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2025年冬アニメ簡易感想 その25

 

 

 

 先日2月27日*1に配信されたポケモンプレゼンツにて、実に多くのゲーム情報が公開されました。中でも大々的に取り上げられていたのが『Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモンレジェンズ ゼットエー)』。アルセウスに続くレジェンズシリーズの最新作で、『X・Y』のカロス地方を舞台にしているとのことです。初報から丸々1年かかって、ようやくゲーム内容が明かされたので配信時にはテンションが上がりましたね。

 

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↑初報時の感想については上の記事を参照。

 

 さてゲーム性についてですが、今回はアルセウスの時以上にアクションゲームとしての要素が強めになっている模様。バトルもリアルタイムでポケモンを誘導し、相手の技を能動的に「避ける」という選択肢が取れるのが面白いですね。アニメのような地形を活かした戦法も出来そうですし、ある意味で世界観に没入出来そうなシステムになっています。他にも今回の御三家はチコリータポカブワニノコ(2/3がジョウトという)の3匹だと判明したのも楽しみなポイント。アルセウスの時のように、この子たちの追加要素も気になってきました。仮にメガシンカするとしたら、ついにメガメガニウムが爆誕するのか……!?

 しかし個人的にはそれ以上に、(やたらデカい)AZの存在が見逃せません。ゲームタイトルからして彼の登場は予想していましたが、主人公が滞在するホテルのオーナーとしてしれっと出てきた時の衝撃は計り知れなかったです。さらに大切な相棒であるフラエッテ(えいえんのはな)と仲良くしている光景に、不思議と涙が溢れてきます。X・Yで悲しい過去が明らかになり、別れたままだったフラエッテとようやく再会することが出来たAZ。彼が幸せそうな余生を送っているだけで、見ているこちらも自然と顔が綻んでしまいます。ゲームのキャラのその後に触れる後日談としても、本作は魅力的なゲームになりそうですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター レックウザライジング

第86話「ライジングボルテッカーズVSエクスプローラーズ!」

 前回ラストでエクスプローラーズが待ち伏せていましたが、「元々ラクアの居場所は特定していた」という話に少々意表を突かれました。言われてみるとギベオンが一度辿り着いているからわかっていても不思議ではないですし、それでもバリアが解除出来ないからこそパゴゴ(テラパゴス)を狙っていたことも辻褄が合いますね。また劇中で言われているようにこれまでの冒険が全て利用されていたのは良い気分はしませんが、それでもなお「違う!」と立ち向かえるリコたちにどこか感動させられます。

 そうして始まった両陣営の戦いは、リコたちの奮戦ぶりに胸が熱くなりました。エクスプローラーズの面々は一度は下したものの強敵であることには変わりなく、彼らもあれから力を付けていたとわかるのが注目ポイント。それだけにこれまでの経験だけでなく、その場のアドリブも最大限活かして戦う少年少女の頑張りを応援したくなります。(個人的にはドットの地形を利用するバトルがここすきポイント)結果オニキスたちのテラスタルにも勝てましたし、ここまでの冒険の成果は決して敵に塩を送るためのモノではないことを証明してみせたと言えるでしょう。

 同じタイミングで繰り広げられたフリードVSスピネルに関しては、両者のバトルで見せる特徴が表れていたのが面白かったですね。スピネルがスキルスワップでキャップの特性を入れ替え翻弄する中、入れ替えた特性を見抜いたうえでコンビネーションを発揮するフリードには大いに感心させられました。何より全て計算づくで行動しているスピネルに対して、フリードはキャップへの信頼と自分の勘を信じて上回ってみせたのが熱いです。作中でもトップクラスにガチな戦いぶりだったので、見応えは抜群の一言でした。

 

 

Dr.STONE(4期)

第8話「LOCK ON」

 前回から引き続きゼノ視点の回想が描かれた前半。地力で復活した後スタンリーら仲間を復活させ、科学を発展させていく過程はほぼ千空と同じものとなっていました。(特にスタンリーはゼノにとっての大樹であることがわかります)しかし復活してから真っ先に始めるのが兵器作り、というゼノ独自のフローチャートを突き進んでいたのが特徴的。彼と似通っている部分はあるのに、科学を以て為そうとしている方向性はまるで異なっている……互いにリスペクトし合っている師弟関係ながら、決して相容れない者同士であることが嫌でも伝わってきます。

 それは船上での狙撃の一幕も同様で、ルーナの機転でゼノが千空の存在に気付いた際も、スタンリーに彼の殺害を許可するシーンは恐ろしくもあり切なかったです。彼にとって千空は間違いなく心の通じ合った同士ですが、自分の独裁的な思想とは真っ向から相反することもわかっているのが絶妙ですね。多少の逡巡はあったものの、結論としては千空すらも排除しようとするゼノの冷徹さが再び垣間見えました。

