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2021年冬アニメ簡易感想 その9

 

 


映画『シン・ウルトラマン』特報【2021年初夏公開】

 

 映画『シン・ウルトラマン』の特報映像がついに公開されました。斎藤工(さいとう・たくみ)他が演じる主要人物たちが見せる緊迫した空気、フルCGで動くネロンガガボラ、そしてウルトラマンと30秒ちょっとの映像ながら魅かれる内容目白押しでした。中でもウルトラマンが動くシーンは初期ビジュアルの時に抱いた「不気味な宇宙人」のイメージはそのままに、「我らのヒーロー」テイストにも溢れているのが非常に素敵です。

 他にも人間たちのシーンも独特でした。自衛隊が出撃するなどのリアルな描写の中に科学特捜隊のバッジや「巨大生物 ウルトラマン(仮称) 調査報告書」といったものが出てくる絵面の何とも奇妙なこと。まるで「現実と空想が入れ混じった」かのような世界観を形成しているように感じ、この時点で心が躍りました。今年の夏に公開が早くも楽しみです。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

のんのんびより のんすとっぷ

第3話「昔からこうだった」

 やっぱりひか姉と夏美のコンビ回は安定してるなぁ・・・・・・と思った回。2人がはしゃいでいる中問題発生→どうにかして難を逃れようとする→怒られるといった流れは最早黄金パターンと化しておりオチが簡単に予想出来て、かつ楽しめる内容になっているのは見事。ある意味で定番作品の“お約束”になりつつあります。

 また過去回想で幼い頃からの2人の絡みが見れたのも良かったですね。幼い子らしく話題が二転三転し、かつ目の前のことにすぐ夢中になる夏美に振り回されるひか姉にほっこりします。(虚無僧マンとかいう謎のキャラクターも実際に子どもがやりそうなところがいいですね)それでいてちゃんと夏美の面倒を見ていてくれるひか姉に癒されました。現代でれんげを加えて秘密基地に向かうラストは2人がいい意味で“変わらない”ことを教えてくれる内容で最後まで癒されましたよえぇ。

 

 

アズールレーン びそくぜんしんっ!

第3話「リアルは神ゲーなんです?」

 引きこもり綾波のチョロさに噴いた。最初「リアルはクソゲー」と毒づいておいて仲間の存在を知ってから「リアルは神ゲー」とコロッと意見を変える辺りには笑ってしまいます。ダメ人間ぶりを発揮しながらも内心友達を求めている綾波のいじらしさに早速萌えてしまいます。(この子を初期艦に選んで良かったなぁ)他にも綾波を力づくでも連れ出そうとするジャベリンとラフィーの世話焼き幼馴染のような関係性も見ていてほのぼのしましたね。

 そしてゲームの方ではお馴染み「オフニャ」がついに登場。さらっとロボットであることが明かされてびっくりしましたが、KAN-SENとは異なる可愛さをこれでもかと見せてくる最早どうでもよくなります。オフニャ相手にボールを投げてあげるなどして一緒に遊ぶ様子は実際にゲームで実装してほしいと思うくらい癒されました。それはそれとして泣き落としで金を落とさせる明石恐るべし。

 

 

ワールドウィッチーズ発進しますっ!

第3話「501、お礼参り始めちゃいます?」

 本格的にキャラ崩壊が始まってきた回。もっさんに関することでは暴走・ポンコツ・陰湿と化すミーナさんとペリーヌ、そして世界中のウィッチのおっぱいを狙う芳佳と本編以上にタガが外れたキャラたちの暴走ぶりは見ているだけで笑えます。特に赤ズボン隊やノーブルウィッチーズといった外伝のキャラクターにまで矛先を向け始める芳佳に恐れおののきます。それでいて1番はやっぱりリーネちゃんのおっぱいなのが誠実と言うべきなのかどうか迷う・・・・・・

 またペリーヌが珍しくメインを張った回でもありました。最近では常識人ポジションに収まっているせいか本編でも影の薄いところがありましたが、今回は坂本少佐を尊敬する気持ちがいい感じにボケに繋がっていて面白かったですね。顔出しパネルで少佐になりきり悦に浸るシーンは控えめにいってヤバかったです。

 

 

Re:ゼロから始める異世界生活

第42話「記憶の旅路」

 試練によってエミリアの過去がようやく判明しましたが、幼少期のエミリアの可愛さにいきなりノックアウトさせられました。今と比べると活発で好奇心旺盛な姿が年相応の子どもといった感じで非常に癒されます。育ての親である「フォルトナ」からも愛されて育っていることが伝わってきてすごくホッとしますね。またフォルトナもフォルトナでエミリアと似ている点が多々あって(「すごーく」といった言い回しなどが特に)家族なんだなぁ・・・・・・と微笑ましく感じました。

 それにしても最も驚いたのがエミリアらと親交があった「ジュース」という人物。声からしペテルギウスであることが丸わかりです。この不器用ながら誠実そうな好青年が如何にしてあんなのに変貌を遂げてしまうのか気になるところ。2期1話以来の登場となった強欲の大罪司教レグルスの存在もあって次回悲惨なことになる未来しか見えません。

 

 

おそ松さん(3期)

第16話「実コップ」「ナンマイダー来襲」

 前半は「実松さん」がまさかのロボコップパロディで復活してびっくりしました。実松さんと言えば陰鬱な雰囲気と狂気のオチが印象的でしたが、今回はそれとは異なる爽快さに溢れていて課長をビルに落とすシーンはかなりスカッとしました。AI社会へのちょっとした皮肉もきいていて、他にも昔の映画を彷彿とさせる演出もあったのでかなり楽しめましたね。

 後半は宇宙人ナンマイダーによる恐怖の宇宙侵略とそれに立ち向かう男2人の物語。サングラスから見た真実の世界は独特の異質さと不気味さに溢れていて結構怖かったです。またイヤミ&松造という他のエピソードではまず見られない組み合わせの活躍が見れたのは貴重でした。イヤミが宇宙人の技術を利用して世界をシェーで満たすオチも1期の頃の「何が何でも6つ子から主役の座を奪還せんとするイヤミ」を思い出してちょっと懐かしい気分に浸れました。

 

 

 

 シン・ウルトラマンといえば監督繋がりでつい先日公開が延期になってしまった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のこともつい考えてしまいます。そしてシン・ウルトラマンの方も公開延期してしまわないか、という心配が頭に浮かんできてしまう時があります。今の世界の情勢を見るに決してありえないことではないのですが、どうせなら延期せずに一刻も早く観たいですね。そうならないよう祈りつつ、自身の健康にも気を使いながら公開まで待っていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。