナに突っ込んでくる圭ちゃんに眠くて幼児退行してしまったかぐやまで加わり、さらなるカオス空間が形成されていたのがまた腹筋に悪いです。早坂がついてきた嘘が巡り巡って面倒な状況を引き起こしている辺り、今回は「嘘の複雑さ」を描いていたのかもしれませんね。

 

 

処刑少女の生きる道(バージンロード)

第5話「さよなら」

 前半のメノウとアカリのデートに癒されたのも束の間、メノウを罠に嵌めたオーウェル大司教の本性に衝撃を受けました。(ある意味で予想していた展開でしたが、大司教インパクトが想像以上に強かったです)欲望をさらけ出した大司教の姿は、使命に見返りを求めるようになった人間の哀れな末路を見ているようでかなり胸に刺さります。それ以上にメノウが信じてきたものが崩壊していくかのような様子が鮮烈に目に焼き付きましたね。

 他には地下で一緒に行動する羽目になったモモとアーシュナ王女のシーンも特徴的でした。飄々とした王女の言動にモモが苛立つ、前々回でも見せたやり取りにちょっとした安心感を覚えます。一見すると険悪ですが、「嘘」の言葉が多く出てくる本作において、本音で憎まれ口を叩きあえる関係は貴重ではないか、とも感じさせてくれましたね。

 

 

阿波連さんははかれない

第5話「太りすぎじゃね?」

 最近になって思う、実はこの作品で最も変わっているのはライドウなんじゃね?と。以前からライドウが謎の勘違い妄想を発揮していたのですが、今回は彼が太ったことをきっかけにさらなる展開にヒートアップしていく様子が描かれていました。何よりこれまでとは違い阿波連さん視点での妄想シーンも挿入されており、おかげでライドウがより変な方向に勘違いしていくので爆笑してしまいました。

 一方でテスト勉強回以降、互いに相手の想いに報いたいと考えていることがわかるシーンが素敵なポイントでした。ここまですれ違っていた想いの矢印がようやく相手の方に向いたようでどこかほろりときてしまいます。(勉強の甲斐あってライドウのテスト順位が上がるラストがまた良き

 他にも阿波連さんがまたもや様々な遊びをしている様子が見られましたが、特にクレーンゲームのエピソードが印象深かったですね。以前登場したふたばちゃんに対して動じず、結果的に彼女の手助けをする流れには心が暖かくなりました。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ(ハート)

第5話「理系が恋に落ちたので好きの証拠を分析してみた。」

 待ちに待った奏メイン回。前回別の大学の男子に告白されたことに悩む奏の様子から始まりましたが、ここにきて彼女の家庭や環境からくる問題が明かされたのが興味深かったです。過去の失恋もあって「普通」というものに囚われている姿はどこか悲しげに思えました。そもそも自分が恋を望んでいるのか、といったことまで考えてしまう辺りも印象的。視聴者から見れば比較的まともな奏ですが、当人はそうでないことに苦悩しているのがよくわかる前半だったと言えます。

 そして後半は好きの証拠集めという名の読者アンケート。山本さんの漫画の読者から集めたらしいのですが、予想以上に濃い意見ばかりが出てきて驚きました。特に「好きな人の体の一部を食べたい」というストレートなヤンデレコメントにドン引きしてしまいます。しかし相手の好きの特徴にそれぞれが様々な共感を覚えていく様子は面白かったですね。中でも自分の棘田への想いを否定したくてたまらない虎輔が他の誰よりも合致していた点には変な笑いが出てきてしまいます。

 

 

 さて先程種族アンケートに応募すると言ったものの、どの種族を選ぶのかが迷いどころ。勝舞の頃を知っている身としてはその時代に登場した種族に活躍の場を用意してほしいと考えていますが、記入出来るのは最大で3つまでという大きな壁のおかげで結構悩んでしまいます。昔のどの種族をチョイスするかでまず時間がかかってしまいました。長いこと考えた結果・・・・・・

 

  • 第1希望:サムライ
  • 第2希望:ティラノ・ドレイク
  • 第3希望:サバイバー

 

