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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その16(雑記 2022.8.22)

 

 

 本日も様々なオタク系のニュースが飛び交っている昨今。それに対して多くの人が一喜一憂していることでしょう。かくいう僕も新しい番組や商品の情報を見て、様々な想いを抱きつつ日々を過ごしています。今回はそんな注目のニュースについて触れていく予定ですので、お付き合いいただければ幸いです。

 

 ※また当記事には先日放送された『デュエル・マスターズ キングMAX』の特別オーディオコメンタリー回の感想も書いてあります。記事の最後に載せるので良かったら読んでみてください。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

岸辺露伴の奇妙な物語が三度語られる……

 

 

 実写ドラマの中でもここ最近人気の高い『岸辺露伴は動かない』。『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品を原作に過去に2度ドラマ化された本作が、何と今年も放送されることが先日発表されました。これまでと同じく年末の放送になるようです。ほぼほぼ年末の恒例番組と化している状況に、思わず歓喜で打ち震えてしまいますね。

 主演はもちろん高橋一生さんと飯豊まりえさんの2人。ひねくれ者の露伴とそんな彼を振り回す泉ちゃんの絡みがまた見られるかと思うと嬉しいです。良きコンビとなりつつあるこの組み合わせは、本作の最も重要な功績だと改めて思います。

 

 それはともかく、次のドラマ第3期ではどのエピソードをやるのかが真っ先に気になります。以前から僕は自身のお気に入りである「密漁海岸」を推していますが、それ以外にも面白いエピソードはたくさんあるので密漁海岸が選ばれなくても良いと最近思えるようになりました。(あとやっぱりトニオさん役をどうするのかいった課題が多いですし)

 どうせなら「懺悔室」や「望月家のお月見」など、文字通り露伴が全く動かないエピソードを扱うのも良さそうですね。ドラマ初期なら露伴がいる意味あるのか?といった疑問が投げかけられそうですが、2度ドラマ化した今ならそういった内容もアリだと受け入れられそうな予感がします。

 どちらにせよ、本作の魅力である「原作の雰囲気を損なわない改変・オリジナル要素」は今回も健在だろうという確かな信頼が今の時点でも感じられます。このまま積極的にドラマ化していき、最終的には紅白に並ぶ年末の定番になってくれるまで頑張ってくれたらなぁ、と考えながら、まずは続報を待っていたい所存です。

 

 

デザイアグランプリで勝ち残るのは、どのライダーか?

 

 

 

 

 

 9月放送予定の『仮面ライダーギーツ』に登場する新ライダーたちの情報が追加で発表されました。予告の時点でユニークなインパクトを放っていたライダーが、変身者も含めて一気に紹介されたので最初は驚いてしまいましたよえぇ。

 改めて本作にて登場する追加ライダーは「平孝人(たいら・たかひと)/仮面ライダーギンペン」「豪徳寺武(ごうとくじ・たけし)/仮面ライダーシロー」「小金屋森魚(こがねや・もりお)/仮面ライダーメリー」「墨田奏斗(すみだ・かなと)/仮面ライダーダパーン」の4人。主人公たちメインライダー4人と合わせると、実に8人ものライダーが初期から登場するとのことです。サブライダーも多くて中々にギョッとさせられます。

 そんなサブライダーたちですが、変身後のどこか愛らしい見た目と変身前のギャップの激しさがまず目につきます。上2人などは厳つい姿が特に変身前とは印象が違いすぎて、色々と困惑してしまいますね。それぞれの性格も正義漢だったりチャラチャラしたおっさんだったりと、一癖も二癖もありそうです。彼らが抱えている願いや戦う理由などにも興味が湧いてきます。

 

 そして気になるのがどのライダーが脱落していくのか。本作は容赦なくライダーが退場していくことが仄めかされており、その作風を思い知らせるためにこの4人の中から誰かが真っ先に消されそうな予感がします。ライダーたちがデザイアグランプリで戦う中、彼らは如何にして進んだり消されたりするのでしょうか。

