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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第7話 「いさなとり」 感想

ギリギリの戦い
鉄華団の戦いは毎回見ててハラハラする






















タービンズの来襲
 前回CGSの社長が出てきて何事かと思ったら、どうやらテイワズ傘下の組織であるタービンズ代表の名瀬という男と取引をしたようで、会社の所有物である船諸々を回収しに来た模様。名瀬は子どもたちの安全を保障してきますがオルガは自分たちの仕事を成し遂げるためにこれを拒否。それ自体はかっこいいんですが前回の話を聞いていると三日月の前で無理している感じがしますね。いちいち三日月の目線を気にしているのがバレバレで見ててちょっとかわいそうになってきました。
 一方でタービンズ側は名瀬含め妙に飄々とした態度のメンバー(何気に女性が多い)ばかりで結構気になりました。鉄華団の面子を完全に子ども扱いしているのもその態度故でしょうか。少なくとも今までにないフランクな関係の集団のようで悪い気はしませんね。


 その後なんやかんやあって戦闘に突入。三日月も若干不調なバルバトスに乗り込んで戦いに出ます。そしてついに来た新MS2種類を相手にすることになります。タービンズの姉御的なポジションかと思われるアミダともう1人がそれぞれ乗り込んでいる百錬は見た目が若干奇抜なものの性能自体はオーソドックスな機体のよう。対してなんかやけに軽い態度のラフタが乗る百里は後頭部のでっかいスラスターに両手を収納して高速で飛び回るという百錬以上に奇抜なデザインのMSでした。ガウォーク形態のようなポーズでビュンビュン動き回る様子は結構シュールです。それでいて三日月をこれまでにないほどに圧倒する場面は衝撃的でした。とりあえず百里インパクトに色々持っていかれた印象でしたね。


・決死の苦労人たち
 そんな強敵相手に鉄華団も今までで一番ヤバい状況なのではないかってくらい追い詰められます。しかしただ負けているわけではなく、三日月はバルバトスをボロボロにしながらも強引に百里に肉薄しますし昭弘もグレイズ改百錬2機相手に頭突きや殴るなどの肉弾戦に持ち込むまでしぶとく粘っており、最近のガンダムではあまり見ない泥臭い白兵戦が繰り広げられて中々面白かったです。
 一方戦艦同士の戦いはギリギリまで接近することでオルガたちが敵の戦艦に侵入するというこれまた無茶な作戦を展開します。実際かなり危険なはずなのに、文句を言いながらも必死にこなすビスケットやユージンがすごい。


 そうやってギリギリの戦いを繰り広げていく中、敵の懐に潜り込んだオルガたちがやってくれたのか名瀬が交渉の場を設けてくれることに。連絡が届くまで三日月も昭弘もかなり危なかったので少しホッとしました。
 というわけで今回は新MSを交えた大興奮のバトルが見られて面白かったです。しかし相変わらず鉄華団は常識破りな戦法を繰り出してきてくるので見ててハラハラします。というかこいつら今までずっと三日月やオルガの無茶ぶりに振り回されてきているんですよね。あいつらと一緒に行動するのも楽じゃないんだなぁ…………。
 次回はオルガたちが名瀬と交渉していく模様。果たしてどうなるのか……。とりあえず社長はユージン辺りにぶん殴られそう(期待)


 ではまた、次の機会に。