新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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2021年冬&春アニメ&特撮簡易感想 その1

 

 

 

 ジョジョの奇妙な冒険』の第6部『ストーンオーシャン』のアニメ化がついに決定しました。いやぁめでたい!前評判を覆した1部2部アニメ化から始まったジョジョついに6部まで来たかと思うと感慨深いです。6部は他の部と比べても難解な要素が多いのでパッと見ではわからない展開も多いのですが、5部までを上手いことアレンジしてくれたアニメスタッフならきっと大丈夫だろうという信頼感があるので期待が大きくなります。

 主人公の徐倫役を声優の「ファイルーズあい」さんが務める、というのもまた喜ばしい情報です。『ダンベル何キロ持てる?』で鮮烈な印象を残したのが記憶に新しいファイルーズあいさんは以前から「ジョジョが好き」というエピソードで有名で、ジョジョのアニメに出演したくて声優を志したほどとのこと。そんな彼女が無事夢を叶えたことに驚きと共に喜びが沸き上がってきます。(あいさん的には「フー・ファイターズをやりたかった*1とのことですが)こういったシンデレラストーリーは見ている側にも心を弾ませる何かがありますね。

 上記の特報映像のラスト、あいさんがアフレコしたのであろう「やれやれだわ」の迫力も見事。これだけでいける!と確信出来ます。6部のアニメ化が早くも楽しみですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※今週の『ポケットモンスター』はお休みだったため感想はありません。また今回は前季の『ゆるキャン△ SEASON2』の感想も加えて書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆるキャン△ SEASON2

第13話「ただいま」

 日の出を見た後も大忙しの伊豆キャン。山中湖で助けてくれた飯田さんたちへのお礼やあかりちゃん念願のカピバラ天国など最後までイベント満載で、それぞれを全力で楽しむ少女たちに大いに癒されました。個人的には大室山のリフトで突然出てくる線上カメラにびっくりするリンとなでしこが特に可愛かったです。2人揃ってびっくり顔を撮られているのがここすきポイント。

 そんな楽しかった旅も終わりが近づき、「家に帰るまでが伊豆キャン」というなでしこの言葉に癒されました。それぞれが自分たちの家に着いて落ち着く中、リンとなでしこが互いのことを想って会いに来るシーンでさらに胸キュン。妙なところで通じ合っている2人にほっこりします。

 その後の「旅の終わり」について語るシーンも印象的でした。楽しかった時間が去っていく時の「寂しさ」について、片やソロキャンのように楽しむリンと寂しいものは寂しいとはっきり言うなでしこの対比は面白いです。そうして「また行こう」という言葉で終わるのが最高ですね。ラストの日常に戻っていく様子も含め、何度でも行ける世界に足を踏み込んだ少女たちの物語の締めとして相応しいものだったと思います。

 

 

総評

 オタクたちの間でキャンプブームを呼んだり呼ばなかったりしたらしいゆるキャン△の2期は安定のクオリティでした。明るすぎず暗すぎない穏やかな配色、美しい背景、視聴者に余韻を感じさせる間の取り方と音楽など1期の演出ほぼそのままである点が素晴らしかったです。以前の雰囲気を残しつつ、物語の延長線を描いてくれたことに喜びを覚えます。

 またストーリーにおいては「新しい世界」へと飛び込む少女たちの物語をさらに一歩踏み込ませたものになっていました。千明&あおい&恵那のトリオといった以前では考えられなかった組み合わせの展開をどんどんやってくれたので新鮮な気持ちで見れましたね。中でも2期は“1人でキャンプをする楽しさ”に興味を持って挑戦していくなでしこが印象深かったです。1期で“みんなでキャンプをする楽しさ”を知ったリンとの対比になっており、互いの世界を大きく広げてことで通じ合うものを終盤の伊豆キャンで共有していくのもグッド。ほんわかした空気もあって最後まで癒される作品でした。2期ではちょろっと出てくるだけで終わった綾乃の出番も気になるので、3期も是非やってほしいです。

 

 

灼熱カバディ

第1話「カバディってなんだよ」

 名前は知っているけど詳しいルールはわからない人が大半であろうスポーツ「カバディ(かくいう僕も名前しか知らない1人です)を題材にしたスポーツ漫画のアニメかということで以前から楽しみにしていた作品。1話はほぼ無理矢理体験させられた主人公がカバディのルールについて知っていく内容でしたが、彼を通して「カバディとはどんなスポーツなのか」を視聴者に懇切丁寧に説明してくれる構成に感心しました。各キャラのリアクションや掛け合いもあって非常にわかりやすかったです。

 また主人公の「宵越竜哉(よいごし・たつや)」はスポーツ嫌いという面白い設定で、最初は乗り気ではなかったカバディに本人も知らぬうちに熱中していく様子を描いていた点も面白いですね。カバディって面白いの?と思っている視聴者とこれまたリンクして一緒に楽しめる気分を味わえました。宵越と共に視聴者をカバディの世界に引き込ませてくれる見事な1話だったと言えます。

 

 

ましろのおと

第1話「寂寞」

 「津軽三味線」を扱った音楽漫画のアニメ化。こちらは初っ端から主人公の祖父が亡くなり、主人公が地元を離れるというショッキングな内容でスタートしたので面食らいました。大好きな祖父を失った「澤村雪(さわむら・せつ)」の大きな喪失感・寂寥感がこちらに伝わってくるので前半はかなり辛かったです。都会の喧騒に揉まれて気持ち悪くなっていく様子も共感を覚えます。

