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2021年夏アニメ簡易感想 その10

 

 

 

 先日8月5日は世界で初めてのTCG(トレーディングカードゲーム)「Magic: The Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)」(以下「MTG」と表記)が発売された日であるとのこと。デュエマの兄貴分とも言える存在なので僕にとってもこの日は重要なことだと言えます。

 1993年に世界で初めて発売されたことから、今や28年もの間売られ続けているという事実に驚かされます。やはり長く続くゲームには古くからの根強いファンがいる分強いのでしょうか。作品が長く愛されるのはいいことだとですし、今後も続いていくと嬉しいですね。デュエマもその後ろをついていきながら進み続けていくと思うので、僕自身デュエマを楽しみながらMTGの様子も見ていきたい所存です。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『ラブライブ!スーパースター!!』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

 

 

ジャヒー様はくじけない!

第1話「復興計画その1」

 実は密かに楽しみにしていた日常系アニメ枠がついに始まりました。現代社会に行き着いた魔族の少女の物語ということで期待通りのギャグ満載の作品で楽しめました。魔界ナンバー2の実力を持った「ジャヒー」が現代の人間界で落ちぶれてながらも必死に生きていくというストーリーなものの、ジャヒーの賑やかなキャラクターのおかげで悲壮感を覚えずに気軽に楽しめるのが良いですね。

 主人公のジャヒーは基本尊大で生意気な性格であるものの、本人の空回りぶりと状況のおかげで憎たらしさよりも不憫さの方が印象としては勝っているのが面白いところ。お給料を手渡しで貰って素直に喜ぶ姿とか実に愛らしいです。そんな彼女がバイト先の店長や大家といった人間たちの好意に時に甘えられ、時に怒られるギャグのテンポの良さもあって見ていて飽きません。この調子で大いに楽しみたいです。

 

 

探偵はもう、死んでいる。

第5話「それは一年後の未来へと向けた」

 今回は久々にシエスタとコンビを組んでいた頃の過去編が描かれましたが、相も変わらずとんでも展開の連続が襲いかかってくるので終始口が開きっぱなしでした。コウモリに続く特殊能力者とのバトルや敵の幹部らしき少女との邂逅はまだ予想の範疇でしたが、敵の作った怪獣兵器とシエスタが駆るロボットが出てくるラストには完全にやられましたね。様々なジャンルの要素のごった煮感がいつになく激しいです。

 一方で君塚とシエスタの関係にちょっとした掘り下げが入ったのもポイントでした。どんな時も助手を弄って楽しんでいるシエスタですが、彼が連れ去られた際に取り乱す意外な一面を見せた時は驚きました。実は君塚以上に相方に依存しているのがよくわかります。君塚も君塚で敵の勧誘をすっぱりと断るといったシエスタへの信頼を感じさせる姿を見せてくれてほっこりしましたね。他にも三大欲求の件でツッコまれた際の誤魔化し方など、地頭はいいもののどこか抜けているシエスタの魅力に気付けて面白かったです。意外とすぐやり返されるではない君塚とのコントはもっと見てみたいところですね。

 

 

かげきしょうじょ!!

第5話「選ばれし乙女」

 前々回から示されていた「山田彩子(やまだ・あやこ)」の問題を扱った今回。ダイエットについて思い悩むだけでなく、周囲の非凡さと自身を比べて押し潰されそうになっている彩子の様子を見て胸が張り裂けそうでした。自分のやりたいことと出来ることが重ならなくなってきていたからこそ、先生の熱い激励を受けて立ち上がる後半は非常に盛り上がりました。自分が選ばれたことにはちゃんとした理由があることを彼女も知ることが出来て本当に良かったです。

 同時に愛の物語が平行して語られましたが、自分のやりたいことを見つけ出してから少しずつ変わってきているのが変われない彩子との対比になっていて興味深かったです。自分の道を見つけた愛の言葉に彩子がより追い詰められてしまうのもどこか生々しくて見入りました。また髪型の変化と共に少しずつ積極的になっているものの、さらさとの関係はイマイチ進展しないもどかしさが癖になりますね。

