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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その28(雑記 2023.12.16)

 

 

 2023年が終わりを迎えつつある中、来年の作品など気になる情報の多さに目を回す今日この頃。今回はそんな中でもひと際話題になっている『ガンダムSEED』の劇場版の情報をメインに雑記記事をやっていこうと思います。例によってジャンルが様々なことになっていますが、読者の皆様には興味のある部分だけでも読んでいただければ幸いです。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

憎しみと争いが充満する世界で、キラ・ヤマトは何を想う

 

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 いよいよ来月末に公開が控えた『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。その本予告が先日ようやく解禁されましたが、中々の情報量の多さに目が回ることになりました。以前から公式サイトで公開されていたストーリーや相関図の時点からだいぶ複雑だったのに、判然としないストーリーの全容と様々な追加要素によって爆撃されたような気分です。何よりキラたちに待ち受けるであろう困難を予感するだけで何とも言えない切なさが込み上げてきます。

 さて上の本予告映像ですが、冒頭からコズミック・イラの惨状がインパクト強めに炸裂していましたね。今もなおコーディネイターナチュラルの争いは続いていると予習していたものの、核ミサイル投下といったとんでもない描写がサラッと映された時の衝撃は計り知れません。加えて冒頭から映った「憎しみの連鎖が絶えない世界」という字幕があまりにも的確で、数あるガンダム世界の中でもぶっちぎりで荒んでいるコズミック・イラを久しぶりに実感しました。(あとブルーコスモスが未だに暗躍していることにも驚いていたり

 そのうえ本作の敵と思われる新興国ファウンデーション」の面々の目的が「コーディネイターを超える種を作り上げる」らしいのですから余計に頭を抱えてしまいます。ただでさえ種族間での戦争が絶えないのに、さらに新しい種を創造するとか考えただけで恐ろしいです。絶対に混乱が広がること間違いなしな事態を起こそうとするファウンデーションの女王であるアウラ・マハ・ハイバル(CV.田村ゆかり)」の幼い見た目に反した壮大な野望の真意は果たして何なのでしょうか。

 

 あとはやはり以前から何かと仄めかされていたキラの闇堕ち展開の可能性が気になるところ。いやそんなまさかとは思いますが、ラクスがファウンデーションの宰相「オルフェ・ラム・タオ」と一緒にいる場面を目撃したり、そのオルフェに色々言われたりするシーンで見ているこちらにそのまさかの予感を抱かせてくるのが上手いです。というか「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト!!」なんて直球なセリフまで出てくる始末ですし、制作側も狙ってやっている感じがしますね。ウルト〇マンタイガ「キラさん、闇の力の負けないでください!!」

 個人的にはキラは一時は暴走するものの、何やかんやで戻ってくると予想しています。とはいえそろそろ追い詰められすぎて自分の命を犠牲にする展開とかが待っていそうですね。キラは割と自分の命を蔑ろにしそうな面があると思っているので、自分が死ぬことで世界が救われるなら迷わずそれを選択するかもしれません。(まぁストーリーの全容もわかっていないうえにここまでただの憶測なので、どうなるのかははっきりと言えませんが)楽しそうな写真が一瞬映るのもあって、キラたちには何とか生き残ってほしいものです。

 

 他にも剣を持ってチャンバラするシンや何やら神妙な顔つきのアスラン(こいつまたサラッと別勢力に所属している……)、あと懐かしのキャラ諸々と目に留まる要素がいくつかありますが、これらが本当に映画1作でまとまるのか?という疑問も同時に湧いてきました。何とも壮大な雰囲気を醸し出す本作では終わりそうな予感があまりしないので、実は3部作だと後から告知されても納得しそうです。いずれにせよあの殺伐としながらもわずかな希望を信じ続けるSEEDの物語に、新たな形を示してくれることを期待したいです。

 

 

ジャマトがもたらす未来は破滅か?それとも……?

 

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 今年8月に完結した『仮面ライダーギーツ』のVシネクスト作品の情報もついに到着。正式タイトルが仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキングに決定しストーリーの一部も明らかになりましたが、思った以上に深刻そうな雰囲気に驚かされました。夏映画や今度公開される『ガッチャード』との冬映画がコミカルで明るい内容に仕上がっている分、こちらでシリアスかつ暗めに作っていくのかもしれません。

 肝心のストーリーは1000年後の未来を滅ぼしたとされる破壊神「ゴッドジャマト」の誕生が近づく中で起こる様々な異変、それらと戦う仮面ライダーが描かれる模様。変異種のジャマトが前触れの如く発生したり、白髪の英寿が「仮面ライダードゥームズギーツ」に変身して景和たちに襲い掛かったりと、予告映像とあらすじの時点で大分カオスの様相を呈しています。

 特に白髪の英寿が何者なのかという問題ですが、上の映像からし未来からニラムが送り込んだ存在かと思われます。ゴッドジャマトの誕生を阻止するために、その可能性ごと潰そうとしているのかもしれませんね。それで何故景和たちを襲うのかはまだわかりませんし、本編の英寿とギーツ同士の対決を繰り広げるとのことですからまた信用してはいけないのですが。

