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FGOの推しを語りたい その28(雑記 2023.5.18)

※最終再臨絵のネタバレ注意

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 『FGO Arcade』とのコラボイベント「螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~」も先日終了。皆様は楽しめましたでしょうか。かくいう僕はリアルでドタバタしていたのもあって攻略が遅れに遅れ、イベント終了2日前くらいになって何とか全てのミッションを達成させることが出来ました。リアルとの兼ね合いが難しくなってくると、最近のイベント開催期間の長さはありがたく思えてきますね。

 


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 そんな大忙しの中で進めたコラボイベですが、ストーリーそのものは十二分に楽しめました。何と言ってもFGOアーケードのコラボかと思いきや、『EXTRA』シリーズも多いに詰め込んだ内容が衝撃的。中でもアニメ『Last Encore』要素が色濃く出ていたことに驚きを隠せなかったです。(ラダーが出てきた時は本当にびっくりしました)それでいてアーケードでの人理修復の旅を振り返っていくような道のりもあって、双方の要素をキチンとまとめていることに唸らされます。

 そして「ソドムズビースト/ドラコー」もといネロという皇帝を掘り下げた物語に舌を巻くばかり。誰かに愛されたい一心で絢爛豪華な皇帝であり続けたものの、誰にも看取られることなく最期を迎える不遇の少女が救われるまでの過程に胸打たれました。ドラコーは一貫して面倒くさい子ではあったものの、だからこそ愛おしく思えるキャラに仕上がっていたのが素敵でしたね。死にたいけど生きたい、そんな矛盾した感情を抱えた彼女が愛を以て看取られる最期には涙が止まらなかったですよえぇ。

 

 

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 そしてEXTRAシリーズの主人公のザビこと「岸波白野」の登場には本当にビビりました。ちょくちょく誰かが裏でサポートしてくれているかのような描写が見受けられましたが、まさか実質前作主人公の助けだったとは……セイバーとドラコーはあくまで別の存在であると理解しつつも、ドラコーを見守ってくれていた真っ直ぐさに心震えます。有名なフランシスコ・ザビ──と言いかけるギャグも挟んでくれましたし、中々に素敵なサプライズだったでしたね。

 上述の通りドラコーのラストに大いに泣いたのですが、白野が寄り添ってくれたかのような演出がまた素敵でした。歪んだ形ながらネロの理想の死について考えてくれたロクスタもそうですが、彼女にも“愛”を与えてくれる存在がキチンと存在してくれたことがわかる展開にグッときます。

 

 

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 その他のキャラだと上のロクスタ、ママみの強いラーヴァ/ティアマト、終始有能だったレディ・アヴァロン(そして責任感の強い男モレー)とみんな印象に残る活躍をしてくれていましたが、個人的には今回の配布サーヴァントである「セタンタ」に心奪われましたね。兄貴ことクー・フーリンの幼少時代ということもあって、気安く頼れるキャラに少年っぽさを加えたイメージに早くも魅了されました。ロクスタなどから散々な扱いを受けるものの決してめげず、主人公を「放っておけない」とばかりに支えてくれるイケメンぶりにも惚れ惚れさせられます。

 中でもイ・プルーリバス・ウナムでのスカサハに啖呵を切るシーンは最高にカッコよかったです。サーヴァントという装置の枠組みを超えて、自分の意志でマスターたちの力になろうとする性根はまさに英雄クー・フーリンそのもの。ドラコーのことを危険視しながらも、彼女が抱えているものを慮ってくれる点も含め、少年漫画の主人公のような気持ちのいいキャラクターでした。こんな素敵なキャラを配布にしてくれた運営に感謝したいです。(期待していたセタンタ配布が叶ったのが何より嬉しかったりします)

 

 

 そんな感じで大いに興奮させられたコラボイベでした。開催前はFGOアーケードをやったことがない僕でも楽しめるのだろうか?などと思っていましたが、いざ始まってみたらエクストラ要素もあってすんなりと読み込めましたね。ここ最近のコラボイベの中でも特に面白かったですし、今回のシナリオを執筆した鋼屋ジン氏すげぇ!!ともなりました。

 

 

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 さて今回紹介する推しはキャプテン・ネモです。

 第2部からシオンと共に登場したサーヴァント。最初はただ「キャプテン」と名乗るだけで何者なのかと話題になっていましたが、海神トリトンとネモ船長を合体させた複合サーヴァントだったことには当時驚かされました。2部4章の終盤、物静かな態度から一転してハイテンションになった時の衝撃は特に忘れられません。ネモ・シリーズという複数のネモを従える設定も独特で可愛らしく、本編での活躍はどれも印象深いものとなっています。何より7章前半のマリーン4号は……涙が出てくる……

 バトルではシンプルな単体宝具ライダーのアタッカーとして活躍させています。スキルがどれも使いやすく、早い段階で宝具をぶっ放せるのが魅力的。コストに余裕があればキャスター相手にはよくネモを頼っています。さらに水辺や虚数空間でさらにバフがかかるのも面白く、キャストリアたちと組み合わせて宝具を連発!なんてことも出来るのが中々に興味深いです。何より攻撃やスキルモーションでネモ・マリーンたちが出てくる点や、宝具ムービーでのシリーズ全員集合の絵面が楽しくて、これを見るためだけに連れ回すこともありますね。

 

 

 

 さてコラボイベが終わってからのFGOは、「オーディール・コール」が開催予定。異聞帯での戦いを終えた先に待っている物語のようですが、如何せんどういうものなのかまだ把握しきれていません。というかまだ2部7章の後半を進めている途中なので、何が起きているのかサッパリなんですよね……

 自分のプレイの遅さに嫌気がさしてきますが、それよりも早く7章を終わらせてその先を進めていくべきでしょうね。幸い運営側もメインクエストを進めやすくするキャンペーンを今回も用意してくれたので(霊脈石配布が特にありがたいです)、頑張って攻略していこうと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。