 それだけにクライマックスで挿入された三味線の演奏シーンは素晴らしかったです。ここまで溜めてきたフラストレーションを一気に解放してくれるカタルシスに満ちていました。雪以外にも「」を追う中で様々な変化をしていく人たちが描かれたのも印象的で、演奏をきっかけに過去を振り払いつつある雪がこの先どうなっていくのか早くも楽気になってきましたね。(ラストの謎の襲撃には思わず吹き出しましたが)

 そして何と言っても音楽が素晴らしかったです。津軽三味線の奏でるメロディの多彩さには驚きつつ感動させられました。音楽を扱ったアニメである以上音に力を入れるのは当然なのですが、その辺りをきちんとしてくれていることがわかって嬉しいです。今後のどのような演奏シーンを見せてくれるのかも楽しみですね。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第26話「竜騎衆大接近」

 新OP映像&新EDにテンションが上がりまくった回。特にOPにちらりと映ったハドラー親衛隊には興奮せずにはいられませんでした。彼らの登場も楽しみです。

 そして本編はポップのカッコよさが最高潮。ダイを守るため、バランたちにたった1人で向かって立ち向かっていく彼の勇敢な姿は何度見ても痺れます。1人で向かうのを止められないように敢えて臆病者を演じる不器用さもまた魅力的です。(マァムだったら見抜きそうだったので彼女不在が幸いしたのもありますね)戦いにおいても正気を見逃さなかった結果ドラゴンだけでも全滅させた辺りに彼の精神的な成長と魔法使いとしての成長の両方が感じ取れます。

 敵の竜騎衆もそれぞれ個性が強かったですね。それぞれにまともに勝てない、と思わせるオーラが漂っています。中でも今回はガルダンディー」の狂気が光っていました。相棒のドラゴンの死を悲しむ心を持ち合わせているのに、人間を徹底して見下す態度は絶対にわかりあえないと強く思わせます。狂ったようにポップを殴り倒す様子も相まって強烈でした。(惜しむらくは暇つぶしにベンガーナの街を襲うシーンがカットされたことでしょうか。あれがあってこそ彼の人間への蔑みが際立つのですが・・・・・・)

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第13話「超時空の大決戦・前編」

 ダイナの映画に続いて今回はガイアの劇場版『超時空の大決戦』が分割放送されました。シリーズ全体でも珍しい「ウルトラマンがテレビ番組として放送されている世界」を舞台にした作品で当時大いに驚きました。(何気にウルトラマンで初めて“平行世界”の概念が取り入れられた作品でもありますね)「ガリバー旅行記」をモチーフにしているだけあって自分の知らない世界に戸惑う我夢の姿が記憶に残っていて、今回それを思い出すことが出来ました。

 本編はウルトラマン好きの小学生「勉(つとむ)」くんを主役とした内容。「そろそろ卒業したらどうなの?」という我々にとっても耳が痛いお母さんの言葉も気にせず、ウルトラマンに没頭していく様子は微笑ましいと思う一方、どこか危うく感じます。赤い玉」に願って我夢をこの世界に呼んで混乱を呼ぶ展開も子どもの純粋な気持ちが入っているのもあって複雑な気持ちを抱かせます。他にも彼をいじめるいじめっ子のリーダーが実は怪獣好きだと判明するシーンも印象的です。ウルトラマンなんて下らないと言いながらサタンビゾーに大興奮する姿はちょっと笑ってしまいますね。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第42話「宇宙作戦デュエル隊」

 土曜から日曜へと放送時間を移して新シーズンがスタートしたSEVENSはまたもやルークが主役のエピソード。今回の対戦相手はゴーハ5小の「本屋ブラウン」という少年で、仲間と共に宇宙服を着たままで地下をうろつく初登場シーンは凄まじくシュールでした。このアニメゲストキャラが毎回濃いな・・・・・・見た目は変でもデュエルでは真っ当に強い辺りがまた絶妙にインパクトがあります。そんな相手に翻弄されるルークですが、最終的に調子を取り戻し勝利する展開は最早様式美となっていますね。あと遊我の真意がわからないルークを前にして遊我の後方理解者面をするアサナがじわじわ来ます。

 そして肝心のラッシュデュエル大会に関しては遊我が出ない選択を取るというまさかの展開に。この手の大会を前にして主人公が出場しないとはっきり言うのは前代未聞で、冒頭から大いに驚かされました。しかし出場しない理由もルークたちのためということが判明した時は納得しました。「ラッシュデュエルをみんなに自由に楽しんでほしい」という想いのうえで行動し、他者を尊重する遊我らしいと言えます。とはいえ主人公が大会に関わらないのは寂しいのでゴーハ社の陰謀を裏で探るなどの展開に期待したいですね。

 

 

 ジョジョもアニメ化され、ダイも絶賛放送中と、往年の名作が続々とアニメ化される昨今。多くの作品が見事にアニメになっているのを見ているとこの作品を好きな人が作ってくれているんだろうなぁ、と感じる時があります。昔からその作品が大好きな人が成長して、アニメ制作に関わるようになったからこそこのアニメ化が実現したのかな、ともつい考えてしまいます。こういった「作り手の大好きな気持ち」が感じ取れるのは個人的に楽しいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

デュエル・マスターズ キング! 第1話「デュエマ4000年の歴史っ!?12枚の伝説のカードを手に入れろ!」感想

大いなる歴史よ、

カモン!オーライ!!

