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2020年冬アニメ簡易感想 その5

 

 

 まさかの『ビーストウォーズ』実写化と聞いて。いつか来るのではないかとかほんの少し考えていましたが、本当に実現したことに喜びを隠せません。

 ビーストウォーズというと吹き替え版における声優たちのアドリブ無法地帯がよく話題になりますが、時に裏切り、時に協力する敵味方それぞれの腹の探り合いや主要キャラクターでも容赦なく退場していく重苦しい展開もまたこの作品の魅力だと考えています。(『メタルス』で描かれたダイノボットの最期は今でも記憶に残っています)

 またビーストウォーズと聞くと個人的には『ビーストウォーズⅡ(セカンド)』や『ビーストウォーズネオ』といった和製作品のことも含むと考えているので実写化の際にはこちらの要素も拾ってきてほしいところですね。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ゾイドワイルド ZERO

 第15話「破壊竜ジェノスピノを追撃せよ!」

 いい最終回だった・・・・・・もうちっとだけ続くんじゃ

 ライダーが意識を失って後も暴れまくる凶悪なジェノスピノに対し、仲間たちと力を合わせて立ち向かうという少年向け作品らしい王道展開。前回に引き続きOPをバックに仲間たちがそれぞれ自分の役割をこなしながらレオとライガーに繋げていく流れはここまで見てきて良かったと思えるほど最高でした。

 そして地味に驚いたのがギレルがまさかのキャタルガに乗って参戦したこと。エヴォブラストでもマシンブラストでもない通常のワイルドブラストまで披露してくれるという前作ファンとしても嬉しいサプライズで主人公チームの勝利に貢献してくれる彼のいぶし銀な活躍には惚れ惚れしましたね。

 

 

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア

第15話「新しいヒトのカタチ」

 前回壮大な引きで続いたアナVSゴルゴーンですが、序盤に割と駆け足気味で終わってしまったのはかなり残念でした。しかしアバンで2人の姉との回想を入れたりするなどのアニメオリジナル要素があり、彼女の決意ある最期までをキッチリ描いてくれたのは個人的に高評価ですね。

 そしてようやく最後の女神ゴルゴーンを討ち倒して終わるかと安心した最中現れた新しいヒト「ラフム」。不気味で嫌悪感を抱かせる見た目とまるで子どもが虫を潰して遊ぶかのように人間を惨殺する様子はとにかくおぞましいの一言。(これを地上波で映像化したスタッフには驚かされますね)さらにシドゥリさんの件は原作のゲームよりも直接的でわかりやすい表現になってた分予想していた以上に精神的ダメージを受けてしまいました。ここまでで既にトラウマ要素がてんこ盛りなのですが、ここから先はそれ以上のトラウマ展開が待ち構えているからバビロニアは恐ろしい・・・・・・

 

 

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

第4話「過去じゃないです」

 1話から何かと冷たく近寄りがたいイメージがあるやちよさんでしたが、以前からちょくちょく見せてきたいろはへのぶっきらぼうな優しさと今回のタイムセールの件でかなり印象が変わりました。それでいて魔女が現れたらそちらを優先させる真面目さも兼ね備えていてギャップ萌えがすごいです。

 さらに今回登場した自称”最強の魔法少女”の「由比鶴乃(ゆい・つるの)」は見た目通りの活発な少女で面倒見も良くて好感が持てます。コミュ力が高いのでいろはとやちよの仲を取り持って話をスムーズに進めてくれる潤滑油として今回活躍しましたが、こういった一見明るい子に限って内に何か黒いものを抱えてそうとつい考えてしまうのはこの作品の特徴ゆえでしょうか・・・・・・

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた

第3話「理系が恋に落ちたのでデートの計画を立ててみた」

 研究室でギャルゲーをやるというこれまた癖の強い後輩である「虎輔(こすけ)」も加わって相変わらず恋についておかしな方向のまま研究するバカップル2人。今回は「実は幼い頃に既に出会っていた(なお2人はそのことに気づいてない模様)」というこの手の作品ではありがちな過去まで判明して奏ちゃんではないですが「お前ら早く結婚しろよ!」と言いたくなりましたね。

 他にも遊園地にデートに行くことになっても如何に全てのスポットを効率良く回れるかをシミュレーションし始める光景には笑い転げましたが、デートに誘うという重要な過程をしっかりこなしてくれたおかげでこの作品がラブコメであることを思い出させました。

 

 

 それはそれとしてビーストウォーズが実写化される場合「動物からロボットへと”変身”していく様子をどう描くか」が気になるところ。ビーストモードの生物っぽさとロボットモードのメカメカしさを両立させられるのかが心配で、もしかしたらかなりグロテスクな絵面になってしまうのではないかとちょっと不安になってしまいます。しかし実写のグリムロックのような機械的な生物にするという手もあるのでどう表現されるのかを楽しみにしておきたいです。

 

 

 ではまた、次の機会に。