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2020年秋アニメ簡易感想 その3

 

 

 主演のトム・ホランド氏のおかげで実現したスパイダーマン3』にドクター・ストレンジの出演が決定した情報を最近聞きました。本作のスパイディが慕っていたトニー・スターク/アイアンマンの代わりとしてのポジションではないかと思われます。

 MCUのピーターとストレンジは『インフィニティウォー』以降ちょっと面識がある程度なので2人がどのようなやり取りを繰り広げるのか気になるところ。個人的にどちらもトニーの死に対して負い目を感じている者同士(ピーターは若干吹っ切れた感じですが)、かなりぎこちない関係になりそうな気がします。本作の敵役としてエレクトロも出てくるようですし今後の楽しみがまた1つ増えましたね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に

第2話「鬼騙し編 其の弐」

 前回「原作にはない新しい展開を見せてくれるかもしれない」とか書いたけど、マジで新作だったのかよ!!これには本当に衝撃を受けました。冒頭梨花が謎の空間にて目が覚めるシーンでもしや本当に・・・・・・?と思わせておいて新OPのラストのタイトルコールに「業」の1文字を加えて確信に至らせる演出にはテンションが上がりまくりでしたよええ。サブタイトルも「鬼騙し編」と完全に新作のエピソードになっていて否が応でも期待してしまいます。ただ現状は鬼隠し編をそのままなぞらえているだけのようにも見えるので、この先どのような違いを見せてくれるのか気になりますね。

 時系列においては梨花と羽生の会話からし祭囃し編、もしくは賽殺し編の後であることが伺えますが(もしくは澪尽くし編後か?)、100年以上頑張ってようやくハッピーエンドを迎えられたのにまたあの夏を繰り返す羽目になった梨花が本当に不憫です。事件の真相も犯人も全てわかっていてどうすればいいのかを覚えてるのが救いですね。果たして梨花は今回何ループする羽目になるのでしょうか。

 本編に関しては前述の通りほぼ鬼隠し編なのであまり語ることはないのですが、終盤の綿流しのシーンの良作画ぶりにはつい感嘆の声をあげてしまいました。これほど気合いの入っているのならば物語後半の惨劇のシーンにも期待出来ますねぇ・・・・・・

 

 

ゾイドワイルド ZERO

第49話「ネオヘリック最期の日!」

 まさか主人公不参加のままゼログライジスを一旦倒す展開になるとは・・・・・・でもラストと予告から最後の戦いはこれかららしいので一安心しました。

 というわけでゼログライジスを如何にして撃退するかが今回の話の肝になったわけですが、マグマすら効かない相手に最後の手段として都市を丸ごと落とす作戦に出た時は度肝を抜かされました。巨大なネオへリックがゼログライジスの頭上に浮かび上がるシーンは迫力満点で終始圧倒されました。またこの作戦を決行させたクレストウッド大統領が名君ぶりもポイントでしたね。自分にとっても思い入れのある街を犠牲にすることに苦悩しつつ、今を生きる人々のために使おうとする姿は非常にカッコよかったです。

 主人公一行のパートは金属化してしまったレオライガーが咥えて疾走したりバズがレオとの出会いを語ったりとサリーたち奮闘シーンも含め多くの見どころがありました。特にレオが精神世界らしき場所でコンラッド教授と話すシーンは良かったですね。教授が早口で説明台詞しか喋っていない点は少し気になりましたが、ようやく父親と再会して恨み言1つ言わずに喜ぶレオにはウルウルきました。それだけにレオが復活した復活した一方でコンラッド教授の体が崩れ去るシーンにはショックを受けてしまいましたが。(シーガルすらも死ななかった故に「本作はネームドキャラから死者を出すつもりはないのかもしれない」とタカをくくっていたので意表を突かれました)そんな中ゼログライジスも復活したようですし、最終回はかなり詰め込んだ内容になりそうですね・・・・・・

 

 

呪術廻戦

第2話「自分のために」

 呪術の専門学校って都立なんだ・・・・・・と真っ先に思ってしまった回。すぐに殺されるか宿儺の指を全て取り込んでから殺されるかという選択肢がない、どっちみち詰んでいる状況をすんなり受け入れる主人公に若干の恐怖を感じました。自分の中に化け物が入っていることにさほど驚いていない様子ですし何なんだろうこの子・・・・・・自分のせいでオカ研のメンバーが傷ついたことを気にしたりするなどごく普通の感情も持ち合わせている分余計人間離れした精神が際立ちますね。

 他にも学長との問答が印象に残りましたね。家族が遺した「言葉」を理由に戦うのは真っ当なように見えてその家族を悲しませる結果にも繋がることをしっかりと言及してくれる学長には感動しました。”遺言などもある意味で個人を縛る「呪い」になりうる”ということですね。

 そして今回のラストに公開されたEDがすごい良かったです。パステルで塗りつぶしたような絵柄が実にオシャレ!こういったセンスのある映像を見ると無条件でテンションが上がってしまいます。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第19話「玉座たるもの」

