仲間のため、今こそ強くなれ
今回は個人的なここすきポイントが多い！嬉しい！
- 頑張るモモダチ、迷えるモモキング
今回のデュエマキングは修業回。（山ガール目当てで）河越に引っ越してきた大長老の元でモモダチ3匹がそれぞれに課せられた試練をこなしていく様子が描かれました。ちなみにその試練の内容はそれぞれ････････････
- キャンベロ：崖のぼりの試練！落ちてくる海産物に負けずに崖を登り切れ！「アイドルだって犬だってこの崖を登り切った時に強くなれるヨ！」*1。
- モンキッド：カレーの試練！激辛チョモランマカレーを最後まで食べきれ！「激辛をたくさん食べることで、勝率もうなぎ上りじゃよ！」
- ケントナーク：反撃の試練！キラーマシーンもどきと戦い撃破せよ！「このロボを倒してミーロ！」
何かモンキッドだけ方向性がおかしいような･･････？それはともかく、各試練に果敢に立ち向かっていくモモダチが見れたのが非常に良かったですね。泣き虫のキャンベロは途中から泣くことを止めて崖を登り切って見せましたし、お調子者のモンキッドも途中何度も火を噴きながらもカレーを完食。ケントナークは仲間の援護もあって敵を倒すことに成功するなど各々の成長を見れて感激です。（さらっと前回の宝箱が使われていて驚きました）
これらのシーンの何が素晴らしいかと言えば3匹がそれぞれジョーやチーム切札の仲間のために試練に挑み切ったことに尽きます。冒頭の強くなることを宣言する場面も「ジョーが負けてしまったのは自分たちがふがいないから」と自身を責め、それを克服しようという決意からきていたことも含め、彼らの強くなろうという意志の根底には”仲間への想い”に溢れていることがよくわかります。前作でジョラゴンがジョーのためにジョギラゴンに進化したように、ジョーカーズの「仲間と力を合わせる姿勢」を彼らがこうしてしっかりと受け継いでいることを見せてもらい少々感動しましたね。
モモダチたちが順調に強くなっていく一方、対照的に暴走していたのがモモキング。自分用の試練がなかったので自力で強くなろうと様々な方法を試してみるものの、どんどんおかしな方向に向かってしまう様子が描かれたのが中々に可哀想でした。仲間たちが強くなっていく中自分だけはそのままという状況に焦りを見せているのが明らかだったので余計不憫に感じます。仲間たちに「モモキングの力が必要だ」と激励されるものの*2吹っ切れていないモモキングは見ていてかなり痛々しいです。それだけに次回、果たしてどのようにパワーアップを果たすのか気になるばかりです。
- 仲間たちとの友ジョーがここに
また今回はジョーとその仲間たちの友情も見どころでした。冒頭チョウキにも負けてしまったことを引きずり意気消沈していたものの、キャンベロの奮闘を見たジョーがキラたちに鍛えてもらうよう頼みこむシーンはグッときました。もちろんだとばかりに快く受けてくれる仲間たちとの関係が非常に心地いいです。ボルツの落ちぶれっぷりには色々物申したくなりましたが。
そしてコウキによる襲撃を受けてからの流れがまた熱かったです。魂ポイントを奪う弾丸からジョーを守るため、自身の魂ポイントがゼロであることをいいことに自ら盾になるボルツ。さらにはコウキにジョーとのデュエマを受けさせるため自身の魂ポイントを代わりに賭けるキラとキャップの姿には感動しました。これらのジョーへの献身ぶりはそれぞれジョーを大切に想ってくれていることがわかる下地があるからこそ納得できるというものです。ジョーもジョーで盾になってくれたボルツをさらに庇うなど互いに助け合うところを見せてくれてさらにほっこり。彼らの友情をこうしてはっきりと物語に反映させてくれるのはファンとしても嬉しい限りです。
というわけで今回は本格的なデュエマシーンはありませんでしたが、上記の熱い展開を見れて個人的にここすきポイント多めな内容でした。ジョーの周りのほぼ全員がジョーのために奮闘してくれる辺り。ジョーは本当に愛されていると感じますね。ジョー編の”仲良し”成分をこうして堪能出来て大満足です。（余談ですがコウキの卑怯なやり方に激怒して彼にジョーとのデュエマを受けるよう命ずるアバクもまたここすきポイント）
そして次回はコウキとのデュエマ戦！モモキングが如何にして己の葛藤を乗り越え、強くなってみせるのかが焦点になることは間違いないです。予告映像で見せた新モモキングのカッコよさにも注目しつつ期待して待っておきたいですね。
ではまた、次の機会に。
