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2021年冬アニメ簡易感想 その7

 

 


Godzilla vs. Kong – Official Trailer

 

 ゴジラファン待望、『ゴジラVSコング』のトレーラーがついに公開されました。モンスターバースの再開です。長いこと待たされたのもありましたが、圧倒的な映像に少々ビビりましたね。

 このトレーラーを見てまず最初に抱いたのが「コング君、おっきくなったねぇ」という感想。『髑髏島の巨神』の頃は30mくらいしかなかったのがゴジラに並ぶほどの巨体にまで成長したことにちょっとした親戚気分で感動してしまいます。サイズ差が互角になった今ならゴジラとも良い勝負が出来そう・・・・・・いやしかし『キングオブモンスターズ』でメチャクチャ強くなったゴジラに太刀打ち出来るのか少々心配です。そこはコングの最大の武器である“知恵”に期待しましょう。

 また映像を見る限りだと捕らわれたコングが幼い少女と心を交わす模様。「怪物と少女」というベタなシチュエーションですが個人的には大好物なので期待がかかります。他にも背びれで船を破壊するゴジラ(陸上に上がる様子が何かジラっぽい)やゴジラの熱戦を石斧のような何かで受け止めるコングなど気になる要素が盛りだくさんの内容でした。

 これまで成り行きとはいえ人類の助けになってきたゴジラがついに人類に牙を剥くのか、コングは如何にして立ち向かうのか、そして「今度こそ決着がつくのか」。ワクワクを胸に公開まで楽しみに待っていたいと思います。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE(2期)

第2話「HOT LINE」

 前回のラストで始まった携帯電話輸送作戦。凄まじい身体能力を誇るほむらを相手にモールス信号による情報交換を経て罠に嵌めていく流れは流石と言ったところ。科学を駆使しての情報戦の重要性を再認識しました。またコハクに「人を殺す覚悟」をさせながらも相手を傷つけることなく捕らえることを成功させる千空にシビれます。「全員を助ける」と宣言した男の覚悟は伊達ではありません。

 そして電話越しながら、ついに大樹と杠との再会を果たすシーンには涙が溢れてしまいました。本当に久しぶりである科学王国最初の仲間たちの登場に興奮が止まりません。目を潤ませる千空の顔も相まって感動もひとしおです。

 

 

ゆるキャン△ SEASON2

第3話「たなぼたキャンプと改めて思ったこと」

 突然出来た2日間の時間をリンがどう潰すのかと心配していましたが、なでしこのおばあちゃん家に泊まるという展開にホッと胸を撫で下ろしました。美しい浜名湖をバイクで通り、美味しそうななでしことウナギを食べるリンの姿にほっこりします。みんな、浜名湖はいいぞ!(去年家族と旅行に行った)

 そして新キャラとしてなでしこの幼馴染である「土岐綾乃(とき・あやの)」が登場。なでしこの友達らしくややおっとりとした性格で、気だるげな喋り方が癖になります。リンともすぐに打ち解けるコミュ力の高さもなでしこそっくりです。そんな綾乃を加えた3人でのやり取りも印象的で、特にリンが呟いた「ソロキャンは寂しさを味わうもの」という発言は興味深かったですね。

 

 

天地創造デザイン部

第3話「案件3」

 ペガサスに引き続き龍も不採用だったと判明した冒頭。しかもそれが水島の黒歴史だとわかった時は笑ってしまいました。機能美を追求するような性格の彼にも若気の至りがあったことにちょっと萌えてしまいます。それを参考にして鵺みたいな生物がデザインされていくのがまた面白かったです。

 後半は土屋さんの孫の「ケンタ」くんが引き起こすトラブルが主体のエピソード。彼の落書きと孫バカ土屋さんが原因で「タツノオトシゴはオスが出産する」というトンチキな生態が完成する流れには笑いと感心が同時に襲い掛かってきました。もう1つのケンタくんの落書きがどんな生物なのかと予想していたらまさかのハルキゲニアというオチにもびっくり。子どもの自由な発想を動物のデザインに当てはめる展開が綺麗で非常に楽しめましたね。

 

 

ひぐらしのなく頃に

第16話「猫騙し編 其の参」

 

 雛見沢最高!雛見沢最高!