 

 

うらみちお兄さん

第5話「この公演が終わったら」

 この手の教育向け番組でたまに行われるコンサートをこの作品でもやった模様。休憩無しの連続で行われるうえ、リハーサルの過酷さまで描かれているのでいつも以上にキツそうな雰囲気が伝わってきました。冒頭監督の無茶ぶりでやらされたバク転がコンサートでも炸裂するといったじわじわくるシーンの数々にやられてしまいましたね。

 そして歌のお兄さんお姉さんの本領発揮とも言うべき様々な歌が聴けたのもポイント。歌詞が軒並みひどいものばかりでしたが、圧倒的歌唱力のおかげで名曲に聞こえてくるのが面白いです。中でも詩乃が爽やかに歌う横で猫の全身タイツを着た裏道が静かに座る絵面は破壊力抜群でした。

 一転してコンサートが終わった後の飲み会はどこか寂しい気持ちにさせられました。何だかんだで飲んで楽しんでいる面子と帰り道の途中1人蟹を元の川へ返す裏道の対比が心にきましたね。

 

 

小林さんちのメイドラゴン S

第5話「君と一緒に(まあ気が合えばですが)

 前半は以前から気になっていたトールとエルマの因縁がようやく語られ序盤から見入りました。それぞれの陣営で変わり者扱いされている2人が共に行動する中で互いの本質に気付いていく様子が面白かったですね。人のために行動していたものの人に近づきすぎたエルマと、この一件でさらに人間への不信感を募らせるトールの関係性が興味深いです。今では昔とは全く異なる目線に立っている辺り彼女たちも変わっていることが伺えます。

 後半はイルルの働き口がようやく決まりましたがまさかの駄菓子屋。どうなることかと心配しましたが、案外キチンと働いていて驚きました。あの頃のように遊びたいと思うもののそうはいかないからこそ、遊んでいる子どもたちの側にいたいというイルルのいじらしさにホロリときます。駄菓子屋亭主の孫である「会田タケト」とのラブコメ染みた関係性も面白くてイルルの今後が楽しみです。

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第18話「誇り高き刀鍛冶」

 驚きの要素がてんこ盛りだった今回。まずは何と言ってもレジーナワールドで呂布貂蝉がまさかの復活を果たしたことに衝撃を受けました。再登場してほしいとは思っていましたが、実質ゾンビとなった彼らに複雑な気持ちを抱いてしまいます。シーザーレジェンドガンダム」と「クレオパトラキュベレイ」の夫婦愛を描いた直後に偽クレオパトラにシーザーが騙される展開をやるのは中々にエゲツないと思いましたね。

 曹操&佐助のコンビは幻術で自分にとっての強大な敵と戦う展開に。よく見るシチュエーションですが、過去を吹っ切った曹操が未だ信長のことを引きずっている佐助に喝を入れ、佐助も少しだけ乗り越える様子が素敵でした。また伝説の刀鍛冶「マゴハチ」が意外とフレンドリーな性格であること、さらにあの武者頑駄無の刀を打ったという事実にはちょっと度肝を抜かれましたね。

 そして劉備一行のパートはついに悟空が全ての記憶を思い出すところで終わったので興奮しました。怪しかった三蔵も諸葛亮へ向けた隠しメッセージからして決して悪人というわけではなさそうですし、悟空に何があったのか次回明かされる時が楽しみです。

 

 

 そういえばデュエマに関してですが、クロニクルデッキが明日発売ということでちょっと身構えてしまいます。予約は出来たものの内容の豪華さのあまり複数個欲しいと思ってしまいます。特にボルシャックの方はボルシャックデッキとしてはもちろんのこと、他のデッキにも使えそうなパーツが多いので出来る限り確保しておきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。