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2025年冬アニメ簡易感想 その28

 

 

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 現在放送中の特撮番組『仮面ライダーガヴ』の変身アイテムにしてマスコットキャラ・ゴチゾウを主役とした動画シリーズが先日、突然投稿されました。ゴチゾウが自分たちのモチーフであるお菓子について学んでいく内容なのですが、何と有名なお菓子会社のUHA味覚糖と実質的なコラボを果たしているのが驚くべきポイントです。グミの作り方を映してくれる様は、さながらゴチゾウ視点で社会科見学をしているかのよう。ゼラチンの量の調整などへぇ~となる話も多くて、ちょっとした学びを得た気分です。

 何よりこの動画に出てくるゴチゾウが何とも可愛いこと可愛いこと。ワチャワチャ動く様は本編と似通っていますが、声が普段とは異なる甲高いものになっているのが面白いですね。字幕付きながら何を言っているのかジェスチャーでそれとなくわかりますし、彼らの可愛さを改めて認識出来ました。ガヴ本編が息をつかせぬ展開の連続なだけに、こうしてゴチゾウにただただ癒される機会が得られるのは非常に嬉しい限りです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター レックウザライジング

第87話「黒いレックウザの導き」

 ラクリウム争奪戦の中で、永い間眠っていたルシアスがついに復活。そこで彼の口からこれまでの冒険の裏側が明かされましたが、全てはギベオンの白いジガルデによるものという真相に驚きました。ラクリウムの影響を監視していただけでなく、レックウザにリコたちを導くよう指示していたのも全てジガルデのおかげだったとは思いもしなかったです。同時に前回エクスプローラーズの手のひらの上だと思われていた冒険が、あくまで彼女たち自身の手で成し遂げたものだとルシアスからのお墨付きを貰ったのは嬉しかったですね。

 哀れだったのはギベオンで、ルシアスたちの言葉も届かないまま暴走しているのが目に見えて伝わってきました。裏切ったと思っていた相手に謝罪され動揺する辺り、彼がルシアスを信頼していたからこそ拗らせ絶望してきたかが読み取れますね。それ故ギベオンのことを想っている人やポケモンは何人もいるのに、当人はその手を全て払ってしまっている孤独こそ彼の悲劇だと感じざるを得なかったです。(そして本当に信用していいのか怪しいスピネルの言葉は素直に受け取る様子があまりにも傀儡すぎて変な笑いが出てきます)

 また影のMVPであるジガルデが何だかんだでギベオンの味方になる展開も、ギョッとする一方で納得のいくものでした。秩序を守るポケモンとしての使命とは別に、相棒の力になりたいというジガルデ個人の意思が表れていたと言えるでしょう。正直優柔不断な彼氏っぽいロイ視点だと悪い奴を助けるコウモリっぷりですが、単純な良い悪いでは切り離せない彼らの関係もまたトレーナーとポケモンの絆と言えるでしょう。

(余談ですがルシアスがラクリウムの危険性を説明する際に「ラクリウムは本来この星のものじゃない」という発言が気になりますね。ということは宇宙由来のものなのでしょうか……?

 

 

Dr.STONE(4期)

第9話「科学の灯」

 科学者クロム、ついに立つ────スタンリーの狙撃から一命を取り留めたものの、戦線離脱した千空。そんな彼の意志をクロムが受け継ぐ流れでテンションがブチ上がりました。たった3文字のメッセージだけで全てを察し、迷いながらも覚悟を決めるクロムの姿は見ていて心が震えます。妖術使いから科学使いへとクラスチェンジしたクロムが、とうとう「科学者」を名乗るまでになる瞬間に感慨深いものを覚えますね

 その後のクロムのロードマップ制作の場面は、見ていてワクワクする要素満載でした。クロムの字がやや汚くて親しみが持てるのもありますが、彼の想像力が全力で解放されているのがわかります。そうしてクロムが一からドリルを考案する瞬間は、改めて彼の「ゼロから1を作り出す才能」を感じ取りましたね。(例によって3千年前には既に考案されていたオチがかまされましたが)ここからの快進撃にもより期待がかかります。

