新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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さぁ、はじまるぞ。新しい世界が!(雑記 2022.8.7)

 

 

 

 約2週間前にその存在が明らかとなった『仮面ライダーギーツ』。その制作発表が本日行われ、様々な情報が公開されました。番組Twitterでもギーツ以外のライダーのシルエットが解禁され、一気に世界観の広がりを見せてきましたね。

???「それにしてもこのアカウントはコンコンと変な語尾をしてるジオね~」

???「番組の公式Twitterであることをもっと自覚して安易な語尾はやめるべきティラ!」

 

metared19.hatenablog.com

↑初報時の反応については上の記事を参照。

 

 最初にギーツの情報は報じられた際も様々な反応がありましたが、今回の発表はそれを上回る結果で盛り上がったことでしょう。かくいう僕も上の記事にある予想とはまた別の要素に何度も驚かされました。今回はそんなギーツの情報の内、新たに明かされた要素について語っていきたいと思います。

 

 

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 まず上の動画から読み取れる情報について。こちらは主人公である「浮世英寿(うきよ・えーす)/仮面ライダーギーツ」のキャラクターがまず目を引きました。何でも人並み以上に出来るという天才キャラで、立ち振る舞いからもどこか優雅なものが感じられます。良くも悪くも謙虚だった令和ライダーの主役の中では珍しく、自分をグイグイ主張してくるタイプになるのでしょうか。ミステリアスな出自も気になるばかりです。(それにしてもこの英寿の次は『ドンブラザーズ』のタロウと、天才肌の主人公が連続で見られるのかぁ……

 サブライダーについては「桜井景和(さくらい・けいわ)/仮面ライダータイクーン」に「鞍馬祢音(くらま・ねおん)/仮面ライダーナーゴ」、「吾妻道長(あづま・みちなが)/仮面ライダーバッファ」といきなり多いです。しかもそれぞれ就活生、家出娘、野心家のライバル(?)と個性もかなり強めのようです。個人的には平凡ながらここぞという時の正義感が強そうな景和にまず好感が持てますね。

 そして「ツムリ」と「ギロリ」というデザイアグランプリの運営者たちも気になるところ。見るからに怪しくてこいつらが黒幕だろうな……と早速疑ってしまいそうになります。特にギロリは演じている忍成修吾(おしなり・しゅうご)さんは本作のベテラン俳優枠(ライダーファン的には劇場版『ウィザード』での出演していることで有名ですね)として、本作のどこか胡散臭い雰囲気を醸し出してくれそうです。

 

 

 続けて本作のライダーについても興味深い情報が多かったです。参加ライダー全員が基本形態である「エントリーフォーム」にそれぞれ装甲を追加していくことで強化する形式というのが中々に面白いです。別々のライダーが同じフォームを使う互換性があるという点にはどこか胸を躍らせてしまいます。この武器を追加する「レイズバックル」をどのように入手していくのかはまだわかりませんが、本作のゲームを有利に進めていくうえで重要な要素になっていくであろうことは伝わってきました。

 また各ライダーのモチーフも面白いですね。主役のギーツがキツネである時点で面白いのに、2号のタイクーンがタヌキモチーフだとわかった瞬間吹き出してしまいました。また今回詳細が明かされなかったライダーもそれぞれペンギン、パンダ、ヒツジとライダーのモチーフとしてはかなり珍しいものばかりです。このチョイスにどのような意味があるのか、ついつい深読みしてしまいますね。そういえばパンダ以外は七つの大罪」を象徴する動物に選ばれていたような気が……

 

 あとはやはり、デザイアグランプリについて不穏に感じるものが多かったです。このゲームは「生き残りゲーム」とのことですが、「ジャマト」という怪人から人々を守ることを使命とするミッション内容とはどうにも結びつかないように思えてなりません。ライダー同士の直接バトルが起こりにくそうなルールで、どのように生き残りのデスマッチを表現するのでしょうか?

 単純にジャマトが強くて初心者は簡単に脱落してしまうほどの難易度なのか、はたまた規定のポイントを貯められていないと強制的に脱落させられるのか……など現時点で色々と妄想してしまいます。あるいはルール外で別の参加者を消しているライダーとかも現れそうですね。そもそもジャマトとは何なのかという疑問も湧いてきます。

 ギーツの脚本を担当している高橋悠也(たかはし・ゆうや)氏(『エグゼイド』や『ゼロワン』のメイン脚本でお馴染み)は本作について「生き残らないライダーもいる」「レギュラーと言えども果たして最後まで残れるのか」といった旨の発言をしていました。この口ぶりから見るに、本作はそこそこシビアな世界観になっていくのかもしれません。誰が勝ち残れるのかわからない緊張感が描かれそうなことに期待が高まりますね。でも人気になったキャラは退場しても復活するんでしょ?僕は詳しいんだ。

 

 

 そして最後は主題歌情報。ギーツの主題歌を歌ってくれるアーティストは倖田來未(こうだ・くみ)氏、そして湘南乃風(しょうなんのかぜ)の皆様であると報じられました。正直この情報が1番衝撃的でしたね。後者は『鎧武』で歌ってくれた経験があるものの、前者は全くの予想外です。一見すると正反対のようにも見える双方が、どのような科学反応を起こしてくれるのかについてもドキドキが止まりません。

 作品の音楽担当をしてくれるのが佐橋俊彦(さはし。としひこ)氏というのも嬉しい情報。『ジオウ』以来となる起用ですが、あのクールな音楽がまた聴けると思うと楽しみになってきました。ギーツを彩ってくれる音楽関連はまず素晴らしいものになりそうですね。

 

 

 というわけでギーツの製作発表の感想でした。例年と比べると落ち着いた雰囲気で驚き自体も少なかったものの、ワクワクさせられる情報ばかりで実に楽しかったです。出演者の皆様のトークも軽快で、かつ和気あいあいとしたもので聞いていてほっこりしましたね。(事務所の人たちにからかわれるエピソードが多くて可愛い……)何よりギーツもまた楽しめそうな作品であることに喜びを覚えます。

 現在放送中の『リバイス』がもうすぐ終わってしまうという事実に一抹の寂しさも覚えますが、これもまた毎年の風物詩。バイスを楽しんだ1年に感謝しつつ、ギーツから始まる次の1年をキチンと受け止めていきたいと改めて思いました。これからも続くライダーの世界にワクワクしつつ、今回はここで筆を置きたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。