 脱落候補としては個人的に豪徳寺が怪しいと睨んでいます。人命救助に勤しむ正義漢(元々レスキュー隊員だったりするのでしょうか)と紹介されており、本作における貴重な良心になってくれそうな安心感があります。それだけに彼が最初に脱落することで、デザイアグランプリの過酷さや残酷さが描かれそうに思えてなりません。特撮ファンにとっては『キョウリュウジャー』でお馴染みの金城大和さんが演じているのもあってなるべく長く金城さんのライダーを見ていたいという気持ちがあるのですが、そう上手くはいかないでしょうね。

 逆に奏斗は本作のトリックスターとして長いこと生き残りそうな気がします。変身後のダパーンのどこか狂気を感じさせるデザイン、そして変身者である彼の腹に一物抱えていそうなキャラクターからしてしぶとくゲームに残り続けそうです。それどころか上述の豪徳寺をこいつが裏で排除する展開とかもありそうですね。変身後のモチーフが白熊とパンダで似ていますし、どちらかのみが生き残る可能性は高いかと思われます。

 

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 主人公の英寿たちが大きく映った告知CMも公開され、いよいよ本格的に始まることを予感させてくれているギーツ。果たしてどのようなハードな展開が待っているのか実に楽しみです。

 

 

ポケモンバトルはますます盛り上りを見せていく!

 

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 今年の11月に発売する予定の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の新情報が、本日の深夜にいきなり投稿されました。予告などがほとんどない中での発表だったので、かなりの不意打ちを喰らった気分です。今回はポケモンバトル、つまり対戦における新要素が紹介されたようです。

 

 

 個人的に目に留まったのが新ポケモンモトトカゲ。名前の通りトカゲをモチーフとしたポケモンのようですが、人間がバイクのようにまたがることでこのポケモンを移動手段としている情報に驚かされました。本作のパッケージを飾るコライドンとミライドンが乗り回せる情報は以前公開されていましたが、あの2匹以外にも同じように自転車代わりになっているというのは予想外です。しかも伝説ではない一般ポケモンですが、むしろあの世界ではこのモトトカゲに乗る方がメジャーなのかもしれないとも感じました。そしてこのポケモンと姿が似通っているコライドンとミライドンは、明らかに何らかの関係がありそうです。その辺りについても今後触れられたら嬉しいところ。

 

 

 

 他にもラスタルによってタイプが変わる要素も引き続き紹介されていました。例えば映像ではバンギラスがゴーストタイプに変化しており、相手の攻撃を読んでテラスタルするといった戦術が可能となっています。対戦相手もそういった可能性を視野に入れながらバトルすることになりそうですね。ただ個人的にはゴーストタイプのテラスタルの頭についている幽霊のデザインが真っ先に気になってしまいます。初代『赤緑』のポケモンタワーに出てきて「タチサレ……」と言ってくる幽霊*1そっくりの姿はちょっとしたファンサービスということでしょうね。

 あとは新しい道具も面白いものが揃っています。相手依存ながら能力を上げられる「ものまねハーブ」に連続技の攻撃回数を多くする「いかさまダイス」と、またユニークなものが出てきたなぁ、と感じました。中でもいかさまダイスには新鮮さを覚えますね。ただ連続攻撃の回数を増やすのがイカサマなら、確定5回にするスキルリンクはどういう扱いになってしまうんだ……?とつい考えてしまいます。スキルリンクはシゴロ賽とか?

