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2022年冬アニメ＆特撮簡易感想　その20

アニメ 特撮 ウルトラマン ジャンプ系 遊戯王 ポケモン ルパン三世

 

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ポケットモンスターシリーズ完全新作

『ポケットモンスター スカーレット』

『ポケットモンスター バイオレット』

今冬発売決定！！

 

 はい、というわけでついに来ましたポケモン新作。先日配信されたポケモンプレゼンツのラストに発表され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいです。

 何やら本作は広大なオープンワールドをウリとしているようで、前作『ソード・シールド』のワイルドエリアの規模を拡大させたかのような世界観とシステムになりそうな様子に早くもワクワクさせられます。初報の映像を見た限りではあまり変化は見られないものの、あのポケモンがそのまま闊歩している衝撃をさらに進化させたかと思うと胸が高鳴ります。

 また初報で公開された本作の御三家も目に留まります。

 

 

 

 

 ニャオハ、ホゲータ、クワッスという新たな御三家。それぞれ既視感のあるデザインだと話題になっていますが、同時にその可愛さに魅了されている人が多いようです。かくいう僕もホゲータが「イソジンのカバ」に見えて仕方がない一方で、このつぶらな瞳と大きく開いた口に愛らしさを感じています。この中から選ぶとしたら僕は間違いなくこの子にしますね。進化するとどうなってしまうのかという心配もありますが、冬の発売が楽しみです。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ルパン三世 PART6

第20話「二人の悪女」

 新たなオムニバスエピソードは不二子と彼女の泥棒仲間「アメリア」の友情を描いた一幕。何と言っても明るく自由奔放なアメリアのキャラが強烈で、普段はルパンを翻弄している不二子が彼女に手を焼く様子は実に新鮮でした。それでいて危なっかしい妹と、文句を言いながらも世話を焼いてくれる姉のような関係性が魅力的ですね。

 そんな不二子と奇妙な友達であるアメリアですが、後半からは彼女の抱える問題に触れていたのが興味深かったです。孤児院で共に育った友人を売り飛ばした仇に対する苛烈さ、そのために不二子を売り飛ばそうとする容赦のなさなど、見た目とは裏腹に悪人らしく手段を選ばないやり方に驚かされました。それ以上に妊娠していたという事実にも衝撃を受けましたね。（父親は誰なのか）

 それでもアメリアの真意を汲み取り、敢えて協力する不二子にも驚きました。騙されたふりをする中で宿敵「グレイソン」を欺き、力を合わせて一泡吹かせる展開にはスカッとしましたね。劇中の魔法の言葉「デーヴィ」にあったように、騙し騙されながらも自分を委ねて協力しあえる2人の関係性が非常に魅力的な回だったと思います。

 

 

ウルトラマン クロニクルD

第5話「悪？のウルトラマン」

 今回は闇の巨人たちにスポットが当たりましたが、サブタイにクエスチョンマークが入っているように「闇＝悪とは限らない」ことを示してくれていたのが良かったですね。イーヴィルティガがマサキによって大きく歪められた存在であることや、トリガーダークの変遷などを見せてそのことをしっかり見せてくれたことに好感が持てました。他にもカルミラたち『トリガー』の三巨人とカーミラたち『ティガ』の三巨人の酷似しているところをマルゥルが指摘しているのが地味に印象的です。（結局似ている理由は何なのだろうか･･････）似ているもののそれぞれ違う末路を辿ったことについても触れてくれたのが少しだけ嬉しかったですね。

 そしてマルゥル家パートでも「見かけで判断してはいけない」ことを教えてくれたのが素敵でした。闇ながらも力や光を求めた者たちに共感を覚えるデバンを見て、彼を疑ってしまった自分を恥じるマルゥルの様子にほっこりしました。例え闇の道に堕ちた者相手でも寄り添えるデバンの優しさと、彼のウルトラマンの力になりたい姿勢に心が暖まりましたね。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第71話「真竜の闘い」

 バーンやヒュンケルの解説力が光る回。闘気がぶつかり合うことで生まれた領域で繰り広げられる一対一の決闘は非常に熱い構図ではあるものの、傍から見ると何が何だかわからないので両陣営に現状をしっかりと説明してくれる人たちがいることのありがたさを再認識しました。今のダイとハドラーの決戦と同じようなことをヴェルザーも繰り広げていたという情報も面白かったですね。（これを聞いたおかげでヴェルザーのことがますます気になってくる･･････）

 そしてダイはもちろんのこと、ハドラーもまた親衛騎団の部下たちの想いを背負って戦っている描写が印象的でした。「最後の最後で俺は部下に恵まれた」と、彼らとの絆を語るハドラーにウルッときます。激戦の末放ったダイの新技「アバンストラッシュＸ(クロス)」の迫力も相まって（こんな技を特訓で喰らって無事だったノヴァスゲェな）興奮しっぱなしの30分でした。しかもこの後さらなる激熱展開が待っているという･･････

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第88話「KGCの真実」

 様々なことがわかったけど肝心なことはまだ何もわかってない感がすごい今回。まずセブンスの書の内容が明らかになると同時に、オーティスが全ての黒幕である可能性が浮上してきた展開にびっくり。死者蘇生を製作したことやユウガをここまで暴走させていたことなどを明かし、デュエルそのものを破壊しようとしていることを話した時は目を疑いましたね。デュエルの破壊を目論む理由は未だ不明ですが、個人的には自分を悪役に仕立てて遊我たちの最後の壁になろうとしてるのではないかと予想します。（あと余談ですが宇宙子シリーズがオーティスの手先だったのが1番の衝撃でした）

 また今回はルークのカッコいい一面がたくさん見られたのも注目ポイント。グルグルを助けるために必死でパウリエフェクトを発動させるところはもちろんのこと、遊我を馬鹿にしたタイガーに怒るシーンには感動しました。あれだけビビっていた姉相手に真っ向から立ち向かうとする姿に彼なりの成長が感じ取れます。また彼の付けていた腕時計が大量に存在する欠陥品であることが判明しましたが、その欠陥こそパウリエフェクトなのでしょうね。その辺りの事実が明かされるであろう次回が楽しみです。

 

 

 ポケモンの新作が出てくることに喜ぶ一方、前作から3年ほど経っていることにちょっと衝撃を受けてしまう今日この頃。光陰矢の如しとは言いますが、ここまで時間の流れが早く感じるとは思ってもみませんでした。

 また次々とくる新しいコンテンツに追われることにちょっと疲れてしまいますね。とはいえ娯楽の供給が途絶えない点は喜ばしいことなので、嬉しい悲鳴として受け止めていきたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。