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2024年冬アニメ簡易感想 その17

 

 

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 大人気漫画ONE PIECE』のコミックス最新108巻が先日発売され、その記念動画が公開されました。驚くべきことにおぱんちゅうさぎ』などで知られる人気クリエイター・可哀想に氏とのコラボムービーになっており、氏が描いたであろうルフィたちワンピースのキャラの絶妙な緩さとブサ可愛さに肩の力が抜けてしまいました。裏でウィーアー!と一緒に流れる謎のリコーダー演奏のBGMがこれまた脱力させてきます。

 動画の内容もカオスを極めており、ワンピースの数々の名シーンを全力でおちょくったようなシュールギャグを連発してくるので原作を知っている人ほど驚くものになっていると思います。特にゾロで三代鬼徹で悪運を試すシーンやスモーカーと三段アイスの女の子のやり取りなど、ネットでコラ画像にもなったりしているネタまでやってのけているのは怖いもの知らず過ぎて一周回って尊敬してしまいそうです。(個人的には「「私はロボットではありません」のネット認証に苦悩するフランキー」で腹がよじれるくらい笑ってしまいました)謎コラボの多いワンピースもここまできたか……と思わせるインパクトの強い動画でしたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター テラパゴスのかがやき

第41話「キョーレツかーちゃん現る!」

 前々回に引き続きまたもやドットの主役回。彼女の母親である「ブランカ」が登場し家族のことについて色々明かされましたが、まずブランカ母ちゃんのグイグイくるキャラに圧倒されました。思ったことを矢次早にまくしたてる様子はサブタイ通りの強烈ぶりで、ドットが苦手意識を持っているのも何となく理解出来ます。とはいえ娘を真っ当に心配するなど、母親としての愛情は確かに感じられるので結果的にはほっこりさせられますね。ポケモンバトルで本音を聞き出すスタイルやまよなかルガルガンとのパートナー関係なども魅力的です。

 そしてドットがライジンボルテッカーズに入った理由も判明。閉じ籠っていた自分に限界を感じていたところを、フリード(ポケモン博士らしく論文発表していた事実にびっくりしたり)の勧誘を経て飛び出した経緯に膝を打ちました。そこからしばらくは船の中で閉じ籠っていたのは考えものでしたが、今では自分のやりたいことをハッキリ言えるくらいになったことにちょっと感銘を受けますね。クワッスがけたぐりを覚えるくだりも、そうしたまだ見ぬ可能性への模索が感じられる場面だったと思います。

 余談ですがドットの決心などの過程にまたもやナンジャモが関わっていたのはちょっとした注目ポイントぐるみんの配信形態も何気ない質問の答えが関わっていことを知り大いに納得させられました。憧れの配信者の背中を追いかけるドットと、そんな彼女を見守るナンジャモの関係にどこか微笑ましさを覚えますね。

 

 

ダンジョン飯

第9話「テンタクルス/シチュー」

 1話で離脱した元パーティーメンバーの1人「ナマリ」が登場した今回。報酬前提で動くドライな人物かと思いきや、危なっかしいライオスたちを心配したり信頼を寄せたりと情に厚い姉御肌であることが徐々に伝わってきましたね。むしろかつての仲間を放っておけない様子には一気に好感が持てました。マルシルとファリンのことに関してぶつかったりもしましたが、最終的に鍋を囲んで和解出来て何よりです。

 またパーティー間における報酬の関係性や、迷宮における蘇生術の概念など興味深い情報が多かったのも見どころでした。前者は金銭が絡む以上こうした避けられないことだと理解出来ますし、逆に後者は蘇生を「死そのものを禁じる“呪い”」と表現していたのが斬新ですね。RPGの要素を上手いこと現実的な観点で説明付けられるようにしている、本作の世界観に改めて唸らされます。

 そして肝心の料理パートではテンタクルス、つまり触手をバナナのように食べる絵面に愕然。グヘヘな展開にならないところもある意味でこの作品らしいです。それ以上に前回あれだけ苦戦したウンディーネを煮込んでシチューにしてしまったことに衝撃を受けました。魔力回復を狙っているとはいえここまでくるとかえって感心させられます。

 

 

勇気爆発バーンブレイバーン

第8話「また会おう、スミス」

 スミス、嘘だろスミス……サブタイに加えて始まってからの連続死亡フラグに嫌な予感がしていた中、まさかの自爆特攻で退場してしまう展開に唖然となりました。彼らの前に現れた「クーヌス」の気持ち悪さと絶望感も相まって、追い詰められたスミスの決死の行動にショックを受けずにはいられません。勇気爆発(物理)ってそういうことかぁ……などと言っていられないほど情緒をぐっちゃぐちゃにされましたよえぇ。

 また今回はデスドライヴスが一気に3体も登場・強襲してきたのが絶望感を加速させていましたね。上のクーヌスの他にも「ヴァニタス」と「ペシミズム」とこれまた強さもキャラも濃い連中が揃っていて、ブレイバーンすら対処が難しい状況にはハラハラさせられました。一方でクピリダスごと敵の母艦と思われるものが破壊され、「もう奴らは復活しない」ことが判明したのは光明と言えるかもしれません。