解き放つのだ、デュエマ4000年の歴史を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 夢から始まる旅の序章

 タイトルに「!」がついてパワーアップしたデュエマキング!がついに始まりました。冒頭謎の夢の中で新たなモモキングを使ってデュエマをするジョーとデッキーの姿に早くも興奮させられました。ジョーの衣装も赤いシャツがトレードマークの新しいものになってカッコいいです。

 そんな夢から覚めた後繰り広げられたジョーの会話では、「モモキングが修行に出て今はいない」という情報がいきなり出てきて衝撃を受けました。あまりにも唐突に明かされたので1話見忘れたのではないかとちょっと焦ってしまいましたね。(ジョニーといいジョーの切り札は旅に出なきゃいけないノルマでもあるのか)まぁ後半のデュエマで無事帰ってきてくれたので本当に良かったのですが。

 そして本作は夢の中で語りかけてきた謎の声をきっかけに「デュエマ4000年の歴史」を追っていくのが物語の主軸になる模様。デュエマに4000年も歴史があるわけないじゃん!という視聴者のツッコミを代弁するジョーをよそに、切札邸の地下に保管されていた謎の巻き物が歴史の鍵を握るという展開に一気に惹かれました。最初は何も書かれていなかったのに途中から何故か新しいモモキングが浮かんだことや禁断文字、何故ジョーの家の地下にあったのかなど謎も多いので余計わくわくしてきます。それ以上に《ボルシャック・ドラゴン》をはじめとした過去のクリーチャーたちがどのように物語に関わっていくのか早くも期待に胸が躍りますね。

 

 

  • 歴史を狙う者たち

 ジョーたちを取り巻く状況の他にも注目したいのが本作の敵勢力「ガットルズ」。何でもデュエマの歴史を解き明かすことで手に入るという「宝」を手に入れるのが目的の集団のようです。今回登場した「マスオ部長」とその部下3人組「プロテイン」は見た目からしておかしな奴らで初回から強いインパクトを残しました。特にマスオ部長はわざわざ名刺を渡して自己紹介する礼儀正しさを見せながら、すぐに実力行使に出る強引さが凄まじいです。(サラリーマンキャラというと以前にも『VSR』に登場したゲンちゃんがいましたね)

 とはいえマスオ部長を加えたこの4人組は見る限り仲が良さそうな点が好感を持てました。前作の王国勢が良くも悪くも一匹狼の集まりでドライとも思える関係を形成していましたが、こちらは非常に気心の知れた関係性を持っているのが印象的です。『ヤッターマン』の三バカしかり『アニポケ』のロケット団しかり、こういったコミカルかつ仲良しな敵キャラはいてくれるだけで作品の雰囲気を明るくしてくれるのでこの先の出番にも期待したいですね。

 

 

  • 天魔融合せし継ぎ接ぎの亡霊

浄黒接続(じょうこくせつぞく) ウルガーン 光文明 (6)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド
パワー6500
▪️EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
▪️W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
▪️自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。

 マスオ部長に従うプロテインズの1人、ササミが切り札として繰り出してきた新クリーチャー。エンジェル・コマンドとデーモン・コマンドの2大コマンド種族の他、今回初登場となる新種族「ディスペクター」の3つを備えた多種族クリーチャーです。

 ちなみにこのディスペクターは「過去のクリーチャーを継ぎ接ぎして合体させる」というコンセプトを持っているとのこと。名前から察するにこのウルガーンは《浄化の精霊ウルス》と《暗黒の騎士ザガーン》、記念すべきデュエル・マスターズ第1弾にて収録されたスーパーレア2体が元になっているようです。一見すると胸熱な合体ですが、ウルスの胴体にザガーンの手足を無理矢理くっつけたようなデザインがおどろおどろしさを感じさせますね。

 カードとしてはコスト6にパワー6500、W・ブレイカーと平均的なスペック。しかしディスペクター固有の能力である「EX(エクスト)ライフ」を持っているのが特徴です。

 EXライフは登場する際に山札からシールドを追加する能力。(これを「シールド化」という)さらに追加されたシールドは出たクリーチャーと紐づけられるようになり、除去されても代わりに墓地に送ることでクリーチャーを場にとどまらせる置換効果も備えているので場持ちの良さはかなりのもの。シールドを参照にする能力というとシールド・フォースを思い出しますが、あちらが既存のシールドを参照するのに対し、EXライフはシールドが0枚の状況でも使える状況を選ばぬ要素が売りと言えます。 

 それ以外はターン終了時に自らアンタップするいわゆる警戒能力が目を引きます。元ネタのウルスも持っているこの能力は相手にターンを渡した時の殴り返しにある程度耐性があるのが魅力です。(アンタップキラーやマッハファイターにはあまり意味がないですが)上記のEXライフと合わせれば長いこと場に居座ることも可能でしょう。

