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アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ 1、2話 感想

アルティメットに行くぜ!!
これが本場のマーベルヒーローか……。
 
 
 
 
 
 
 今年の3月末まで放送していた『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』でマーベルレーベルのヒーローに興味を抱き始めた僕はそのまま4月から放送開始した『アルティメット・スパイダーマン』を続けて見ることにしました。
 1話と2話で一つのお話になっていたのでまとめて感想を書いていきたいと思います。
※『ディスク・ウォーズ』を基準に話すことが多いのでご了承ください。
 
・ストーリーと作画
 スパイダーマンが仲間のヒーローと一緒にドックオックことドクター・オクトパスを捕まえていたらアイアンマンたちがやってきてアベンジャーズに誘われたはいいものの、いまいちアベンジャーズに馴染めず、かつての仲間ともぎくしゃくしてしまう。そこにドックオックと手を組んだロキが現れ、スパイダーマンはロキの魔法と体を入れ替わられてしまう。とここまで1話分消費したような感じもしますが、これで1話の半分くらいです。
 というかこのアニメ、とにかく展開が早い。普通のアニメなら2、3話くらいかかりそうな話を1話にまとめるレベルで毎回がすごく濃いのです。おかげで2話分だけで2時間くらいの映画を一本見たような気分です。まぁ高速展開に疲れるものの途中でダレずに楽しめるのはいいことですね。また物語の合間合間に挟まれるギャグやデフォルメもいちいち笑えるので見ていて飽きません。
 また作画もヌルヌル動いていて驚きました。これがアメリカのアニメでは普通なんでしょうか?日本のアニメの作画もすごい出来の作品があったりしますけどそこまで動くことはないので、そっちに慣れていると終始動いているアニメにびっくりしてしまいますね。(『ディスク・ウォーズ』は時々すごく作画がいい時と悪い時の差がすごかったです)
 
 本作の主役。声は『ディスク・ウォーズ』の時と同じ川田伸司さんなのですんなり入り込めましたね。結構おしゃべりで戦闘中もジョークを欠かさないところもより強くなっていました。しかし一方で物語の合間に挿入されるモノローグみたいなものは気になりましたね。こういうのってデップ―の役割だと思っていましたから。
 
・仲間のヒーローたち
 スパイダーマンの仲間の高校生ヒーローでアイアンフィスト、ノバ、パワーマン、ホワイトタイガーといったメンバーで構成されている。ホワイトタイガー以外は『ディスク・ウォーズ』でも出て来ましたね。歯に衣着せぬ言い方とかスパイディとの関係が「気の合う悪友」って感じで良かったです。個人的にホワイトタイガーのスパイディに対して「ホントどんな頭の構造してんの」って発言がお気に入りです。
 
 ご存じなんでもありのヒーローチーム。『ディスク・ウォーズ』では主役でしたが今回は完全にゲスト扱い。メンバーはアイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ブラックウィドー、ホークアイ、ファルコンと言った構成。ワスプがいないのはわかっていましたがファルコンが加入していたのは意外でした。
 また面白かったのはハルクですね。『ディスク・ウォーズ』に続いてハルク状態のままで理性があって普通に喋ることが出来、ムギュムギュ攻撃とかしてくる気のいい奴、といったふうなキャラでした。最近のマーベルはハルクを萌えキャラにしたいのでしょうか?バナー博士をアニメで見られる日は来るのだろうか…?
 
・ロキ
 我らが笑いの神。壊した窓をさりげなく直す、スパイディの体を乗っ取ってまた元の体に戻ったときの演技、勝利を確信した瞬間アベンジャーズマンションに自分の顔のオブジェを作る、など実写版アベンジャーズや『ディスク・ウォーズ』に負けずとも劣らない素晴らしいネタの数々を見せてくれました。そして終盤逃亡先でヴェノムで操っていた怪物たちに仕返しされる、と小物らしいラストで最後まで笑わせてくれました。ありがとうロキ様!!
 
 といったような感じでまだ2話とは思えないほど充実した内容でした。タイトルにあるウェブ・ウォーリアーズもいつ揃うのか楽しみです。
 
 それではまた、次の機会に。