 そして個人的に最も目が離せないのが道長。何故か復活したベロバによって残っていたジャマトの力を引き出され、「ブロージョンレイジ」なる新フォームへと変身を遂げてしまうようです。このバッファ新フォームが非常にゴツくてカッコいい反面、ベロバに無理やり変身させられた実質暴走フォームであることにショックを受けてしまいます。

何より「ジャマトの力で変身」という点が不穏。これらの要素からそのゴッドジャマトとは道長なのではないか?という考えが浮かんできてしまいました。暴走の末ジャマトとして未来を滅ぼしてしまうのが道長の成れの果て、という展開は実にあり得そうで鳥肌が立ってきます。それ故に本作の最後には道長が死んでしまうかもしれない、という予感までしてきました。未来の破滅が関わる重めのストーリーで待ち受けるギーツの真のラストとは一体何か、こちらも公開が楽しみです。

 

 

 

終わりを迎える大奥の世界&ちょっとしたサプライズ

 

 

 今季のドラマの中でも個人的に最も注目して視聴していたよしながふみ氏原作の『大奥』。それが今週ついに完結し、長きにわたる男女逆転社会大奥の物語の幕が閉じました。駆け足気味だったものの重要なシーンはしっかりと作って魅せてくれる内容に毎週魅了されていた身としては、その終わりに感動と幾ばくの寂しさを抱いてしまいます。ともあれ原作漫画へのリスペクト溢れる見事な実写化を果たしてくれた制作陣に、まずはひとまず感謝の言葉を伝えたいところです。

 最高の実写化を本当にありがとうございました!!

 

 

 さてそんなドラマ大奥ですが、最終回ということもあって様々なサプライズが用意されていました。これまでの出来事を遡っていく回想の後に懐かしの家光と有功(お万の方)の再登場など、ここまで見てきたからこそウルっとくる要素が満載で何度も心動かされましたね。

 中でも驚きだったのが家定の最期を看取った医者・黒木源一郎(医療編で登場した黒木の孫ですね)役として、声優の宮野真守さんが出演したこと。聞こえてくる声の性質からしてまさかマモさんか?と思っていた中、顔見せした瞬間の衝撃は計り知れませんでした。声優さんの出演と言えば既に津田健次郎さんが井伊直弼役で出演していましたが、これは流石に予想外です。

 調べてみたところ、宮野さんはNetflixにて配信中のアニメ版大奥にて有功の声を当てているとのこと。恐らくはその縁もあって最終回でサプライズ出演を果たしたのでしょう。その結果本作で有功も演じた福士蒼汰さんとの共演を果たしたのも中々にエモいですね。ドラマとアニメ、それぞれの有功が一堂に会したと考えてあのシーンを思い返してみると、悲しく切ないシーンながらもどこか胸が熱くなってきます。そんな遊び心も忘れないドラマ大奥に感動を覚えつつ、その終わりをしっかり噛みしめていきたいところです。

 

 

ドリフターとメイガスたちの物語、いよいよ再始動

 

 

 2023年夏アニメの1作として放送された『SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)』。その第2クールの放送が来月から開始されることが先日告知されました。ロボットアニメとボーイミーツガールとしての手堅さに満ち溢れ、見るたびにハマっていた本作の続きがいよいよ見られることに高揚せずにはいられません。ノワールの別人格であるミステルの登場に合わせノワール本人が眠りにつく気になる状況で終わっていたのもあって本当に楽しみになってきました。

 他にもスパイ活動を続けざるをえないシエルの過去やトキオと黒仮面ことナハトの関係など、謎を多く残しているのでそれが如何にして明かしていくのも見どころの1つになりそうです。ここまでカナタをはじめとした人物の描写に力を入れている本作なので、これらの要素をどう料理していくのかに関してもある程度安心感がありますね。その点でもかなり楽しみです。

 

【第1~8話フル公開】アニメ『SYNDUALITY Noir』イッキ見 ウォッチパーティー| Disney+ (ディズニープラス) - YouTube

 

 またせっかくなので、現在第1クールの1話から8話までをYouTubeで無料配信していることをここに書いておこうと思います。上のリンク先から見れますが、8話までの内容をまとめて1つの動画に収めているのがすごいですね。(本作に限らず、最近のYouTubeではアニメ全話を丸ごと何時間にも及ぶ動画にまとめている配信が多いですね)8話というとちょうどコミカライズで頑張っているエリーの主役回までですが、1話1話がある程度まとまっているので見やすいのでまで見ていない人にもおすすめしたいところ。そして2期の放送を、一緒に楽しんでくれる人が増えてくれれば幸いです。

 

 

 冒頭でも触れましたが、もうすぐ2023年が終わろうとしています。思えば今年もあっという間に感じてしまいますが、そう感じるのは年を取ったからでしょうか。いずれにしてもどこか寂しい気持ちにさせられます。とはいえ上述のように新作のアニメや特撮など多くの楽しみが来年に控えているので、2024年も変わらず楽しんでいきたい所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。