 にしてみました。第1希望と第2希望はいずれも漫画やアニメなどで主人公用の種族としてかつて推されていた種族で、あの頃のヒロイックさ溢れる魅力を最大限引き出した強化をして欲しいと考えています。第3希望のサバイバーはつい最近強化カードが実際に出たものの、サバイバー自体の大きな強化にはならなかったので今度こそ真っ当に強くして欲しいですね。

 並べてみるとどれも種族同士のシナジー以上に、個々のスペックを上げることが重要な気がしてきました。願わくば各希望にそれぞれ使いやすい初動と、強力なフィニッシャーが用意されるといいですね。結果がどうなるかまだわかりませんが、気長に待っていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。

デュエル・マスターズ キングMAX 第5話「リッチになってカムバック!ウサギ団の大豪邸に潜入せよ!」感想

お金のパワーでカバですメ~

アニメのセレブデッキがガチの高額だった時の衝撃よ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • セレブでリッチなウサギ団

 今回のデュエマキングMAXは予告通りウサギ団が復活を果たした回。久々にジョーたちの前に現れただけでも驚きですが、それ以上にとんでもない大金持ちになっていたことに仰天してしまいました。(何がどうしてそうなったのか一切説明がなかったのですが、ジョーとジョニーに忘れ去られていたギャグのおかげかあまり気にならなかったですね)かつては貧乏かつ不憫な要素が目立っていた3人組が大きく変化したものです。

 セレブになったせいかジョーを追い詰める手段も金に物を言わせたものばかりだったのも印象的。高級ラーメンやら巨大なデッキケース(最早ストレージボックスである)といった、わかりやすくスケールのデカいものをバンバン出して篭絡しようとしていく様子には少々呆れかえってしまいましたね。

 極めつけはジョーとのデュエマで使用した「推定金額1000万円のキラキラデッキ」。どうやったらそこまで高額に仕上げられるのかと思っていたら、GP*1版の《フェアリー・ライフ》をはじめとした大会限定のカードばかりが出てきて唖然となりました。なるほどそんな高額カードばかりならそこまで高くなるかも、と思う一方、高いカードを詰め込めるだけ詰め込んでいるだけでまるでシナジーがなさそうなデッキには苦笑いする他ありません。ジョーやジョニーが今回はツッコミ一辺倒だったのも納得の様子だったと言えます。

 

 

  • 変わらぬ愛情ウサギ団

 そんな金持ちになってしまったせいで若干イヤミっぽいところが増えてしまったウサギ団でしたが、要所要所では以前と変わらぬ様子も見せてくれました。まず上げられるのがやはりぴょんこ姫のジョニーへの愛。当人に忘れられても変わらずジョニーのことを想い続けられていることには少々感心させられます。このガッツ溢れる姿を見ていると、かつてのぴょんこ姫を思い出してきましたね。

 他にもデュエマ中に繰り出してきた切り札が《ギガントウサギロボ・フューチャーX》だったのも嬉しかったポイント。別TCGの青眼よろしく「世界に4枚にしかないカード」という謎の超レア設定を引っ提げてきましたが、かつて使用したものと同種のカードを変わらず使用しているのが素敵でしたね。高いカードばかりを使っている一方で、お気に入りのカードへの愛は忘れていないことがここで伺えます。

 富を得て変化した一方で、変わらない愛情も持ち合わせていたウサギ団。そのうえジョーの「昔の気持ちを思い出した方が強くなれるんじゃない」という言葉を貰ったことでかつてのハングリー精神を取り戻したのが良かったですね。今回はそんなウサギ団とジョーのやり取りに懐かしさを覚えつつ、視聴者にもかつての気持ちを思い起こさせてくれるような内容だったのかもしれません。

 

 

  • 君のテレフォン・ナンバー3046(スマッポン)

SMAPON(スマッポン)の心絵(メモリー) 光文明 (6)
タマシード:ジョーカーズ/レクスターズ
▪️S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
▪️シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
▪️このタマシードが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。

 ジョーが1話にて初使用し、今回本格的にお披露目したタマシード。「デュエル・マスターズ(新章DM)」にて初登場したスーパー・S・トリガークリーチャーの《SMAPON》の魂がカード化したものとなっています。(SMAPON本人はアニメでは未登場ですが、本編の裏側で作られていたのかもしれません・・・・・・たぶん)他のジョーカーズ・タマシード全般に言えることですが、スケッチブックに描かれたジョーカーズの絵がそのまま彼らの魂であることを表しているかのようなイラストが素敵ですね。