 何よりスミスがここで退場しそうにないこと、ブレイバーンが例によって敵側の事情におかしいことから両者の関係性を色々と考えてしまいますね。個人的な妄想ですが、何やかんやで生き残ったスミスがクーヌスを元にブレイバーンを制作したのではないか?と今のうちに予想しておきます。(ブレイバーンとクーヌスってほら、どっちも言動が気持ち悪いし無関係に思えないから……)

 

 

葬送のフリーレン

第25話「致命的な隙」

 ついに開戦したフリーレンの複製体とのバトル。フェルンが知っていたフリーレンの隙を突き、ゾルトラークで仕留めるまでの流れを作戦会議まで含めて描く内容に不思議な感覚を覚えました。切羽詰まった状況ながらゆったりと着実に進む時間、そこから飛んでも作画で繰り広げられるフリーレン同士の魔法バトルの緩急は見ていて情緒を揺さぶられます。また手練れの古豪だからこそ見せる魔力完治の切り替えの隙・新しい魔法への耐性の無さを明確に見せてきたのは面白かったですね。そうして強敵の師匠を討ち取ったのが後述のゼーリエの忠告通り、人間の魔法使いである弟子という構図に胸が熱くなります。
 そして回想シーンではフランメ亡き後のフリーレンとゼーリエの会話が印象的。魔法が好きで多くの人に広めようとしたフランメの生き様を見た2人が、寿命の短い人間だからこその決断であることを学ぶ過程にハッとさせられました。わずかな時間を生きる中で何かを残していく人間の底力と、それを魔法によって押し広げるフランメの考えはとても素敵だと感じますね。対してゼーリエが「魔法は特別であるべき」と主張しながらも、フランメへの想いや彼女のやり方に微笑んでいるような態度を取っているのが興味深いところ。現代パートのフリーレン共々、エルフの2人はそんな人間たちの可能性に魅了されているのが読み取れます。

 

 

遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!

第99話「ラストセミザムライ」

 如何にも空元気なユウディアスに切ないものを覚えたのも束の間、誰も知らない超穴場テーマパークの話になってからは謎の間違い探し状態に驚くことになりました。画面端に一瞬だけ映り込む込む謎の影を一時停止しては確認しまくる作業をする羽目になって疲れましたね。またテーマパーク名が「ななほし昆虫忍者村」ということでナナホたちの先祖と思われる従業員が登場しましたが、ダウナーな態度の割にみんな割とハイスペックだったのも面白おかしかったです。こんな面白遊園地が何故寂れてるのか不思議でしたが、ムツバ町の雑な着陸が原因だとわかった時のシュールさは忘れられません。

 そんな楽しそうな遊園地ながら、もうすぐ潰れることに悲観する従業員とそれに憤るユウディアスの光景に驚かされることに。怒るユウディアスは珍しかったですが、まぁショーとはいえ何もしないやる気なしのラッシュデュエルを見せられれば起こるのは当然と言えます。何より「何もしないのは死んでいるも同じ」という叫びで、前回のズウィージョウのことを思い起こされグッときますね。限られた時間だからこそ全力で向き合ったライバルのことを想い、ユウディアスもようやく本調子になってきて一安心といったところです。それにしてもラストの遊我がラスボスっぽいのはどういう……?

 

 

トランスフォーマー アーススパーク

第22話「ハッとしてネット!?」

 大ピンチのハッシュタグを救出してのゴースト基地大脱出が繰り広げられた今回。みんなでこっそり侵入したり、スカルクランチャーを利用して出口まで走り出すなど少々メタルギア感のあるアクションの連続でハラハラさせられました。(そしてその過程で吹っ飛ばされたサウンドウェーブはちょっと可哀想)何より前回は大きなやらかしをしてしまったハッシュタグが、自分の能力を駆使して経路を導く活躍を果たしたことに感動させられました。ナイトシェードも家の地下に秘密基地を増設し、新たなテランたちのスペックの高さと情緒の豊かさは見ていて何とも微笑ましいです。

 そんな妹・弟たちの力になろうとしたツウィッチお姉ちゃんの奮闘も見逃せません。最初は焦り気味でしたが(「ビーみたいに」とビーのような頼れる大人になろうとしていた点がここすきポイント)、バンブルビーのアドバイスを経て「次の手を考えること」「仲間を頼ること」をしっかり覚えて実行してみせた辺りに成長を感じられます。姉・兄だからしっかりしなきゃ!と肩肘張らずに「誰かを思いやる気持ちは大切」という言葉で締めるラストも素敵でしたね。ハッシュタグの方が大きい身長差姉妹下の子の肩に上の子が乗る絵面が戸愚呂兄弟みたいだなにほっこりしつつ、温かい気持ちにさせられる回でした。

 

 

 そういえばワンピース最新刊の方も気になりますね。僕はジャンプ本誌ではなくコミックスでまとめて読む派なので、海軍が攻めてきた後の状況を把握しておきたいところ。どれどれ最新刊のタイトルは……

 

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ONE PIECE』108巻〝死んだ方がいい世界〟

 

 …………あ~、これは上のコラボムービーとかでは隠し切れないほど重苦しいことになりそうですねぇ…………

 

 

 ではまた、次の機会に。