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2020年秋アニメ&特撮簡易感想 その17

 

ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンティガ

ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンティガ

  • 発売日: 2018/04/28
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイ』2021年1月からスタート!!

 というわけで毎回恒例となったウルトラマンクロニクルの時期がやってきましたが、今度は何とティガとZを中心にした内容にするらしいですね。ウルトラマンティガ』は平成ウルトラマンを代表するまさに傑作と言うべき作品で、ここにきてそんなティガをフィーチャーしてきた辺りに円谷の本気ぶりが伺えます。取り上げられる作品に”あの最終回”があるのは間違いなさそうなので楽しみです。

 あと番組内容としてはゼットをパーソナリティーとして話を回すのかどうかが気になります。ゼロなど一緒に話す相手も用意してくれるでしょうがそれだとボイスドラマのノリそのままなのでどうにか工夫してほしいところ。個人的には前作の「ビヨンド学園」のようなパートを用意してほしいですね。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に

第9話「祟騙し編 其の壱」

 今回から祟殺し編をベースとしている(であろう)祟騙し編がスタート。ネット上では本作の黒幕候補として名前が挙がっている沙都子を中心としたエピソードになっており、普段は生意気ながらも根は優しい彼女の良さが存分に描かれていました。家事が出来ないあまり火事を起こしそうになった(ギャグ)圭一の身を案じて通い妻の如く世話を焼いてくれる様子は本当に微笑ましいです。

 また彼女のにーにー、もとい兄の「悟史」についてようやく触れられました。これまでのエピソードでは不自然なくらい言及されなかったので存在しない可能性も考えていたため、普通に存在していることに安堵しました。さらにダム誘致派だった北条家と雛見沢の関係も説明されその辺りはこれまでと変わっていない様子。しかし本当にそうなのだろうか・・・・・・?(首を掻きながら)

 そして一部界隈で大人気の沙都子の叔父「鉄平」もついに登場!梨花にとって詩音に並ぶループ打破の最難関なんですが、今回の鉄平はどんな役回りなのか気になるところ。詩音のねーねー化の他に祟殺しとの違いとして謎の頓服薬を服用しているシーンがある辺り嫌な予感がプンプンします。1日20錠は明らかにおかしいですし・・・・・・

 

 

呪術廻戦

第9話「幼魚と逆罰」

 新キャラの「七海建人(ななみ・けんと)」と行動を共にすることになった悠仁。五条先生とはノリが全く異なるナナミンは愛想のない態度ながら悠仁を導いてくれるしっかりとした部分を見せてくれたので中々に好感度が高いです。”子ども”を守ろうとする”大人”としての責任感の高さがまた素晴らしいです。(あと「呪術師はクソ!労働もクソ!」発言には大いに笑わせてもらいました)悠仁の方も当初は噛み合わなさにギクシャクするものの徐々に打ち解けていったのが良いですね。

 そして以前から登場していた「真人(まひと)」の正体が「”人間”への負の感情から生まれた呪霊」であると判明した時は驚くと同時に納得もしました。人が恐れるのはいつだって他人、ということでしょうね。飄々とした性格である一方、笑顔で人を呪い殺せる恐ろしさに溢れていてこの得体の知れなさがたまりません。彼についていってしまった少年もどうなってしまうのかドキドキします。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第26話「マキシマムデュエル!」

 クライマックスに流れるOPと熱い演出・・・・・・・・・・・・これは最終回のノリ!!と感じるくらいには最高でした。これまで登場したゲストに限らず、モブの少年少女たちが応援してくれる展開はベタながら非常に燃えます。(『アベンジャーズ アッセンブル』の最終回とかもそうですが一般人が「俺も○○だ!」と味方になってくれる展開に個人的に弱いです)多くの人に楽しんでほしいからと広めたラッシュデュエルを支持してくれる様子を見ていると遊我たちがやってきたことは無駄ではなかった、ということが実感できますね。

 デュエルシーンも白熱の内容でした。前回の時点ではマグナム・オーバーロードが出た時点で勝負が終わるかと思っていた分、相手の妨害を受けながらもデッキに眠った逆転の一手を引いてみせることに注力したものになっていて嬉しかったです。やはりカードゲームはこうでなくっちゃ!