 カードとしての効果はタマシードとなった《ホーリー・スパーク》と言ったところ。S・トリガーを持ったオールタップ系のカードの防御力の高さは多くの人が知っている通り、《超戦龍覇 モルト NEXT》のような攻撃後にタップするクリーチャーがいない限りは確実に1ターン止められます。この時点で防御札として使えるタマシードの中でも頭1つ抜けた性能をしていると言えるでしょう。

 防御に限らず自分のターンの攻撃にも使用出来るのがまた魅力的。相手のブロッカーをタップさせるのも良し、あるいはそのままタップキルにも使えます。コストも6と手ごろなので手打ちするにもちょうどいいのですが、どうせなら《モモキング-MAX》や《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》など、タマシードを踏み倒せるカードから出してみたいところです。

 比較対象には上述のホーリー・スパークなどの呪文がまず思い浮かぶものの、それ以上の強力な対抗馬として《閃光の守護者ホーリー》があげられます。ブロッカーとしてその後も使えるホーリーの方が防御性能は高いものの、シンカライズによる進化クリーチャーとの兼ね合いや、ジョーカーズとのシナジーから差別化は十分に可能です。光の進化クリーチャーを主軸としてデッキには積極的に投入して使っていきたいですね。

 

 

 というわけで今回はウサギ団メインの楽しい回だったわけですが、その直後にウサギ団がアバクに接触してきたラストも忘れてはいけません。しかもラビット大佐がデッキーの能力の秘密をアバクに教えようとしてきたことに衝撃を受けました。ここにきて彼らが物語の大筋に関わってくるとは思いもしなかったです。何より、これまでジョー編の日常の象徴といったイメージがあったウサギ団がシリアスに片足を突っ込みつつあることに驚きを隠せません。アバクとウサギ団のまさかの協力関係になりつつある展開に、これから目が離せません。でも僕はウサギ団の素っ頓狂な情報に振り回されるアバクのギャグ回も期待しているぞ・・・・・・

 

 

 ちなみに来週はまさかの再放送。どうやら本作の第1話をもう1度放送するようです。このタイミングでいきなり来たことにはまたかよ!と思わず叫んでしまいそうになりましたね。本編がいい感じに盛り上がってきたところで中断されるのはかなりヤキモキされますし、こうなると前作のように今後も高頻度で再放送や総集編が挿入されてしまうのではないか、と危惧してしまいます。

 しかし次回の再放送は副音声付きで、ジョー役の小林由美子さんたちのトークが入ったいわゆる「オーディオコメンタリー」方式でお送りするという仕様は気になります。過去の内容をただ流すのではなく、こういった工夫を施してくれるのは喜ばしい話ですね。また小林さんたちの生の話が聞ける貴重な機会である点も見逃せません。意外と楽しめそうな内容なので、来週の放送を前向きに待っていたいと思います。

 そして感想に関しては例によってお休みになる予定です。(オーディオコメンタリーの内容は何かしらの形で感想を書き残しておきたいと考えています)申し訳ありませんがご了承ください。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:公認グランプリ」の略。タカラトミー公認の大規模な公式大会で、主に高年齢層をターゲットにして競技性の強い大会である。この大会の参加者や上位入賞者に配られるカードはいずれも高額で取引されている

FGOの推しを語りたい その23(雑記 2022.5.1)

※最終再臨絵&イベントストーリーなどのネタバレ注意

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 久しぶりのFGO雑記記事。大型新規イベント「水怪クライシス〜無垢なる者たちの浮島〜」が終了してから数日経ちましたが、皆様はアイテム交換などは済ませたでしょうか?

