さらば友よ
ダーゴン・・・・・・お前は気高い戦士だった・・・・・・
- 剛力闘士への一撃
ダーゴン・・・・・・・・・・・・(泣)
まさかの年を越した今回のトリガーでしたが、新年一発目から悲しい展開が待っていました。前回の予告の時点である程度覚悟していたものの、ダーゴンの死をいざ目の前にするとかなり気分が沈んでしまいます。敵ながら真面目で仲間想いな一面が非常に魅力的なキャラだっただけに、彼の最期は想像以上にダメージがデカかったです。
しかし最後までダーゴンらしさに溢れた内容だったのが良かったですね。一度は操られたもののユナを守ろうとして正気に戻るシーンでは思わずガッツポーズしましたし、仲間になることを了承していた点にもワクワクさせられました。(あからさまなフラグだったとしても嬉しかったです)一度決闘でトリガーとの決着をつけようとする生真面目さも相変わらずでほっこりさせられます。
結局カルミラに再度操られ、トリガーとの決着もつけられなかったのは残念でしたが、その分アキトに引導を渡してもらう展開には感動しました。ユナのために戦っていた、という共通点から、アキトが代わりに決着をつけてくれたことにはとても納得がいきます。リブットのキーを使ったナースデッセイ号の特攻シーンは、迫力満点で思わず見入ってしまいました。ここまでケンゴ以上にダーゴンと関係を深めてきたユナとアキトだからこその結末だった、と感じる内容でしたね。
- 闇の怨念を纏いし邪神
ダーゴンの最期に心打たれた一方で、カルミラのやりたい放題も今回印象に残りました。前回ヒュドラムを手にかけてから吹っ切れたのか、仲間すら犠牲にして力を得ようとする彼女の非道さには憤りを覚えます。それと同時に、ここまでしてエタニティコアを手に入れたい理由や目的を完全に見失っているように見えて哀れにも思えてきました。最早彼女自身何がしたいのかよくわからなくなっていそうです。
そんなカルミラがユナを使ってエタニティコアの最深部に到達し、その力で怪物と化したのが「邪神 メガロゾーア」。本作のラスボス怪獣であり、ガタノゾーアやデモンゾーアといった邪神たちと同系統の存在であるかと思われます。
その見た目は一言で表すならば「カルミラが怪獣化したもの」。頭部の角や垂れ下がった髪状の皮膚など、カルミラの特徴が色濃く表れています。普通の怪獣と似たようなフォルムをしておりラスボスのような威圧感はあまり感じられないものの、体の全体がヌメヌメしており、おどろおどろしさが押し出されています。それでいて金色のラインがアクセントに入っており、禍々しさの中にも神々しさがあるかのようなイメージを抱かせてきます。果たしてこの邪神がどのような恐ろしさを見せつけてくるのか気になるばかりです。
次回はいよいよ最終決戦が開幕。邪神と化したカルミラ相手にケンゴとイグニス、GUTS-SELECT全員で立ち向かうようですが、現時点であまり勝てる気がしません。少なくとも一度大敗を喫するところまで追い詰められそうでドキドキしてきます。
他には予告映像でチラリと映ったケンゴの母親の登場が注目ポイント。ここにきてついにケンゴと再会してきた母が何を語ってくれるのか非常に気になります。個人的にずっと疑問だった「ケンゴの出生」についてがついに明かされそうなので楽しみですね。
ではまた、次の機会に。