 クロム以外の科学王国の面々の奮闘ぶりも見逃せません。まず死にかけていた千空を救ってくれたルーナの活躍に感心し、その後もみんな独自に連携を取って行動している様子は心地よかったですね。クロムに限らず、千空がいなくても彼の目的を汲み取り行動出来る点こそ科学王国の大きな強みと言えるかもしれません。

 

 

チ。-地球の運動について-

第24話「タウマゼインを」

 まさかまさかのラファウ登場に大混乱。告解室でアルベルトの過去が語られた際の高揚が、第1章主人公の衝撃に持っていかれた気分です。そして大人になったラファウの存在から、この章がこれまでとは別の世界の物語であることも認識しましたね。(OPのサビに映っているラファウが少し大きい気がするなぁ、とは思っていましたがこういうことだったとは……)さながらこのラファウは、現実に近い世界だからこそ地動説での迫害に遭わずにいた世界の同一人物と捉えるべきでしょう。

 そんな大人ラファウと幼少期のアルベルトの会話からも、ラファウが同一人物であることが読み取れるのが興味深いところ。アルベルトの星空に対する探究心を肯定し、その感動を「信じろ」と鼓舞してくれるシーンは中々に胸にきますね。目の前の感動を信じて行動し続ける、1章で感じ取ったラファウのキャラクターを想起出来ました。さらに彼がアルベルトに教えた「タウマゼイン」の解説もわかりやすく、まさに「ん?」となり考えていくことの重要性が出ていたと思います。

 しかしラファウだけでなく、アルベルトの父も知的欲求に関する興味深い考えを持っていたのが面白いですね。「疑え」という言葉は一見するとネガティブですが、知的欲求には暴走する危険性を孕んでいるからこその警告だと言えます。人の役に立つ知識を追求する姿勢も正しい在り方だと思いますし、父もまたアルベルトにとって偉大な師の1人なのかもしれません。(それだけに今のアルベルトが何故学問を忌避するようになったのか、次回どんな悲劇が起こるのかを確認するのが怖くて仕方ないんですよね……

 

 

メダリスト

第10話「夜に吠える」

 いきなり時間か一気に経過し、いのりも5級まで上がるという急成長ぶりに感心しまくった今回は、新たに司が指導することになった「鴗鳥理凰(そにどり・りおう)」がメインになっていました。2話でエキセントリックな暴言を吐いた彼の辛辣さは相も変わらず健在ですが、同時に彼の内面が明かされたのが大きかったです。オリンピック選手の息子としての重圧、光という天才へのコンプレックスなど、様々な要因から素直になれないところが実にいじらしいですね。実際司に褒められて内心は大喜びの様子は、褒められることに慣れていないのが明白で実に可愛かったです。

 それ故現状の理凰は親しい間柄以外にはキツい物言いしか出来ない態度が何とも難儀なところ。(相手が総太くんの時の和気あいあいとした態度こそ本来の彼なのでしょうね)大人を信用出来ていないのが丸わかりですし、何より「自分が頑張っても無駄」と諦めてしまっているので見ていて胸が締め付けられます。恵まれた環境故に自分の才能に見切りを付けて、諦めグセが付いているのが理凰の大きな問題としてのしかかっているのを実感しました。

 そしてそんな理凰に見事に激怒してみせたいのりも今回の大きな見どころでした。初対面からオドオドしてばかりの時から、とうとう言い返せるようになったことに不思議と感動を覚えます。(信頼している先生をバカにすることは許さない!という怒り方も彼女らしくていいですね)他にも光をに勝つ宣言や体育の授業でも活躍した話など、フィギュアスケートでの経験がいのりを心身ともに強くしたのが伝わってくる見事な場面に仕上がっていました。

 

 

 最近の仮面ライダー公式は、ガヴだけに限らず動画投稿にかなり力を入れている印象です。以前ブログでも取り上げた『仮面ライダー電王』の変身待機音動画の他、つい先日には『仮面ライダークウガ』のノンクレジットOPも公開されました*1他のコンテンツが取り組んでいる要素を積極的に挑戦し、公式の力を見せつけていく姿勢は個人的にも大いに評価したいところ。この調子で他のライダー作品の変身音や次回予告集、OP動画などもガンガン投稿していってほしいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:リンク先(https://www.youtube.com/watch?v=dDxi4JO_nFA)の動画を参照。