 

 といった感じに色々と面白い情報が多かったです。僕は対戦はほとんどやらずにポケモンをプレイしているのであまりお世話になることはなさそうな要素もありますが、それでも新しいことにワクワクさせられます。次はどんなポケモンやその他の新情報が出てくるのかも俄然楽しみになってきましたね。

 

 

デュエル・マスターズ キングMAX 「振り返りスペシャル!ジョーとアバクの最終決戦 !!前編&後編」感想

 最後は先週と今週放送されたデュエマキングMAXのオーディオコメンタリーの感想について書いていきたいと思います。以前と同じく再放送の体(本編の15&16話)をやりつつ、副音声で声優さんたちのトークが楽しめる仕様です。しかも今回はジョー役の小林由美子さんとデッキー役の佐藤せつじさんに加え、キラ役の豊永利行さんとボルツ役の白石稔さんという豪華な組み合わせになっていました。ジョー編初期からジョーたちを演じてきた4人が揃って話すという機会がまず貴重なので、ファンとしてはかなり嬉しかったです。

 そんなオーディオコメンタリーですが、例によって声優さんたちのマシンガントークが凄まじかったです。以前のオーディオコメンタリーでも見せた小林さんたちの喋りっぷりが、豊永さんたちと合わせてより軽快になっていたのが面白かったです。次から次へと新しい話題を出して、全く話が尽きない様子は流石の一言。MCを務めた白石さんが若干気の毒に思えてくるくらい、小林さんたちの話は怒涛の勢いだったと感じました。白石さんはこの中ではいじられ役であるようですね……

 

 また以前にも語られたデュエマのアフレコの過酷さが今回もいくつか出ていました。叫びすぎて目が見えなくなるといった衝撃的なエピソードも健在で、「デュエマはスポーツ」というパワーワードにも相変わらず納得させられます。今回はそれに輪をかけて、色々大変そうなエピソードが語られました。

 例えば歴代主人公総登場回の小林さんのアフレコですが、ジョーと勝太と勝舞でそれぞれ違う色のマーカーを用意して、視覚的に見分けられるようにしていた話は興味深かったですね。(ジョーのオレンジと勝太の赤が被っているのは後で後悔したようですが)こういった工夫は演技の世界ではよく聞きますが、それでも緊張して夜眠れなくなるという話をする辺り、小林さんにとってもこの演じ分けは非常に大変だったことが伺えます。それでも原作者の松本大先生たちのキャラの描き分けのおかげで何とかなっているらしく、声優さんたちと製作スタッフの皆様の協力があってデュエマのアニメは成り立っていることを実感させられました。

 他にも台本に乗っているクリーチャーの名前についての苦言も語られていたのが印象的。漢字表記と実際読み上げるべきルビが異なるクリーチャーが多いのはデュエマあるあるですが、台本には普通の表記のみでルビが載っていないという事実が明かされたのでびっくりしてしまいました。おかげで光文明のカード(チーム銀河など)の名前を読み上げるのが大変だったそうです。そのうえ白石さんは昔《 “魔刃”戦車 ゴーディオ》の「魔刃(マッハ)」の部分を「まじん」と読み上げてしまったことへの後悔を抱えていることが判明。*2お金を払ってでも収録し直したいという叫びに思わず胸が痛みます。でも面白いからその内そのシーンを見返してみようかな。

 

 またコロナ禍における収録の裏話なども面白い話が多かったです。ジョー編初期の最終回で見られたOPをみんなで大合唱するシーンの収録は今となっては不可能となっており、その際の寂しさが語られていました。元々1つの収録フロアに20人ほどがぎゅうぎゅうに詰め合って行っていたとのことで、確かに今の時代に行るのは無理でしょう。ただあのキャラがみんな仲良く歌っている合唱が新しく聞けない事実は残念に思えますね。

 そうでなくとも別の日にバラバラで収録する日が多くなり、顔を合わせる機会が減っていることを寂しく思っている小林さんたちの気持ちも聞けました。しかしその一方、ももちゃん役の豊崎愛生さんが皆さんに宛てた手紙をスタジオに残しているという話が出てきて心が暖かくなりました。DMRP-21で収録されたバージョンの《フェアリー・ライフ》と同じタッチのイラスト付きで、「皆さん頑張ってね」というメッセージを書いてくれる豊崎さんの天使ぶりに思わず感動してしまいます。感染の危険性など厳しい情勢が続く中、それでも声優さんたちも頑張っていることがよくわかりましたね。