 ただこの淡泊さはどこか心許ないものがあります。コスト6というそこそこのサイズで場に大きな作用をもたらす能力を持っていないのは明確なマイナス点です。このカードを活躍させる場合、文明や種族を活かす必要があります。何気のこのカードは光単色のデーモン・コマンドでもあるので《クリスティ・ゲート》に対応しています。クリスティ・ゲートを使う【光デーモン・コマンド】はその性質上シールドを大量に消費するので無条件でシールドを追加出来る能力はかなり貴重。意外な活躍が出来るかもしれません。また警戒能力を利用して《Dの楼閣 メメント守神宮》でブロッカーを付与するなどカードの組み合わせ次第で使ってみるのもありですね。

 

 

  •  異質なカッコよさのOP&ED

 そして何と言っても今回驚いたのがOPとED。以前にも話した通り本作はOPをDOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)さん、EDをvistlip(ヴィストリップ)さんが歌ってくれていますが、そのカッコよさに意表を突かれました。

 OPの「Updating Life」はヒップホップ系の軽快な音楽が癖になる曲で、「現実に負けずに本当の自分を出すこと」「本音を大声で主張すること」を強く強調した歌詞が特徴的です。恥ずかしからずに己をさらけ出せ!と背中を押してくれているようにも聞き取れるので心が高鳴りますね。

 片やEDの「Act」はヴィジュアル系ロックバンドらしい曲調。こちらは歌詞の内容が若干わかりにくかったのですが、「まずは一歩を踏み出していこう」といった意味合いが込められているように感じました。はじめは真似事でも次第に自分のオリジナルになっていく、それを詩的に語っているように思えます。(かつて『遊☆戯☆王5D's』で「-OZONE-」を歌っていたグループらしい曲ですね)

  といった感じでそれぞれ別方向に尖っている2曲でしたが、何よりもこれまでのジョー編の曲にはなかった「異質さ」をまとっているのが気になりました。以前のOP「No Rain, No Rainbow」以上に“デュエマらしくない”雰囲気に溢れていて少々戸惑ってしまいます。今の時点ではジョーのイメージとは大きく異なるので合わないようにも思えますが、歌詞の内容や各映像とのマッチングから決してデュエマの曲ではないという認識にはならないので、何度も聞いていく内に慣れていくようにも感じられます。どちらもカッコよくていい曲だと思うので、早くジョー編に馴染んでいけばいいですね。それにしても今回からはやぶさが関わらなくなったのが寂しい・・・・・・

 

 

 さて次回はジョーが過去に行くためのジョーカーズを作る模様。なるほどそれでタイムスリップするのかと思っていたら6600万年前の恐竜の時代ケボーン!ガブリンチョ!に来てしまったと予告で説明された時はズッコケてしまいました。4000年どころか白亜紀まで来ちゃってるじゃねーか!

 さらに今回はデュエマ出来なかったマスオ部長とも戦うようですね。予告映像を見る限り九極の侵略者の力を持ったディスペクターも出てくるのが気になるところ。ボルシャックも登場するらしいのでその点も楽しみですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

ゴジラ S.P<シンギュラ・ポイント> 第1話「はるかなるいえじ」感想

日常は静かに狂い始める

全く新しい怪獣王の物語が目を醒ます────

ムービーモンスターシリーズ ゴジラウルティマ -ゴジラS.P-

ムービーモンスターシリーズ ゴジラウルティマ -ゴジラS.P-

  • 発売日: 2021/03/06
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ついに始まりました、ゴジラシリーズ最新作『ゴジラ S.P<シンギュラ・ポイント>』。シリーズ初の連続テレビアニメということで以前から期待していましたが、いざ1話を見てみたら期待以上のものが出てきて大興奮しました。というわけで今回は1話の気になった点に触れていきたいと思います。

 

 

  • 日常を侵食する異常(怪獣)

 本作は千葉県の普通の港町が舞台ということでパッと見非常にのどか。と見せかけて、冒頭から謎の洋館、謎の地区管理局、そして謎の曲ととにかく「謎」だらけのエピソードでした。町で普通に暮らしていたと思ったら不可解な電波を調べていく中で不穏な“何か”に触れていく、そして終盤突如翼竜が姿を現す流れを見た時は衝撃を受けました。ラストに挿入された巨大な生物の骨を見た瞬間に至ってはあのBGMも相まってテンションが上がりましたね。

 何の変哲もない日常の歯車が徐々に狂いだし、怪獣の出現と共に物語はパニックへと突入する様子はまさに「怪獣映画」の展開そのものです。Jホラーにも通じるこの「非日常が日常を浸食していく」感覚をアニメでやってみせたことに感動しました。初っ端からこれはすごい作品だと確信します。

 

 劇中で提示された謎についても印象に残ったものが多いです。個人的に気になった謎を箇条書きにしていくと・・・・・・・・・・・・

 

  • 洋館で流れていた謎の曲(劇中でインド民謡であることが判明しましたが、ゴジラ作品で「音楽」=「歌」といえば小美人関連か・・・・・・?
  • 洋館の持ち主は何者なのか(ユンの推理からして「非科学的な何か」を追っていたように思える)
  • オオタキファクトリーのおやっさんは何故「ジェット・ジャガー」を作っているのか(「宇宙人が攻めてきた時に備えて」という言葉は本当に酔狂なのか?この人は何かの予兆を感じ取っているのではないか
  • 管理局の謎(軍は戦中に何を研究していたのか)
  • 怪獣はどこから現れたのか(恐竜染みた見た目からして太古の昔から存在する可能性大)
  • 舞台となる「逃尾市」の伝承について(上記の怪獣の件といいこの伝承が生まれた頃には怪獣が存在していた?

