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2020年冬アニメ&特撮簡易感想 その20

 

SDガンダムフォース 09 闇の騎士デスサイズ

SDガンダムフォース 09 闇の騎士デスサイズ

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 ガンダムについてネットサーフィンをしているとたまに「ガンダムシリーズで最も変な仮面キャラは誰か?」という問いを見かけます。有名なシャアをはじめ、大体『OO』のグラハムや『F91』のカロッゾ辺りが話題に上がりがちな印象なんですが、そういったやり取りを見ていると個人的には『SDガンダムフォース』の「闇の騎士(ナイト)デスサイズ」を候補にあげたいと考えたりします。

 騎士ガンダムとしての使命を捨て、「人間になって愛するリリ姫と結婚する」という目的のためだけに多くの仲間を裏切り、さらに姫を物言わぬ石像に変えて事あるごとに彼女に話しかけてくる狂気と絶妙な気持ち悪さガンダムシリーズ全体から見てもかなり変態チックです。それでいて最期の瞬間まで姫のことばかり考えるほどに想っていたものの、結局姫にその思いは届かなかった悲劇のキャラクターでもあります。それまで比較的明るい作風だったガンダムフォースの空気を一気に重くした原因としても非常に印象的な存在で、僕が知る限りの仮面キャラの中でも屈指の変人&変態でもあるので多くの人にこの変態のことを知ってほしいですね。(今から見るとなるとやはりバンダイチャンネルですかね?)

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

群れなせ!シートン学園

第11話「絶滅種と原始的謀略-EX団の話-

 EX団がポンコツしかいない・・・・・・シートン学園の学園祭に潜入するものの各々自爆に近い形で次々と倒れていく様は実に面白かったです。個人的には久しぶりに炸裂したユカリのスカトロネタが印象に残りました。回想シーンのウサギの集団がおまるに座っている絵面インパクトはそう簡単には忘れられない気がします。

 最初は復讐のつもりで近づいたけど、今となっては彼女との友情も惜しくなってきているアンの様子はこの手の潜入者キャラクターにおける王道展開で、若干香る百合要素含めてちょっとニヤニヤしてしまいました。ジンがランカたちに慕われているように、瞳は瞳でアンやイエナたちと友情を育んできているのがわかります。この世界の人間はたらしの才能がありそう・・・・・・とか思ったのは内緒。

 

 

異世界かるてっと2

第10話「決起!がくえんさい」

 名シーンを迷シーンにしていくスタイル。リゼロで最も有名なシーンと言っても過言ではないレムの「ゼロから」をこうしてパロっていくスタイルに吹き出しました。しかも駄々をこねるアクアを相手に使うというのもギャグのポイントが高いです。

 期間が1週間しかない中で学園祭の準備をしなければならないという無茶ぶりもいいところなところを協力して少しずつ解決していくのは良しとして、肝心の劇で主人公4人が馬の役という役回りには笑いました。馬の被り物をしたアインズという絵面だけで面白すぎるのにターニャのイケボなヒヒーンも中々に破壊力が高いです。しかし教師陣による不穏な会話が挟まれ、”この世界が作られた意味”のようなものが言及されたのには驚きました。今期の内にこの世界に関して決着をつけるつもりなのかどうか気になるところです。

 

 

ポケットモンスター

第17話「ヒバニー、炎のキック!明日に向かって!!」

 え、ヒバニーもう進化するの!?と驚いた今回。炎ワザが使えないことに対してそのままでもいいと言うゴウとどうしても炎技を使いたいヒバニーとのすれ違いが見ていて中々辛かったです。とりあえずヒバニーを煽ったヒヒダルマは後で屋上な。ゴウも言い方はきつかったのですがヒバニーにこれ以上無理をしてほしくないと心配しているが故に出た発言なのがわかるのでバトルを通じてわかりあえたのてホッとしました。しかしラビフットに進化した途端クールになり単純に懐いていないとも言えない謎の距離感が発生してしまったのでまだまだ安心出来ないようです。

 ロケット団は電話ボックスの下に前作のようなアジトを作っていたところにロマンを感じると同時に、「今の子どもは電話ボックスを知らないのニャ~」というセリフが妙に胸に刺さって印象に残りました。さらに今回のガチャで出てきたカムカメはやたら強くて今後も出てきそうな雰囲気を放っていたので再登場を期待したいところです。

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第10話「巡るぜ!輝き!!」

 前回の『ウルトラゼロファイト』第1部の続きとして第2部が今回の主軸に。1部と比べて長いためか若干ダイジェスト形式で放送されましたが、その分話のテンポが早かったので結構見やすかったです。(しかしベリアルの配下の中でも屈指の癒し枠である「ダークネスファイブ」についての説明がほとんどなかったうえに地獄のジャタールの出番がカットされたのはちょっと残念)

 自身の体を乗っ取って仲間を次々と手にかけていくベリアルに対してなす術がなかったゼロがウルティメイトフォースゼロの面々からの激励を受けて立ち上がり、「シャイニングウルトラマンゼロ」へと進化するシーンはやはり最高でした。ベリアルに対し放った「お前だってウルトラマンだろうが!」といい、ゼロがヒーローとして完成した瞬間が見事に描かれていました。

 そしてビヨンド学園パートでは今回の名シーンをセミカたちでパロったシーンで大爆笑しました。倒れていった仲間たちからの激励を受けて立ち上がったものの、ものの数秒でリクに負けるセミカには思う存分笑わせてもらいましたよええ。(あとサーペント星人だけ字幕付きなのがじわじわくる)

 

 

 気が付けば3月ももう終わりが近づき、4月が迫ってきています。4月には『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のセカンドシーズンの配信があるので楽しみで仕方がありません。前回の最高の引きからどうやって続いていくのか非常に気になります。始まったらブログにも感想記事をあげたいと思うのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 ではまた、次の機会に。