 そんな敵サイドの対抗する科学王国の緊迫感も印象に残ります。龍水の船乗りの勘や千空の判断力を以てしても、かなりギリギリの様相を呈していたので終始ハラハラさせられましたね。即席ダイラタンシーによる盾も不安でしかなく、ゼノが生み出した「人を殺す科学」の結晶である兵器の脅威もここにきて痛感することとなりました。

 

 

チ。-地球の運動について-

第23話「同じ時代を作った仲間」

 泣いた……教会に火を放ち、全てを無かったことにしようとしたノヴァクの最期は、思わぬ形で彼に救いをもたらしました。幻影のラファウが登場したのも驚きですが、彼の「仲間」という言葉が大きかったですね。自分を悪役と卑下するノヴァクに対して、同じ15世紀に生まれて生きてきた者同士の関係を口にしてくれるのはこれ以上ない肯定と言えるでしょう。(ある意味で前回のアントニ司教の「歴史の登場人物ではない」の反証になっているのも良き)歴史という流れで俯瞰して見れば、こんな風に繋がることが出来るのかと膝を打つばかりです。

 そしてノヴァクが語った後悔と懺悔が何よりも印象的。異端者を処刑する際の「痛み」を見て見ぬふりをしてきたことを自覚し、最期に娘の先を案じ祈るシーンの美しさには心が震えましたね。組織長がヨレンタであることを薄々気付いていたこと以上に、その考えから目を背けずに手袋をはめさせたことにノヴァクの精神的な完成を見ました。大勢を巻き込みながら迷いに迷い続けてきたものの、最後の最後にやるべきことを見つけたノヴァク。彼もまた、この作品における主人公の1人であったと個人的には思います。

 またドゥラカについては思った以上にあっさりと死んだことに唖然としましたね。最後まで死の恐怖に怯えたままなのが気の毒でしたが、一方で日の光を浴びることが出来たのは救いかもしれません。神から脱却するものの神を忘れず、人自身の手で反省と自立を繰り返していくことを語り、最期には嫌いだった太陽にも目を向けることが出来た……そういった点では彼女もまた大切なものを得たのでしょう

 といった感じにそれぞれのラストに涙したものの、舞台が1468年のポーランド王国に移った時は驚愕しましたね。P王国ではない実際の国の名前が出てきたので、本作は架空の国の話ではないのか?と困惑せずにはいられなかったです。(ポーランドといえばコペルニクスの出身国ですが、まさか……)そして学問を「害悪」とまで言って嫌う「アルベルト」が何者なのかも含めて、それらが気になって仕方がないラストでした。

 

 

メダリスト

第9話「西の強豪(後)」

 西日本の大会で待ってましたいのりの出番。演目自体は4話で披露したものとほとんど変わっていませんが、細かい部分でいのりの上達が感じられるわかりやすさが目に付きました。何と言っても自分にとってちょうどいい重心の置き方を見つける過程が印象的で、そこからはジャンプなどの安定性が段違いに向上しているのが目に見えて伝わってきましたね。ブロークンレッグのキレも上がっていましたし、司先生のような動きに憧れてきた結果として見事な演技だったと思います。

 しかし今回の大会で優勝してみせたのは絵馬。実際彼女の演技は驚くべきもので、小学生にしてフライングキャメルスピンを成功させるシーンには度肝を抜かれました。そして動きの軽やかさもあって、個人的には本作始まって以来のお気に入りの演技になった次第です。何より成長痛に悩まされ、同世代に抜かれてきた絵馬の心情にもウルっときました。蛇崩先生と共に乗り越えて、努力し続けてきた結晶がこの演技に込められているのだと実感し優勝も納得せずにはいられなかったです

 そんな絵馬を見ていのりが覚悟を決めるシーンも素晴らしかったですね。自分とは別の想いを背負いながら、自分以上に努力し続けてきた子たちもいる……そんな彼女たちに勝つために、何も言い訳にしない姿勢は勇ましくて何とも胸にきます。急激な動き故の怪我が心配になってくるものの(普段使わない筋肉使う時の疲労が半端ないのめっちゃわかるよ……)、そんなことで怖気づくいのりはもういないのだとわかる場面でした。

 

 

 ちなみにポケモンプレゼンツではゲームの情報だけ公開されましたが、直後にアニポケに関する新情報も少しだけチラ見せされました。それが下のこちら。

 

 

 ロイと思われる少年の腕にメガリング、そして色違いのメガルカリオと……まさかのXY要素に度肝を抜かれましたね。間違いなく4月からの新展開を予感させるものであり、上述のレジェンズZAとの連動もある模様です。しかしここでXYを出してくる辺り、やっぱりラクリウムってあいつらと関係あるのでは……?

 そしてラクアを目指す冒険がクライマックスに突入しても、リコたちの物語はまだまだ続くという事実にホッとさせられます。これからも彼女たちの冒険を見られると思うと楽しみで仕方ありません。全ては発表される3月14日(コロコロコミックの発売日なので、そちらにも間違いなく詳細な情報が載るでしょうね)に確かめる所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:2月27日は『ポケットモンスター赤・緑』の発売日であり、それにちなんで公式が「ポケモンの日」として毎年新情報を発表している。