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2021年冬アニメ簡易感想 その25

 

 


【さあ、その手に光を。】『S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンティガ マルチタイプ』WEB動画公開!3月8日予約受付開始!

 

 以前当ブログでも触れた「真骨彫ウルトラマンティガ」の紹介動画が先日アップされましたが、その内容に思わず涙が零れました。

 何と言っても当時主人公のマドカ・ダイゴを演じたV6の長野博(ながの・ひろし)さんが出演しているというだけで嬉しかったです。今放送中の『ウルトラマンクロニクルZ』で姿が見られないことからもわかる通り、今もなおウルトラマンとしてテレビで出てくるのが難しいこの人がこうして出てきてくれたことには喜びしかありません。

 何より動画冒頭でティガの真骨彫を前にして「久しぶり」と言うところでほろりときました。『超ウルトラ8兄弟』以降約12年ぶりにティガと出会えた長野さんだからこそ出てくる言葉です。その声色からも長野さんもティガのことを大事にしてくれていることが感じられて感無量です。短い動画でしたが、ファンとしては非常に感動する内容でした。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE(2期)

第8話「FINAL BATTLE」

 いよいよ始まった奇跡の水争奪戦。戦車によって敵の動揺を誘うなど作戦が次から次へと投入され、それが着実に成功していく様子はスカッとしました。入念に立てた作戦に加え、マグマや大樹、羽京など仲間たちそれぞれが見事な働きをして順調に進むので見ていて非常に気持ちがいいです。羽京との約束通り誰も殺さず制圧することに成功したのも納得がいきます。

 その後司と氷月が現れて一気に追い詰められても弱音を吐くことなく千空についていく科学王国の面々も素晴らしかったです。誰1人として千空を売ろうとしない辺りにここまで彼らが築いてきた信頼が感じられます。総じて千空と仲間たちの絆が描かれた回でしたね。

 

 

ゆるキャン△ SEASON2

第9話「冬の終わりと出発の日」

 なでしこの1人キャンプが無事終わった後は再びみんなでキャンプをすることに。今回はそのための準備やテスト勉強などで時間が目まぐるしく経過していく様が描かれており、どこか物悲しさを感じました。それでいて野クルメンバーのコントなどもあっていつもと同じように楽しく見れましたが。個人的になでしことあおいが大塩平八郎と同じ誕生日であることがわかったシーンで繰り出された顔芸には腹筋が崩壊しましたね。

 そして後半のリンのパートでは志摩家全員が揃ってバイク乗りであることが判明するなど今まで以上に彼女の家族とのやり取りが見られました。中でも渋い声のおじいちゃんとツーリングするシーンの絶妙な距離感にどこか嬉しそうなおじいちゃんと見どころが多くて癒されましたね。

 

 

天地創造デザイン部

第9話「案件9」

 「母性本能を刺激する動物」というオーダーも冥戸ちゃんにかかれば寄生生物として無事完成!となった回。2話からずっと発揮されている彼女の独特のセンスがいつにも増して目立っていましたが、同時に他のデザイナーたちが手掛けた動物たちの生々しい点をあげていく鋭い一面も見せてきて驚きました。(2人の子どものうち1人をスペアとして扱うパンダとか妊娠を保留出来る故に生まれてくる子どもの父親が違う可能性がある熊など人間に置き換えると途端にドロドロの内容となる特徴ばかりでビビる)彼女のとっての「可愛さ」とは動物たちが生きるうえでのシビアな点から目を逸らさない故の、過酷な環境でも成り立つものなのではないか、とちょっと思いましたね。

 後半は「どっちが採用 DE SHOW」なる謎の企画がいきなり始まり困惑。しかし同じシチュエーションでの出題に対して出てくる異なるアイディアをクイズ形式で競わせるというのは中々にいいアイデアだとすぐに感心しました。ペンギンが短足に見せかけて実は体育座りしているなど相変わらず勉強になる話も多かったです。何より前回のボイパに続いてノリノリで司会を務める下田には癒されましたね。

 

 

ひぐらしのなく頃に

第22話「郷壊し編 其の伍」

 前回の予想を大きく上回る沙都子の狂気に思わず絶句。てっきり梨花もループしていることは知らないとばかり思っていましたが、フェザリーヌ(仮)にあっさり教えてもらっただけでなく、梨花がこれまでの100年と体験してきたと知った時はかなりの衝撃を受けました。あの惨劇を数々を目の当たりにした後に「梨花の心を折るためにループに巻き込む計画」を平然と考えつく姿には恐怖しか感じません。

