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2020年冬アニメ&特撮簡易感想 その16

 

 

[第1話]双星の陰陽師 - 助野嘉昭 | 少年ジャンプ+

 

 ジャンプSQにて連載している『双星の陰陽師』が期間限定で20巻まで無料と言うことでこの数日の間に一気読みしたのですが、これがまぁ見事に少年漫画らしい王道展開をしていたのでかなり面白かったです。様々なキャラクターが繰り広げるバトルの熱さもさることながら、主人公とヒロインの最初は険悪だった仲がドンドン良くなっていって決戦時には互いを信頼しあえる最高のパートナーとなっていく流れは個人的にドストライクでした。月刊誌ゆえに1話1話が長く濃いので全話読むのは一苦労だとは思いますが、明日まで無料なので是非読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

群れなせ!シートン学園

第9話「動物生態伝-マナコとミキとキングの話-

 些細なことですぐ死ぬナマケモノの次は些細なことでストレスを感じて自殺するメガネザルと、死亡ネタが増えてドンドン命が軽くなっていく中、友達のためなら面倒なことにも挑戦していくようになったメイメイの成長ぶりには驚かされました。しかし事あるごとに出てくる「私もよく死ぬから」をはじめとしたパワーワードの数々には笑えばいいのかちょっと困惑してしまいました。

 Bパートの生徒会長の話は着衣プレイやらジンのアホみたいな妄想やらに爆笑しながら何だかんだで会長にとっての異種族交流について深く踏み込んでいく展開にはちょっと感心しました。そしてこれまで少しずつ描かれてきたキングの恋模様にいよいよクライマックスが迫っているようなので気になってしょうがないです。

 

 

異世界かるてっと2

第8話「挑戦!あるばいと」

 これまで意外と描写されてこなかった放課後に各々がアルバイトを始めるのが今回の話の主軸でしたが、「彼らの普段の生活費はどこから来ているのか」とか「どの店にもいるおっさんは何者なのか」とかがすごい気になりました。それぞれ元の世界では体験したことのないものに挑戦し(カズマやアクアは肉体労働には慣れているだろうけど)、そうして得た収入でコーヒーなどを奢ったりしていく面子を見ているとどこか懐かしい気分にさせられます。

 食堂のスペシャルメニューはなんていうか学生食堂とかによってはありそうな特盛りメニューだったのにはちょっと苦笑い。恐ろしいことにこんな感じの大盛り料理が現実に存在するんですよね・・・・・・あとスペシャルメニュー注文のボタンを押した瞬間鳴った音にみんな警戒する中、スバルだけが何が何だかわからないような表情をしていたのが気になりました。彼らの記憶の件といい、やはりリゼロ勢には何か秘密がありそうですね。

 

 

ポケットモンスター

第15話「雪の日、カラカラのホネはどこ?」

 共働きの両親が突然家に帰れなくなり、家族で一緒に過ごすことが出来なくなっても周囲を責めることなく穏やかに受け入れてくれるゴウが良い子すぎる・・・・・・それでいて内心では寂しい気持ちを必死に抑えているように見えるのがとてもいじらしくて、そのうえ母の形見を奪われて泣きじゃくるカラカラのために仲間と探してあげる姿にさらに涙がほろりときてしまいます。ゴウのこういった家庭環境を見ていると、サトシのような気兼ねなく接することが出来る同年代の友達は彼にとって救いになっているのだろうなと感じます。今後ゴウが家族と共に過ごすことの出来る瞬間をやってくれるかどうか気になってきました。

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第8話「続くぜ!未来!!」

 5週連続でやってきた『サーガ』のラスト、3大ウルトラマンが合体した「ウルトラマンサーガ」のシーンも熱いのですが、何より嬉しかったのが映画公開時にカットされたウルトラ兄弟登場のシーンが列伝以来の放映がされたことですね。要所要所の演出が懐かしくもあり、かつての苦戦した強敵を難なく撃破していくウルトラ兄弟たちに成長というものを感じさせてくれます。(レオだけタイラントと戦ってるけど)

 そして何よりこの映画で素晴らしいのが互角の攻防を繰り広げるサーガとハイパーゼットンの勝負を決めたのが人間の力であることにあると思います。ウルトラマンの力だけに頼らず、人間とウルトラマンが共に戦うことで勝利を掴み取る展開はウルトラシリーズのある種の理想形の1つと言えます。公開当時が震災の直後だったこともあってか、絶望的な状況でも諦めず前に進み続けることの素晴らしさを説いた本当にいい作品だと再認識することが出来ました。

 そして学園パートではリクたちを呼んだ張本人でもあるゼロがようやく登場!何故かブラザーズマントとは違う青いマントを付けているのが気になりましたが、果たしてこれは光の国で受け取ったものなのでしょうか?ゼロのことだから案外自作のマントだったりしても不思議じゃないのが面白いです。

 

 

 最近変則的な漫画ばかり読んでしまっているせいか、主人公が戦いの中で成長し、仲間とともに困難を乗り越えていくいわゆる王道の少年漫画というものに飢えている気がします。今後もそのような熱い漫画を探してみようかなとも考えており、いい作品に出会えたらブログで感想を書くこともあるかもしれません。その時はよろしくお願いします。

 

 

 ではまた、次の機会に。