 その他にも面白い・印象的だった話を箇条書きにしていくと……

 

  • 小林さん「おかえり!」佐藤さん「ただいま!」
  • 豊永さん「オレの正義がキラめくぜ!とかギャラクシーGO!とか最近言わねぇな!
  • (アバクの過去回想を見て)君たち、そういう関係だったのか……
  • 小林さん的にはキラは親友、ボルツはライバルという認識の模様
  • ヨガのポーズ取って変なことを言っていたキラも変わったよね
  • ↑小林さん曰く「キラは子供の目線から見るとめっちゃカッコいいらしいよ
  • 本番になったら全く違うことを言い出す佐藤さんを見てみんな笑いをこらえるので必死
  • ↑小林さんは我が家の犬が亡くなった時の悲しみを思い出したりして佐藤さんの笑いをこらえるとのこと
  • 実は豊永さんは初期はキラよりもヤッタレマン役としての意識が強かったそうな(台本にもヤッタレマンの方に名前が載っていた)
  • 魔道具の名前でゲラゲラ笑っていた白石さん
  • 小林さんが出産祝いで貰った桐の箱をデッキーに改造した
  • ボルツの収録時は叫んでばかりなので毎回エナジードリンクを用意していた白石さん
  • 小林さん「ボルツにはラーメン屋の親父も火文明も取られたのでジェラシー感じちゃう
  • キャップやべぇよね……青年誌だったら闇堕ちしててもおかしくない過去なのにあの明るさはすごいよ
  • ももちゃんもやべぇよね→デュエマのヒロインはただ可愛いだけではない
  • 佐藤さん「ももちゃんに誘拐されました」白石さん「ももちゃんはお姫様で世間知らずだから」
  • クリーチャーのCGの力の入りようは凄い
  • ジョー編は真面目な時とギャグやってる時のふり幅がデカい(金のボルバルザークとかいい意味でひどい話だった)
  • ジョー編初期のデッキーは中々声が出なくなったので初期では微妙にキャラが違うらしい
  • 白石さん「ボルツは家族が出てこないからジョーたちがうらやましい」
  • 自然部名使いのドローバンクはどれも濃かった(ハニーQの「ファイブセンスダゥンヌ……」とか)
  • 面白いクリーチャーは大体ゼーロ役の森田成一さんがやってた
  • 森田さんはゼーロ時代は周囲のキャラがカードの解説とかをやってくれていたので、ゼーロJr.をやるようになってからは何が起きているのかわけがわからなくなったという
  • 豊永さん「頼むスター進化しないでくれ!(《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》とかをフルネームでいちいち言うのが大変)
  • (デッキーの退場シーンを見て)これ泣かないでいられる人いる!?

 

 といった感じでした。例によってめちゃくちゃ多くて自分でもビビってしまいます。それほどまでに声優さんたちがデュエマへの深い想いを抱いていたことも感じられるので、今回のオーディオコメンタリーも見ることが出来て良かったです。(もう最終回の収録も終わり、毎週収録に来なくて良くなったことに一抹の寂しさを覚える白石さんたちのエピソードなどは特にウルっときましたね)

 

そして次回でいよいよデュエマキングMAXも最終回。1か月待たされたジョー編の最終回がどうなるのか、非常に気になるところです。そしてこのシリーズの完結を以て、小林さんもデュエマを卒業するという事実にも様々な感情が渦巻いてきます。20年に渡りデュエマを支え続けてきた小林さんへの感謝も込めて、今回はここで筆を置きたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:その幽霊の正体はロケット団に殺されたガラガラであることは有名な話である。

*2:恐らく『デュエル・マスターズ(2017)』第17話でのシーンと思われる。