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2021年春アニメ&特撮簡易感想 その7

 

 

 

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 『劇場版 魔法少女 まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』製作決定!!

 ということでまさかの『まどマギ』新作映画の情報が発表されました。今になってまどマギ本編の新作が作られるというだけでも驚きなのに、あの『叛逆の物語』の続編であることがさらなるインパクトを呼び起こします。

 叛逆の物語は公開当時衝撃的なラストで話題を呼びましたが、その続きがついに描かれるというのは多くの人にとって喜ばしいことではないでしょうか。僕自身あのラストを見てからしばらくはモヤモヤした気分を抱えていた記憶があるので、それを晴らせるチャンスが到来したのは非常に嬉しいです。(あのラスト自体はあのまま終わっても問題ない作りでしたが)いつ公開になるのかはまだわかりませんが、この胸の高鳴りを抑えつつしっかり待っていたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第63話「挑戦!ポケモンマリンアスレチック!!」

 コハルとイーブイの物語の一幕として、今回はシャワーズとの触れ合いが描かれました。マリンアスレチックに参加する傍らシャワーズのトレーナーである「カイリ」の話を聞き、イーブイが進化するのかどうかについて考えるコハルが非常に印象的。周囲から「何をするのか」を決めつけられてきたコハルだからこそ、イーブイには周りを気にせず自分の望む道を進んでほしいと願う様子はとても胸に来るものがありました。またイーブイハイドロポンプを使った時は驚きました。やはりこのイーブイ特殊な個体ではなかろうか・・・・・・?

 コハルたち以外にもサトシやゴウ、そして彼らのポケモンたちのシーンも素敵でしたね。泳ぐより走った方が早いウオノラゴンや持ち前の惚れっぽさのせいで勘違いでハンテールを怒らせてしまうジュゴンなど、トラブルを引き起こしてしまうのが玉に瑕ですが個性に満ち溢れていたと思います。

 

 

灼熱カバディ

第4話「最強のレイダー」

 能京高校カバディ部の部長である「王城正人(おうじょう・まさと)」がようやく登場。一見ヒョロヒョロとして虚弱そうですが、いざ試合が始まると鬼のような強さを発揮するギャップに面食らいました。(ただ呼吸をずらしてカウンターを行う、という戦法がわかるようでいまいちわからない)普段は優しそうなのにスイッチが入ると凶暴な笑顔を覗かせるというのも本作屈指の強豪カバディ選手、といった感じで非常に興奮します。

 そんな部長に対して一歩も引かずに立ち向かった宵越もまた興味深かったですね。才能に溢れているが故の突発的な模倣もこなす、彼のハイスペックぶりを感じ取りました。だからこそ優れた部分を伸ばしてもらおうとする井浦の言葉にも納得がいきます。他にもカバディのちょっと緩い参加人数や逆に厳格な体重制限といったさらなるルールも知れて面白かったです。

 

 

ましろのおと

第4話「春の暁」

 祖父が残した即興曲「春暁」に雪が挑戦。物語当初では祖父の経歴ばかりが語られていたので曲自体の印象は薄かったのですが、いざ聞いてみるとその曲に驚かされました。超絶技巧とも言うべき速弾きはもちろんのこと、厳しい冬が終わる前半と春がやってくる後半の曲調に圧倒されます。なるほどこれを弾くは難しいだろう、と素人でも感じ取れる演出も見事でしたね。(アニメ制作の際にこの曲をどうやって作ったのか気になるところ)

 そんな難曲に果敢に挑戦する雪が勇ましいこと勇ましいこと。自分が祖父の曲を弾けるのかという不安を乗り越えて朱利の祖母のために弾く様子は感動的でした。また演奏後の祖母の昔話や雪の祖父がかつては生きるために弾いていたこと、「音を“受け継ぐ”」という言葉の深みなど記憶に残る鮮烈な展開に心が躍りましたね。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第29話「バランの怒り」

 クロコダイン史上最大の見せ場であるバラン・・・ギガブレイクでこい・・・!!がついにアニメ化。強敵バランの必殺技を2度受けても立ち上がるクロコダインの名タンクぶりとカッコよさが見事に表現されていて感無量でした。逃げたとばかり思っていたポップの決死の行動を知ったことで己を恥じ、命を懸けて戦うことを誓う戦士の覚悟は何度見ても惚れ惚れします。

 またヒュンケルが死に際のラーハルトからバランへの想いを鎧の魔槍を受け取ってからの流れも良かったですね。かつてバランと同じように人間を憎んでいたヒュンケルだからこそ、その憎しみを理解したうえで説得する様子は地味ながらも名シーンだと個人的には思っています。そして次回はいよいよポップの“あのシーン”が来るか・・・・・・!

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第16話「ULTRA HIGH」

 今回は「ウルトラマン」がテーマらしく、偽のダイナ、アグル、ガイアのエピソードが取り上げられました。前半の偽ダイナのグレゴール人はダイナ(アスカ)に勝負を挑んできただけの可愛げがある者でしたが、後半それぞれアグルとガイアに化けたアルギュロスとミーモスは本物に対する悪意たっぷりで同じ「偽物」でも本物へのリスペクト云々でここまで変わるものなのか、と思いましたね。

 そんな偽物相手でも騙されない人たちが劇中何人もいるのが素晴らしい点。人々を守るために戦うウルトラマンたちのことをよく見ていることがわかる良シーンばかりでした。そういった人たちが騙されている人々の目を醒ましてあげる展開も素敵です。ウルトラマン同士の対決も本物が本気を出してから逆転するので見ていて気持ちよかったですね。まぁ何度も投げ飛ばされるミーモスはちょっと可哀想に思えましたが・・・・・・(この投げ飛ばしのせいで当時のミーモスのアクターが入院したとか)

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第45話「成金ハンター」

 金と物欲の誘惑というものはかくも人を狂わせてしまうのか・・・・・・などと思ってしまった回。以前から動向が怪しかったハントがマキシマムを広めていた張本人だと判明し驚きましたが、その配布方法も3枚必要なマキシマムを1枚ずつ、という悪質なものだとわかった時はさらにドン引きしてしまいました。エクゾディアの悲劇を繰り返す気か!?他にもガクトの元を離れた蘭世がどこに行ったのかなどの疑問が同時に明かされ一気に腑に落ちましたね。

 そんなハントとのデュエルで遊我が新マキシマムである灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカンがお披露目されたのが印象的でした。ロア、ネイル、アサナの歴代ライバルたちから受け取ったカードで完成させたというシチュエーションがまた熱いですね。ロアのデレな部分が明かされたりネイルがラーメンにハマり始めるなど意外な見どころが多い回だったと思います。

 

 

 まどマギ新作ということでふと思い出したのがアニメ『マギアレコード』の2期について。こちらも中々に衝撃的なラストを迎えていたのであれからどうなるのかと心待ちにしていたのですが、1期が終わってからいつの間にか1年以上経ってしまっていることに驚きを隠せません。公式サイトも「Coming Soon」の文字が取れていませんしいつになったらやるのか不安になってしまいます。2期製作自体は以前から告知されているのですが、何かしらの発表がほしいところですね。いろはたちがあれからどうなってしまうのか気になって仕方がないので早く2期が見たいです。原作ゲームの方をやれはNG

 

 

 ではまた、次の機会に。