新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2021年春アニメ&特撮簡易感想 その17

 

 

 

 本日ウルトラマントリガー』に登場する怪獣や宇宙人、その他メカニックの玩具情報が発表されました。カーミラそっくりな魔人やメルバの着ぐるみを纏ったようなゴルザなど、気になるソフビが多かったのですが、個人的に劇中メカとして出てくる予定の「ガッツファルコン」に注目しました。

 久々となる戦闘機メカで、かつて『ティガ』で活躍したガッツウイングを強く意識したデザインが当時のオタク心をくすぐります。そしてそれ以上に驚きなのがハイパーモードに変形する点。どう見てもガウォークです。最初は吹き出しましたが、トランスフォーマーのような完全なロボットへの変形にするのではなく、あえて戦闘機の面影を残す潔さにはちょっとした尊敬の念を抱きます。

 またこのハイパーモードが実写の特撮でどのように表現されるのか、という点でも興味が湧いてきます。変形自体はCGで処理されるのでしょうが、変形後もCGで通すのか、それとも着ぐるみを使うのか気になるところ。もし後者であれば如何にカッコよく魅せるかが鍵になりそうです。ともあれ、前作の特空機に続くロボット枠兼懐かしの戦闘機枠として、本編での活躍に期待がかかります。おかげでトリガーの放送がますます楽しみになってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※『ポケットモンスター』第68話は個別感想で書く予定です。ご了承ください。

 

 

 

 

灼熱カバディ

 第9話「意地の勝負」

 今回の前半は水澄と伊達の2年生コンビが主役の内容。初登場からいまいち目立った活躍がなかったものの、彼らの過去や苦い経験からくる葛藤が描かれかなり見入りました。部長に助けられてばかりで「いない方がマシなんじゃないか」と自分の存在を卑下し始める水澄の心情は見ていて身がつまされる思いを味わいましたね。そのだけにアンティとしての意地で部長を捕まえるシーンは非常に熱かったです。

 さらに後半ではまたもや練習試合が行われるということで驚きました。埼玉紅葉高校のメンバーにして部長たちの後輩である「佐倉学(さくら・まなぶ)」と「右藤大元(うどう・ひろもと)」の2人がこれまたただ者ではない雰囲気を放っているのでワクワクします。特に佐倉は宵越にとって兄弟子のような存在とのことですので、そんな兄弟弟子の対決が俄然楽しみになってきましたね。

 

 

ましろのおと

第9話「風花」

 待ちに待った雪たち同好会メンバーの演奏がついに披露されましたが、予想していたよりも綺麗な展開と音色に思わず聞き入りました。雷先輩のアドリブに各メンバーが適切に対応し、綺麗な調和を描くことで生まれた音には惚れ惚れします。心配だった雪の演奏も誰かと共に奏でることの美しさを覚えたようで、彼の成長にちょっと顔がほころんでしまいますね。

 しかしそんな見事な演奏をしてみせても結果は3位、というのがまたいいですね。1位を獲った大阪の受賞理由も納得がいくものでしたし、僅差だったうえ同好会も特別賞を受賞したので決して認められなかったわけではないことがわかりほっとします。何より雪だけでなく他のメンバーも悔しいと感じるほどに勝負に真剣になれたことを思うと、この経験は決して無駄ではなかったと感じられますね。

 他にも不満げな態度を見せる梅子や実はまだ未成年だった若菜などの見どころもありましたが、個人的には舞の様子が気になりました。前回に引き続き雪へのコンプレックスが暴走しまくっている彼女から目が離せません。今季は団体戦で出番が終わりそうですが、もっと舞の動向を見ていたいところです。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第34話「ロモス武術大会」

 バラン編前に一時ダイたちの元を離れたマァムがついに帰還。格闘家として心なしか逞しくなって帰ってきましたが、ポップとの夫婦漫才のようなやり取りは相変わらずで見ていてどこかニヤニヤしてしまいます。またダイとバランの親子関係を知って2人を戦わせたくない、という想いを見せるなど、仲間に対する愛情の深さも全く変わっていない辺りに安心感を覚えます。

 マァムの帰還だけでなく、彼女のお供として出てきた新キャラ「チウ」も外せません。自信過剰なカッコつけであることが玉に瑕ですが、妙に憎めないキャラクターが癖になります。何よりクロコダインに並んで人とモンスターの共存に繋がる存在になってくれるので結構重要だったりするのも面白いですね。

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第21話「光の国からはるかに越えて」

 今回は現行作品の主人公を助けに来てくれる先輩ヒーローの活躍、客演回が取り上げられました。メインは『Z』にてまさかの出演を果たしてくれたエース兄さんで、ゼットとのコンビでヤプールの怨念に立ち向かうカッコよさが遺憾なく発揮されていました。戦いを終え、ゼットに「戦いを終わらせる“最後の勇者”」としてのその名を与えた想いと願いを明かすシーンは何度見ても感動します。

 残りの後半は『ティガ』で初代マン兄さんが客演してくれた回のターン。原作者の円谷英二氏の願いからウルトラマンが生まれる、という割と素っ頓狂な内容ですが、それが気にならなくなるくらいには熱い展開だったと思います。というかこの「ウルトラの星」回はヤナカーギーを生み出したチャリジャの隠れウルトラオタクっぷりやダイゴそっくりの撮影スタッフ長野くん、そして金城哲夫氏と英二氏の葛藤の末にウルトラマンが創造されるなどの見どころがたっぷりなので是非フルで見てほしいです。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第50話「ガクティング」

 記念すべき50話はガクトの主役回。これまでデュエルの戦績的にパッとしなかった彼がようやく大活躍してくれました。最初はラップ風を始め出して困惑しましたが、凛之助と共に蒼月流の誇りを取り戻す展開には素直に感動しました。「守り抜いて次に繋ぐ」という考えの“次”がチームメイトのルークの試合、だと考えるとちょっとウルッときますね。

 強敵ネイルを相手に引き分けに持ち込んだという結果も素晴らしいです。同じマキシマムでなければ対抗出来ないイメージが強かったマキシマムを前に真っ向から立ち向かって攻略していくデュエルは驚きの連続でした。ネイルもやられっぱなしではなくスマートに切り返すなど強敵ぶりは健在でしたし、両者の株を一切落とさない見事なデュエルでしたね。

 

 

 余談ですが本日6月1日に東京、大阪などで休業していた映画館の多くが営業再開を果たしました。中々映画館に行けないことにやきもきしていた人たちにとって、実に嬉しい情報だと思います。(実際僕は今すごくテンションが上がっています)

 しかしここで気を緩めてはいけません。映画館が解放されたばかりの今、コロナウイルス感染の危険性が通常よりも高くなりがちです。それ故に感染対策には一層気を付ける必要があります。人込みを避け、手洗いうがいを忘れずに万全を期したうえで映画を楽しみたいですね。僕も感染しないように気を付けて映画館に足を運びたいと思います。よっしゃあ待ってろよキラメイリュウソウーーーー!!

 

 

 ではまた、次の機会に。