 

 といった感じにこれだけ思い浮かびました。それだけ膨大な謎にワクワクさせられたとも言えます。これらの謎の真相について考察・妄想するのが既に楽しかったりしますね。

 

 

  • オタクで変人な人々

 また本作は主人公2人がやたら“変わっている”のが印象に残りました。男主人公の「有川ユン(アリカワ・ユン)」はプログラミングに精通していて推理も特異な天才肌。しかし人付き合いが苦手そうな典型的な「機械オタク」で実にらしい変人キャラクターでした。警官の質問を代わりにAIに答えさせようとする辺り人との接し方がわからないのであろうことがよくわかります。(実際劇中でオオタキファクトリーの仲間以外には顔を合わせた描写がなかったですし)

 対する女主人公の「神野銘(カミノ・メイ)」は“空想生物”を調べているという変わり者の大学院生。初対面の人とも普通に話せるなどユンと比べるとまだ普通に見えますが、要所要所で見せる好きなこと以外はズボラ、抜けているとも言うべき「ゆるさ」が印象に残りました。突如送られてきたAIに文句を言いながらも「ペロ2」という名前を与えて何だかんだ受け入れている辺り、彼女もまた常人とは違う感覚を持っていることが読み取れます。

 そんな変人2人がこの先どのように絡んでくるのかは結構気になるところ。電話越しの初対面は見事に印象最悪で終わったしまった中でどうやって行動を共にするのでしょうか。個人的には両者と接点がある「加藤侍(カトウ・ハベル)」が仲を取り持ってくれるだろうとは思いますね。

 

 他のキャラクターも非常に濃かったですね。オオキタファクトリーおやっさんや管理局の局長など、何を考えているのかわからない不気味さに満ちていました。以前公開されたPV2を見た際に抱いていた「下町人情アニメみたい」というイメージが彼らの存在のおかげで大きく覆ったように思えます。この一癖も二癖もありそうな輩たちが巻き起こすことに既に期待大です。

 

 

 個人的なここすきポイントとなったのが終盤に登場した怪獣「ラドン」。本作のラドン翼竜ケツァルコアトルスに似た風貌(ちなみにメタレド母は「ハシビロコウに見えた」とのこと。言われてみるとそれっぽい)で、これまでの“怪鳥”のイメージとは大きく異なるデザインに驚かされました。大きさも10数メートル程しかないなどゴジラ作品の怪獣としてはかなり小柄ですが、むしろこれくらいの大きさの方がかえってリアルな恐怖が感じられるようにも思えます。土煙の中ユンの目の前に現れ、いつもの鳴き声で威嚇してきた時は鳥肌が立ちましたね。

 一方で登場時のラドンの明らかに飛び慣れていない様子は恐怖とはまた違った感情を抱かせてくれました。町の上空で飛んでいる途中で高度が下がってビルの屋上に擦れた時にはちょっとハラハラしましたし、ビルの上の建造物に乗っかって一休みしたかと思ったら建造物が壊れてそのまま落っこちるシーンには笑ってしまいました。建造物が傾いたと同時に「あれ、何かおかしいぞ?」とでも言いたげに首を傾げる姿には愛嬌すら感じられます。自分の生きている時代にはなかったであろう町の存在に慣れずに戸惑う、可愛らしいラドンに意表と突かれたと同時に萌えてしまいました。次回はこのラドンくんがどのような可愛い姿を披露してくれるのか楽しみです。

 

 

 というわけでゴジラSP1話の感想でした。1話の時点で語りたいことが盛りだくさんでとにかく楽しかったです。ゴジラそのものは登場しなかったものの(ラストの骨は恐らくゴジラなんでしょうが)、視聴していく内にこれはゴジラだ・・・・・・!という感想に至らせる構成には感心します。早くも今季アニメの中でも個人的なトップクラスのお気に入りに入りましたね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

2021年冬アニメ簡易感想 その36

 

ウルトラマン ウルトラアクションフィギュア ジャグラス ジャグラー

ウルトラマン ウルトラアクションフィギュア ジャグラス ジャグラー

  • 発売日: 2021/05/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 『ウルトラマンオーブ』や『Z』にてジャグラス ジャグラーを演じた俳優、青柳尊哉(あおやぎ・たかや)さんが声優、湯浅かえで(ゆあさ・かえで)さんとご結婚されたことが先日、発表されました。おめでとうございます!自分の知っている俳優さんに関する、こうしたおめでたいニュースが舞い込むとつい嬉しくなってしまいます。

 お相手の湯浅さんとは『怪獣娘』で共演していた経緯がありますが、それ以外に接点らしい接点は見当たらなかったのでちょっと意外。しかしTwitterなどにあげられている青柳さんの言葉を読む限り、とても良好な関係であることがわかるのでほっこりします。

 改めまして青柳さん、湯浅さん、ご結婚おめでとうございます。お2人の末永い幸せをお祈りいたします。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

