新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2022年春アニメ簡易感想 その12

 

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 恒例となっている仮面ライダー×オロナミンCのCM動画。そんなシリーズの最新作である『仮面ライダーバイス』バージョンが先日公開されました。毎年3人のライダーがCMを担当しているのですが、今回は予想通り一輝&バイス(リバイス)、大二(ライブ)、さくら(ジャンヌ)の五十嵐3兄弟+αという構成になっていました。ラブコフがいないのは少々寂しいですが、バイスがハブられずにすんでいるだけでも良しとしましょう。

 今年も30秒のCM(上の動画)とウェブ限定のショートドラマ(下の動画)の2つが用意されいますが、そのどちらも兄弟たちの仲の良さが全面に押し出されているのが特徴的。それぞれが闇を抱えているものの、基本彼らは仲良し兄弟であることがよくわかります。そこに加わるバイスも違和感なく馴染んでいるのがまた素晴らしいです。(中々オロナミンCを飲めない辺りが不憫可愛い)本編が殺伐としている中、こうしたところで癒しを供給してくれるのはありがたい限りです。テレビでの放送中にこのCMを見るのも楽しみになってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

第4話「Black falls down a hole」

 度々登場していた教育機関に所属する謎の少女「シャーロット」が本格参戦しましたが、まさかの大佐の娘である疑惑が立ち登ってきて衝撃を受けました。エンプレスやデッドマスターすらも圧倒する力も発揮するなど、最早人間ではなくなっている彼女は何者なのかかなり気になります。同時に大佐が抱えている焦りや苛立ちの理由が彼女にある可能性があるのも見逃せません。

 またエンプレスが前回に引き続き意気消沈しているかと心配していたのですが、終盤キチンと再起してくれたのが良かったですね。上述のシャーロットに戦うことの無意味さを説かれても、目の前の人々のために絶対に諦めないことを誓う様子は中々に勇ましかったです。今回は不遇気味だったデッドマスターもエンプレスとモニカとの関係に変な誤解をしてしまうなど微笑ましい(?)パートが多くて楽しかったです。彼女は何だかんだでエンプレスと共闘してくれそうな気がしますね。

 

 

境界戦機

第16話「激闘」

 今回は北米軍とユーラシア軍のアメイン戦がメインで描かれました。各国の軍同士の戦闘をガッツリ展開されたのは何気に初めてで、かつブラッド大尉VSアレクセイ少佐というネームドキャラたちが戦うということでテンションが上がりましたね。

 そうして始まった戦闘はブラッド大尉、というよりゴーストの凄まじさが印象深かったです。地形の不利を物ともせず即座に対応し、圧倒的なパワーとスピードで敵を次々と葬っていく様子から、かつてのアモウたちを追い詰めてきたゴーストの影を見ました。無論そのじゃじゃ馬ゴーストを乗りこなしてみせる大尉も見事で、「人間とAIが互いの力を最大限に引き出し合っている」可能性がこれでもかと押し出されていましたね。これでより盤石になりつつある北米軍に、他の国や八咫烏たちは為す術があるのでしょうか。

 それはともかく、主人公サイドでは未だに心を閉ざしたアモウに訴えかけるガシンに感動しました。彼が初めて「友達」という言葉を口に出してくれたこと、何よりアモウのことを心配して感情的になっているガシンの姿にほろりときてしまいます。(一方でそんな状況でも暗いままのアモウを見て、彼は果たしてどんな地獄を見てきたのか・・・・・・!?と心配になってしまいましたね)

 

 

ヒーラー・ガール

第4話「一歩とホラーと初仕事!」

 仮免を獲得したかなたちの最初のお仕事はまさかの外科手術の手伝い。手術中にかけるBGMの代わりにヒーリングを行うという理屈は理解出来ましたが、「外科医たちが手術している横で少女たちが歌っている」光景の衝撃度は凄まじかったです。衛生管理とかツッコんだら駄目なんだろうな・・・・・・とはいえ各メンバーのペース配分などをキチンと考えたうえで長時間の手術に対応していくなど、医療作品としてちゃんとしている部分も多く見受けられたのは好印象ですね。

 また今回はかなの苦手を克服していく内容が特徴的でした。苦手な場面でも最良の行動をしなければならない・・・・・・プロになった以上向き合わなければならない問題に取り組んでいく様子は実に素晴らしかったです。手術中に焦り出す執刀医を落ち着かせるための歌を、玲美と響のサポートによって歌い切るかなの姿に見ているこちらも安心感を覚えます。まさに夢への一歩を確実に踏み出していることを実感させてくれる回でしたね。

 

 

パリピ孔明

第4話「孔明、道を照らす

渋谷だけでなく六本木にも馴染む孔明マジパネェ。遊んでいるようでいて着々と根回しを進めつつ、英子の手助けを欠かさない彼の手腕にまたもや惚れ惚れさせられました。ドンキで買ったメガネで六本木女子と仲良くする絵面の破壊力は凄まじかったです。

 それでいて前半英子に発破をかけるシーンや後半の自己評価の低さに言及する様子など、英子自身の自立も考えているのが見受けられます。家庭の事情からか自分に自信が持てずにいる英子を度々フォローしてくれる辺りに優しさが滲み出ていますね。

 また英子自身の行動や発言の成果が孔明に返ってきているのも印象的。特にかの有名な「水魚の交わり」を水餃子に例え、孔明にとってかつての劉備と同じような存在になりつつ英子にどこか涙ぐんでしまいましたね。彼女の歌で入った特殊EDも含めて力が入った回だったと思います。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第16話「メリークリスマス…です。」

 今回は待ちに待ったクリスマス回。これを放送している今は春なので季節感のギャップがすごい。古見さんの誕生日パーティーを兼ねたクリスマスパーティーは案の定、古見さん親衛隊たちによる高度な心理戦が繰り広げられていて度々爆笑させられました。以心伝心にもほどがある座る場所合戦や定番の王様ゲームなど、各人の欲望と理性が入り乱れた内容に笑いが止まりません。(個人的に山井VS中々のギアスっぽい心理戦がここすきポイント)そんな笑いも最終的に古見さんがお礼のメールによってほっこりした空間に変化したので何だかんだで癒されましたね。

 またそれぞれのプレゼント選びのパートも面白かったですね。弟の笑介に付き添ってもらうために踏ん張る古見さんと、なじみたちが主催する買い物の2つの様子がそれぞれ描かれていましたが、どちらも妙に騒がしくなっているのが印象的でした。古見さんとなじみが「踊るサンタの人形」をプレゼント候補にしていた事実などは特におかしかったです。一方で同じような状況で同じように悩んでいる様子は、古見さんと彼らとの距離が少しずつですが縮んでいっているとも取れて微笑ましかったです。

 

 

 リバイスといえば他にも気になっている情報がもう1つ、毎年夏に公開している夏映画の発表も見逃せません。今年の夏映画は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』との2本立てということで大きく注目しています。

 

 

 思えば令和に入ってからの夏映画はゼロワンとキラメイジャーが冬まで延び、セイバーとゼンカイジャーは『スーパーヒーロー戦記』で消費と、通常の2本立て映画が中々公開されない状況が続いていました。だからこそ今年になって例年通りの公開体制が整ったであろうことに喜びを覚えますね。果たしてどのような夏映画を見せてくれるのか、7月の公開が今から楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。