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FGOの推しを語りたい その17(雑記 2021.3.3)

※最終再臨絵のネタバレ注意

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 実に約5か月ぶりとなるFGO雑記記事。(本当に久しぶりで少々戸惑っています)クリスマス、正月、復刻セイバーウォーズⅡ、鎌倉と書いていない内に様々なイベントが過ぎ去っていきましたが、現在のイベントだけでも所感を書いていきたいと思います。

 というわけでバレンタインイベントが終了し1週間が経ちました。皆様はチョコなどの交換は既に済ませたでしょうか。前日の内にようやく終わらせたところですが、所持サーヴァントのチョコ&お返しを全て入手した時のみ聞けるカレンのセリフを聞いたときは驚きました。驚きながらの赤面顔が可愛い。

 

 

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f:id:metared19:20210303005201p:image 何より今回のバレンタインイベはストーリーがギャグに振り切れていて最高でしたね。カレンの存在から不穏な気配を感じ取ったものの、それすらも上記の画像に至るまでの布石だった時は唖然としました。カレンがいい感じにぶっ壊れているのもあって最後まで実に楽しんで読むことが出来ました。兄貴やギルくんといった推したちの活躍(?)も見れて大満足です。今後もこれくらい吹っ切れたギャグをやってほしいですね。

 

 

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 イベントに関してはポイントを貯めるのが少々大変でしたが、終盤の追い込みで何とかポイントを貯めきり完了。チャレンジクエストなど珍しい方式のクエストも中々に新鮮でした。

 そして高難易度はポチポチやっている内にエルキドゥが何とかしてくれました。攻略中はあまりの眠さに意識が朦朧としていて何がどうなってこの結果になったのか正直ほとんど覚えていないのですが、エルキドゥの単騎における耐久力の高さに関しては記憶に強く残りましたね。

 そんなわけで色々あったバレンタインイベですが、メインはやはり各サーヴァントのシナリオですね。今回も色んな新規シナリオが読めたので、我がカルデアにいる(2020年3月から2021年2月までの)新規追加サーヴァントの中から個人的に気に入ったシナリオ5選についても語っていきたいと思います。例によって例の如く文章が暴走気味ですのでご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • イリヤ(水着)の「スプレッド☆レインボー!」

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 2020年の水着勢が何か怖い人魚姫とかガチゲーマー化してきたVR新陰流とかストーカーされてるパイセンとかネタまみれだった中、最後までほっこりしたのが水着イリヤのシナリオでした。『プリズマ☆イリヤ』のイリヤ、略してプリヤの年相応の無邪気な姿がこれでもかと見られて大満足。「年上の友達」のような感覚でマスターに接してくる様子は中々にこそばゆく、普段周囲に振り回されている彼女が子どもらしく振り回す側になっていると思うと心が安らぎます。(本編の過酷さもあって余計甘やかしたくなりますね)溶けたチョコを冷やすために突拍子もない行動に出るところも可愛らしいです。きっと幼女神*1やキスマイ宮田くん*2も大満足したシナリオだったでしょう。

 また2020年の夏イベの際にも見られた表情差分の多さが今回も発揮されたのも良かったですね。笑顔だけでなく怯え顔や動揺した顔、さらに上記画像にもある落ち込んだ顔などコロコロと表情を変えるので見ていて楽しかったです。先程も書いたイリヤの「年相応の子ども」としての側面を最大限引き出せていたかと思います。バリエーション豊富な表情を描いてくれたひろやま先生*3様様ですね。

 

 

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 重い、重いよ一ちゃん。ラーメンといえばやっぱりしょう油だよな!といった感じに意気投合して和気あいあいとしていたところを真面目な話題の襲撃に横からぶん殴られた気分です。チャラチャラした態度から何度も突然のマジトーンになるしギャップがもうヤバいです。ノッブや茶々様や以蔵さんもそうだったしぐだぐだ出身の奴らはこんなんばっかか!

 人理を背負うマスターに“逃げてもいい”“その時は連れて行ってやる”と囁いてくれるじっとりとした感情が非常に重いです。(その前振りとして「同僚の心中話*4を持ってくる辺りが色々と恐ろしい)多くの仲間たちの死を経験して生き延びたからこそくる「死んでほしくない」という感情に溢れていてそれを冗談めいた言葉でうやむやにしてくるので結構やきもきしました。また同じぐだぐだ鯖としては去年の森君の「自分たちとマスターは違う世界の住人だからあまり依存させてはいけない」スタンスが気に入っているので対極的な一ちゃんには複雑な気持ちを抱いてしまいますね。そういう感じでかなり湿っぽい内容でした。

 

 

  • 鬼一法眼の「開けてびっくり天狗チョコ」

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 初っ端から「お前師匠多すぎない?」とか言ってきてそれツッコんじゃうんだ、と思った鬼一師匠のシナリオ。全体的に一方通行な会話を終始展開してきて困惑して初登場の鎌倉イベの時に感じた「人外故の話の通じなさ」をまたもや味わうことになった内容でした。それでいて怖いわけでは決してなく、むしろ可愛らしいと思えるのは彼女の気持ちの良い性格のおかげでしょうか。そういうこともあって中々に楽しめましたね。