 今回のイベントは開催期間が3週間に加え、配布サーヴァントがギリギリまで伏せられているなど、異例尽くしの内容でした。建設クエストによるシナリオ分岐なども特徴的で、今までのイベントにはない新鮮さがとても楽しかったですね。

 

 

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 イベントのストーリーに関しては上述の件や不穏な要素も多めだったので当初は戦々恐々の想いで進めていましたが、終わってみればとても爽やかな読後感に溢れていました。物語の大筋を担うなかよしセイバーこと「徴姉妹」が特に目立っていて、彼女たちの抱える問題を取り扱った内容は実に印象深かったです。

 おっとりとしているようで芯の強い姉とシスコンな一方で困っている人を放っておけない妹の関係性、そして自分が英雄であっていいのかと悩む彼女らの様子は話が進むごとに魅力的に映っていました。終盤の活躍も助けを求める人民のために立ち上がった2人らしい最期で、思わず涙ぐんでしまいましたね。

 

 

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 またとんでもない有能ぶりを発揮したモルガンに悪役として最期まで素敵だったダゴンなど、徴姉妹の他にも印象的なキャラが多く存在していました。

 中でも今回のイベントのマスコット「コン」とラムダの絡みが個人的なお気に入り。スタァとしてファンの期待に応えようとするラムダに思わず感動してしまいましたね。彼女とファン1号の関係が、後々の太歳星君にも引き継がれているのがまた素晴らしいです。(再臨用のアイテムが“あのリボン”なのがめっちゃ尊い・・・・・・)

 

 

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 そして今回のイベント報酬である配布サーヴァント「太歳星君」も衝撃的でした。イベントでの誕生経緯を思うとここまで伏せていたのも納得するほかありません。元となったコンの性格をそのまま受け継いだかのような無邪気な性格の子どもサーヴァントとして大いに癒される一方で、「太歳」の伝承からくる厄ネタの多さにもビビってしまいますね。(とはいえ『しまじろう』などで有名な南央美さんの声がとても可愛いのであまり気にしていませんが)

 バトルキャラとしては弊カルデアとしては初となる全体宝具持ちのアルターエゴなのが嬉しいところ。複数のクラスに攻撃有利を持つ特性を存分に活かし、周回などで活躍させたいですね。

 

 

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 そして今現在は先日から開催したばかりの『マンガでわかるFate/Grand Order』とのコラボイベントをプレイしている真っ最中。リヨ氏が描いた新規サーヴァントに惹かれつつ、面白おかしいハチャメチャ劇を大いに楽しんでいます。(とはいえ以前のイベントを考えるに後半から何かしらの恐ろしい事実が浮かび上がってきそうな予感がしますね・・・・・・)

 また今回の新規サーヴァントの中ではアルターエゴになった「スーパーバニヤン」が気になるところ。幼かった彼女が成長してみんなを引っ張るリーダー然となったことに微笑ましさを覚えます。しかし一方で話が進むごとに明らかになっていく「理想と信頼を盾に周囲の人々に無理難題を押し付けていく」スタイル・・・・・・もっと言えばリーダーとしての“傲慢さ”に不安を覚えずにはいられません。今はまだギャグで済んでいますが、その内バニヤンが取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうのではないか?と心配になってしまいますね。とりあえずは彼女がどうなっていくのか、見守っていきたいと思います。

 

 

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 さて今回紹介する推しはヴラド三世です。

 元々は2018年の水着イベントにて水着BBちゃんを狙って回したガチャで召喚した星5のサーヴァント。当初はガッカリしたものの、『Apocrypha』での厳格さから一転したイベントでのお茶目さをストーリーで披露してくれたおかげですぐに虜になりました。中でも以前プレイしたハロウィンダイジェストで知った刺繍の趣味が衝撃的で、渋い見た目とは裏腹に可愛らしいなぁ~、とニヤニヤしたものです。

 そしてバトルにおいてはバーサーカーとしては珍しい粘り強さを見せてくれるのが素敵なポイント。特にApoコラボ復刻の際に強化されたスキル3が特徴的で、ガッツを重複出来るという他にはない特性を活かして何度でも復活してくるので耐久性は折り紙付きです。さらにここにキャストリアと玉藻のサポーター2騎を加えれば、ガッツと回復を織り交ぜつつ強力なアーツ宝具を繰り出してくるバーサーカーとして大暴れしてくれます。今でも困った時はお世話になる、頼れる存在となってくれていますね。

 

 

