\オリジナルタイトル発表❗/
— ソニー・ピクチャーズ映画 公式 (@SonyPicsEiga) 2021年12月5日
🕷2022年公開『#スパイダーマン:#スパイダーバース』続編は…
『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE (PART ONE)』
<原題:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)>
そして…
🕷ファーストルック映像🕷解禁❗https://t.co/WDzvNojU4x pic.twitter.com/aNdSjFHuCA
アニメ映画の中でも映像表現の限界に挑戦したすさまじい作品『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編情報が先日、ついに発表されました。タイトルはその名も『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。上の動画を見てもらってわかる通り、マイルズとグウェンが再会を果たし、新たな戦いの幕開けを予感させてくれます。前作ではラストにチラッとだけ登場した「ミゲル/スパイダーマン2099」も本格的に物語に関わってきそうな点も楽しみですね。
さらに驚くべきはタイトルに「PART one」とついている点。わざわざこのようなタイトルをつけた辺り、どうやら何回かに分けて公開するようですね。前後編になるのか、それとも3部作になるのか現時点ではわかりませんが、前作と同様の衝撃を与えてくれるのは確実だと思います。そういった期待も込めて、来年の公開を待っていく所存です。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
ポケットモンスター
ダイパリメイク発売記念エピソード前編。ディアルガとパルキアの激突(またこいつらケンカしてるよ・・・・・・)によって時空の穴によって、別世界に繋がる内容にはついに来たか!と思いました。アニポケにパラレルワールドの要素が本格的に持ち込まれたことに期待感が沸き上がってきます。
そんなパラレルワールドではヒカリがおしとやかでかつバトル派といった違いも描かれている様子が印象的でした。『BW』初期を思わせるやたらシリアスなロケット団などもそうですが、別世界の同一人物の相違点にはちょっとした新鮮さを感じます。別世界のサトシにも期待したいところです。
またポケモンがタマゴにまで戻ってしまうという洒落にならない事態にまで発展しており今回の事件の重大さが伝わってきます。ディアルガとパルキアを意図的に激突させて、この状況を発生させているロケット団の目的は何なのか、それが明かされるであろう次回が楽しみです。
大正オトメ御伽話
第9話「策トコトリ」
前回珠彦と夕月に衝撃を与えた策とことりの兄妹の後編。それぞれが飄々とした態度で珠彦たちを翻弄していく様子がこれまた微笑ましかったです。特に夕月だけでなく大勢の子どもたちを自分の歌で魅了していくことりの手腕には舌を巻くところがありました。彼女の「歌は遠くの誰かを元気づけてくれる」という考えも素敵です。
しかしそんな2人の間に大きな隔たりが存在していたのが今回のポイント。歌うことに対して妹にコンプレックスを抱いている策と、そんな兄に負い目を抱いていることり。それぞれが「歌」を前にして互いに距離を取っている関係がもどかしいです。それ故策たちを再び歌で繋げた展開はベタながら感動しましたね。前回策に手を差し伸べられた珠彦が、今度は自分が策に手を差し伸べて救ってあげる構図にもウルッときます。上述のことりの歌の考えがそのままこの兄妹を繋げてくれたとも言えますね。
ブルーピリオド
第10話「俺たちの青い色」
小田原の海の作画と八虎と龍二のやり取りに見惚れた今回。それぞれ自分のヌードデッサンを描く中、龍二の心中に触れていく内容は見ていて不思議とドギマギさせられました。「自分を見る周囲の目」に敏感な彼の羞恥心や息苦しさを、ヌードという形で八虎が共有していく展開が素晴らしいです。毛の生えた薄いゴムのような自分の体を絵と見栄で“武装”する答えにも感心しましたね。
龍二も何かしら吹っ切れ、八虎も武装した自分自身を武器にいざ二次試験!と行きたいところでしたが、目の痛みが襲いかかってくるラストには思わずショックを受けました。じんましんなど以前から不穏な描写がありましたが、試験のストレスが本番に牙を剥いてくる様子は見ているこちらも不安に駆られます。(じんましんの絵が妙にリアルな分、余計に危機感が煽られている気がします)八虎は無事に試験を受けられるのか、気が気でなくなってきました。
