どんな時でも明るくポジティブ!
キャップの陽キャ成分が良くも悪くも強すぎる・・・・・・
- メンタルに負けない超絶ポジティブ
今回のデュエマキングは最近出番がなかった面子を揃えてのギャグ回。大長老、ももちゃん、メガネ、デストロ伊藤、ザンコックの5人が結成した「レジェンド5」による「もし自分たちにもっと出番があったなら」という妄想が飛び交う内容に笑いが止まりませんでした。特にももちゃんの願望が「マッチョになってデュエマする」だった時には驚きが止まりせんでした。去年のミノマルといい自然文明の関係者はマッチョが好きすぎでは?マッチョはともかくももちゃんにはもっとデュエマしてほしかったな・・・・・・
とこの調子で後半も進むのかと思いきや謎の新キャラ、メンタルデュエリスト(略してメンタリスト)「ゴダイ」の登場によって話の方向性が一変。「人はネガティブな感情に触れると脳の処理効率が下がり、デュエマが弱くなる」という理論を元に彼らをけしかけ、自身の対戦相手であるキャップを弱体化させるつもりだったようです。ゴダイ自体の言動が意識高い系で、上記の説も全く信憑性がない胡散臭いものなんですが*1、ネガティブな感情で脳の処理効率が下がる云々に関しては個人的にありそうだな、と思いました。僕自身SNSなどで好きな作品のネガコメを見た時にはショックを受けてしまい、悲しさのあまり仕事など他の作業に手が付かなくなる時があります。場合によってはブログの執筆にも影響を受けてしまう時がありまして・・・・・・・・・・・・
閑話休題。しかしそれだけに劇中でのキャップのポジティブシンキングには目を見張るものがありましたね。どんなピンチでも楽しむ心、妨害すら自分への応援と考える前向きな思考と図太い神経には正直驚かされました。前半久しぶりに会ったレジェンド5に対して数々の毒をさらっと吐くシーンはどうかと思いましたが、この歯に衣着せぬ言動も彼の”自分が嫌われるとは微塵も思っていなさそうな態度”を考えると何となーく納得出来ます。他人の心を全く考慮していない代わりに物事を常に良い方向に考えているキャップの「ナチュラルポジティブ畜生」ぶりが存分に発揮された回だと感じましたね。とりあえずキャップは「言葉は刃物」であることを学ぼうか!
- 冥王がもたらすのは咎人への神罰か、救済か
冥界を統べる新月のハーデス 光/闇文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国
パワー15500
▪️ブロッカー
▪️T・ブレイカー
▪️自分のクリーチャーすべてに「エスケープ」を与える。(「エスケープ」を持つクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
▪️<オシオキムーン>カードが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
メンタリストゴダイが使用したクリーチャー。月光王国所属で椅子に座る堂々とし佇まいが非常にカッコいいクリーチャーです。モチーフはギリシャ神話に登場する冥界の主神「ハデス」かと思われます。
コスト9にパワー15500の大型クリーチャーでブロッカーにT・ブレイカーと基本スペックも平均以上。(コストが”9”ということから【九極侵略】に入れられそうです)そして後述の2つの能力が非常に強力です。
1つは自軍のクリーチャー全てにエスケープを付与する能力。シールドを犠牲にしなければならないものの味方全員が疑似的な破壊耐性を得られるので、強固な盤面を容易に形成することが可能になります。劇中でされたバウンスなどの破壊以外の除去には弱いものの、ブロッカー破壊にも強気で出られるのはポイントが高いです。
そしてもう1つはオシオキムーンによって発動する相手クリーチャーの破壊。言うなれば自分のシールド全てが疑似的な≪デーモン・ハンド≫となったことと同義なので、ビートダウン相手には滅法強いことでしょう。また前述のエスケープ付与とも見事に噛み合っており、味方を破壊から守るだけでなく敵1体を確実に破壊してボードアドバンテージを確実に稼ぐことが出来ます。無論こちらからの破壊でもエスケープとオシオキムーンが使えるので≪緊急再誕≫とのコンボでさらなる展開をするのも面白そうです。
一方で破壊能力が強制であることが難点ですね。相手が破壊したり選ばれたりすることで能力を発揮するクリーチャーを出してきて、それらを破壊させるように仕向けてくる可能性も十分にあり得るので注意が必要です。それ以外では圧倒的な盤面支配を可能とする強力な切り札になり得るでしょう。
さて次回は何とジョーVSアバクの対戦が始まるとのこと!少しずつですがここまで因縁を積み重ねてきた2人がようやく戦うことに興奮を隠せません。無敗を誇るアバクに果たしてジョーはどこまでいけるのか、アバクの本気がついに見られるのか、と気になる点が多すぎて待ちきれません。次回は絶対に見逃せないことになりそうですね。
ではまた、次の機会に。
*1:実際に劇中でも ※諸説あります という脚注がついています。