のんのんびより のんすとっぷ

第12話(最終話)「また桜がさいた」

 最終回だけあって見事な大団円!冒頭の兄ちゃんの卒業式から始まり、後半からはしおりちゃんがれんげたちの仲間入りを果たしていく様子を丁寧に描いており非常に楽しめました。中でも妊娠中のお母さんが倒れるなど、もうすぐお姉ちゃんになろうとしているしおりちゃんの家庭が少しずつ変わっていく過程は淡々としていて見ていてドキドキしてきました。新しいことへの変化は楽しいだけでなく、不安や心配を孕んでいる。だからこそ大切なのだということを感じさせます。

 そしてラストのれんげの言葉がそれを体現したかのようなもので驚きました。「ちょっとずつ違う日常」の違いを楽しみ、日々を過ごしていく少女たちの物語を一旦締めるに相応しいセリフです。日常系アニメの終わり方としてはこれ以上ないものだったのではないでしょうか。僕もED後の分校がフェードアウトしてくシーンにウルウルときてしまい、本編後のこれまでのアニメをまとめた特別CMでついに感極まって号泣してしまいましたよえぇ・・・・・・

 

 

総評

 田舎で暮らす少女たちの日常を描いた作品の3期、もとい最終作。登場するキャラたちの素っ頓狂ながらもどこか懐かしく感じる日々の様子は相変わらず安定感がありました。綺麗な大自然を背景にした絵作りに見ている人に切なさを抱かせる絶妙な間の演出など、1期の時点で確立されていた作風を変わらず行ってくれていたので安心して見ることが出来ました。

 それだけでなく3期は「変化していく日常」を中心としたエピソードが多かったです。進級や進学などはもちろんのこと、新キャラとの交流を経て少しずつ成長していく少女たちの姿は見ていて微笑ましくもあり、どこか切なさも感じます。それ故に変わっていく中でも変わらないもの、一見変わっていないように見えてちょっとずつ変わっていくものの両方を噛みしめ毎日を過ごしていくことの尊さを本作は描いていたように思えました。

 何より原作が完結した点やこのラストからして恐らくアニメも本作が最後というのが少々寂しいです。しかしそれ以上に見事終わったことに拍手をおくりたい気分でもあります。楽しい時間を今までありがとうのんのんびより!!

 

 

アズールレーン びそくぜんしんっ!

第12話(最終話)「大切な宝物、それは仲間たち」

 ラストはやはり駆逐艦4人組がメインのストーリー。しかし冒頭からラフィーが記憶喪失になるという展開は少々意外でしたね。記憶を取り戻すために彼女の探す理想の枕(おっぱい)を探す様子が描かれましたが、今まで登場した巨乳のメンバーたちの胸に顔をうずめては「なんか違う」「惜しい」と言って去っていくのはいくら何でも失礼すぎて笑ってしまいました。(そんなことがあってもラフィーのことを心配して集まってくれる辺りみんないい人だな・・・・・・)

 周囲に怪しまれながらもジャベリンたちがラフィーのため、頑張って理想の枕探しに協力する姿が健気で可愛らしかったのです。しかし実は記憶喪失ではなく単に寝ぼけていただけ、というオチには思わずズッコケてしまいました。最後の最後でラフィーのフリーダムっぷりに振り回されるお話でしたね。

 

 

総評

 『アズールレーン』のスピンオフ漫画のアニメ化として放送された本作。アズレン特有の世界観などのハードな要素をオミットし、艦船少女たちの日常を描くことに徹底した作風でした。そうした内容故にストーリーそのものはあってないようなものなのですが、少女たちの可愛らしさを存分に楽しめるようになっていたのでかなり面白かったです。

 また原作ゲームでも見られる凄まじいエロティック表現にも力を入れていたのが特徴的でした。巨乳キャラの胸を強調したシーンは序の口、太ももや腋、時にはへそなど各キャラの魅力的な部位をことあるごとに不自然に思うくらいのアップで映すので見入りながらもちょっと笑ってしまいます。アズレンらしいフェチズム全開の作品だったと言えますね。

 

 

ワールドウィッチーズ発進しますっ!

第12話「502、姉妹エース発進しちゃいます?」

 様々なトラブルに見舞われながらも、ようやく502に合流した孝美お姉ちゃん。扶桑にて芳佳と共演するというサプライズ展開には驚かされましたが、相変わらずのおっぱい魔人っぷりを発揮する芳佳の本性に気付かない孝美の純粋さにちょっとおかしな笑いが出てきてしまいます。

 また最後の最後で菅野が全てを持っていったのも印象深いです。ひかりたち姉妹が502を離れてしまうことに全力で抗議してきた時は驚きました。孝美だけでなくひかり、そして502全員を「家族」だと言い切ってくれる彼女の姿は非常に勇ましくて感動します。結局のところ勘違いだったのですが、菅野の情の深さに思わず劇中のキャラ同様に顔をほころばせてしまいましたね。

 

 

総評

 ストパン系列のギャグスピンオフ作品「発進しますっ」シリーズの最新作である本作は『ブレイブウィッチーズ』も加わったので個人的に大喜び出来る内容でした。奇数回に501、偶数回に502のエピソードを描く構成でそれぞれの物語を上手いことアレンジしていて面白かったです。(ただ両陣営の共演を期待していたので最終話くらいしかなかったのはちょっと残念)