 またこれまで物語を引っ掻き回したネイルが自身にペナルティを課していたことが判明した時は彼への好感度が一気に上がりましたね。20話のペナルティの件について色々物申したい気持ちもこのフェアな精神を見たらどうでもよくなってきます。それはそれとしてラストに謎の集団のシルエットが出てきましたが、何だろう・・・・・・こいつらからバリアン七皇と同じ匂いがする・・・・・・

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第9話「ひとかけらの勇気」

 序盤のボス戦として完璧な内容で、原作を知っていてもやはり燃えました。にせ勇者の仲間「まぞっほ」から受けた叱咤激励を胸にクロコダインの前に立ったポップに惚れ惚れします。”恐怖を感じながらもそれを否定せず、その上で立ち向かう勇気”こそがポップの強さなんだと改めて感じましたね。自身の力量を知っているからこそクロコダインを倒すのではなく、ブラス爺ちゃんを助けてダイが戦えるようにとサポートに徹するのも彼らしいです。

 そのポップの行動にダイをはじめとした多くの人物が胸をうつ流れも素晴らしいです。特にクロコダインが自らの卑怯な行いを恥じて戦士としての誇りを取り戻した辺り、彼のポップ戦で受けた影響は非常に大きいと言えます。この後の味方が俄然楽しみになってきましたね。

 

 

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀

第2話

 ネオス&コスモスがキタアアアアアアァァァァァァ!!!

 いきなりネオスセブン21が出てきただけでもテンション上がりまくりだったのに、救援としてコスモス(まさかのスペースコロナで登場!)とジャスティまでやって来た時はテンションがさらに天元突破してしまいました。しかもそれぞれの主題歌まで流してくれるという豪華仕様。最高かよ・・・・・・・・・・・・最高かよ!!!またかつて「宇宙正義」を信じていたジャスティスが本来宇宙の不穏分子を排除する存在だったルーゴサイトと戦うという構図も意味深ですね。とにかく2大マイフェイバリットウルトラマンが素晴らしい演出で登場してくれたので早くも感無量です。

 一方リブットの方はグレート&パワードのしごきに苦戦しながらもマックスたちのために立ち上がる様子がはっきりと描かれていたのが良かったですね。覚醒シーンの拳法要素が非常にカッコいいです。ヒーローとしてはスタンダードながらこういうところがしっかりしていると応援したくなります。また幼馴染のソラとの関係もいい感じ。しかしまだ2話なのにすごいクライマックスかというくらい盛り上がっていますがここからどうなるんでしょうかね?

 

 

ポケットモンスター

第47話「ポケモンチャンピオン!大食い王決定戦!!」

 クチバシティの大食い大会での戦いが描かれましたが、キクナさんのテンションの上がりっぷりには笑いました。ここにきてキャラが一気に立ってきて驚きです。そしてゴウのホシガリスがヨクバリスに進化した時は予想していながらも盛り上がりました。ゲームで初めてヨクバリスを見た時はあまり可愛く思えなかった(大体きのみを持っていくシステムのせい)のですが、ゴウに抱き着くシーンなどを見て考えを改めました。中々に可愛いです。

 また他の大食い大会参加者も濃い連中ばかりだったのが面白かったですね。カビゴン一強かと思いきや他にも大食い要素を持つポケモンたちが工夫を凝らして食べる様子をしっかりと見れましたし、何より王者カイザーバシャーモの上品さとカッコよさに惚れました。アチャモまんじゅうを優しく持ちながらリタイアする後ろ姿がカッコよすぎます。(相棒の想いを汲み取ってくれるジェントルマンも良き)あとロケット団の妨害はあったものの「邪道喰いはよせーっ!」みたいな展開がなかったのは意外でした。

 

 

憂国のモリアーティ

第8話「シャーロック・ホームズの研究 第一幕」

 今回はホームズを中心としたエピソード。ウィリアムたちが智謀策謀で悪人を裁いていく普段の物語とは一転して「名探偵シャーロック・ホームズの事件簿」とも言うべき雰囲気の内容でした。ホームズが今回初登場の「ワトソン」を相棒として事件を解決していく展開でしたが、ワトソンが紳士的な好青年である分基本ロクデナシであるホームズの非凡な点が強調されており「バディもの」としてお手本のような描写になっていて感心しました。あと大家のハドソンさんがメッチャ可愛い。

 また今回の事件でホームズを容疑者として担ぎ上げたのはやはりウィリアムでしたが、ただ単彼を排除するのが目的ではなさそうなのが気になります。以前から言っていた「劇場型殺人」の計画からしてもしやホームズを事件を解決してくれる探偵役に仕立て上げる気なのでしょうかね・・・・・・?

 

 

 余談ですがクロニクルシリーズの放映が発表されたことで現在放送中の『Z』が終わりに向かっていることを実感してきました。バラエティ豊かな内容で毎回楽しませてもらっているだけに終わるのが非常に寂しいです。不満点もたくさんあるけど果たしてどのような最終回を迎えるのか、楽しみにしていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。