 というわけでFGOは今年も楽しくプレイしているのですが、一方でガチャの結果は割とひどいことなっています。福袋の金時を除けば新規の星5サーヴァントは闇のコヤンスカヤしか引けておらず、以降のイベントでは全然新規が手に入らない状況が続いています。ガチャが全てではないのですが、この現状には何だかんだで愚痴を言いたくなってしまいますね。今回のガチャもあまり弾ける気がしませんが、とはいえそれを気にせずにゲームを楽しんでいきたい所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。

2022年春アニメ簡易感想 その12

 

 

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 恒例となっている仮面ライダー×オロナミンCのCM動画。そんなシリーズの最新作である『仮面ライダーバイス』バージョンが先日公開されました。毎年3人のライダーがCMを担当しているのですが、今回は予想通り一輝&バイス(リバイス)、大二(ライブ)、さくら(ジャンヌ)の五十嵐3兄弟+αという構成になっていました。ラブコフがいないのは少々寂しいですが、バイスがハブられずにすんでいるだけでも良しとしましょう。

 今年も30秒のCM(上の動画)とウェブ限定のショートドラマ(下の動画)の2つが用意されいますが、そのどちらも兄弟たちの仲の良さが全面に押し出されているのが特徴的。それぞれが闇を抱えているものの、基本彼らは仲良し兄弟であることがよくわかります。そこに加わるバイスも違和感なく馴染んでいるのがまた素晴らしいです。(中々オロナミンCを飲めない辺りが不憫可愛い)本編が殺伐としている中、こうしたところで癒しを供給してくれるのはありがたい限りです。テレビでの放送中にこのCMを見るのも楽しみになってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

第4話「Black falls down a hole」

 度々登場していた教育機関に所属する謎の少女「シャーロット」が本格参戦しましたが、まさかの大佐の娘である疑惑が立ち登ってきて衝撃を受けました。エンプレスやデッドマスターすらも圧倒する力も発揮するなど、最早人間ではなくなっている彼女は何者なのかかなり気になります。同時に大佐が抱えている焦りや苛立ちの理由が彼女にある可能性があるのも見逃せません。

 またエンプレスが前回に引き続き意気消沈しているかと心配していたのですが、終盤キチンと再起してくれたのが良かったですね。上述のシャーロットに戦うことの無意味さを説かれても、目の前の人々のために絶対に諦めないことを誓う様子は中々に勇ましかったです。今回は不遇気味だったデッドマスターもエンプレスとモニカとの関係に変な誤解をしてしまうなど微笑ましい(?)パートが多くて楽しかったです。彼女は何だかんだでエンプレスと共闘してくれそうな気がしますね。

 

 

境界戦機

第16話「激闘」

 今回は北米軍とユーラシア軍のアメイン戦がメインで描かれました。各国の軍同士の戦闘をガッツリ展開されたのは何気に初めてで、かつブラッド大尉VSアレクセイ少佐というネームドキャラたちが戦うということでテンションが上がりましたね。

 そうして始まった戦闘はブラッド大尉、というよりゴーストの凄まじさが印象深かったです。地形の不利を物ともせず即座に対応し、圧倒的なパワーとスピードで敵を次々と葬っていく様子から、かつてのアモウたちを追い詰めてきたゴーストの影を見ました。無論そのじゃじゃ馬ゴーストを乗りこなしてみせる大尉も見事で、「人間とAIが互いの力を最大限に引き出し合っている」可能性がこれでもかと押し出されていましたね。これでより盤石になりつつある北米軍に、他の国や八咫烏たちは為す術があるのでしょうか。

 それはともかく、主人公サイドでは未だに心を閉ざしたアモウに訴えかけるガシンに感動しました。彼が初めて「友達」という言葉を口に出してくれたこと、何よりアモウのことを心配して感情的になっているガシンの姿にほろりときてしまいます。(一方でそんな状況でも暗いままのアモウを見て、彼は果たしてどんな地獄を見てきたのか・・・・・・!?と心配になってしまいましたね)

 

 