 またあれだけ慕っていたにーにーすらもあっさり切り捨てる辺り(とはいえ最後の別れを言いに来るなど最低限の未練は感じられましたが)梨花の100年を味わったことで梨花以外の執着が薄れてしまったように感じました。かけがえのない仲間であるはずの部活メンバーも今の沙都子は「駒の1つ」としか思っていなさそうなのが非常に悲しいです。

 他にも前半の梨花を説得するシーンで失敗だと判断するや否やすぐに自殺する思い切りの良さにも愕然としましたね。いくら梨花でもそこまで簡単に命を投げ出さなかったぞ!?前述の執着の点も含め、沙都子は“人間”の領域から大きく外れて“魔女”になりかけているようにも思えますね。梨花賽殺し編で魔女としての自分を捨て去ったのに対し、魔女としての自分を身に纏ってしまった沙都子がどうなっていくのか今後目が離せません。

 

 

呪術廻戦

第21話「呪術甲子園」

 呪霊たちの襲撃を乗り切ったので交流戦も無事再開。1日休憩を挟んだあとの2日目は仲良く野球を繰り広げることになりましたとさ・・・・・・・・・・・・いや何で!?

 というわけでいつにもなく吹っ切れたギャグ回でしたが、殺伐さと和気あいあいとした雰囲気が絶妙に混ざり合った独特の空気を形成していたので見ていて楽しかったです。呪術師同士の野球ということでドラベースみたいなことになるかと思いきや案外普通に野球をしていたのも良かったですね。(外野手1人だけ呪術でカバーOKというのは意外でしたが)中でも東堂がデッドボールを喰らったことで悠仁以外のみんなが喜ぶシーンの破壊力には笑いが止まりませんでした。

 一方でアバンにて繰り広げられた真人たちの謀略は非常にシリアスでした。最低限の目的を確実に果たし、着々と計画を進めているのがわかる口ぶりはかなり不気味です。果たして彼らが如何にして五条先生の封印と宿儺の回収を行うのか今後が気になるばかりです。

 

 

ポケットモンスター

第58話「パニック!ゴクリン球!!」「カモンカムカメカメレース!」

 今回は久々に短編の2本立て。(2本立て回は必ずロケット団のアジトのシーンから始まるのが特徴ですね)前半はペリッパーのせいで街に放たれたゴクリンの大群にサトシとゴウがくっつかれてしまう話でしたが、他のポケモンたちも巻き込んで塊魂みたいなビジュアルになった時は大笑いしてしまいました。フーディンサイコキネシスで隕石の如く持ち上がったり表面にくっついたカビゴンが気にせず眠ったままだったりとインパクトのある絵面が非常に多くて見ていて目に焼き付きましたね。そしてこの状況でも楽しめるサトシはやっぱりすごい。

 後半は以前ムサシたちが捕まえたカムカメ我が推しポケモンの1匹であるナエトルとカメレースを繰り広げる内容でした。ニャース視点での話だったのでニャースの翻訳が入りましたが、一人称が「我」のうえ事あるごとに「笑わせてくれる」と言ってくるナエトルのキャラの濃さには爆笑してしまいました。2匹の戦いに次々とカメポケモンが乱入していく唐突さも面白かったです。そんなカメポケモンたちのトレーナーである「カメマスター」の登場シーンのシュールには唖然としましたね。カメポケモン大集合というのもあって大いに楽しめました。(次はサルポケモン大集合とかやってほしいですね)

 

 

 さてそんな感じで長野さんが紹介してくれた真骨彫ティガ、昨日予約開始したのですが、瞬間どこのサイトもすぐにSOLD OUT(売り切れ)となったというショッキングなな形で終わってしまいました。この辺りはいわゆる「転売屋」が大きく関わっているようで現在ネット上でもファンの間でちょっとした騒ぎになっているようですね。

 前述の動画からわかる商品のクオリティとこだわり、何より気合の入ったプロモーションなど売り手側の強い想いが伝わってくる商品であるだけに、欲しい人の元に手に入らないのは正直残念でなりません。この辺りはバンダイ側でどうにか対策を講じてくれないものかとつい考えてしまいます。

 

 

 ではまた、次の機会に。