ルパン三世 PART6
第8話「ラスト・ブレット」
小説家の樋口明雄(ひぐち・あきお)氏が手掛けた今回は、0話でもフィーチャーされた次元がまたもや主役に抜擢されました。リリーの護衛という重要な任務を請け負う中で、愛用の銃に触れていくエピソードは見ていて惚れ惚れします。0話で“変わらないこと”を貫き続ける次元の生き方を、銃の最期を看取る形で再び描いてみせたのが心憎いです。
また今回のもう1人の主役である「ケニー」少年も魅力の1つでした。リリーに恋心を抱く少年が、好きな少女を守るために身代わりになってみせる覚悟には驚かされます。あしながおじさん(ルパン)の代わりに戦った次元同様、負わなくても良かった責務に身を投じる中で戦い抜いてみせたことにちょっと見惚れます。ベタでありふれたハードボイルドテイストでしたが、それゆえのカッコよさに溢れていましたね。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
第60話「ダイとポップ」
個人的に原作で最も好きなエピソードがやってきました。父の死とバーンの圧倒的な力を目の当たりにし、勇者としての重荷に耐えられなくなったダイの姿をまず見て胸が痛くなります。ここはみんなの期待に応えられないかもしれない、という不安からきている辺りにダイの優しさが感じ取れます。
そんなダイに勇者ではなく1人の「友人」として接してあげるポップにほろりときました。かつてダイに言えなかった「ダイはダイだ」をここで言ってあげるシーンが素敵で感動してしまいます。ダイを叱咤することなく、彼の弱音をありのままに受け止めてくれるのはポップにしか出来ないことなのだと改めて思いましたね。
他にもポップがダイにこれまでの戦いは自分のためであることを伝えるシーンに、その後のダイ復帰、「アバンのしるし」の秘密など印象的な要素が盛り沢山でした。ここからアバンの若き頃の話に繋がると思うとワクワクしてきますね。
遊☆戯☆王SEVENS
第77話「甦るグルグル」
今回はグルグルを救い出すはずが、彼の中に隠された真の人格「ゴーハ・ユウガ」を呼び覚ましてしまうという衝撃展開に唖然。以前から言及されていた「グルグル社長兄弟の6人目説」が別人格という形で当たっていたことには驚きましたね。謎のIDカードにユウオウの記憶が改変されていた描写など、これまでの不可解な要素が一挙に解決してく流れにも思わず膝を打ちます。
また例の禁断のカードとして本作に登場した死者蘇生が物語の重要なウエイトを担っていたのが面白ポイント。ただカードをデュエル中に使うだけのではなく、特殊なワードをキーとする辺りが初代遊戯王のテイストを感じさせます。実際のデュエルでも死者蘇生を上手い扱ったユウガが勝利しましたし、カードの重要性を感じさせる内容でもありましたね。
ウルトラマントリガー
特別総集編③「咲き乱れる悪の華」
久々のデバンチャンネルによる総集編。今回は『トリガー』本編の19話までをまとめた前半と、「闇の巨人」をピックアップした後半がお届けされました。
前半は上述の通り本編の総集編なのですが、デバンとナレーションによる解説がついていたおかげか本編そのままよりも状況がわかりやすくなっていると感じました。視聴者と同じ目線に立ってくれているデバンがいてくれたことで、何が起きているのか理解出来るようになったのかもしれませんね。いちいちダイナミックに驚くデバンに顔が綻びます。
後半はカルミラたちを筆頭に、様々な闇の巨人について紹介されました。ベリアルとデビルスプリンターの紹介からの、デバンがデビルスプリンターに襲われかける流れにはギョッとしました。デビルスプリンターはまだまだ何かしらの形でシリーズ間で出てきそうですね。(あとどうせならトレギアも紹介してほしかったな~なんて)
最後にデバンからお別れの言葉を貰って総集編は終了。個人的にデバンの愉快のキャラクターは結構気に入ったので、トリガー終了後にやるであろうクロニクルにも出てきてほしいところです。
さて上述のスパイダーバースですが、以前から「続編では「東映版スパイダーマン」が出演する」という情報がまことしやかにささやかれています。前作を手掛けたピーター・ラムジー監督が東映版に対する熱いコメントを残しており、続編での登場も期待されているのですが*1、現時点ではまだジョーク・噂話の領域に過ぎません。
しかしながら実際にあの東映版が映画に出てくれると思うとワクワクする気持ちもよくわかります。僕も過度に期待せずとも、かの「ダーマ」の活躍が本当に来たときに備えていたいと思います。
ではまた、次の機会に。