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2021年春アニメ&特撮簡易感想 その13

 

 

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 ちょっとした暇が出来た時はYouTubeを覗いてしまう今日この頃。高頻度で見続けると自然とお気に入りのチャンネルが見つかるというもので、そのチャンネルをよくチェックするようになります。

 僕自身そういったチャンネルがいくつか出来上がってきたのですが(デュエチューブなどが代表的ですね)、最近特に気になっているチャンネルに「Power Rangers Official」があります。海外版スーパー戦隊シリーズこと「パワーレンジャー」の公式チャンネルで、本編の一部や歴代シリーズの変身シーン集などを定期的に配信しています。これが見てみると中々に面白いです。

 上記の動画には去年まで放映していた『ビーストモーファーズ(ゴーバスターズ)』と最新作の『ダイノフューリー(リュウソウジャー)』の戦闘シーンが入っているのですが、日本で撮られた原作の映像と海外で撮ったであろう新規の映像が自然に切り替わることに唸らせられました。なるべく視聴者に違和感を覚えさせずに見せようとする技術が感じ取れます。他にも新規の戦闘シーンの凄まじさなど(あちらのアクションはかなり激しい!)、違いもあってこれまた楽しいです。

 戦闘シーン以外でも原作と違う要素が見られるのも興味深い点。例えばダイノフューリーのグリーンレンジャーはリュウソウジャーと異なり女性が変身しているのですが、スカートをどうするのかという問題を「初変身時はスカートが付いていたけれど、本人がスカート嫌いということで即座に破り捨てて以後はスカートなしになる」というアイディアで解決した時は膝を打ちました。スカートが好きではない女の子だってそりゃいるでしょうし、そういった層に向けた配慮にもなる見事なアイディアだと思います。他にもビーストモーファーズはブルーのみが正式なレンジャーで、レッドとイエローは成り行きで変身することになるストーリーが展開されるなど、ストーリーの細部にも違いが見られるのがパワーレンジャーの魅力の1つだと感じます。

 そういうわけで本格的にパワーレンジャーを見たい衝動に早く駆られてしまっています。個人的にはダイノフューリーが今一番興味があるのですが、TTFCで配信とかしてくれないかなぁ、とついつい思ってしまいます。この際字幕版でもいいので見てみたいですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第66話「フラベベの白い花」

 久々の登場となるゴウのフラベベ。その主役エピソードはまさかのお別れ回で驚きました。フラエッテに進化した後も貴重な白い花を守るために森にとどまる選択にゴウが名残惜しそうにしながらも気持ちよく送り出すラストにほろりときました。2人のこれまでの触れ合いはあまりなかったものの、今回のフラベベを気遣うゴウの描写だけでも十分だったと感じます。何よりアニポケの別れのシーンはどれも涙なしでは見られないですよ・・・・・・

 フラベベフラエッテ、そしてラージェスたちの生態に深く触れた内容になっていたのも良かったですね。花と共に生きるポケモンとしてその生き方をはっきりと描いてくれると彼らもまた生き物なのだ、と強く感じられます。フラージェスとのやり取りも上記のフラエッテの決意に繋がっていくのですんなりと物語に入り込めましたね。(余談ですが唐突に出てきたデデンネを見た時、変な笑いが出てしまいました)

 

 

灼熱カバディ

 第7話「STRUGGLE」

 前回感じていた「もう全部王城部長1人でいいんじゃないかな」というモヤモヤを晴らしてくれる展開に大興奮。どんなに強いレイダーがいても1人だけでは試合を乗り切れないことを言及してくれたのは嬉しいです。そして部長に託された宵越がチームの勝利のために全てを出し切り、点を取るシーンはスカッとしました。ここまで煉に負けっぱなしだったのもあって、彼に一泡吹かせる瞬間はカタルシスに満ち溢れていましたね。

 また井浦が六弦を全力で止めるシーンには感動しました。どんなに努力しても追いつけない才能の壁にぶち当たりながらも、自分が持てる全てで勝とうとする彼の熱が伝わってきてテンションが上がりました。才能がないなりに戦う者たちの物語はやはり熱いです。上記の宵越も含め、相手チームに注目されなかった男たちの逆襲が描かれた回と言えます。

 

 

