新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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デュエル・マスターズ キング 第45話「記憶ブレイキング!ボルツよ!全てを思い出せぇ!」感想

思い出せ、

楽しかったあの気持ち

さも以前から仲間だったかのように居座るスケボー少年で吹く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 楽しいデュエマを取り戻せ

 前回のラストで完全に鬼と化してしまったボルツ。彼を救うためにデュエマに勝利しようとするジョーの姿から始まった今回のデュエマキング。

 今回は何と言っても鬼ボルツとの真っ向勝負で「デュエマを楽しむ」ことに焦点が当てられたのがポイントでした。切り札のダイナボルトから≪無双の縛り 達閃≫や≪龍装艦 チェンジザ≫を出してくるなど前回に続いて普段使わないようなガチカードを繰り出してきた時は驚きましたが(チェンジザなんか3枚も持ってたし)、ラーメン対決では行った反則行為をデュエマでは一切していないこと、何よりデュエマを楽しんでいることをジョーが見抜くシーンが見られました。前回の感想で「反則行為を一切せずに戦っていることには好感が持てます」や「ボルツの根っこ自体は変わっていないとも感じられた」と書きましたが、本編でもそのことに触れてくれたのは嬉しかったです。何よりそのことに喜ぶジョーがまた微笑ましいですね。

 それだけにその光景を快く思わなかったアバクによってさらに凶暴化したボルツがジョーのシールドのカードをすり替える反則行為をしようとした時はショックを受けました。ジョーが言った「デュエマを楽しむボルツ」が完全にいなくなってしまったように感じられて非常に悲しかったです。だからこそジョーやキラたちがボルツに呼びかけて彼の目を醒まさせる展開は中々に良かったですね。若干ディスっているようなキラの呼びかけも2人の関係を考えるとエモいですし、ベタだからこそ響くものがありました。(ラーメン屋のオヤジはともかく、謎のスケボー少年も混じっていたのはおかしかったですが)「デュエマを楽しむ」ことで仲間を正気に戻していくという、スタンダードな話を見ることが出来て満足です。

 

 

  • 庶民の幸福をお届けする革命の味

下町のナポレたん 火文明 (6)
クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札
パワー2000
▪️S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
▪️このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、すべてのクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃でき、攻撃クリーチャーは、可能ならクリーチャーを攻撃する。

 前回ジョーが鬼ボルツとのラーメン対決の際に作り出し、同じく鬼ボルツとのデュエマで今回使用された新ジョーカーズ。フランス革命で有名な「ナポレオン・ボナパルト」とみんな大好きナポリタンの奇妙な組み合わせで生まれたクリーチャーです。そしてそのネーミングの元ネタは麦焼酎ブランド「いいちこ」の愛称である「下町のナポレオン」から来ています。*1お酒がカード名のモチーフに入っているクリーチャーは過去にもいくつか出てきました*2が、日本のお酒を元にした例はかなり珍しいですね)

 コスト6、パワー2000のS・トリガークリーチャーで登場時に全てのクリーチャーにアンタップキラー付与し、クリーチャーへの攻撃を強要するcipを持っています。アンタップキラーは付与されたクリーチャーが召喚酔いしていてもアンタップしている相手クリーチャーなら攻撃出来るようになる*3ので大量に展開した時にこのクリーチャーを出すと一気に相手クリーチャーへの攻撃を可能とするポテンシャルを秘めています。(しかし召喚酔いしている場合、タップされているクリーチャーには攻撃出来ないので注意)クリーチャーを攻撃しなければならない制限がかかるのは少々厄介ですが、相手クリーチャーがいなくなればプレイヤーへの攻撃も可能となるので上手く工夫すれば相手クリーチャーを一掃しつつトドメまで持っていけるかもしれません。エヴォル・ドギラゴン≫のような≪無限掌≫を内蔵したクリーチャーと組み合わせると凄まじい爆発力を発揮してくれるでしょう。

 また前述の通りトリガークリーチャーなので相手ターンにシールドから出てきて攻撃を抑制する役割も持てますが、こちらは少々扱いが難しいです。何故なら前述のメリットが相手クリーチャーにもそのまま備わってしまうので、下手をしたらこちらのクリーチャーを殲滅されつつダイレクトアタックされてしまう危険性があるからです。このクリーチャーを自分ターンに出した次の相手ターンも同様で、非常に使いどころが難しいカードと言えます。そのためこのカードを使う場合は、何かしらの防御手段を事前に整えておくことが重要になってくるでしょう。劇中でジョーが見せた≪イッスン・スモールワールド≫との組み合わせは特に有効で、相手がパンプアップを使ってこない限りは必ず相手クリーチャーのパワーを上回るイッスンが突破不能の頼もしい壁となってくれます。決して弱くはないのでこうした別カードによるサポートを模索したいですね。

 

 

 ボルツも元に戻ったので家に帰って楽しくデュエマすることを提案するジョー。おい待てももちゃんとの約束はどうした。しかし怒りを爆発させたアバクが越中の人間を鬼に変える暴挙に出て、ジョーに自分とのデュエマを強要させる展開になって少々驚きました。ここまで用意周到に自分の計画を進めてきたアバクが強引に人々を鬼化させていく辺り、よほどジョーに苛立っているということでしょうか。

 そして次回、いよいよジョーVSアバクの最終決戦が開幕!本格的に牙を剥いてきたアバクに対し、ジョーはどこまで立ち向かえるのか。また未だに全貌が見えないアバクの真の目的も明らかになるのか。気になることが多い中始まる戦いですが、予告からも感じられる映像の気合の入りようからして非常に楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:元は公募から採用された愛称。高級ブランデーの「ナポレオン」に匹敵する美味しいお酒を庶民的感覚で楽しめる、という意味合いが込められているとか。

*2:ローザ・ロッサ≫をはじめとしたスプラッシュ・クイーンや≪龍覇 グレンモルト≫をはじめとしたヒューマノイド爆、他にも≪ブラッディ・メアリー≫などが存在する。

*3:カードの効果はルールに勝つ」という当TCGの考えの元、「指定したターンに攻撃出来る」ことが書かれたテキストに限り、召喚酔いを上書きして出たターンに攻撃出来るため。