 ネイルとの戦い3戦目、今回の相手は前代未聞の椅子「セバスチャン」でしばらく開いた口が塞がりませんでした。AIを相手にデュエルする展開は過去作でも何度かありましたが、「AIを搭載したマッサージチェア」というのはこれまでになく斬新です。それでいてデュエルでは攻撃力4000をさらっと出してくるなど普通に強いのが凄まじい。また遊我を見下したりカイゾーのことを嘲笑うなど悪役らしいムーブを見せつけましたがネイルのことを本当に慕っていてネイルもまた彼のことを必要としている関係性を描いてくれたので意外と話の後味が良かったですね。

 他にも今回は遊我のキャラクターに関して思うところがありました。OPでも度々出ているロボットの設計に夢中になるあまりサドルと化したカイゾーのことをぞんざいに扱う一方、カイゾーを傷つけたセバスチャンに怒りの表情を見せたり本物のカイゾーを見つけ出すなど自分のロード(仲間)を大切に想っているシーンに彼の子どもらしさとは別の人でなしな雰囲気を感じずにはいられませんでした。カイゾーのことが大切なのは本心なんでしょうけどそれはそれ、これはこれと考えていそうな辺りが少女漫画に出てきそうな「女性をたらしこむダメ男」のようです。何だかんだでみんな遊我について行くし実際人たらしの才能はありそうな気がしますね彼。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第2話「ダイとレオナ姫」

 本作のヒロインであるレオナ姫とダイの馴れ初めが描かれた回でしたが、初期の彼女を見て「ああそういえばこういう子だったわ・・・・・・」となりました。思ったことをはっきりと口に出す性格は良く言えば明朗快活、見ていて励まされますが悪く言えば遠慮がなく無用な一言で周りに迷惑をかけかねない、と考えてしまうのは僕が歳を取ったからでしょうか。このようなお転婆娘が後の展開で素晴らしいカリスマを発揮してくれるのだから本作は面白いです。

 また今回はキラーマシンが印象に残りましたね。冷たく無機質なボディがクオリティの高いフルCG表現されていて、ぬるぬると動き回る様子は非常にカッコよかったです。そんな自分よりずっと巨大な敵相手に怯まず立ち向かうダイも良かったですね。1話に続いて気合いの入った戦闘シーンに大満足です。

 

 

ポケットモンスター

第40話「VSサンダー!伝説レイドバトル!!

 日曜夕方から金曜夜に引っ越してから最初のアニポケは何とサンダーとのバトル。無人発電所に普通に居座るシュールな絵面に加え、鳴き声が完全にモスラだったので最初は吹き出してしまいましたが、バトルではサトシとゴウをそこそこ追い詰めていて伝説の貫禄は十分に印象でした。相棒に駆け寄るサトシたちのことをいちいち待ってあげたり接待プレイみたいな様子が見られましたが彼らのことを気に入ってくれたのでしょうかね?結局ゲットすることは出来ませんでしたが、シリーズ終盤にゴウを助けに来てくれる展開とかないかな~とつい妄想してしまいます。

 他にも「タマゴが先かポケモンが先か」理論でサンダーの居場所を割り出すゴウの判断が光る回でもありました。かつてのように理論と分析を駆使しつつ、自身の勘も頼りにしているところはサトシの影響を受けているように思えました。他にもサンダーゲットを諦めない姿勢がラビフットの「ブレイズキック」習得に繋がる流れなど彼の新たな一歩を感じさせてくれます。ロケット団との意外な共闘も見られましたし(最後のロケット団の退場が雑でしたが)全体的に楽しい回でしたね。

 

 

憂国のモリアーティ

第1話「伯爵の犯罪」

 シャーロック・ホームズの名悪役として有名な「モリアーティ教授」を描いた作品。19世紀のロンドンを舞台に犯罪を犯す人間を裏で裁いていく「悪を喰らう巨悪」の物語のようです。冒頭から暗い絵柄と壮大な音楽が合わさっていて、本作の陰鬱そうな雰囲気を思う存分味わうことが出来ました。

 犯罪相談役(クライムコンサルタント)を務める「ウィリアム」が犯人を見つけ出し裁く中、事件が起こったと世間に思わせないように交錯する辺りが個人的なモリアーティ教授のイメージと合っていて実に気持ちがいいです。それでいて私刑を与えるシーンは爽快感皆無でむしろ重苦しい辺りに好感が持てます。宿敵のホームズとの絡みも含め今後が気になる作品ですね。

 

 

 またスパイダーマン3に関しては今現在巷で「トビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドの過去のスパイダーマン主演俳優も出演する」といった情報も流れているようですね。こちらは現状確証に足る情報元がないので真偽がはっきりしておらず、ガセの可能性も高いです。皆様もあまり鵜呑みにしない方がいいかと思います。

 とはいえ「歴代スパイダーマン集結」という絵面は非常に魅力的なのでつい信じてしまいたくなる気持ちもわかります。アニメ『スパイダーバース』という前例もありますし実現するならばあってほしいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。