ましろのおと

第7話「風」

 いよいよ高校生三味線甲子園、団体戦が開始。雪をライバル視している舞が本格的に登場しただけでなく、やたら濃いキャラが一斉に出てきてちょっと困惑してしまいます。特に大阪校の男子たちにちやほやされている梶くん(演じている声優も梶裕貴さんという)が妙に目に焼き付きました。そして雪に並ぶ天才とされる「田沼総一(たぬま・そういち)」も参戦。飄々としていて掴みどころのない性格、それを表すかのように風の如く吹き抜けていく演奏などわずかな出番でかなりの強敵であることが伺えます。

 肝心の雪はまたもや海人と衝突していてハラハラしました。雪は決して同好会メンバーをないがしろにしているわけではないのですが、毎回端的かつストレートな言葉ばかりぶつけてくるので誤解を受けやすいのが彼の欠点だと改めて思います。(特に今回の言い方はひどすぎて掴みかかれるのも無理はない)しかし優勝したいという気持ちをはっきりと口に出してくれたのでホッとしましたね。ここから同好会が雨降って地固まるとなってくれることを願います。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第32話「父との決別」

 長いこと続いたバランとの戦いもついに決着。1人では父に歯が立たずとも、ヒュンケルの剣やアバンの技など仲間の力を借りて戦うダイの姿には惚れ惚れします。死んだままのポップのアシストもあってどうにかバランを倒すなど、まさに「誰1人欠けてもなし得なかった勝利」と言えるでしょう。(余談ですが個人的にゴメちゃんの声がイメージ通りで嬉しい

 激戦の末敗れたバランがポップを生き返らせるシーンも印象的ですね。特に今更生き方を変えることは出来ないと告げるバランの姿は大人になった今だからこそ響くものがあります。そうだよな、多くの過去を積み重ねてきた人ほどそれを否定するのは難しいものな・・・・・・

 そんな熱く切ない本編とは裏腹に、大量のコラ画像の元ネタハドラーの大魔王面会シーンは胃が痛くなりました。失敗とかをきちんと報告しないと取り返しのつかないことになるということがよくわかります。それでも寛大なバーン様にチャンスを貰ったことだし、次回はハドラーの株が上がるんだろうなー(棒)

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第19話「FIGHTING SOUL」

 今回は前回に続き『Z』の最終決戦をまとめた内容で、ほぼ最終回の再放送と言ってもいいものでした。特空機勢揃いから始まり、ご唱和ください、我の名を!の流れはいつ見ても素晴らしいです。キングジョーを使いこなすハルキやオリジナルのままデストルドスを倒すゼットなど、主人公コンビの成長を感じ取れる内容になっているのも素敵ですね。

 本編外では何と言ってもゼットとゼロのやり取りが見どころでした。弟子の巣立ちを実感して背中を押すゼロと、師匠の真意を理解して追いかけることをやめるゼットの姿は実に魅力的。それぞれ別の道を進もうとも繋がっている、そんな絆を感じさせる見事な関係でした。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第48話「奥義激突!」

 以前から意味ありげだったタイガー姉とアサナの関係が判明。女の子同士の友情がすれ違いで壊れる過去を経て、デュエルを通じて誤解を解き通じ合う展開には素直に感動しました。というか本作にあるまじき真面目な内容に少々困惑してしまいます。途中挿入されたシュベールの実家の意味不明さに安心してしまったくらいにはまともだったと言えます。まぁ何だかんだでいい話で面白かったですね。

 他にはゴーハデュエルのサーバーが実はそれほどハイスペックではないこと、ダブルシックスが例の文書(?)を元に動いていたことなど色々明かされました。特にあの「ぼくがかんがえた~」を作ったのが結局何者なのか明らかになっていないのが気がかりですね。

 そして次回はいよいよ遊我チームとルークチームの対決ということでテンションが上がります。特に2話以来となる遊我とルークの直接対決が待ちきれません。

 

 

 パワーレンジャーでもう1つ、あちらの玩具に関しても気になっています。特にアメリカは日本よりもフィギュア文化が盛んなようで、この記事に貼られている商品画像にもあるように、日本では出なかったリュウソウジャーの可動フィギュアも発売しています。販売しているのがトランスフォーマー』などでお馴染みのハスブロということでクオリティ的にも良さそうなのがまた素敵です。

 さらに日本ではあまり出ない敵方のフィギュアも作っているのもあちらの特徴。Amazonで調べたところ現時点ではタンクジョウしか出ていませんが、この調子だとワイズルーやクレオンのフィギュアも発売してくれるんじゃないか・・・・・・!?と期待してしまいます。もし発売されたらAmazonで買っておきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。