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2020年冬アニメ&特撮簡易感想 その14

時効警察はじめました Blu-ray BOX

時効警察はじめました Blu-ray BOX

  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: Blu-ray
 

 

 

 『大怪獣のあとしまつ』という映画が公開されることが先日発表されました。特撮作品における怪獣が「倒された後の話」をするという中々興味深い内容のようで特撮好きとしてはとてもワクワクします。怪獣の死体や壊れた街を片付ける人たち、といういわゆる基地で働く整備員のような縁の下の力持ちポジションがどう描かれるのか非常に気になるところです

 また監督、脚本がドラマ『時効警察はじめました』を手掛けた方という情報も楽しみになる要因の一部ですね。僕はこのドラマをキチンと見てはいなかったのですが、これを視聴していた母から非常に面白いという評判は耳にしていたので、これは期待出来ると確信しています。何にせよ公開が楽しみです。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

群れなせ!シートン学園

第8話「海の吟遊詩人-カナとルカの話-

 度々種族の違う動物たちの相互理解を描いてきた本作ですが、今回は同じ分野で一緒になることは出来なくても、自分の得意な分野で共に舞台に立つことは出来る!というメッセージを強く感じ取った回でした。違う種の動物たちが集まった料理部、特に各動物の生態を知り尽くしているジンが全力でサポートしてくれたからこその説得力があって中々感動しました。右脳と左脳で性格が異なるルカがいい感じにツンデレを見せてくれたのも良き。

 それはそれとして比較的シリアスだった本編の合間にジンに求愛してきたキリンが印象がやたら印象に残りました。同性愛は動物の世界ではよくあることですし欲求に忠実とはいえジンに対して誠実さを見せてくれた兄はまだいいとして、実の兄とのリアルカップリングに興奮する妹の方はあまりにも業が深くてちょっとドン引きしてしまいましたね・・・・・・

 

 

異世界かるてっと2

第7話「興奮!しんたいそくてい」

 身体測定ということでちょっとムフフな展開が来るのではないかと予想していたらパンドラズ・アクターばかりが目立っていたという印象。こいつは宮野ボイスのはっちゃけた演技もあって喋るだけで面白いからズルいです。しかも各所でアインズの黒歴史を量産していくという余計なことまでしでかすから実に厄介です。(もうラムには完全に蔑みの眼差しで見られることだろうなアインズ様・・・・・・)

 肝心の身体測定では男子勢が「カズマが女子の方を覗きに行くか行かないか」で白熱していたのが面白かったですね。(覗きについて周囲の意見を真剣に集めるコキュートスがやたらシュールでした)前回のドッジボールもそうでしたが、各メンバーが打ち解けてこういったバカみたいな話題にノリノリになれるこの世界の和やかな雰囲気にほっこりします。

 

 

ポケットモンスター

第14話「初イッシュ地方!遺跡でレイドバトル!!」

 『ベストウイッシュ』でお蔵入りになったエピソードの舞台だったイッシュ地方リゾートデザートがついにアニメに登場。ゲストキャラがいずれもやたら濃かったのですが特に印象に残ったのが「色違いだけで図鑑コンプ」を目指すカラバリさんですね。ゲームでやるにしてもあまりにも修羅の道すぎてそれを迷いなく進む彼にちょっとした尊敬の念を抱いてしまいます。

 そして遺跡の最深奥に封じられていた第三の英雄ゴルーグは通常よりも巨大なサイズでより無骨なロボットっぽさがあって非常にカッコよかったです。強さといいゴウの手持ちの中でも最強の戦力になりそうなものですがあのまま研究所で埋まったまま過ごすのでしょうか・・・・・・?

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第7話「気張るぜ!逆境!!」

 

誰よりも何よりも 君だけを守りたい

いつまでもどこまでも 君だけを守りたい

 

 チームUの勇気に押されついに戦うことを決意したタイガからダイナ復活までの流れは本当に名シーンしかなくて感動します。特に「君だけを守りたい」をバックに復活を遂げるダイナのシーンはまさに「不屈のヒーロー」といったもので当時ダイナを見ていた身としては非常にテンションが上がります。またバット星人の何故人間に寄り添うのかという問いに「別に理由なんてねぇよ!」と答えるゼロは本当に「らしい」答えで見ててスカッとしました。ここから平成最強クラスのゼットンである「ハイパーゼットン」の絶望感にどう立ち向かうのか・・・・・・まだまだ名シーンが続きます。

 ビヨンド学園パートではゼロ以外のウルティメイトフォースゼロが集結したものの肝心のゼロ本人が未だに出てこないことにとうとうツッコミが入ってしまいましたが、ここまで引っ張ることに何か裏があるのではないかとつい期待してしまいます。

 

 

 あと『大怪獣のあとしまつ』の主演に「Hey! Say!JUMP」の山田涼介(やまだ・りょうすけ)くんがいるのも密かな楽しみのひとつだったりします。日曜の昼に『スクール革命!』を時々見る中でいつの間にか名前を覚えるくらいには好きになっていたグループなので、こういった作品で活躍の幅を広げてくれるのは嬉しい限りです。(まぁ個人的には知念侑李(ちねん・ゆうり)くんが一番好きなんですが)特撮ファンからの風当たりは強いと思いますが、僕はそれらに負けずに最後まで彼を応援してきたいと思っています。

 

 

 ではまた、次の機会に。