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輝け、弾けろ、飛び出せ、デッカー!!(雑記 2022.3.31)

 

 

 

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ウルトラマンシリーズ最新作

 

ウルトラマンデッカー』

 

2022年7月9日より、放送開始!!

 

 ということで今年放送される新ウルトラマンがついに正式発表されました。現在放送中の『ウルトラマン クロニクルD』が『ウルトラマンダイナ』をフィーチャーしていること、そして前作『ウルトラマントリガー』の存在から「今度はダイナのオマージュが来るのではないか?」と以前から予想されていましたが、それが見事的中しましたね。ただ「ニュージェネレーションダイナ」といった副題がついていない辺り、ダイナとはまた異なるアプローチがありそうです。

 

 

 そんなデッカーですが、最初その姿を見た時はダイナをより派手にしたような見た目に驚かされました。ただシルエット自体はダイナそっくりである一方、全体のデザインは大きく異なっているのが興味深いですね。何と言っても胸の中心部から大きく外れた場所に付けられたカラータイマーに目がいきます。(ナイスを彷彿とさせますね)カラータイマー周辺の装甲も胸当てのようになっており、どこかローマの剣闘士を思わせる姿となっています。他にも左腕のみに装飾が施されている点など、左右非対称(アシンメトリー)を押し出したデザインは歴代のウルトラマンの中でも異質な部類に入るかと思われます。

 タイプチェンジに関してはフラッシュ・ストロング・ミラクルとやはりダイナを意識したものになる模様。超パワーを発揮するストロングとブラックホールを発生させられるミラクルのスペックも元ネタと据え置きだなぁ、という印象を受けます。ただフラッシュタイプの必殺技が「セルジェント光線」と元ネタを微妙に変えた名前(ちなみにダイナのフラッシュタイプの必殺技は「ソルジェント光線」)になっている点が気になりますね。ダイナと似ているもののまた別物として扱っているということでしょうか。

 

 

 

 変身アイテムに関しては『オーブ』以来のカードを使っているのが個人的に驚きのポイントでした。稼働中の「フュージョンファイト」と連動させる気満々であることに苦笑してしまうものの、こういった直球の玩具感溢れる形式にはワクワクさせられますね。(余談ですが如何にもなカードデッキを見ていると、ウルトラマンデッカーという名前は「デッキ」からきているのではないか?という考えがよぎります)

 またリーフラッシャーが元ネタであろう「ウルトラDフラッシャー」を見てどこか懐かしさを感じました。何と言いますか、ウルトラマンの顔がそのまま意匠となっているデザインを見ていると昔見ていたウルトラマンだなぁ・・・・・・という気分にさせられます。

 

 

 

 そして主役である「アスミ・カナタ」は見るからに体育会系といった見た目がいいですね。加えてキャラクターの説明や演じている松本大輝(まつもと・ひろき)さんのコメントからし「無鉄砲ながらも優しい熱血漢」というイメージを抱きます。前作のケンゴが割と不思議要素が強かった分、わかりやすく明朗快活なキャラを見せてほしいところです。

 

 

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 とまぁここまでデッカー単体について思ったことを書きましたが、個人的にはそれ以上に本作が「トリガーと地続きの世界観」を形成している点に興味が湧きます。トリガー本編から数年後の世界を舞台にするのはある程度予想していましたが、防衛チームであうGUTS-SELECTが続投する情報はかなり意外でした。(上の動画を見る限りナースデッセイ号とガッツファルコンも引き続き使われるようですね)トリガーとデッカーの関係は、ティガとダイナ以上に同じ世界であることを強調してくれるのかもしれません。

 そういうこともあって真っ先に気になるのはケンゴらトリガーの主要メンバーが出演するかどうかですね。番組ホームページのあらすじによると地球が火星などの他の星との通信手段を絶たれてしまうらしく、ウルクロDで火星に赴任することになったケンゴたちの助けは期待出来ない、という状況に陥ることが読み取れます。つまり火星に行ってしまったマルゥルと地球に取り残されたデバン、この2人が引き離されてしまうということに・・・・・・

 とすると恐らく中盤辺りでケンゴたちが地球に帰ってきてトリガーと共闘する、といった展開を見せてくれる予感がします。『光の星の戦士たち』たちを意識した要素もありそうですし、力の入った共演を見せてほしいです。他にもダイナとの共演の際にはつるの剛士さんに出演してほしいですね。

 

 

 というわけでデッカー発表の所感でした。ティガに続いてダイナと往年の作品をどんどんオマージュしていくことに複雑な気持ちを抱くものの、何だかんだで毎年楽しんでいるので今年もまた半年、新しいウルトラマンにワクワクさせてもらえそうです。

 特にダイナは僕が幼少期に何度も見てきたウルトラマンで、TDGの中でも一際思い入れの強い作品なので本作には結構期待しています。当時ビデオに録画したダイナを何度も見た思い出を再び思い起こしてくれるようなオマージュ、そしてデッカー独自の作品の味を楽しみにしながら、今回はここで筆を置きたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。