 顔芸などのキャラ崩壊にバイオレンスな展開も合わさった凄まじいギャグ作品なのですが、とんでもない方向に暴走しまくっていた501に対して502は原作のストーリーをなぞっていたからか比較的まともだった印象です。とはいえそれぞれの面白さがありました。前者はエイラ、後者はニパ辺りが話を引っ掻き回してくれたのが記憶に残りましたね。

 ただ扱うキャラが倍以上に増えたせいか各キャラの出番に大きな差が出てしまったのは残念なポイント。個人的に好きな定子&ジョゼコンビの影が薄かったのは不満に感じましたね。まぁ出番がなかった分変な目に遭わずに済んだと思うべきか・・・・・・ともあれ1話1話が非常に濃くて毎回楽しめる作品でした。

 

 

おそ松さん(3期)

第25話「ひま」

 1期2期共にハチャメチャな最終回を展開してきたおそ松さんでしたが、3期の最終回はかなり大人しめの内容でびっくり。「時間を持て余したニート6つ子がどのように1日を潰しているのか」に焦点を当て、彼らの日常をクローズアップしていくのはありそうでなかったのでかなり新鮮でした。コンビニの前で鬱陶しがられても、周囲に迷惑だと思われても気ままに生きる様がありありと描かれているので見ていてどこか力が抜けてきます。最終回らしくこれまでのキャラも総登場していきそれぞれギャグをぶちかますので要所要所で大笑いしました。

 一方で日が暮れていってからはしんみりしたBGMが流れてきたのもあって妙な物悲しさに包まれました。中でも花見のシーンは充実した生活を送る人々を前にして、大きな疎外感をチョロ松と一緒に感じてしまうので何とも切ない気持ちに陥ります。しかしラストの銭湯にて6人全員が過ごすシーンで「花見なんてまた行けばいい」とまとめるおそ松のおかげでいくらか救われましたね。彼らの代わり映えのしない日常を端的にまとめた平和なオチだったと言えます。

 

 

総評

 良くも悪くも話題を残しがちなおそ松さんの3期は2期と比べてスタンダードな印象でした。下手に暴走せずに6つ子の日常を面白おかしく描いていくエピソードが大半を占めていて純粋に「おそ松さんの6つ子」を好きな人が楽しめる内容に仕上がっていたと思えます。(「最適化」をはじめに、6つ子たちの新たな掘り下げがされていたのも嬉しいポイント)一方でパロネタなどもやる時は全力で笑える内容が多かったのも良かったです。

 何より3期は新キャラのオムスビ(ウメ&シャケ)が活躍していたのが特徴的。原作のおそ松くんにはいないキャラなのですが、いつの間にか他のキャラと遜色ないほどに本作に馴染んでいて驚きました。徹底してAIらしかった1クール目から一転、2クール目からはシンギュラリティに目覚めて一気に人間臭くなったのが印象深くそれぞれの違った面白さがあって楽しかったです。当初作品に不和を呼んでしまうのではないかと不安になりましたが、おそ松さん』の登場キャラとして無事仲間入りを果たせて嬉しい限りです。

 

 

 

 ところで2021年冬アニメの感想もこれで終わり。次からは春アニメの感想に移ります。新年度は深夜アニメに限らず朝や夕方アニメも新展開が待っているので例年よりも楽しみだったりします。

 とはいえ春アニメの中で以前から感想を書こうと決めてい作品が『ゴジラS.P』『灼熱カバディ』『ましろのおと』の3つだけだったので他はどうしようか今すごい悩んでいます。ひとまず1話を見てから判断したいと思うのでその時はよろしくお願いしますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

印象に残った2021年エイプリルフールまとめ

 

ドラえもん総集編2021春号 2021年 04 月号 [雑誌]: 増刊
 

 

 今日は4月1日、エイプリルフール。いわゆる「嘘をついていい日」ということで、色んな人、色んな企業が様々な嘘を放ってきています。僕も今日当ブログでそんな悪ふざけを行った身。自分でやるのもそれはそれで好きですが、どうせなら他の人のエイプリルフールも見てみたい。そういうわけで今日1日見てきた「公式の本気の悪ふざけ」の中でも印象に残ったものについて触れていきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

英霊悪魔合体劇場

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 毎年恒例となりつつあるFGOのリヨネタエイプリルフール。今度は「サーヴァント同士を合成させて戦わせる」という悪魔のような内容に愕然としました。

 

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 このおよそ主人公陣営のキャラとは思えないセリフが初っ端から飛び出してきたので思わず笑いつつもゾッとしました。リヨ氏の可愛らしいデフォルメイラストから飛び出す黒い要素の数々とそれがもたらすシュールな世界に関しては流石と言ったところです。

 

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 肝心のバトル自体は自動でジャンケンしてどつきあうシステムで基本プレイヤーは見ているだけ。ARカメラで実際の場所に合成サーヴァントを出現させるなんてことも出来ましたが、個人的にはあまり面白みが感じられなかったです。こはちょっと残念ですね。

 

