新たな力と新たな脅威
デッキーはもっとジョーに怒っていいと思うよ
デュエル・マスターズ DMSD-13 超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2019/09/14
- メディア: おもちゃ&ホビー
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- 水ジョーカーズ誕ジョー!
前回キャップは立ち直ったと思ったけど全然そんなことはなかったぜ!!てな感じで始まった今回のデュエマ。それどころか水を見るだけで兄のことを思い出してしょげてしまうという、水文明のデュエルマスターにとって致命的なトラウマになってしまっていました。
そうこうしているうちにキャップからの提案でついにジョーカーズが水文明の力を手に入れました。これまでのジョーカーズが他文明の力を手に入れる過程を比べると……
- 火:ブランドを助けてボルツとの友情を修復させた後に誕生
- 自然:真のデュエルでへし折ったカブト鬼のツノをデッキーに食わせて誕生
- 水:スマホンをデッキーに直接挿入(意味深)して誕生
…………自然だけなんか雑ですね。そのくせ自然ジョーカーズが今のところ一番強力なのが何とも言えません……そうして生み出された水ジョーカーズ、仲良くケンカするトムのゼリーとスッポンジトムといい、相変わらず今の子供にわかるのか微妙な元ネタをチョイスしています。
またデッキーの尻からスマホンが侵入してひどい目にあったり、寝ている間にジョーにこっそり生み出されたりと、今回特にデッキーの扱いがひどいです。個人的にはいい感じにギャグになってるので別に気にならないのですが、あまりやりすぎると不快感を感じる人たちも出てくると思うのである程度自重した方がいいとも思いますね。
- ジョニーの兄、ジョルネード
ジョーが生み出した水のジョーカーズのうち、カッコいい切り札として登場したのがジョリー・ザ・ジョルネード。なんとジョニーの兄として生み出されたジョーカーズです。”ジョニーより強い=ジョニーの兄貴”という発想で作られたそうですが、この安直さがかえってジョーらしいと思いますね。(ジョニーの後に作られたのに兄貴っておかしいだろう、と思う人もいるかもしれませんが、ロールパンナちゃんやアニメ版コバルトといった前例もあるのであまり気にしない方がいいかもしれません)CV.はなんと勇者王こと檜山修之さん。静かでクールなキャラクターの演技も似合います。
ジョルネードはどうやらプライドが高く、ジョーのことをまだ完全には認めてはいないようですが、次回になったらなんだかんだでジョーのために戦ってキメてくれるんだろうなぁ……という期待があります。ジョニーと兄弟で並ぶ展開も楽しみにしているのでアニメスタッフさんよろしくお願いしますね!
- 闇執事ギニョールの罠
そして今回ジョーにデュエマを挑んできたのはなんと闇執事ことギニョール。これまでゲジスキーやゲボちゃんといった刺客に作戦を任せて自分はゼーロの側から離れずに行動していましたが、ついにジョーの前に直接姿を現しました。
デッキはやはり闇オーラデッキを使うと思いますが、どうせなら現状ゼーロだけが使用しているドルスザクも使ってほしいところです。なんにせよデッキーを人質に取るような典型的な悪役ぶりを見せつけてくれるので、次回どう倒されるかが楽しみです。(ただ次回予告を見る限り真のデュエルではないのが残念)
今回はデュエマはせずにジョーとキャップが友情を深めつつ、新切り札ジョルネード誕生の過程を描いただけだったので若干物足りなさを感じましたが、デッキーの生死をかけた戦いという最高の場面でジョルネードの活躍が見れるかと思うと次回が楽しみで仕方がないですね。
ではまた、次の機会に。