やりたいことをやってみよう！
ブラック契約を交わしてくるとかシモカワチャンネルさんには幻滅しました、パパリンをスリーブにします
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- シモカワチャンネルのコミカル劇場
今回のデュエマWINは番外編。TCG系の人気YouTuberの1つである「シモカワチャンネル」とのコラボ回が展開されました。時系列もリッパー教授がマイハマ学園に来る少し前、ウィンがシラハマに帰省していた時というのも特徴的。ウガタをはじめとしたデュエマさいこークラブメンバーではなく、パパリンやランナーといったシラハマの仲間たちとの様子は自然と懐かしさを覚えましたね。この空気感はさながら前作に戻ってきたような気分です。
それはともかく、今回のコラボ相手であるシモカワチャンネルの2人「シモ」さんと「カワ」さんのやりたい放題が目立つ回でもありました。本作の世界における人気ディーチューバーとして登場し、動画投稿の極意を教えると評してウィンたちを振り回すやり方は実にデュエマアニメのゲストらしい無法ぶりです。中でもランナーたちを無償で働かせる「ブラック契約」を持ち出すあくどさを見せるのは何とも新鮮でした。（まぁ後述の通りドッキリだったのですが）良くも悪くもYouTubeでのノリをほぼそのまま持ち出しているので人を選ぶギャグが多かったのですが、個人的には概ねクスっときましたね。
その活動もかなりバラエティー豊かで、見ていて楽しいものが多かったです。ランナーのデッキ紹介で辛辣なコメント→ブチ切れランナーが【ジョバンニランデス】を持ち出してきた時には吹き出しましたし、ミノマルたちガイアハザードのコスプレ劇場が始まった時は思わず興奮してしまいました。（パパリンが中の人繋がりでホカベンのコスプレをやった*1のがここすきポイント）最終的に今回の出来事が全て動画の内容だったかのように見せるメタ的演出まで含め、普段とは一味違うコミカルさがありましたね。
- オマージュとガチ戦術の嵐
そんなシモカワチャンネルのノリはデュエマでも発揮。ウィンVSカワさんのデュエマでは、カワさんが勝太のドローバンク（スペシャルドロー）をオマージュしてきた時は思わず仰天してしまいました。それだけでなくそのドローで引いた《CRYMAX ジャオウガ》でアバクの鬼S-MAX進化バンクまでやってのけるのでもう笑いが止まらなかったです。例によってやりたい放題でしたが、元ネタと比べても割と忠実だった辺り、かなり真剣にパロっていることが伝わってきました。（鬼の槍と一体化したカワさんのビジュアルが妙に似合っているっぽかった点もじわじわきます）
それでいてデュエマのプレイングそのものは本作らしくガチに描かれていたのも見逃せません。アビスの墓地戦術対策としてついにアニメで《若き大長老 アプル》を使ってきましたし、それが除去されることを見越してウィンのテンポロスを狙う描写にはニヤリときました。現実のデュエマでもある程度見られる戦術が、今回実在のカワさんによってよりリアリティが増していたように感じます。最終的には案の定、ウィンに逆転されてしまうのですが、カワさんのガチぶりはある程度にアピール出来たのではないでしょうか。
といった感じでシモカワチャンネル好きにはたまらないであろう内容だった今回。ウィンに本気を出させるためのドッキリ企画だったオチや、そんなシモカワ＆パパリンを邪神タイムでスリーブ（タカトミさんこのスリーブ発売する予定はありませんか？）に変えてしまう仕返しにも笑ってしまいました。上述にも書いたように人を選ぶコミカルさでしたが、その分ハマれば結構楽しい回でもあったと思います。
そして次回は本編に戻って再びリッパー教授の暗躍パートが再開。今度は邪神くん自身に矛先が向けられるとのことで、教授が邪神の力の解放を求めていることがほぼ判明したのが興味深いです。マイハマを救うと言っている教授ですが、危険な邪神を利用して何を企んでいるのでしょうか。
他には心の館に続く「技の館」なるものが出てくることが注目ポイント。心の先生に続く技の先生が出てくるのか？やはりリッパー教授と心の先生たちはグルなのか？そういった考えが頭に浮かんできて仕方がありません。その辺りの関係性がはっきりしていないのは結構モヤモヤするので、次回で説明をしてほしいですね。
ではまた、次の機会に。
*1:パパリン役の菅原雅芳さんはホカベンの他にもラビット大佐やケントナークなど、デュエマアニメで多くのキャラを演じている。