 鎌倉イベで仲良くなったスカサハ師匠の話が出てきたのも良き。すっかり意気投合したようで嬉しくなりますが彼女すら自分の嫁にしようとする発言を聞いた時は思わず二度見してしまいました。見境がなさすぎる・・・・・・他にも前述の師匠多すぎ発言ではロボの師匠とかゾウの師匠とか最早何の師匠なのかわからなくなる呼び方を連発するなど他の師匠キャラとの関係が描かれたのが良かったですね。

 

 

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 福袋で出会ってからすっかりお気に入りの1人となったボイジャーはバレンタインでもその純真ぶりを発揮してくれました。ゲオルギウス先生から借りたカメラで色んな人を撮影していく様子は実にチャーミングです。冒頭マスターを撮る瞬間のカウントダウンで見せた「ふぉーう♪」に早くもノックダウンされてしまいましたね。撮った写真を見せてくるシーンではネモの名前を1人1人言うなど、可愛い仕草がとにかく多くて最初から最後まで顔が綻びっぱなしでした。

 それでいて景色などは全く撮らずに人ばかりを撮っている様子から、探査船ボイジャーとしての彼の生涯を感じさせる内容に仕上がっていたのも印象深かったですね。撮った写真をその場で再生する機能に驚き喜ぶことからも当時の技術では「自分で撮った写真を見ることが出来なかった」ことが察せられてちょっとしんみりとした気分になりました。彼にはもっと写真を通じて色んな人と繋がってほしいものです。

 

 

  • アルトリア・キャスターの「ファースト・バレンタイン」

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 アーツ界に旋風を巻き起こしたキャストリアのシナリオは彼女の非常に可愛らしい様子が堪能出来る内容でした。人懐っこかったり、大食いじゃなかったり、素直にはしゃいだりするなど剣を抜いた世界での彼女とは大きく異なる「無邪気な少女」としての姿が全面に押し出されていて微笑ましかったです。(カレンを「カレン先生ちゃん」と呼ぶのが可愛い)それでいて“剣”が“杖”に置き換わっただけで自身を歯車であるかのように語る口ぶりから結局のところ彼女もまた「アルトリア」なのだと実感させられました。それだけに今回ここまで楽しそうにしてくれるのは嬉しいですね。

 他にも彼女の世界における円卓がどうなっているのか気になる内容でもありました。トリスタンやランスロットについては喜々として話すのに対してガウェインを「あのヤロウ」呼ばわりした時はびっくりしましたし、「バゲ子」なる謎の人物について言及したことも気になります。やはりこのアルトリアは異聞帯から来たんだろうな、とか思いつつ通常の円卓とは異なる人間関係が展開されているのがわかって妄想が捗ります。彼女たちの世界の円卓の詳細が今後明らかになる時が楽しみです。

 

 

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 さて今回紹介する推しはギルくんこと子ギルです。英雄王ギルガメッシュが若返りの薬で子どもになった姿ですが、何と言ってもあの金ぴかとは思えない礼儀正しさを見せてくるので賢王とはまた違った形でびっくりします。それでいて大人の時の傲慢さや冷酷さを見せる瞬間もあるのでかなり侮れないキャラクターに仕上がっているのが面白いです。(『プリズマ☆イリヤ』の微妙に性格が異なる子ギルも好きです)今回のバレンタインイベではカレンが出てきた段階で早々に諦め、兄貴と共に彼女に振り回される役割に回ったのも楽しかったですね。

 バトルではシンプルな全体宝具持ちのアーチャーとしてゲームを始めた頃から使っていました。宝具もスキルも攻撃寄りの構成をしており、スターも稼ぎやすいのでクリティカルでもガンガン攻められます。強豪が揃う星3アーチャーの中では若干見劣りするところもありますが、癖がなく使いやすいので個人的にはそれも気にならずに愛用していましたね。バレンタインイベで強化クエストが来てスターが大量に作れるようになり、よりクリ殴りしやすくなったのが嬉しいです。

 

 

 というわけでバレンタインイベの感想でした。久々のFGO雑記ということもあってかなり長くなってしまいましたが、今回のバレンタインで抱いた感情を大体この場に記すことが出来て大満足です。今後もこういった感想を残していきたいですね。

 そして今日から開始の「CBC(カルデア・ボーイズ・コレクション)2021」にも期待しています。ホワイトデーイベントとも言える3月の恒例イベントで、今回は天草が主役ということで以前から楽しみにしていました。早速1章を読んでみたところ状況を察して単独行動に出るなど相変わらずのフリーダムっぷりを披露して思わず笑ってしまいました。ボイジャー荊軻、サンソンという今までに組み合わせも魅力的でこの先天草が何をしてくるのかワクワクしてきますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:幼女神よし」氏。FGOの実況動画投稿者。プリヤガチ勢その1

*2:宮田俊哉(みやた・としや)」氏。アイドルグループ「Kis-My-Ft2」のメンバーの1人。プリヤガチ勢その2

*3:ひろやまひろし」氏。漫画家であり、『プリズマ☆イリヤ』の作者。プリヤガチ勢その3

*4:恐らく新選組四番隊組長を務めた松原忠司(まつばら・ちゅうじ)のことを指していると思われる。(ただし心中はあくまで創作であるという考え方もあり、実際の死については諸説ある)