 オマエも雛見沢最高と叫びなさい!!

 

 前回だけでも精神的にキツかったのに今回は冒頭からそれを容易く超えてきていきなりげんなりしました。起きたら沙都子に殺されるという梨花にとっては地獄のようなシチュエーションに心が壊れそうになり(雑な黒塗り規制のせいで絵面が若干ギャグみたいになってましたが)、その後梨花が「雛見沢の素晴らしさ」に侵されていく内容は見ていて頭がおかしくなりそうでしたね。一切の疑問も抱かないまま自分が間違っていると思い始めていく梨花の様子にゾッとしてしまいます。『うみねこ』にも似たようなエピソードがあったような・・・・・・

 しかし今回梨花が惨劇に遭う原因が彼女が雛見沢を出たことに由来すると判明したのは大きな収穫。梨花が外の中学に進学したというだけで村を捨てたと言われることにドン引きする中、本作の事件は「梨花を雛見沢に留まらせようとする“何か”」が引き起こしていることがわかったのでちょっと進展した気分です。問題は誰がそんなことをしているのかという点ですが。(今回梨花を殺した沙都子は少なくとも違いますね。そもそも沙都子は雛見沢を信奉するような子ではないですし)少なくとも羽入のような上位存在が関わっていそうです。

 それでも梨花自身が満足し始めたので袋小路に入ってきた中、ラストに富竹と鷹野が出てきてちょっと声が出ました。旧作では敵だった鷹野と協力するかもと思うとワクワクしますね。

 

 

呪術廻戦

第15話「京都姉妹校交流会-団体戦①-」

 東堂、お前は本当に何なんだ。いきなり襲いかかってくるのは想定内だったとはいえ、悠仁との殴り合いを始めてから謎の妄想パートを挟んでからの唐突な親友呼びには目が点になりました。(しかしこの一連のシーン、原作既読者たちによると壮大な伏線らしいですね)しかし結果的に殺されかけた悠仁を助けてくれたりアドバイスしてくれるのがまた面白かったですね。

 そして京都校の生徒たちを相手にした団体戦は思った以上にチーム戦をしていて感心しました。それぞれ与えられた役割をこなしつつ、臨機応変に対応する辺りは見ていてドキドキします。また曲者ばかりの京都校メンバーの中ではまともな三輪ちゃんに癒されまくりました。のし上がろうとする動機も貧乏とわかりやすくて好感が持てます。それはそれとして彼女の説明のおかげで呪術師の世界ってコネが全てなんだな、とか思ったりしましたが。

 

 

ポケットモンスター

第52話「農業体験!ディグダはどこだ!?」

 今回は畑を荒らすディグダダグトリオを捕まえる、というアニメでは珍しいポケモンによる「獣害(農業被害)」を描いたエピソード。ポケモンも生き物である以上十分に起こりうることであり、それを扱ったことにちょっとした衝撃を受けました。「ダグトリオが通った道は畑に適した土になる」という設定を活かし、ポケモンを害獣ではなく益獣として扱い“共存”の道を見せるオチにも感心します。

 他にもディグダVSビリリダマ初代の最速組&図鑑No.がそれぞれ50、100とキリのいいコンビの対決も面白かったですが、何と言っても司令塔として活躍したコハルが素晴らしかったです。ポケモンと触れ合っていくことに積極的になっていっていることにも彼女の成長を感じ取れますし、今後イーブイとどのような道を進んでいくのか楽しみです。ワンパチのことも忘れないであげてね・・・・・・

 そして次回は何とゴウがスイクンゲット!?サトシ以外では珍しい伝説ポケモンの所持者にゴウがなれるのか、気になって仕方がありません。

 

 

 ゴジラVSコングの他にも4月にアニメ放送を控えているなど、ここ最近のゴジラの勢いは中々のもの。この先様々なゴジラがそれぞれ異なる方向性を見せてくれるかと思うと期待で胸が高まります。早く春にならないかなと思うばかりです。

 

 

 ではまた、次の機会に。