ヒーラー・ガール

第4話「一歩とホラーと初仕事!」

 仮免を獲得したかなたちの最初のお仕事はまさかの外科手術の手伝い。手術中にかけるBGMの代わりにヒーリングを行うという理屈は理解出来ましたが、「外科医たちが手術している横で少女たちが歌っている」光景の衝撃度は凄まじかったです。衛生管理とかツッコんだら駄目なんだろうな・・・・・・とはいえ各メンバーのペース配分などをキチンと考えたうえで長時間の手術に対応していくなど、医療作品としてちゃんとしている部分も多く見受けられたのは好印象ですね。

 また今回はかなの苦手を克服していく内容が特徴的でした。苦手な場面でも最良の行動をしなければならない・・・・・・プロになった以上向き合わなければならない問題に取り組んでいく様子は実に素晴らしかったです。手術中に焦り出す執刀医を落ち着かせるための歌を、玲美と響のサポートによって歌い切るかなの姿に見ているこちらも安心感を覚えます。まさに夢への一歩を確実に踏み出していることを実感させてくれる回でしたね。

 

 

パリピ孔明

第4話「孔明、道を照らす

渋谷だけでなく六本木にも馴染む孔明マジパネェ。遊んでいるようでいて着々と根回しを進めつつ、英子の手助けを欠かさない彼の手腕にまたもや惚れ惚れさせられました。ドンキで買ったメガネで六本木女子と仲良くする絵面の破壊力は凄まじかったです。

 それでいて前半英子に発破をかけるシーンや後半の自己評価の低さに言及する様子など、英子自身の自立も考えているのが見受けられます。家庭の事情からか自分に自信が持てずにいる英子を度々フォローしてくれる辺りに優しさが滲み出ていますね。

 また英子自身の行動や発言の成果が孔明に返ってきているのも印象的。特にかの有名な「水魚の交わり」を水餃子に例え、孔明にとってかつての劉備と同じような存在になりつつ英子にどこか涙ぐんでしまいましたね。彼女の歌で入った特殊EDも含めて力が入った回だったと思います。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第16話「メリークリスマス…です。」

 今回は待ちに待ったクリスマス回。これを放送している今は春なので季節感のギャップがすごい。古見さんの誕生日パーティーを兼ねたクリスマスパーティーは案の定、古見さん親衛隊たちによる高度な心理戦が繰り広げられていて度々爆笑させられました。以心伝心にもほどがある座る場所合戦や定番の王様ゲームなど、各人の欲望と理性が入り乱れた内容に笑いが止まりません。(個人的に山井VS中々のギアスっぽい心理戦がここすきポイント)そんな笑いも最終的に古見さんがお礼のメールによってほっこりした空間に変化したので何だかんだで癒されましたね。

 またそれぞれのプレゼント選びのパートも面白かったですね。弟の笑介に付き添ってもらうために踏ん張る古見さんと、なじみたちが主催する買い物の2つの様子がそれぞれ描かれていましたが、どちらも妙に騒がしくなっているのが印象的でした。古見さんとなじみが「踊るサンタの人形」をプレゼント候補にしていた事実などは特におかしかったです。一方で同じような状況で同じように悩んでいる様子は、古見さんと彼らとの距離が少しずつですが縮んでいっているとも取れて微笑ましかったです。

 

 

 リバイスといえば他にも気になっている情報がもう1つ、毎年夏に公開している夏映画の発表も見逃せません。今年の夏映画は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』との2本立てということで大きく注目しています。

 

 

 思えば令和に入ってからの夏映画はゼロワンとキラメイジャーが冬まで延び、セイバーとゼンカイジャーは『スーパーヒーロー戦記』で消費と、通常の2本立て映画が中々公開されない状況が続いていました。だからこそ今年になって例年通りの公開体制が整ったであろうことに喜びを覚えますね。果たしてどのような夏映画を見せてくれるのか、7月の公開が今から楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

仮面ライダーリバイス 第32話「失った居場所、女王のプライド」感想

いのち短し 決闘せよ乙女

百合(さくら×アギレラ)に挟まる男(一輝)は許さない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 彼女たちの「やりたいこと」

 今回のリバイスついにきたさくらとアギレラのエピソード。デッドマンズが崩壊して以降、何か繰り広げられてきた2人の戦いにようやく決着の時が訪れたきたと言うべきでしょうか。