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 というかバトル以上に合成サーヴァントを作るのが楽しすぎて・・・・・・このコラ画像の極致みたいな画像の数々に何度も笑い転げてしまいました。集めた欠片で好きなように組み合わせて変なサーヴァントを作っていくのは本当に面白いです。難しく考えなくとも適当に掛け合わせたらそこそこ笑えるものが出来るのがズルすぎます。(上記の画像はそうして出来たものです)色々と楽しめるゲーム名だけに今日1日だけの限定というのがもったいないと思えましたね。

 

 

蒼き航路の果てにむせる

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 こんなん笑うに決まってるだろ!4月に入ってアズレンを起動してみたらいきなりこの画面が出てきたので思わず吹き出してしまいました。まさかの『ボトムズ』的な濃いイラストで描かれたジャベリンたちを見て笑うなという方が無理です。

 

 

 その後、このゲームは以前『ボトムズ』ともコラボしていたことをすぐに思い出しました。しかも上記の公式ツイートのようにやたらそれっぽい予告まで考えてあるのが面白すぎます。こういうネタは本当に大好きです。

 

 

 ちなみにアズレンボトムズのコラボも復刻するようです。(これはエイプリルフールではなくマジである模様)前述のようにボトムズとのコラボをしていたという話は聞いていましたが、あのアズレンとどのように絡むシナリオになっているのだろうか、というのが地味に気になっていたのでそれを体験出来るチャンスがやってきて嬉しい限り。ひとまずは今の復刻イベントをしっかりこなしつつ次回のコラボイベントに備えたいと思います。

 

 

1000%革新的な企業説明

 

 『ゼロワン』の天津垓がまさかの独立・企業したというの発表、そしてVシネクスト『仮面ライダーサウザー』の製作発表がされた動画が公開されました。まぁわざわざ4月1日のタグが付いている辺りこれもエイプリルフールなんでしょうが。

 現在公開中の『仮面ライダー滅亡迅雷』は未だに観れていないのでゼロワンのメンバーたちが今どうなっているのかわかっていなかったのですが、あの1000%社長が自力で会社を立ち上げたというのは驚きです。発表している場所が明らかに滅亡迅雷.netの元アジトっぽいのが哀愁を誘いますが、こういう思い立ったら即行動に移せるところは素直に尊敬できますね。

 それはそれとしてサウザー』のVシネそのものはエイプリルフールと言わず是非やってほしいところ。本編では不足していた垓の過去について大きな掘り下げをしつつ、彼を魅力的なキャラへと押し上げてほしいです。今度やる『仮面ライダーバルカン&バルキリー』の後で発表されないかな~、なんて思ってしまうくらいには僕も彼のことが気に入っていたということでしょうかね。

 

 

七つの大罪を背負いし兎の館へようこそ・・・・・・

gochiusa.com

 

 毎年毎年気合が入っているごちうさのエイプリルフールですが、今年は「七つの大罪」をモチーフにした「ご注文は大罪ですか?」という今までとはまた違った催しをやっていて驚きました。これまでのエイプリルフールにはなかったオカルティックな雰囲気を漂わせるHPと、ごちうさメンバーの蠱惑的なイラストがそそられます。

 今回は質問に答えて大罪を背負ったココアたちのイラストをゲットする、という方式。質問を重ねていく内にどのキャラが出てくるのか読み取れるのは面白く、キャラが背負う大罪が各々のイメージにぴったりはまっていて納得出来るチョイスである点も見事です。一方で全てのイラストを見るために同じ質問を何度も繰り返す必要があるのは地味に大変でしたね。

 


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 そうして手に入れたイラストはどれも素晴らしいものなのですが、個人的には上の「ココア・グリード」と「リゼ・グラトニー」がお気に入り。特にリゼが「暴食」担当なのは最初意外と思いましたが、彼女の乙女な面を考えると納得いきますし、何より可愛いからいいか!という気分にさせられます。最後の壁紙ゲットと「ある人物の独白」まで含め、安定した面白さのエイプリルフールでしたね。

 

 

四月バカに帰ってくる、大切な友達

 

 ラストのこちらは正確にはエイプリルフールの「嘘」とは異なるのですが、個人的な思い入れがあるので書かせてもらいます。

 『ドラえもん』でエイプリルフール、またの名を「四月バカ」を扱った作品といえばこの「帰ってきたドラえもん」。前編の「さようならドラえもん」と合わせて1つとなる感動エピソードが期間限定で無料配信されることになりました。

 「帰ってきたドラえもん」は以前アニメ化もされた作品であり*1、当時僕も親に連れられて映画館でその話を観ました。まだ物心つく前だったのでその時どう思っていたのか正直覚えてはいません。が、後々この映画がテレビ放送された際に見て子どもながらに感動したことは強く記憶に残っています。単純にわかりやすくて泣けるエピソードなので純粋に心にきたのでしょう。その後読んだ原作でも泣いたような覚えがあります。

 そんな作品がこうして読めるのはかなり嬉しいことなので思わずこの場でこの想いを描くことにしました。この記事を読んでいて上記のエピソードを読んだことがない、という人にもこの機会に是非読んでほしい作品です。

 

 

 というわけでエイプリルフールの簡単な感想でした。今回も色々な「嘘」が見られる来い日でしたが、こういう楽しみが年に一度はあったほうがメリハリがついて楽しいと実感します。ここぞという場面で出せるユーモアは自他ともに今後も大事にしていきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:1998年に『ドラえもん のび太の南海大冒険』と同時上映された。