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2020年冬アニメ簡易感想 その17

 

魔法少女まどか☆マギカ キュゥべぇ PLUSH

魔法少女まどか☆マギカ キュゥべぇ PLUSH

  • 発売日: 2011/09/09
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 最近『マギアレコード』を視聴していてふと、「まどマギ本編と比べると格段に視聴しやすいのは何故か」という疑問を抱く様になりました。「物語がわかりやすく魔法少女たちの重苦しい群像劇の要素が少なめ」で「主要登場人物たちの仲が極めて良好」といった理由を模索しつつ、両作品の相違点を確認してみたりと中々楽しい考察もどきをしていたのですが、先日そのことを母に話してみたら・・・・・・・・・・・・

 

母「キュゥべぇが基本出てこないからストレスフリーで視聴出来てるだけじゃないの?」

 

("゚д゚)

 

 その発想はなかった。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ゾイドワイルド ZERO

 第21話「時を超えた記憶」

 最初ホラー回かと思いきや結構悲しい話でした・・・・・・持ち主である女の子の帰りをずっと待っていた人形「アリス」のために彼女の待ち人を演じたアイセルの優しさと彼女を破壊された際の怒りがどちらも嫌と言うほど伝わってきてきて見ていて中々に辛かったです。シャッターが開かれたことでジャミンガが押し寄せてくるようになってしまったビルを去って行くラストの無情さにも色々な感情が湧いてきました。

 一方でアイセルにだけかつてのビルの情景の幻影が見えたことが気になりました。そもそもあの光景がアリスがやったものでないのなら、一体何が原因で起きたのか、何故アイセルにだけ見えたのか、といった疑問が次々と出てきます。このフラッシュバックが今後の伏線となるのか気になるところです。

 

 

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア

第19話「絶対魔獣戦線メソポタミアⅠ」

 最後にアナの声と口調に戻るゴルゴーン、”天の鎖”として原初の神を縛り上げるキングゥ、そして藤丸を庇い胸に穴を開けられながらも自分の矜持を見せるギルガメッシュ王と、前半の時点で燃えるシーンのオンパレード。特にギルガメッシュと話がしたいという願いはエルキドゥのものだからと、自分がやるべきことに命をかけたキングゥとそんな彼を「友」として認めてくれるギルガメッシュという一連のシーンの美しさには感動しっぱなしでした。

 後半では冥界に落ちてもシンゴジの如く状況に応じた進化を遂げてくるティアマトに驚き、それに怯えるものの奮起するエレシュキガルに癒され、そしてわざわざアヴァロンから走って来たマーリンとついに登場したグランドアサシン「山の翁にまたもや燃える、ととにかく見ていて感情が暴走しまくるので楽しかったです。(しかし山の翁に関しての説明やフォローがなかったのは意外でした。アニメしか見ていない人には敵キャラみたいな奴が突然味方として出てきて困惑してるのではなかろうか)この後も燃えるシーンの連続なので楽しみでしょうがありません。

 

 

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

第10話「私の名前」

 ポンコツぶりを発揮する天音姉妹や凄まじいブチギレっぷりを披露するアリナといった敵キャラクターの濃さに圧倒されつつも、マミさんがマギウスの翼に入ったことに最も衝撃を受けた前半。本編でも度々責任感の強さを垣間見せてきた彼女の性格を考えると、こうなってもおかしくないと思えるのが興味深いです。(「私が導いてしまった人たちへの責任」というセリフからしこの世界のまどかとさやかは既に魔法少女になってしまっているのでしょうか?)

 後半ではみかづき壮に加わることになったさなが心を開いていくまでが描かれましたが、彼女の実家の無情すぎる描写が挟まれたことで彼女の名前をキチンと呼んで受け入れてくれるいろはたちの暖かさに癒されます。前回と今回の時点でさなの悲惨な境遇をありありと描いたからこその良さがありました。それはそれとしてさなの家族のシーンが『オー!マイキー』に見えて仕方がない。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた

第9話「理系が恋に落ちたので沖縄合宿行ってみた」

 沖縄行きの飛行機内でも人目を気にせず実験を始めようとする雪村の実験バカぶりも愉快でしたが、それ以上に密着実験で「密着面積が最大になる体位」を求めておかしな体位ばかり導き出すシーンは面白すぎました。エロ漫画でも見ないような意味不明な体位の数々はどれも破壊力が凄まじいです。

 しかし何といっても今回は虎輔と棘田のシーンが最高でした。何かと毎回こちらの琴線に触れてくる2人のやり取りですが、棘田が男に襲われるようなタマじゃないと言いつつも彼女に危険が迫った瞬間(実際は勘違いだったけど)猛然と助けに来る虎輔のカッコよさには見てて惚れ惚れしました。幼い頃した約束を覚えている棘田といい、この2人は本当に絶妙な関係だと思います。

 

 

 個人的にキュゥべえ火の鳥エボルトと並ぶ「宇宙三大ド畜生」の一角だと勝手に思っています。そんなキュゥべえが回想以外ではあまり出てこないマギアレコードは確かに見やすいのかもしれません。

 

 それはともかく、もう3月も三分の一が過ぎようとしています。今季のアニメも終盤に差し掛かってきたことに一抹の寂しさを感じつつ、来季はどのアニメを見るかも楽しみにしていたりします。次はどの作品の感想に書くか、なんてことも考えなければならないのでちょっと大変ですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。