 そうして見てみると、いつものようにアギレラが勝負を挑んできて、さくらがそれを受ける流れが冒頭から炸裂してちょっと笑ってしまいました。今までもそうでしたが、この2人だけ不良のケンカのようにシームレスに戦いに移行するのが面白いですね。

 

 それはともかく、今回は少女たちの「何をやりたいのかわからない」を描いているように感じました。自分が望んでいることを認識することが出来ず、どうしていいのかもわからずただただがむしゃらに行動してしまう、彼女たちの不安定さが垣間見えたように思えます。

 まずアギレラについてですが、「さくらに倒されようとしている」ことを望んでいることが劇中でも言及されていました。ただアギレラ自身はそのことに気付いておらず、自分でもわからないままさくらに勝負を挑んでいるように見られます。(何と言いますか、本人は本気でさくらを倒そうとしているつもりなのかもしれません)

 彼女がここまでさくらに固執する理由はやはり「強い」からでしょう。ここにおける強いとは「迷わない」ことで、自分の意志に正直になって行動するさくらにアギレラは惹かれているのかもしれません。物心ついた時からデッドマンズの姫として生きていたせいで、それ以外の生き方がわからないからこそ、他の考えに囚われずに生きているさくらが魅力的に映っているかが伺えます。それ故かさくら以外にはとことん冷めていますし、彼女が後述の理由で弱くなっていることに不満を覚えているのも当然と言えますね。

 そして肝心のさくらの方は意外や意外、アギレラを倒すかどうかで迷っていたのが印象的でした。アギレラの態度から「彼女を救いたい」という想いと、玉置の言葉を受けて「彼女の願いを叶えてあげたい」という想いがせめぎ合っている様子が見て取れましたね。その苦悩に反映されてか、自身やラブコフに不調が起きているのも興味深いです。「迷い」という言葉とは無縁かと思っていたさくらにもこのような一面があったことに、不覚ながらちょっと彼女の心の成長を感じますね。

 あとは終盤のラブコフの行動が面白かったですね。自分の無力故に立ち尽くしていたさくらに突進した時は驚かされました。言うまでもなくさくらに「これでいいのか!?」と訴えたのでしょうが、ラブコフがここまで自己主張を見せたのはかなり意外です。しかしさくらの弱い面を形にしたラブコフだからこそ、彼女の迷いに喝を入れたと思うと中々にエモいです。

 

 ともあれこれらの問題を如何にして解決するのか気になるところ。今回手助けしてくれた一輝の活躍も途中で止められてしまいましたし、さくら自身が如何にしてアギレラと決着を付けるのか目が離せません。アギレラを強く慕う玉置の件もありますし、彼女にはどうにかして生き延びてほしいとも思いますが、果たして・・・・・・

 

 

 このように今回はさくらとアギレラがメインでした。いつも以上に1本筋の内容でしたが、その分2人の感情がより良く感じられたので彼女たちが好きな身としては見ていて楽しかったですね。

 他にはやはり赤石長官の描写も印象的。フェニックス隊員たちが回収したバイスタンプを集め何かを企んでいることが明らかでしたが、未だに大二たちが彼と本格的に敵対出来ずにいる状況に少々モヤモヤしてしまいました。それどころか朱美さんが長官の手にかかったかのようなシーンもあって愕然としてしまいます。これ以上長官に好き勝手されるのも見ていてフラストレーションが溜まるので、そろそろどうにかしてスカッとする展開を期待したいです。

 

 

 さて次回は先程も書いた通りさくらとアギレラの戦いについに終止符が打たれる模様。強化フォームの代わりに新しい武器を披露するジャンヌの姿が映っており、さくらの本気度がこの時点で伺えます。そしてアギレラがどのような結末を迎えるのか、今からドキドキが止まりません。

 そしてもう1つ驚きの情報がベイルの完全復活。元太父さんの手を離れ、本格的に悪魔として立ち塞がりそうですね。バイスを赤黒くしたようなデザインがとてもカッコよくて、敵キャラとしても期待出来ます。恐らくさくらとアギレラの戦いの横で一輝たち相手に勝負を挑むと思われますが、そちらも非常に楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。