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2020年秋アニメ簡易感想 その18

 

キャラクタースリーブコレクション・ミニ MELTY BLOOD 「ネコアルク」

キャラクタースリーブコレクション・ミニ MELTY BLOOD 「ネコアルク」

  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 毎年恒例となったFate Project』の大晦日スペシャが今年も開催される模様。毎回欠かさずチェックしている身としてはこういった告知は嬉しい限りです。

 そんな中発表された謎の「完全新作ショートアニメ」の存在が気になります。というのも上のツイートにある謎のイメージビジュアルがどう見ても喫茶店アーネンエルベとネコアルクだからです。この両者の組み合わせからしてもしや新作アニメは『カーニバル・ファンタズム』なのでしょうか?前作のカニファンはTYPE-MOON10周年記念作品ということで製作されたわけですが、あれから10年近く経過したことを考えるとこの時期にまたやってもおかしくないのかもしれません。そういや当時のCMでジョージが「10年に一度の宴」と呼んでいたな・・・・・・型月作品を集めたお祭り作品が再びアニメ化されるかもしれないということに思わず胸が高鳴るばかりです。あぁ大晦日が待ち遠しい!

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ご注文はウサギですか? BLOOM

第8話「スタンプ スリープ スタディ スマイル」

 自身の進路についてそれぞれ考え始めたチマメに続いて今回はリゼが自分の「夢」を追い求める内容でした。面倒見の良さやコミカルな指導術などを度々見せてきた彼女が”先生”という道を選ぶのも納得と言えます。一方で恥ずかしがりかつ乙女な一面も持っているので子どもたちからのウケは良さそうに感じますね。彼女の夢を応援するココアたちとのやり取りも可愛らしいです。あとチマメ隊との触れ合いを経て「小学校教師」を目指す流れには笑いました。気持ちはすごいわかりますが・・・・・・

 またリゼの父親の不器用さに意外にも萌えましたね。まだまだ子供だと思っていた娘がいつの間にか将来のことを真剣に考えていることに微笑ましさと一抹の寂しさを覚える姿はちょっとした共感を覚えます。そこからリゼとの和解に持ち込むまでの気まずさも含めて「この人も中々に可愛いところがあるじゃないか」と感じずにはいられませんでした。

 

 

戦翼のシグルドリーヴァ

第8.5話「第909戦術姫隊戦闘記録!」

 はい、みんな大好き(?)総集編です。1話から8話までの戦いをまとめた忠実な総集編となっておりいい感じに振り返ることが出来ました。これまでの振り返りの他に本作の世界観やピラーとの戦いの歴史についても語られており、特にピラーの種類やワルキューレと英霊機の力など本編では説明不足だった用語の数々をわかりやすく解説してくれていたので非常にありがたかったです。何故この説明を本編でやらなかったのか・・・・・・

 また振り返ってみていくつかの発見があったのも良かったですね。1話の冒頭に手初めて姿を現したオーディンが見せた映像に出てきたクラウそっくりの少女(もしくはクラウ本人か?)を見た時は改めて驚きましたし、オーディンのクラウへの態度や発言の数々も今見てみるとかなり意味深です。(明らかに喰らう相手の時だけ声色が違う)前回の「オーディンはクラウ個人に何か入れ込んでいる」という言及から何かの伏線が貼られているようにも感じましたね。

 

 

池袋ウエストゲートパーク

第9話「憎悪のパレード」

 外国人ヘイトデモとそれを取り巻く状況から引き起こされた事件を描いた回。これまたデリケートな問題を取り扱っているなぁと驚かされました。実体のない相手に対する憎しみと悪意が連鎖していく悪循環を前に「私たちはここでしか生きていけないのに・・・・・・」というクーちゃんの悲痛な声が胸に突き刺さります。今回の事件はそれらを利用しようとした企業の謀略だったのですが、終盤の2つの団体がすれ違うシーンはそんなことが問題にならないくらい両者の溝が深いことを暗に示しているように感じました。

 だからこそ今回タカシが「”様々な人を受け入れる池袋”が無くなりつつあることに対する寂しさ」について語るシーンが印象に残ります。Gボーイズがどんなに大きな勢力であろうとも、ギャングがマイノリティーであることに変わりはないのでそのマイノリティを束ねるキングが社会のはみ出し者たちが生き辛くなっている現状に憂いを覚えるのも仕方ないことなのかもしれません。そしてこれまでの事件を裏で動かしている”侵略者”たち相手の存在が明らかになった今、マコトたちがどのように立ち向かっていくのか非常に見ものです。

 

 

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

第9話「ミーナの空」

 待ちに待ったミーナ隊長回は思った以上にシリアス成分高めでした。前回示唆された「魔法力の減衰」が訪れてきた中でミサイル型ネウロイ攻略のために無理をする姿は見ていて非常に辛かったです。前回のサーニャもそうでしたが、他者を想う気持ちや責任感が先走りしてしまって仲間との不和を生んでしまう様子は彼女たちがまだまだ幼い少女であるからなのかもしれない、と感じます。(今回は前回ほど諍いはありませんでしたが)

 他にも作戦中での「この作戦が終わったら~~」のやり取りや切ないBGM付きでミーナがネウロイの巣に単身突入する演出など死亡フラグのオンパレードで見ている最中は心臓がバクバク鳴りっぱなしでした。それだけにトゥルーデ&エーリカのコンビの助けが間に合った時は本当にホッとしましたね。まぁその直後の全裸オチには意表を突かれましたが・・・・・・(「綺麗」とか言ってる場合じゃないぞウルスラァ!)

 

 

おそ松さん(3期)

第8話「南へ」「高尾山」

 デカパン&ダヨーンコンビのパートは相変わらずよくわからんな・・・・・・セピア調の画面に無声映画的演出にはちょっと感動しましたが、仲がいいのか悪いのかよくわからない2人の関係とカオスな展開にはやはり疑問符が浮かび上がります。あとダヨーンは口からビームが出来るなら最初からやっておけよ!と思わずツッコんでみたり。

 メインの高尾山登頂を目指す六つ子たちのパートは中々に面白かったです。我の強い兄弟たちをまとめようとするチョロ松は大変だなと思いつつ(混乱して旅のしおりに頼り切ってしまったりする辺りホントチョロ松)何だかんだで仲良く登る6人にほっこりしました。何気に3期に入ってから本格的に6人全員が絡んだエピソードになっているのでどこか懐かしさを覚えます。しかし写真を撮るパートの微笑ましさを映しといてからのラストの白骨オチで無情に終わらせる辺りが流石と言えます。

 

 

 大晦日特番の話題が上がってきたことに喜ぶ一方で、2020年がもうすぐ終わることを実感し始めます。色々激動の年だったなぁと感じつつ言いようのない寂しさを覚えますね。果たして来年はどうなるのか期待と不安が入り混じる思いを抱きながら、残りの時間を過ごしていきたいところです。

 

 

 ではまた、次の機会に。